数年振りに熊野へとカワハギ釣りにやってきた。毎年この時期になるとカワハギ釣りに出かけようと船の予約を入れるのであるが、
都度時化による出船中止に見舞われずっと行けずに終わっていた。今回も前日に暴風となり出船が懸念されたが当日は見違えるような
快晴で波も風も無く絶好の船釣り日和となった。熊野沖でのカワハギ釣りは水深が約 50m と深く手返しが大変になるのであるが型が大きく釣り応え
があるので楽しみである。ポイントに到着しいざバトル開始であるが、あろう事かカワハギからの反応は筆者の竿には全く無く上がってくるのは【ベラ】,
【フグ】,【サクラダイ】といった外道ばかりである。最初のポイントでは本命 “0”という悲しい結果になり先が不安になってくる。場所移動を
行い漁礁へと移ると根掛かりは多いが本命の当たりがちょこちょこと増えてきた。高活性というほどではないが除々に当りが取れるようになってくる。
だが今回の筆者は何故か致命的に針掛かりさせた後のバラシがとてつもなく多い。。。それも大型の物ほどよくバラす形で水深 50m で合わせ 30m 付近まで
巻き上げた所でバラすといった感じである。筆者の釣座は船長から良く見える場所であったため、バラすたびにまたバラしおったといった感じで
言われ、だんだんと掛けるのが恐怖になってくるのである。結果的には13匹で船での釣果数として少々物足りない内容となったが、釣った数以上にバラしている
事は間違いない結果となった。船長いわくどうやら筆者が使っている竿がだめなようでカワハギ釣りに最適な竿は竿先が細く敏感であるが胴ノ部分は硬い
方が途中でバレす事が少ないようである。筆者の竿は全体的にやわすぎるためバラしやすいとの事であった。 【船から見た海の風景】 【今回の全釣果】 【サイズアップのカワハギ29p】 【ウマヅラハギも大きくサイズアップ38p!】 【今回の追加魚種 サクラダイ】 【カワハギは薄造りに!】 |