【国見岳】 くにみだけ 1170m

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登山日 2011年1月8日
山域 鈴鹿山脈
コースタイム 7時間04分 (休憩時間約35分含む)
コース 蒼滝駐車場(8:00)〜裏登山道一合目(8:20)〜藤内小屋(9:19)〜ゆるぎ岩(11:34)〜国見尾根分岐(12:04)〜【分岐からすぐだがあまりの積雪に国見岳頂上は不登頂】〜国見峠(11:27 休憩5分)〜藤内小屋(13:35 休憩30分)〜裏登山道一合目(14:50)〜蒼滝駐車場(15:04)
天候 曇り
駐車場 蒼滝無料駐車場(3か所で70台程) , トイレ有り
日帰り温泉 湯の山 片岡温泉 ・  湯の山温泉 ホテルウェルネス鈴鹿路
備考 ※2008年9月の集中豪雨により鈴鹿スカイラインや一部の登山道が規制されています。
登山前に菰野町観光協会などのHPにて確認をお薦めします。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 一部ピストンの周回コースです】


断片図

【断面イメージ図 日帰りコース】




【承認番号 平22業使 第8号】
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の了承を得て同院発行の 数値地図25,000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。」
承認を得て作成した地図画像などを複製及び使用するには国土地理院長の承認を得なければなりません。



山行のつぶやき

昨年は登山復活宣言!という事で比較的精力的に山行計画を立て登山に出かけてきた。今年はそれ以上を目標に早速、 初登山に出かける事とした。年末年始の寒波によって山は雪が積もっているだろうという事で久しぶりの鈴鹿雪山登山へとやってきた。 蒼滝駐車場へ車を止め裏道登山道を通りまずは藤内小屋を目指す。いつもの冬であれば積雪は多くても膝程度なのであるが今年は登山開始 早々麓付近から20p程の積雪となっている。かなり雪が多いなと感じながら登って行き藤内小屋までたどりつく頃には既に膝下当りの積雪と なっていた。藤内小屋からは裏道を経由して御在所岳を目指すのが冬季の一般的ルートとなっており、この日も登山者が多く見られたが周回コースを 取ろうと国見尾根経由で国見岳へ登り裏道から下山しようと迷わず国見尾根方面へとコースを取る。国見尾根方面へは先行者のトレースが全く 付いておらず新雪の状態であったが積雪期に何度か登った事があるため、道は分かるであろうと軽く考え登って行く。ただこの考えが甘かった のであるが・・・急登の尾根道は登るにつれ雪が深くなり足が取られなかなか進めない状態となってくる。急斜面を無理矢理登って行き正直 何度も引き返そうかと悩みながら標高を稼いでいく。山頂付近まで行く頃には雪の深さは腰近くまで達し完全にラッセルを強いられる状態で ここで天候が崩れると本当に遭難する恐れがあるなと感じながら進み周回最高地点となる頂上付近まで行った所で愕然となった。ここまで くれば逆から登ってくる登山者のトレースであとは歩きやすいと考えていたのだが結果的には無人でありトレースも全く付いていない状況であった。。 体力的にかなり消耗していたのだがここで立ちすくむわけにもいかず、今回は国見尾根分岐から右方向へすぐの国見岳頂上踏破は無理をせずあきらめ 左方向の国見峠へと目指し再びラッセルを開始し下っていく。国見峠までなんとか やってくるとここで藤内小屋以来の登山者と遭遇しほっと一安心する事ができた。ここからは登山者に踏み固められたトレースをたどり下山する だけであるので安心出来たが、積雪が多い状況の中トレースも無い状態で無謀に突き進むのはつつしもうと思ったのであった。下山途中藤内小屋で 頂いたレモンティーは冷えた体にはたまらなく美味しく感じたのであった。冬季国見尾根コースは経験者向けで雪山初心者はあまりお薦め出来ないと 思われる。
2011年初登山はなかなかハードに幕を開けた形でスタートを切り昨年以上にハードな1年にしようと頑張るのである!

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【蒼滝無料駐車場】
トイレも有ります

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【トイレの駐車場の奥から進む】
ここからロープウェイ方面へ向かう

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【ここを直進して階段を下りる】
ここを抜けて登山口に向かう



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【裏登山道1合目に到着!】
ここから登り始める

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【新しくなった鉄橋を渡る】
雪で滑らないように進む

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【取りあえず藤内小屋をめざす】
一旦広場にでる



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【菰野山岳会山荘】
川の向こうにログハウスが見える

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【七の橋を渡る】
迂回路を下ると七の橋にでる

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【だんだん雪が深くなってきた】
予想より積雪があるなぁ



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【藤内小屋に到着!】
ここから国見尾根方面へ

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【国見尾根方面は誰もいない】
とにかく急坂が続く

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【進むほどに積雪が深くなる】
斜面はかなり危険でした



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【急坂を登り続けやっと一息】
ここから展望が望める

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【ゆるぎ岩を無事通過】
岩場は慎重に通過する

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【ここら辺りから樹氷が美しい!】
無氷のトンネルを進む



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【ラッセルしながらひたすら進む】
積雪は太腿まで深くなってきた

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【やっと国見尾根分岐に到着】
右に少し進めば国見岳

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【お気に入りの岩は視界無し】
御在所岳も全く見えない



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【一面の樹氷は見事】
寒いので即退散

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【ロープを握りしめ下りる】
まさか誰も登っていないなんて・・・

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【国見峠まで降りてきた】
ここからは人がいて安心



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【裏道登山道は人が多く安心】
下山は滑らない様注意

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【途中で雪だるまを制作!】
そのご藤内小屋でのんびり休憩

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【この階段をくだればゴール!】
思いのほか雪深く時間がかかった




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