登山日 |
2013年1月19日(土) |
山域 |
鈴鹿山脈 |
コースタイム |
7時間13分 (休憩・ロス時間など1時間10分含む ※歩行タイムは6時間3分)
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コース |
ロープウェイ駐車場(7:17)〜裏登山道1合目(7:21)〜七の渡し(7:49)〜藤内小屋(8:09-8:19 休憩10分)〜[アイゼン捜索ロス 20分]〜境石の碑(10:02)〜天狗岩(10:59-11:05 休憩6分)〜国見尾根分岐(11:37)〜国見岳(11:46-11:51 休憩5分)〜石門(11:56-12:01 休憩5分)〜国見峠(12:32-12:56 お昼休憩24分)〜藤内小屋(13:38)〜七の渡し(13:55)〜裏登山道1合目(14:26)〜ロープウェイ駐車場(14:30)
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天候 |
晴れ後曇り(頂上付近は粉雪が降っていた) |
駐車場 |
★ロープウェイ有料駐車場(料金は 御在所ロープウェイHPへ),トイレ有り
★蒼滝無料駐車場 トイレ有り
※今回蒼滝に駐車予定でしたが道路に雪が積もっていたので断念しました。
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日帰り温泉 |
湯の山 片岡温泉 ・
湯の山温泉 ホテルウェルネス鈴鹿路 |
備考 |
★トイレはロープウェイ駐車場と藤内小屋(有料)にあります。
★鈴鹿スカイライン(国道477号線)は12月中旬〜4月上旬頃まで冬季通行止めとなります。
※登山前に菰野町観光協会などのHPにて確認をお薦めします。
★国見岳の標高は山と高原地図(1171.5m)・ウィキペディア(1170m)・頂上の看板(1175.2mと1165.7mの2標識有り)どれも表示が異なります。(どれが正解なんだろう・・・ 取りあえず今までの表記どうり1170mにしてあります;;)
★積雪期の国見尾根は初心者の方にはお勧めしません。アイゼンは10本〜12本歯がお勧めです。
※登っている人が少ないため雪が圧雪されておらず、通常の時間よりかなり掛かります。
★裏道は人気ルートなので危険個所・迷う箇所はありません。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)
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【行程イメージ図 湯の山温泉からの一部ピストン周回コースです】

【断面イメージ図 ラッセルが存分に楽しめる日帰りコース】
【承認番号 平23情使 第733号】
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の了承を得て同院発行の
数値地図25,000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。」
承認を得て作成した地図画像などを複製及び使用するには国土地理院長の承認を得なければなりません。
前日の寒波によりかなりの積雪が予想される鈴鹿山脈へと行く事とし、ターゲットをまず人が入っていないであろうと予想される
国見尾根からの国見岳とし勇み突入する。(突入といっても雪が降った後の毎年恒例行事のような物であるが・・・) 登山口となる湯の山温泉付近は
道路が白くなっており期待感が膨らむが、当初予定していた蒼滝駐車場へはノーマルタイヤでは行く事が出来ず諦め、除雪されてあるロープウェイ駐車場へと
車を止め出発する。裏道登山口となる1合目から積雪があり間違いなく今日は雪が多いであろう事を実感しつつ藤内小屋まで登って行く。
藤内小屋でアイゼンを装着し国見尾根分岐までやってくると、予想通り先行者のトレースは全く無く新雪との戦いが幕を開ける。しかしながらこのコース、
今までに先行者のトレースがあった事が1度も無いような気がしている・・・。という事は冬は行ってはいけないのであろうか?急斜面をラッセルしながら
登って行くが、本日の積雪量はかなり多くなかなか手強い相手である。標高と共に積雪量が増え、中々前に進めず体力が消耗していく状況の中、
境石の碑までやってきた。この岩の直上数メートルが恐るべき急斜面となっており、雪が多い状況では登るのが中々厳しくもがきながら必死に登り
きるとかなりの体力消耗となる。登り切ると小ピークに到着し、眼前に雪をまとった迫力の『ゆるぎ岩』『天狗岩』といった奇岩が出迎えてくれる。
予想以上の積雪に苦戦しながらも奇岩を越え山頂付近の緩斜面につくが、普段なら後は舵性で頂上まで到着といった所であるのに本日はそうはいかない。
腰まである雪に思うように前に進めず、尚もラッセル地獄が続いているのである。正直今日ほど 10m という目と鼻の距離が長く感じられた事は無いで
あろう。山頂・石門と立寄りいつも休憩する展望岩までやってきたが案の定、国見峠から登ってくる登山者もおらず国見峠まで
ラッセル地獄が続く事となった。(いつもなら展望岩で雪だるまを作り残してくるのだが、その気力は残っておらず断念) 国見峠で昼食を取り裏道から
下山するが、こちらは登山客が多く圧雪されているため、驚くほど歩きやすくあっという間に駐車場まで戻り行程を終了した。正直な所、予想以上
に積雪が多く軽い雪であったため、これ以上の積雪量であれば国見尾根を登る事はかなり難しいのでは無いかと思われる。急勾配の斜面が何か所
かあり、そこを越えるのが至難の業となってくる気がしている。(あくまで所詮素人レベルの筆者に対しての事であるので、他の方はすいすい登るのかも
知れないのであるが・・・) 今年初の雪山を堪能し充実した山行となった。

【ロープウェイ駐車場】 屋根がない箇所はご覧の通り 湯の山温泉の道路にも積雪あり

【湯の山温泉駅を通り裏道へ】 左の建物がトイレです 今のところ雲が多いなぁ・・・

【裏道登山道1合目】 今日の積雪は期待できそうだ♪ ワクワクしながら登山開始

【蒼滝の分岐は左へ】 帰りに余裕があれば寄り道しようかな

【雪が積もった沢は幻想的】 沢沿いを歩き国道477へ出る

【国道477号線(鈴鹿スカイライン)】 現在通行止めの道路は真っ白だ

【裏道登山道入口】 ここに登山ポストがあります

【七の渡し】 少し先に四の渡しがある

【歩き慣れた裏道を進む】 それにしても中々の積雪だ

【藤内小屋に到着】 ここでアイゼンを装着する

【小屋横から橋を渡り国見尾根へ】 国見尾根は予想通り未踏のようだ

【岳不動尊との分岐】 さぁ ラッセル地獄を楽しむとしよう!

【新雪の急坂をズボ足で登る】 う〜 キツイキツイ;;

【登る毎に雪は深くなる】 ラッセル地獄はまだまだ続く

【境石の碑まで登ってきた〜】 この先数メートルは超急坂!

【小ピークからは絶景の展望】 ハライドから国見岳の稜線が見える

【次はゆるぎ岩と天狗岩を目指す】 小さく目指す奇岩が見えている

【左上方向に見える御在所岳】 ここからでも樹氷があるのがわかる

【少しずつ近づくゆるぎ岩と天狗岩】 まだまだ遠いけど・・・

【奇岩達のアップ】 左がゆるぎ岩、右が天狗岩

【景色を楽しみながら歩く】 冬の国見尾根は筆者のお気に入り♪

【天狗岩まで登って来た〜】 積雪が多くかなり時間がかかった;;

【今は釈迦ヶ岳も遠いなぁ】 秋は縦走したけど今は無理だ;;

【樹氷のトンネルをご機嫌で歩く】 あぁ〜 雲がすっかり多くなっちゃった

【一瞬の青空に急いでカメラを向ける】 青空と樹氷の写真を撮りに来たけど 雲がどんどん出てきて残念;;

【ふぅ〜 バテた・・・】 先頭をほぼ一人で頑張ってきた

【ラッセル選手交代だ!】 やってみると先頭の大変さがわかる

【国見尾根分岐】 あぁ;; 誰も国見岳に行って無い・・・

【国見岳頂上の樹氷】 かなり育っていてモコモコだ

【石門までの数メートルが遠い】 この辺は腰ほどの積雪になっている

【石門上から見た樹氷】 山一面の樹氷が見事だ

【お気に入りの展望箇所を通過】 今日はガスで御在所岳が見えない

【国見峠まで降りてきた】 ここで昼食タイムとしよう

【本日のお昼ご飯はおでん】 魔法瓶にいれてきたので暖かい

【頂いたビーフシチュー載せフランスパン】 こちらも暖かく美味しい〜

【下りは裏道へ下山する】 人も多く雪が圧雪され歩きやすい

【藤内壁方面】 前壁方面には足跡が付いてる

【藤内小屋まで戻ってきた】 裏道の下りは早いなぁ

【鈴鹿スカイライン付近のツララ】 本日の山行も無事終了〜
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