朝明渓谷から釈迦ヶ岳・猫岳・羽鳥峰 周回日帰りコース

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【釈迦ヶ岳】 しゃかがたけ 1092.2m 【猫岳】 ねこだけ 1057.7m
【羽鳥峰】 はとみね 823.1m  

登山日 2013年2月17日(日)
山域 鈴鹿山脈 【鈴鹿セブンマウンテン − 釈迦ヶ岳】
コースタイム 7時間26分 ( 休憩など約 55分含む ※歩行タイムは6時間31分 )
コース 朝明渓谷駐車場(7:40)〜松尾尾根登山口(7:59-8:05 アイゼン装着6分)〜松尾尾根の頭(10:12-10:19 休憩約7分)〜釈迦白毫(10:38)〜釈迦ヶ岳最高点(10:55)〜釈迦ヶ岳(11:09)〜猫岳(11:59)〜[途中昼食休憩 30分]〜白滝谷道分岐(13:28)〜羽鳥峰(13:40-13:52 休憩約12分)〜林道コース分岐(13:54)〜猫谷分岐(14:39)〜朝明渓谷駐車場(15:06)
天候 曇り後晴れ (比較的風が弱く暖かかった)
駐車場 朝明渓谷有料駐車場(広い駐車場 500円) , トイレ有り
※基本有料駐車場ですが売店の貼紙によると、管理人が不在の場合は料金の徴収は行っていないそうです。
※冬季は水が凍りトイレの水が流れません。駐車場脇の湧水をペットボトル等にいれて持ち込むと良いですよ!
日帰り温泉 釈迦の隠し湯 三休の湯(営業日に注意)
備考 ★登山ポストは朝明渓谷駐車場のトイレ前にあります。
★朝明渓谷駐車場は釈迦ヶ岳・水晶岳・国見岳など色々なルートが選択できる拠点です。
★トイレは朝明渓谷駐車場にあります。
★今回のルートは道標などもあり特に迷う箇所は無く比較的歩きやすい登山道です。
※積雪期の釈迦ヶ岳は人が少ないので入山には注意してください。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 朝明渓谷からの周回コース】


断片図

【断面イメージ図 稜線上の景色が楽しめる日帰りコース】




【承認番号 平23情使 第733号】
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の了承を得て同院発行の 数値地図25,000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。」
承認を得て作成した地図画像などを複製及び使用するには国土地理院長の承認を得なければなりません。



山行のつぶやき

北に『竜ヶ岳』南に『御在所岳』という鈴鹿山脈の中でも人気のある山に挟まれた『釈迦ヶ岳』の冬は、登山者も少なく 不遇の山である感じがする。ただ筆者にとって登山者の少ないこの山は魅力的で、最近はこの時期に毎年通っている。山頂付近に出来る 雪庇や樹氷も充分に目を楽しませてくれるし展望も良いのに、何故人気が無いのかが不思議である。実際、冬に登り他の登山者と会った記憶 もあまり無い。。。そんなイメージでありながらも筆者にとっては身近な山である『釈迦ヶ岳』に今年も登ろうとやってきた。今回は山岳会 の方も誘い「意外と釈迦もいい感じですよ」というアピールも兼ねてである。前日に新雪が降りコンディションとしては良い感じに期待できテンションも 上がるが1つ問題が・・・ 何と先行者が1人おりトレースが付いているではないか。。。普通はトレースがあるのが当たり前なのであろうが、この山では 一番乗り出来ると確信していただけに少しショックであったが、松尾尾根から山頂を目指し登って行く。松尾尾根は冬季では最も危険が無いかなと 考え、いつもルート選択するコースであり冬季に好んで選択している。途中樹氷があるか心配したが、大蔭のガレ付近までくると一面の樹氷と 展望が楽しめ充分満足出来る景観であった。山頂付近の雪庇はそれほど大きくは発達していないような感じであったが、それほど風も無く 気持ち良く山頂まで到着する事が出来た。体力的には余力もあり天気もいい感じであるため、羽鳥峰まで足を伸ばす事とし猫岳を越え進んで 行く。途中雪原や樹氷林に心を癒されながら進んで行き、開けた場所で昼食を取っていると青空も覗いてきた。冬山登山としては最高の天気 となり充分に楽しめた1日となったが、同行した方々も満足して頂けていたらうれしい限りである。今まであまり冬季の話題に上らなかった 筆者お気に入りの『釈迦ヶ岳』が気に行って貰えたかどうかは、1年後に結果が出ることであろう。(1年後、誰も登る事が無く冬季シーズンが 終了すると不評だったと言う事なのか・・・ ガーン ・・・とならなければいいのだが 乞う御期待!!)
筆者にとっての鈴鹿冬季定番の三山としては『国見岳』『鎌ヶ岳』『釈迦ヶ岳』なのであるが、今シーズンはこの3つの山に登った際だけ前日に 新雪が降りパウダースノーを体験出来る満足した山行となった。また来年も再びやってこようと考えている。


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【朝明渓谷駐車場】
駐車場は一面の雪に覆われていた
広い駐車場に車は2台しかいない

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【松尾尾根登山口】
駐車場から道路を1.5km程歩くと着く
今日は登山口でアイゼン装着しておく

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【明瞭で分かりやすい松尾尾根】
筆者の冬季定番ルートだ
登山道は新雪がうっすら積もった程度



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【ここはロープ場の急坂】
ここはちょっと難所なので注意

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【笹原箇所を進む】
だんだん積雪が増えてきた〜

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【主稜線への最後の登り】
なかなかの急勾配を登って行く



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【松尾尾根の頭】
主稜線まで登って来た!
この分岐は釈迦方面へ進む

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【稜線上は一面の樹氷】
今日は予想以上に樹氷が綺麗♪
これは完全に写真タイムだ!

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【御在所や雨乞岳が見渡せる】
青空こそないが最高な展望
撮影でなかなか前に進まない



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【稜線の樹氷@】

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【稜線の樹氷A】

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【稜線の樹氷B】



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【撮影しながら進んで行く】
今日は風が殆ど無く歩きやすい

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【釈迦白毫】
中尾根方面との分岐

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【これから行く予定の猫岳】
あの県境稜線は見晴らしが良い



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【釈迦ヶ岳まで後少し】
見えている山は釈迦ヶ岳最高点

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【立派な海老のしっぽ】
この当りの樹氷はなかなか育ちぶり

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【大蔭のガレは慎重に進む】
一部凍結箇所もあるので注意です



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【大蔭のガレを通過中】
ガレを通過後、釈迦直下は急坂となる

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【釈迦ヶ岳の最高点】
庵座谷方面との分岐点でもある

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【稜線の雪庇】
どれどれ、今年の雪庇はどうかな



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【この辺りは左の木に沿って歩く】
右側は雪庇となっているので立入不可

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【釈迦ヶ岳に到着〜】
ここは風があるので猫岳に向かおう

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【釈迦ヶ岳からの展望】
東側だけ開けていてる



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【分岐まで少し戻り羽鳥峰方面へ】
先行者の方もこちらへ行かれたようだ

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【木の幹にまで樹氷がビッチリ】
見どころが満載で度々足は止まる

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【樹氷のトンネルを楽しむ】
なんか積雪が深くなってきたぞ



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【御在所岳を正面にみながら進む】
展望が良いこの場所は大好きな道♪

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【はぅ ハマった・・・】
積雪はかなり深いなぁ

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【釈迦ヶ岳の稜線の斜面】
本当に見事な一面の樹氷だ



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【猫岳が近づいてきた】
あれさえ登れば後はほぼ下りとなる

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【猫岳から展望】
釈迦ヶ岳と大蔭のガレが見える

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【美しい雪原を歩く】
深雪にはまりながら楽しく進む



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【雪原からの景色もお勧め!】
この景色なのに釈迦は人が少ない

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【お待ちかねの昼食タイム】
本日はコロッケカレー♪

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【おっ! 青空になってきた〜】
昼食後、即撮影タイムに突入



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【青空の樹氷は一段と美しい】
景色を眺めながら羽鳥峰へ向かう

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【立派なブナの木】

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【猫岳と釈迦ヶ岳】
歩いてきた稜線が見えている



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【白滝谷道との分岐】
白滝谷道はまだ歩いた事がない

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【分岐から羽鳥峰方面へ】
ここも新雪で良い感じ♪

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【羽鳥峰】
小山だが見晴らしは360度の展望



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【羽鳥峰から金山方面】
金山方面はトレースが無いようだ

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【名残惜しいが下山開始】
林道分岐まで戻ろう

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【猫谷林道への分岐】
実はこの林道、筆者は初ルート



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【林道ルートは最初はこんな感じ】
虎ロープが張ってある

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【直ぐに広い林道となる】
後はダラダラと下るだけだ

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【猫谷の分岐で雪だるま作成】
充実した雪山も無事終了〜




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