【承認番号 平23情使 第733号】
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の了承を得て同院発行の数値地図25,000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。」 承認を得て作成した地図画像などを複製及び使用するには国土地理院長の承認を得なければなりません。 山行のつぶやき《ジャジャーン!!》遂に新兵器登場『GRIVEL EVOLUTION』冬の季節も終了間近というこの時期にピッケルを購入をしてしまった。 少々季節外れの感じとなっているがそんなものは関係無くただの自己満足なのである。今週の予定は山岳会主催の『大日岳』であったが、 冬型の気候による寒波到来で『伊吹山』に変更となり、当日の道路積雪状況により最終的に『藤原岳』へ変更となる。降雪舞う中、大貝戸登山口 駐車場に到着し出発準備に取り掛かる。本日の参加人数 6名と久しぶりに大所帯の山行である。藤原岳冬山登山は大人気でありいつも大勢の 登山客がいるが、本日は天候が悪く先行者が2人だけの状況である。筆者もピッケルを持っての歩行に慣れるため取りあえずピッケルを握りしめ登って 行く。はっきり言って使い方はあまり分かっていないため、とりあえず持っているだけの感じである・・・。4合目を過ぎる当りから積雪量が 増えてくるが危険で急な斜面もあまり無いため、本日はアイゼンは入らないであろうとの判断からズボ足で進んで行く。8合目を過ぎた当りからは 積雪量もかなり深くなり降りしきる雪の中進んで行くと、いつもなら展望の良い尾根上に出るが本日展望は全く望めそうも無い。深くなる雪を 掻き分けながら藤原岳避難小屋へ到着しここで昼食を取る事になる。小屋の中は先行の登山者2名のみで広々と使え外の荒天が嘘のような暖かさ である。昼食を取り天狗岩方面へ出発しようとするが外は吹雪いており視界があまり効かない状況であった。(吹雪いている割には寒さはあまり 感じられなかったのはどういう事か?・・・最近太り気味で脂肪に守られている言う事か?・・・自問自答を繰り返す)一旦天狗岩方面へとラッセルを開始し 進んで行くが少し行った所で止めようという事になり引き返し山頂方面へとルートを変更する。鞍部まで下り山頂へと登り返して行くが、本日の雪は 予想以上に重くラッセルをするのに体力を急激に消耗してしまっている。山岳会の先生が行っているラッセルの仕方を見る限り、根本的にやり方が違って いる模様で思わず足使いに見入ってしまう。悪戦苦闘の末、藤原岳山頂までたどり着き達成感を満喫し山荘へと戻って見ると、何と大勢の人で 賑わっていた。やはり人気の山であると再認識したが悪天候で吹雪いているためか、山頂へは向かわずそのまま下山する人がほとんどのようで下山 は大勢の人達と一緒の下りとなっていた。藤原岳は冬季人が多いのであまり登りたいとは思わない山であったが、悪天候の本日は人が少なく雪山を 満喫出来た1日となった。今年雪山でのラッセル練習がまた出来るかどうかわ判らないが出来ればもう1度チャレンジして見たいと考えている。ただそこには 筆者最大の天敵『花粉』も待ち構えているのである・・・最強の敵が再び牙をむく辛い季節がやってきた。ちなみにピッケルの使い勝手は正直良く 解っていない・・・というのが正直の感想である。(ただこれを持っていれば熊とも戦えそうな気がする・・・ただの自己満足である。) |