【藤原岳】 ふじわらだけ 1140m

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登山日 2013年2月24日(日)
山域 鈴鹿山脈 【日本三百名山】 【鈴鹿セブンマウンテン】
コースタイム 6時間31分 (休憩約1時間17分含む ※歩行タイムは5時間14分)
コース 大貝戸登山口(7:25) 〜四合目(8:14)〜[途中休憩 7分]〜八合目(9:13)〜藤原岳避難小屋(10:15-11:05 休憩50分)〜藤原岳(11:41-11:47 休憩6分)〜藤原岳避難小屋(12:08-12:13 休憩5分)〜八合目(12:38)〜四合目(13:19-13:28 休憩9分)〜大貝戸登山口(13:56)
天候 雪(時々吹雪 頂上付近は視界が悪く風が強かった)
駐車場 ★大貝戸登山口駐車場(無料 約30台 登山口休憩所が隣接している) , トイレ有り
※この駐車場は週末は朝8時までに満車になることが多いです。
★西藤原小学校前に観光駐車場有ります。(有料 2013年現在300円) , トイレ有り
日帰り温泉 阿下喜温泉 あじさいの里
備考 ★藤原岳の標高は三角点が無いので1120m〜1144mで表記されます。
※当サイトでは1140mを採用しています。
★積雪時の大貝戸登山口からの藤原岳は登山者が多い為、危険及び迷う箇所はとくにないです。
★大貝戸登山口にはトイレ・休憩所・靴洗い場があり、建物横に登山ポストがあります。
★藤原岳避難小屋にトイレがありますが、雪がトイレの中まで積もり使用不可な場合もあります。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 大貝戸登山口からのピストンです】


断片図

【断面イメージ図 積雪季の日帰りコース】




【承認番号 平23情使 第733号】
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の了承を得て同院発行の数値地図25,000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。」
承認を得て作成した地図画像などを複製及び使用するには国土地理院長の承認を得なければなりません。



山行のつぶやき

《ジャジャーン!!》遂に新兵器登場『GRIVEL EVOLUTION』冬の季節も終了間近というこの時期にピッケルを購入をしてしまった。 少々季節外れの感じとなっているがそんなものは関係無くただの自己満足なのである。今週の予定は山岳会主催の『大日岳』であったが、 冬型の気候による寒波到来で『伊吹山』に変更となり、当日の道路積雪状況により最終的に『藤原岳』へ変更となる。降雪舞う中、大貝戸登山口 駐車場に到着し出発準備に取り掛かる。本日の参加人数 6名と久しぶりに大所帯の山行である。藤原岳冬山登山は大人気でありいつも大勢の 登山客がいるが、本日は天候が悪く先行者が2人だけの状況である。筆者もピッケルを持っての歩行に慣れるため取りあえずピッケルを握りしめ登って 行く。はっきり言って使い方はあまり分かっていないため、とりあえず持っているだけの感じである・・・。4合目を過ぎる当りから積雪量が 増えてくるが危険で急な斜面もあまり無いため、本日はアイゼンは入らないであろうとの判断からズボ足で進んで行く。8合目を過ぎた当りからは 積雪量もかなり深くなり降りしきる雪の中進んで行くと、いつもなら展望の良い尾根上に出るが本日展望は全く望めそうも無い。深くなる雪を 掻き分けながら藤原岳避難小屋へ到着しここで昼食を取る事になる。小屋の中は先行の登山者2名のみで広々と使え外の荒天が嘘のような暖かさ である。昼食を取り天狗岩方面へ出発しようとするが外は吹雪いており視界があまり効かない状況であった。(吹雪いている割には寒さはあまり 感じられなかったのはどういう事か?・・・最近太り気味で脂肪に守られている言う事か?・・・自問自答を繰り返す)一旦天狗岩方面へとラッセルを開始し 進んで行くが少し行った所で止めようという事になり引き返し山頂方面へとルートを変更する。鞍部まで下り山頂へと登り返して行くが、本日の雪は 予想以上に重くラッセルをするのに体力を急激に消耗してしまっている。山岳会の先生が行っているラッセルの仕方を見る限り、根本的にやり方が違って いる模様で思わず足使いに見入ってしまう。悪戦苦闘の末、藤原岳山頂までたどり着き達成感を満喫し山荘へと戻って見ると、何と大勢の人で 賑わっていた。やはり人気の山であると再認識したが悪天候で吹雪いているためか、山頂へは向かわずそのまま下山する人がほとんどのようで下山 は大勢の人達と一緒の下りとなっていた。藤原岳は冬季人が多いのであまり登りたいとは思わない山であったが、悪天候の本日は人が少なく雪山を 満喫出来た1日となった。今年雪山でのラッセル練習がまた出来るかどうかわ判らないが出来ればもう1度チャレンジして見たいと考えている。ただそこには 筆者最大の天敵『花粉』も待ち構えているのである・・・最強の敵が再び牙をむく辛い季節がやってきた。ちなみにピッケルの使い勝手は正直良く 解っていない・・・というのが正直の感想である。(ただこれを持っていれば熊とも戦えそうな気がする・・・ただの自己満足である。)


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【大貝戸登山口駐車場】
駐車場はすっかり一面の雪だ

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【雪が降る中出発!】
右の立派な建物が登山口休憩所

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【二合目地点】
まだ積雪は浅い



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【三合目あたりで吹雪にあう】
今日は雪は止みそうにないなぁ

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【五合目当りから雪が増えてきた】
木に雪が積もりなかなかの景色

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【雪をまとったアセビ】
クリスマスツリーみたい♪



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【登山道脇の雪庇】
ここは風の通り道なんだろうな

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【風雪の中を進む】
白くみえているのは風で飛ばされた雪

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【八合目から冬季登山道へ】
夏道は雪崩の恐れの為通行止め



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【展望地まで登ってきた〜】
生憎の天気で景色は無いけど・・・

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【九合目を通過】
ここで夏道と合流する

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【雪が深くなってきた】
先行者はスノーシューの2名の方のみだ



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【藤原岳避難小屋に着いた〜】
避難小屋で早めの昼食としよう!
吹雪なので小屋に続々と人が来る

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【とりあえず藤原岳を目指そう】
悪天候なので頂上に行くべきか思案
行ける所まで取りあえず行く事に

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【道標はココまで埋まっている】
積雪の深さが伺える



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【交代でラッセルしながら登る】
湿った雪がとにかく重い;;

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【頂上まで登ってきた!】
悪天候の中撮影タイム

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【頂上には樹氷があった】
風雪で展望は全く無いけど・・・



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【海老のしっぽ】
中々見事に育っている

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【下山は早〜い】
自分たちのトレースを下って行く
トレースを辿って数人登って来た

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【避難小屋まで戻って来た】
凄い人が増えてる!
後は撮影しながらブラブラ下山しよう



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【一瞬の青空に皆カメラを構える】
この辺りはなかなか幻想的な景色

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【筆者の天敵の杉】
この状態なら花粉もまだ飛んでいまい

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【雪を満喫しながら無事下山】
本日の山行も無事終了




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