南八ヶ岳 桜平からの一部ピストン周回コース

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【峰の松目】 みねのまつめ 2567.3m 【赤岩の頭】 あかいわのあたま 2656m
【硫黄岳】 いおうだけ 2760m 【箕冠山】 みかぶりやま 2590m
【根石岳】 ねいしだけ 2603m 【東天狗岳】 ひがしてんぐだけ 2640m

登山日 2013年7月7日(日)
山域 八ヶ岳連峰 【日本二百名山−天狗岳(西天狗岳・東天狗岳)】
コースタイム 7時間19分 (休憩約48分含む ※歩行タイムは6時間31分)
コース 桜平登山口(5:29)〜夏沢鉱泉(5:58)〜オーレン小屋(6:35-6:39 休憩4分)〜峰の松目コル(7:04)〜峰の松目(7:19)〜峰の松目コル(7:34)〜赤岩の頭(山頂)(8:05)〜硫黄岳(8:29-8:36 休憩7分)〜夏沢峠(9:05-9:16 休憩11分)〜箕冠山(9:42)〜根石岳(9:52)〜白砂林道入口(10:01)〜東天狗岳(10:17-10:21 休憩4分)〜白砂林道入口(10:32)〜根石岳(10:44)〜箕冠山(10:55)〜オーレン小屋(11:28-11:50 昼食休憩22分)〜夏沢鉱泉(12:22)〜桜平登山口(12:48)
天候 曇り(稜線上は足元がふらつくほどの強風だった・・・)
駐車場 ★観音峰登山口駐車場(無料 全箇所で60台程)
※トイレはシーズン中のみ200m程登山道を進んだ川沿いに簡易トイレがある。
※整地された正規の駐車場は15台程、後は林道脇の十数ヵ所にある窪地に停めれますが結構悪地です・・・
※7月第1週目の日曜日でしたが泊まりの方も多いのか登山口近場は朝5時半でほぼ埋まっていました。
日帰り温泉 尖石温泉 縄文の湯
備考 ★トイレは桜平の少し先にシーズン限定の簡易トイレ、また各山小屋に有料トイレがあります。
※有料トイレは必ず使用料を払いましょう〜
★登山ポストは夏沢鉱泉に設置されています。
★桜平までの林道は車高の低い車はちょっと苦戦するかもしれません。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 桜平登山口からの一部ピストン周回コース】


断片図

【断面イメージ図 アップダウンが多い日帰りコース】




【承認番号 平24情使 第800号】
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の了承を得て同院発行の 数値地図25,000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。」
承認を得て作成した地図画像などを複製及び使用するには国土地理院長の承認を得なければなりません。



山行のつぶやき

梅雨の最中、まだ歩いていないルートを歩いて見ようと考え八ヶ岳へとやってきた。今回の目的は硫黄岳劇場から赤岳方面の展望と 天狗岳にかけての花めぐりである。登山口となる桜平まではダートの林道を車で進んで行くが、これは筆者が考えていたよりも路面 は安定していて走りやすく苦にならない道であった。しかし、桜平に到着してみると既に多くの車が停まっていて驚いたが、何とか空き スペースに駐車し、まずはオーレン小屋目指して歩いていく。小屋までは歩きやすい林道なのでぶらぶらと歩いていくが、流石に梅雨真っ只中 という感じで空模様はどんよりとしている。雨が降っていないだけましかなと思いながらガスを追いかけるように登って行き、オーレン 小屋まで到着。ここから未知のルートを行って見たいだけに峰の松目方面に進んで行く。そう今回の目的はいかに行った事が無いルート を踏破できるのか?というしょうもない理由なのである。この頃からもはや周辺はガスに包まれ展望は何も望めない状況になって しまっている。しかし、一途の望みをかけ展望が開ける赤岩の頭付近までやってきたが、当たり前のように何も見えない結果であった。。。そして ここからが本日の本番『耐風訓練』の開始である。硫黄岳からの稜線は暴風が吹き荒れ、ただ立っていることもままならない状況で 常に踏んばりながら一歩ずつ進んで行く。子供なら本当に飛ばされそうな勢いの風に抗いながら夏沢峠まで下りてくると、一旦風裏 となりほっと一息が付ける。ここで休憩をし天狗岳目指し進んで行くと再び暴風の餌食となり、根石岳を過ぎるころにはかなり疲労 も蓄積し中々いい感じの練習にはなる。根石岳付近からは高山植物も多く『女王 コマクサ』も群生しており、ゆっくりと写真撮影など やりたい所ではあるが風が強すぎてそれどころではない。必死の思いで東天狗まで到着したがもはや展望も何も無い状況で西天狗 まで行っても意味は無いかなと考えここで引き返す事とした。箕冠山まで戻るとようやく耐え続けてきた風にも開放され、だらだらと オーレン小屋目指して下って行く。小屋前で昼食を取り後は林道を駐車地まで戻って暴風の印象しか残らなかった八ヶ岳山行が終了した。 今日は山岳会の方とご一緒して登っただけに少しでも展望が開ける事を期待したが残念な結果となってしまった。これも日頃の行いの 成果であろうか…? 決して筆者の行いのせいではないと確信しているのであるが… 誰のせいかは次回以降にこうご期待である。

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【桜平の林道脇駐車地】
正規の駐車場はすでに満車でした
写真のような窪地が十数ヵ所ある

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【ハクサンシャクナゲの蕾】
何か南国フルーツみたいで美味しそう

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【ハクサンシャクナゲの花】
林道脇に沢山咲いていました
さて桜平のゲートから出発しよう!



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【川沿に設置されている簡易トイレ】
ゲートから200m程先にある

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【この箇所は左上の橋を渡る】
最初は林道をブラブラ登っていく

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【夏沢鉱泉】
ここに登山ポストがあります。



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【シロバナヘビイチゴかな?】
この辺り一面に咲いていた

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【おっ いい感じの森になってきた】
苔が多い森が美しい

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【キバナノコマノツメ】
葉が馬の蹄に似てるのが名の由来



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【オーレン小屋は大賑わいだ】
分岐を峰の松目方面へと進む

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【オーレン小屋のテント場】
水場もあり快適そうだ♪

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【峰の松目コルの分岐】
峰の松目まで行って戻ってくる



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【峰の松目は展望は無い】
頂上はシャクナゲが多いなぁ

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【ガスの中に赤岩の頭が見えた】
それにしても残念な天気だ・・・

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【白い砂地の分岐点】
硫黄岳まであと一登りだ!



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【イワガガミ】
ここは沢山さいているなぁ

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【イワヒゲ】
葉が髭に煮えるのが名の由来

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【イワウメ】
イワヒゲと仲良く咲いてました



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【ミヤマシオガマ】
鮮やかな紫が目を引きます♪

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【ミヤマダイコンソウ】
厳しい環境が好きな忍耐のお花

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【硫黄岳の頂上は強風で寒い〜】
見事に真っ白で何も見えない・・・



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【夏坂峠に下り天狗を目指す】
強風吹き荒れる石道を下って行く

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【これはキバナシャクナゲかな?】
展望が無いのでついつい花に目が行く

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【夏沢峠まで下りて来た】
ここでおやつタイムにしよう



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【箕冠山への登り】
天狗岳へは山を2つ越えねば・・・

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【箕冠山の次は根石岳だ!】
天狗に行ってココに戻ってくる

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【根石山荘の入口】
踏んばっても飛ばされそうな風が;;



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【根石岳の頂上】
視界ゼロなので先に進もう;;

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【白砂林道入口の分岐】
晴れてれば白砂が美しそうなのになぁ

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【イワベンケイ】
風が強く撮影も苦戦・・・



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【鉄橋を渡ればもうすぐ東天狗だ】
とにかく風が強いので慎重に進む

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【東天狗まで来た〜!】
今回は展望も無いのでここで引き返す

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【さぁ、箕冠山まで戻ろう】
道を外さないよう気を引き締めねば



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【今年初見参のコマクサ】
根石岳山荘付近はコマクサの保護区

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【箕冠山まで戻ってきた】
ここからオーレン小屋へ下ろう

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【まるで寄せ植えの鉢みたい♪】
イワガガミ・ミツバオウレンなどが密集



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【歩きやすい道を下って行く】
立派なシラビソ林に癒される

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【オサバグサ】
今日は花を満喫した山行となった♪

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【オーレン小屋から桜平へ戻ろう】
本日の山行も無事終了〜




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