【ハライド】 鳥居道駐車場から鳥井戸谷右岸尾根〜コブ尾根の周回

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【割谷の頭】 わりたにのかしら 790m 【祓戸】 はらいど 908m

登山日 2017年3月12日(日)
山域 鈴鹿山脈 
コースタイム 6時間38分 (休憩等、約37分間含む ※歩行タイムは6時間1分) ※リハビリ登山
コース 鳥居道駐車場(9:20)〜鳥井戸谷右岸尾根取付き(9:35)〜P572(10:09)〜P724(10:46)〜割谷の頭(11:13-11:17 休憩4分)〜鐘突堂跡(11:27)〜ヤシオ尾根と腰越峠分岐(11:40)〜[途中 昼食休憩18分]〜稜線出合(12:34)〜腰越峠(13:02)〜ハライド(13:14-13:20 休憩6分)〜神懸分岐(13:54)〜[途中 休憩9分]〜南コブ(標識)(14:51)〜風越峠(15:11)〜笠岳・ネコ分岐(15:25)〜鳥居道駐車場(15:58)
天候 晴れ 
駐車場 ★鳥居道駐車場(無料) トイレあり
立ち寄り湯 希望荘(湯の山温泉には多数立ち寄り湯有り) ,片岡温泉 アクアイグニス
備考 ★トイレは鳥居道駐車場にあります。
★今回の鳥井戸谷右岸尾根(鳥井戸谷の右岸にある尾根)の取付きは正式では無い気がします。
※但し、尾根に乗ってしまえば道は比較的明瞭で目印もしっかり付いています。
★ヤシオ尾根と腰越峠方面の分岐でヤシオ尾根を登りましたが腰越峠方面の方が一般的です。
※アップダウンが嫌でヤシオ尾根を選択したが標高約1010m地点まで登らなければならず後悔。
★今回は残雪期で雪が腐って踏み抜きが多くかなり時間を要しました。
※無雪期では問題ない箇所も残雪のトラバースでは危険な箇所となります。
★コブ尾根は人も少なく小さなアップダウンが多いです。(目印・標識はあり)
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

今年初の鈴鹿探索としてお手軽そうなコースを探していると、鳥居道駐車場から鳥井戸谷右岸尾根を登り割谷の頭に 直接登る形とするルートがあるようなので出かける事にしてみた。駐車場の裏手の橋を渡り菰野富士の分岐を見送り直進して行き、 スカイラインを横断してすぐ左の斜面に取り付く。この道はインターネットで検索してもあまり 出てこないため、ほとんど人も入っておらず目印など無いと思っていたが意外や意外、尾根に乗ると踏み跡明瞭で目印も所々ある。 恐るべし鈴鹿山系 … どんな所でも目印を付けていく人はいるものだと感心してしまう。拍子抜けをしてしまう様な 明瞭な道(バリエーションルートの中ではという意味で一般道とは比べられず感じ方は人による)を登っていくと少し づつ残雪が現れてきた。いつもと違う角度で眺める鎌ヶ岳は白くまだまだ積雪が多くありそうで、あれれ?といった 感じで予想外のサプライズに驚いてしまった。今年の鈴鹿は積雪が多かったんだなあと感傷に浸りながら登るも、これが 後々苦労の元となっていくのはまだ知る由も無いのであった。割谷の頭を越えまずはヤシオ尾根へと登っていくが 徐々に残雪の踏み抜きが増えていき、ヤシオ尾根からハライド方面へ進んで行くとついに試練の影が忍び寄ってきた。 ハライドへ向かう登山者などいないのかトレースは無くかなり多めの残雪は腐っており踏み抜き地獄と化してきたのだ。 病み上がりの足にこの踏み抜き地獄はかなり堪え、ハライド山頂へ到着する頃にはかなり疲労が溜まってきたが、ハライド からこんな季節に風越峠に抜ける登山者など皆無なのか、益々踏み抜きが酷くなっていく状態となる。まだ治り切って いない右足の張りが酷くなっていく中、なんとか残雪地帯を突破し峠まで到達するとほっと一息つけ後は東海自然 歩道をのんびりと歩き駐車場へ戻り無事終了となった。リハビリ程度にちょうど良いコースかなと思っていただけに 今の自分にはかなりハードな山行であった。

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【鳥居道駐車場】
筆者達には珍しく遅い出発(9時20分発)

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【まずは駐車場の裏手に回り橋を渡る】
鳥居道駐車場から出発するのは初で新鮮

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【菰野富士コースの分岐を見送る】
2分程先にある分岐も見送り直進する



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【鈴鹿スカイライン】
ここから少し旧三嶽寺表参道へ入る

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【今回の尾根の取付き地点】
踏み跡も薄く正規では無さそう

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【一登りで明瞭な尾根に乗る】
ここからは踏み跡も明瞭で目印有り



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【滑りやすいザレ場の登り】

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【展望地から目指すハライドが見えた】

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【いつもと違う角度から見るハライド】



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【思いのほか目印は多い】

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【ロープが張られた箇所もあり】

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【チェックポイントのP572を通過】



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【標高をコツコツと稼いでいく】
登山道は一部歩きにくい箇所あり

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【南側が開け、鎌ヶ岳が見えた!】
北斜面にはまだ雪が残っている様子

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【北側が開けた所でも撮影タイム】
リハビリ中なのでのんびり山行



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【腰越峠(左)とハライド】
腰越峠からの登りが嫌だな・・・

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【国見岳方面】
目を凝らすと揺るぎ岩と天狗岩が見える

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【チェックポイントのP724を通過中】
ここから一旦、標高30m弱下る



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【鞍部から割谷の頭への登りになる】
歩き易いとは言えない道

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【割谷の頭に到着】
ここまでは予想より時間が掛かった;;

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【「堺」と刻まれた石】
割谷の頭の小さな広場で一息つく



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【割谷の頭からの御在所岳】
昨年10回登った御在所も今年はまだ未踏

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【鐘突堂跡まで下って行く】
割谷の頭から鐘突堂跡までは破線ルート

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【鐘突堂跡まで下りて来た】
ここから青岳・腰越峠方面へ進む



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【鐘突堂跡からは登りに転じる】
斜面によっては残雪が多い
融雪も進み腐った雪で歩きにくい

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【腰越峠と青岳(ヤシオ尾根)の分岐】
腰越峠方面はアップダウンの悪路だった記憶があるので青岳方面のヤシオ尾根へ

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【ハルリンドウかな】
踏み抜き地獄で心が折れる・・・
そんな中、花を見つけると気分が晴れる



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【目指すべきハライドが眼下に見える】
ヤシオ尾根経由だと無駄に標高を登る

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【登って来た道を眺めながら昼食休憩】
う〜む、まだ全行程の半分も歩いていない

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【稜線まで後少し】
標高1010m付近まで登って来た



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【稜線に合流し腰越峠まで下る】
なんと稜線に踏み跡が無い

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【雪上のトラバースは危険】
慎重にゆっくりと通過中

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【ルート注意と書かれた標識】
積雪期は更に道がわかりづらいかも



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【大きく踏み抜くと疲れは倍増】
病み上がりの足に堪える;;

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【三岳寺跡方面との分岐を通過】
下の分岐で腰越峠を選択するとここに出る

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【先程の分岐から1分程で腰越峠】
ここからハライドの登りとなる



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【ハライドまであと一登り】

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【ハライドの頂上に着いた〜】

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【鎌ヶ岳・御在所岳・国見岳】



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【釈迦ヶ岳】
毎冬恒例の釈迦も今年はお預け

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【下山はまだ未踏のコブ尾根へ】
また残雪ゾーンに突入か・・・

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【崩壊地は通行注意】
小ピークを越えていく



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【神懸方面との分岐点】
残雪が多いので神懸に下山は断念しよう

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【コブ尾根には目印有り】
破線ルートだが標識も整備されている

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【残雪の斜面を下る相方】
標高720m弱まで下りコブを幾つか越える



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【とあるコブからの釈迦ヶ岳】
小さなアップダウンが続く

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【南コブの標識】
南コブのピークはもう少し上のようだ

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【この手前で少し迷いかけた】
支尾根に入らないよう注意



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【磁石で東を意識しながら風越峠に下る】
本日出会った登山者は1名で静かな山旅

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【風越峠まで下りて来た】
ここから希望荘まで1.9qと表記あり

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【東海自然歩道をまったり歩く】
この区間は歩き易い道なので助かる



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【ネコ・笠岳の分岐を横目に通過】

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【沢を渡る】

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【名前が付いた橋もあったりする】



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【希望荘(後方の建物)】
立ち寄り湯も可能な宿泊施設

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【鳥居道山山神】

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【このトンネルを抜けるとゴールは近い】
本日の山行も無事終了〜





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