【仙ヶ岳・御所平・臼杵ヶ岳】 南尾根から安樂峠の周回

トップページに戻る 登山紀行に戻る 2017年山登りに戻る



【仙ヶ岳】 せんがたけ 961m 【ヨコネ】 よこね 832m
【御所平】 ごしょだいら 858m 【臼杵ヶ岳】 うすきがだけ 697m

登山日 2017年5月14日(日)
山域 鈴鹿山脈
コースタイム 6時間42分 (休憩約28分間含む ※ルートロスを含む歩行タイムは6時間14分)
コース 石水渓(6:37)〜[この区間でルートロス3分有]〜林道出合(6:53)〜白谷と南尾根との分岐(7:23)〜滝谷不動王(8:06)〜仙の石(8:55-9:02 休憩7分)〜仙ヶ岳(東峰)(9:04)〜仙ヶ岳(9:13)〜御所峠(9:35)〜ヨコネ(9:46)〜御所平(10:09)〜水無(10:16)〜御所平南峰(10:19)〜[この区間でルートロス12分有]〜家老平(10:38-10:50 休憩12分)〜大岩(11:00)〜舟石(11:05)〜臼杵ヶ岳(11:35-11:44 休憩9分)〜かもしか高原(11:59)〜安樂峠(12:14)〜臼杵山登山口(12:55)〜石水渓(13:19)
天候 曇り
駐車場 ★石水渓バンガロー施設横の駐車地(6台程) ・ 石水渓バンガロー前に施設のトイレがあり
※石水渓キャンプ場やバンガロー施設の駐車場に止めないように注意しましょう。
立ち寄り湯 鈴鹿天然温泉 花しょうぶ
備考 ★この時期は山蛭対策が必要です。(雨上がりでしたので数回蛭が襲ってきました)
★御所平南峰付近で大きく道を外しました。一般ルート以外の目印に入りこまないよう注意です。
★予定のコースに破線ルートがある場合は地形図と磁石を持って行く事をお勧めします。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

まだ色が塗れていない(歩いた事が無い)県境稜線を塗りつぶしに行こうと、久しぶりに一般ルートを歩きに仙ヶ岳〜臼杵岳を縦走する事と し出かけてみる。石水溪バンガロー横の駐車地に車を停めて出発の準備をしている所でいきなりの 洗礼を受ける… 山蛭襲来警報発令中!!なんと車のトランクに置いた地図に蛭が鎮座しているのである。駐車場に居た 蛭が靴を履き替えた際にクロックスに付いてトランクに入り、横に置いてあった地形図の上を這っているという衝撃の事態に 出鼻を挫かれ意気消沈してしまった。どうしようか悩むも厳重に泥除けを装着し出発してみるが、やはり雨上がりの鈴鹿 はそう甘くはなく南尾根を登る最中にも滝谷不動尊分岐に上がるまで幾度となく蛭が取付いて来たのである。まだ時期的に 大丈夫かなと思っていたが、今回の襲撃によりこれで蛭危険地帯には晩秋まで足を踏み入れる事は無いであろう。 幸い実害は無かったのが救いであったが、蛭を見て気持ちが良いものでは無いので出来る事ならお目にかかりたくはない。 滝谷不動分岐では本日初の登山者の方と出会い「ここから上は岩場が多く蛭はいませんよ」との助言をいただきほっと一息 つくことが出来た。滝谷不動分岐以降は細かいアップダウンの続く岩尾根を登り、仙の石まで登ったところで小休止がてらパンを一つ補給する。 仙ヶ岳を越え御所平方面への縦走路に入っていくと比較的開けた歩きやすい尾根が続き稜線散歩といった気分で進む事が できる。家老平付近でパン補給休憩を取りここで泥除けの中をチェックしようと外してみると、マジックテープの隙間に 左右合せて計 4 匹の蛭が取付いていたが、きつきつに締めていたため足までたどり着けずに挟まった状態となりなんとか 難を逃れる事が出来たようであった。縦走路も大岩までくると過去歩いた事がある道となるので一気に臼杵ヶ岳まで進み、 ここで最後のパン補給休憩を取る。ここからはそのまま石水溪方面へ下山する方が駐車地には近いのであるが、本日の目的 が県境稜線を繋ぐことにあるため安楽峠へと下って行く。安楽峠から石水溪キャンプ場までは標識によると4.1qの道路を歩きとなる。 途中の河原ではバーベキューなどを楽しむ行楽客などもいて羨ましく 思いながら駐車地までダラダラと戻って行く。ただ不思議なのはあの無防備な状態で行楽客らは蛭に襲われないのであろうか?ということが脳裏から 離れないのであった … 駐車地に鎮座しているくらいなので河原に居ないわけがないと思うのであるが。。。 無事駐車場まで到着し蛭チェックも被害は無くめでたしかと思いきや、密かに相方は実害が1つあったような感じであった。 (本人は取り付かれてチクッと噛まれたがすぐに取ったので吸われていないと強がりを言っているが、噛まれた時点で 実害が無かったとは言えないと思うので敗北であると思われる。)

写真をクリックで拡大します

【石水渓バンガロー横の駐車地】
施設の駐車場に止めないよう注意です

写真をクリックで拡大します

【出発準備の段階で山蛭に遭遇】
一気にテンションが下がる・・・

写真をクリックで拡大します

【ガイドマップの看板からスタート】
まずは白糸の滝を目指す



写真をクリックで拡大します

【山蛭に怯えながら早足で進み中】
近道があるようだが良く分らず

写真をクリックで拡大します

【いきなり間違った分岐点】
すぐに気づき正規ルートへ軌道修正

写真をクリックで拡大します

【ロープ場を下り鉄橋を渡る】
ガードレールが橋に使われていた



写真をクリックで拡大します

【白糸の滝は道崩壊で断念】
滝の手前で引き返し先へと進む

写真をクリックで拡大します

【林道に出合うと駐車地があった】
この付近に石谷川第2堰堤があるようだ

写真をクリックで拡大します

【タニウツギ】
筆者的に覚えやすい花の1つ



写真をクリックで拡大します

【しばらくは林道歩き】
石谷川を左に見ながら進んで行く

写真をクリックで拡大します

【林道終点の小広場】
ガンサ谷ルートとの分岐点のようだ

写真をクリックで拡大します

【小広場から少し進みいよいよ山道へ】
そして小沢に架けられた木橋を渡る



写真をクリックで拡大します

【白谷と南尾根の分岐】
どちらも未踏だが南尾根コースを選択

写真をクリックで拡大します

【尾根コースとは言えしばらくは谷沿い】
イタハシ谷沿いに道が付いている

写真をクリックで拡大します

【急ぎたくとも慎重に行かねばならぬ道】
雨上がりで石の上は滑りやすい;;



写真をクリックで拡大します

【壊れた木橋】

写真をクリックで拡大します

【蛭に噛まれてテンションの下がる相方】

写真をクリックで拡大します

【足場の悪い急坂を詰めて行く】



写真をクリックで拡大します

【滝谷不動と南尾根の分岐に到着】
滝谷不動に行って戻って来よう

写真をクリックで拡大します

【少し行くと法印のコバ・不動滝分岐】
不動滝を見たいが長丁場のため断念

写真をクリックで拡大します

【花崗岩の大岩】
梯子と鎖が付いている



写真をクリックで拡大します

【不動明王像】
花崗岩を掘りの東向きに安置されている

写真をクリックで拡大します

【大岩を登ると三体の石仏がある】
天気が良ければ360度望める展望地

写真をクリックで拡大します

【仙ヶ岳方面】
あの岩尾根が南尾根なのかな



写真をクリックで拡大します

【分岐に戻り南尾根へ】
ロープが付けられた岩尾根を登って行く

写真をクリックで拡大します

【岩尾根は筆者的には楽しい♪】
ただ病み上がりの足に注意せねば;;

写真をクリックで拡大します

【木の根が張りだした急坂】
高度を稼いでいく



写真をクリックで拡大します

【小ピークから次の小ピークを眺める】
小さなアップダウンが続く

写真をクリックで拡大します

【標識もあり道は明瞭】
天気が良ければ展望が良い尾根なのに残念

写真をクリックで拡大します

【楽しそうに登っている相方】
今日も調子は良いようだ



写真をクリックで拡大します

【シロヤシオ】

写真をクリックで拡大します

【仙の石に着いた〜】

写真をクリックで拡大します

【定番の角度からの「仙の石」】



写真をクリックで拡大します

【いつ見ても可愛いハートの分岐点】
一応東峰の頂上を踏みに行こう

写真をクリックで拡大します

【仙ヶ岳(東峰)】
さて次は西峰へGO

写真をクリックで拡大します

【東峰と西峰の鞍部が白谷コースの分岐】
分岐を見送り一登りする



写真をクリックで拡大します

【仙ヶ岳(西峰)に到着!】
ここから安樂越方面へと歩を進める

写真をクリックで拡大します

【登って来た南尾根】
中々ガスが晴れず霞んだままの景色

写真をクリックで拡大します

【とりあえず御所峠まで下って行く】
この区間も目印はしっかり付いている



写真をクリックで拡大します

【やたらと目印が多い分岐点を通過】
ここからも御所谷へ行けるようだ

写真をクリックで拡大します

【先程の分岐から6分程で御所峠(鞍部)】
ここから登りに転じる

写真をクリックで拡大します

【小ピークまで登り直角に左に曲る】
北の尾根に入らないよう注意



写真をクリックで拡大します

【広い台地にやって来た】
この辺りから御所平だろうか?

写真をクリックで拡大します

【位置的にここがヨコネと推測】
後ろに見えているのは仙ヶ岳

写真をクリックで拡大します

【開けた気持ちよい稜線を歩く】
小さなアップダウンはあるが苦にならない



写真をクリックで拡大します

【バイケイソウの群生が多い】

写真をクリックで拡大します

【仙ヶ岳と南尾根(奥)】

写真をクリックで拡大します

【御所平の最高点に到着】



写真をクリックで拡大します

【満開のヤマツツジ】
鮮やかな朱色が目を引く

写真をクリックで拡大します

【水無は何処?と探しながら進み中】
後にココが水無だと知る

写真をクリックで拡大します

【最後の小ピークまで後少し】
季節を変えてまた訪れたい御所平



写真をクリックで拡大します

【小ピークには御所平南峰との表記あり】
本来ここを左に曲り南東へ向きを変える

写真をクリックで拡大します

【勘違いで南西の尾根へと進んでしまう】
しばし気づかず歩いてしまった;;

写真をクリックで拡大します

【この先でルートミスに気づき引き返す】
やはり目印に頼ると駄目だな・・・



写真をクリックで拡大します

【軌道修正で予定のルートに無事合流】
家老平へと下って行く

写真をクリックで拡大します

【ガンサ谷と小太郎谷の源頭部】
この辺りを家老平と呼ぶらしい

写真をクリックで拡大します

【家老平で補給休憩】
蛭チェックをすると4匹の蛭が付いていた



写真をクリックで拡大します

【家老平から一登りで小太郎峠】

写真をクリックで拡大します

【そのすぐ上に大岩がある】

写真をクリックで拡大します

【大岩からの長坂の頭方面】



【大岩から5分程で舟石(船石)に着いた】
舟っぽい形の石が鎮座している

【今から行く臼杵ヶ岳方面】
まだ遠いなぁ・・・

【ベンケイとの分岐は臼杵山方面へ】
臼杵ヶ岳までまだアップダウンは続く



写真をクリックで拡大します

【特徴のある杉の木を通過】

写真をクリックで拡大します

【臼杵ヶ岳への登り】

写真をクリックで拡大します

【本日最後のピーク「臼杵ヶ岳」に到着】



写真をクリックで拡大します

【仙ヶ岳・野登山方面】
景色を見ながら最後の補給休憩を取る

写真をクリックで拡大します

【未踏の県界稜線を踏むため安樂峠へ】
県界稜線繋ぎも後一息

写真をクリックで拡大します

【鈴鹿峠との分岐標識】
どうやら此処がかもしか高原のようだ



写真をクリックで拡大します

【かもしか高原】
ベンチもあり休憩に最適

写真をクリックで拡大します

【整備された歩き易い道】

写真をクリックで拡大します

【安楽峠(越)まで下りて来た】
あとはダラダラと駐車地まで林道歩き



写真をクリックで拡大します

【臼杵山登山口を横目に通過】
登山口の駐車地には車は1台も無かった

写真をクリックで拡大します

【安楽川の三ッ淵】
エメラルドグリーンの淵が美しい

写真をクリックで拡大します

【安楽川の三ッ淵】
駐車地まで戻り無事終了〜





トップに戻る  トップページに戻る