【藤原岳】  大貝戸登山口から表道登山道のピストン

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【藤原岳】 ふじわらだけ 1140m   

登山日 2018年1月3日(水)
山域 鈴鹿山脈 【日本三百名山】 【鈴鹿セブンマウンテン】
コースタイム 4時間47分 (休憩等約40分含む ※歩行タイムは4時間7分)
コース 大貝戸登山口(7:02) 〜五合目(7:53)〜八合目(8:33-8:38 休憩5分)〜藤原山荘(9:21-9:36 休憩15分)〜藤原岳(10:08-10:12 休憩4分)〜藤原山荘(10:32-10:48 休憩16分)〜八合目(11:03)〜五合目(11:22)〜大貝戸登山口(11:49)
天候 雪(頂上付近は風が強くて視界が悪く寒かった)
駐車場 ★大貝戸登山口駐車場(無料 登山口休憩所が隣接している) , トイレ有り
※この駐車場は人気なので、週末は満車になることも多いと思います。
立ち寄り湯 ★阿下喜温泉 あじさいの里
備考 ★藤原岳の標高は一般的に1120m〜1144mで表記されています。
※当サイトでは1140mを採用しています。
★大貝戸登山道は人気ルートなので登山者は多いと思います。
★大貝戸登山口にはトイレ・休憩所・靴洗い場があり、建物横に登山ポストがあります。
★藤原岳避難小屋前にあるトイレは左側の男女兼用トイレのみが使用可でした。
◆積雪期は雪の状況によりコースタイムは大きく変わります。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

前日の伊吹山ラッセルで疲れたのでトレースのある山で楽をしようと考え、冬の大定番である大貝戸から藤原岳を往復するコースを 選択してみる。朝の7時前に駐車場へと移動するとすでに数台の車が止まっており登山者の姿も見え、今日は安心してのんびりと登れそうで ある。この考えはあっさりと打ち砕かれる事になるのだが・・・トレースのついた登山道を快調に登って行くが標高と共に積雪が増えていき数人の 登山者を抜いた所であっさりとトレースが無くなってしまったのである。前日に大勢の登山者、今日の早朝にも数人の登山者が登ったであろうが、強風が吹き雪が断続的に降り続くため トレースが消え、まさかの2日連続ラッセルへ突入となる。8合目までは積雪量もそこまででは無かったため気楽で あったが、ここからの冬道は当初の予想に反して苦戦を強いられる。藤原山荘に到着し小屋の中で休息を取った後は山頂を目指して 真っ新な雪だまりの中へと突入していくと予想以上の深雪になかなか前に進む事が出来なくなる。ペースダウンした所で後続者の方が前に進んでくれたが、体力を奪われ疲労満載で 山頂まで到着すると前日同様に風雪で視界は無し… 寒いので少しだけ樹氷の撮影をして即退散という同じ行動を繰り返し藤原山荘へと戻る。藤原山荘で昼食 を取ろうと中に入ると、先程までは誰もいなかった小屋内が座る場所が無いほどの人で活気にあふれていた。何とか場所を確保し 昼食を食べた後は往路を下山するが、雪質が良くフカフカで気持ちよく歩けそうな感じであったため、アイゼンは装着せずに 軽く足元を滑らせながら楽しく下っていく。アイゼンを付けなくても危険では無い状況であれば装着せずに進んで行くのだが、 もちろん足元が滑りやすい状況、凍っている場合や岩場などの箇所であればすぐに装着となる。雪に戯れ雪まみれになりながら下山していき、無事に登山口へと 戻り2日間の登山が終了となったが、予想外のラッセルに苦戦した山行となった。今年の鈴鹿の山はなかなか手強そうな感じであり 楽しみなシーズンになりそうである。

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【大貝戸登山口駐車場】
昨日に引き続き、本日も雪降る中を出発

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【藤原岳登山口休憩所】
トイレと靴洗い場もある

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【藤原岳の四季の説明板】
四季を通じて楽しめる山なので人気が高い



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【大貝戸登山口】
鳥居を潜り登山道へと向かう

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【大貝戸道(表登山道)を登り始める】
まだ積雪は無い

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【少し登ると雪景色になった】
さて上部の積雪量は如何なものか



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【二合目の標識】
登山道には標識が整備されている

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【雪が降り続く中、黙々と登る】
昨日に比べればまだ積雪が少なく楽だ

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【四合目はちょっと小広くなっている】
ここにテントが張ってあった



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【五合目を通過】
数人の登山者の方を抜き前に出る

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【あぁ トレースが無くなった・・・】
風と新たな雪で埋まったようだ

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【八合目で一息つく】
ここからは雪崩回避のため冬道となる



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【八号目からは積雪量も増えて来た】

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【雪だまりの真っ新な道】

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【九合目まで登って来た!】



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【樹氷がチラホラとお出まし】
薄らと青空が見えるもすぐ灰色の世界へ

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【藤原山荘(避難小屋)に到着】
中に入ると無人だった

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【雪がまた降り出したが頂上を目指す】
ここからは更に雪深くなる



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【筆者のトレースを辿る相方】

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【昨日の疲れか足が前に出ない;;】

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【なんとか頂上に到着】



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【頂上の樹氷は少し育っている】

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【生憎の天気でて眺望は全く無し】

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【寒いので下山開始】



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【新しいトレースを付けながら下る】
新年早々ラッセル三昧を楽しむ?

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【藤原山荘まで戻ると藤原岳が見えた】
小屋で昼食休憩後、往路を下る

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【登山口に下りてくると晴れていた】
本日の山行も無事終了〜




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