【銚子ヶ口(東峰)】 杠葉尾登山口からのピストン

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【銚子ヶ口】 ちょうしがくち 1076.8m   

登山日 2018年1月6日(土)
山域 鈴鹿山脈
コースタイム 6時間1分 (休憩等約51分含む ※歩行タイムは5時間10分)
コース 杠葉尾登山口(7:46)〜レスキューポイント1(8:22)〜レスキューポイント2(9:05)〜[途中休憩 5分]〜レスキューポイント3(9:40)〜[途中休憩 12分]〜夏道との分岐(10:16-10:21 アイゼン装着5分)〜レスキューポイント6(11:31)〜銚子ヶ口(東峰)(11:39)〜夏道との分岐(12:13)〜[途中休憩 19分]〜レスキューポイント3(12:46)〜[途中休憩 10分]〜レスキューポイント2(13:11)〜レスキューポイント1(13:31)〜杠葉尾登山口(13:47)
天候 曇り
駐車場 ★杠葉尾登山口の駐車地(3台程) , トイレ無し
※冬季は積雪により駐車出来ない場合もあるかと思います。(今回は1台のみ駐車可)
立ち寄り湯 永源寺温泉 八風の湯 , 阿下喜温泉 あじさいの里 ,アクアイグニス片岡温泉
備考 ★トイレは道の駅「永源寺渓流の里」に立ち寄る事をお勧めします。
★登山ポストは杠葉尾登山口にあります。
★積雪期の為、一部冬道を歩いています。
★トラバース箇所は滑落・雪崩等に細心の注意が必要です。
◆積雪期は雪の状況によりコースタイムは大きく変わります。
※今回は深雪ラッセルの為、かなり時間を要しました・・・。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

厳冬期の御池岳にT字尾根から登ってみたいと考え、君ヶ畑集落奥の駐車地を目指し車を走らせるが、当然のことながら君ヶ畑集落で 除雪が終了しておりその先に進む事が出来ない。ここまでは予想済なので何処かに駐車出来たら歩いて登山口を目指そうかと考えるも、集落の狭い 道に駐車してよい箇所があるのか見当がつかず、迷惑をかけると申し訳ないので残念ながら御池は不戦敗となり早々に諦める事となった。 さてこれからどうするかと悩むがせっかく滋賀県側にいるので、冬には立ち寄る事の少ない滋賀県の山に登ってみようという結論に達し 銚子ヶ口へとターゲットを変更、水車のある杠葉尾登山口へと移動する。1台分のみ除雪された駐車地に車を停めて、無雪期なら比較的歩きやすく標識が整備された 登山道へと進入していく。登山道に立ち入った感想は… 人の気配は全く無しというか直近で人が入っているような様子すら無い気がする… 思ったより深い積雪に悩まされながら進んで行くが、登るにつれ積雪は増える一方でなめてかかっていた気分が吹き飛んでいく。深雪で苦戦し中々前に進まず 時間に追われ、これは山頂までたどり着くのは無理かと思い始めて来る…。そこで登りのタイムリミットを12時前と決めて、それまでに山頂に着かなければ途中でも引き返す事とし前進していく。 キケンと書かれた黄色いテープが張ってある所で無雪期ならトラバースしたのち谷沿いを登る東峰も、ここからのトラバース道は危険と判断して避け、尾根を直登してなんとか東峰まで到達する。 山頂は真っ白で視界が無く時間的にも体力的にももはや十分満足と考え、展望の無い本峰には行かず下山にかかる。苦労してラッセルし登ってきた道も下りとなるとトレースを辿り 一気に下降するだけなので思いのほか早く登山口へと帰還したが、予想以上にハードな山旅となった。やはり雪山はなめてかかると痛い しっぺ返しをくらうなと痛感した山行であった。

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【君ヶ畑の集落で除雪終了で車は進めず】
T字尾根からの御池岳は断念し予定変更

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【杠葉尾登山口に移動して来た】
1台分の除雪箇所に駐車させて頂いた

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【まずは薄雪を踏みしめスタート】
さて積雪状況は如何なものか



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【スタートして10分で足首程の積雪に】

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【植林帯の中を登って行く】

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【斜面を転がり落ちて成長した雪塊】



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【レスキューポイント銚子ヶ口-1】
背丈がある標識なので良い目印になる

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【登るにつれ積雪が増えて来た】
場所にもよるが現在は脛くらい

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【200mポスト 3/15地点】
600m進むのに40分弱かかってる;;



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【直近で人が歩いた形跡が無さそうな道】

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【トラバースゾーンに突入】

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【同箇所を歩く相方】



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【足跡の動物の正体は何だろう】

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【吹き溜りは突破に苦戦】

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【レスキューポイント銚子ヶ口-2】



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【平坦地ほど歩みは進まない】
身長180p越えの筆者で膝丈ラッセル

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【やっと尾根に合流した】
トラバース道は雪崩が怖いのでホッとする

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【尾根合流地点のすぐ先に標識あり】
レスキューポイント銚子ヶ口-3だった



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【200mポスト 7/15地点】
銚子ヶ口まで半分弱まで来た

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【尾根道になってもペースは上がらず】
少しの間、平坦な尾根歩き

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【200mポスト 8/15地点】
200m進むのに10分かかった・・・



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【8/15地点を過ぎると斜度が出てくる】
この先でアイゼンを装着、ピッケルに変更

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【黙々と登る相方】
今日は調子が良いらしい

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【200mポスト 8/15地点】
あと標高300m程登らねばならない



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【太腿ラッセルゾーンで体力消耗】
これは頂上を踏むのは無理かも・・・

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【谷沿い道(正規のルート)との分岐】
右のトラバース道が正規だが尾根道を選択

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【尾根道にも目印が付いている】
尾根道は谷沿い道より安全と判断



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【急斜面の方がまだ登りやすい】

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【傾斜が緩むとまたペースダウン】

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【時々相方と先頭を交代】



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【景色が一変して樹氷の世界へ】

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【美しい樹氷見ながら進む】

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【発達中の雪庇】



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【頂上まで後少し!】
それにしても視界が悪い;;

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【銚子ヶ口東峰に着いた〜】
本峰はすぐそこだが今日はここで下山

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【下りは早く、下の方は青空が】
満身創痍の山行も何とか無事終了




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