【水晶岳・金山・羽鳥峰】 朝明渓谷から雨乞岳を途中断念で予定変更の周回

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【水晶岳】 すいしょうだけ 953.8m 【金山】 かなやま 906m
【羽鳥峰】 はとみね 823.1m   

登山日 2018年1月7日(日)
山域 鈴鹿山脈
コースタイム 8時間2分 (休憩・捜索ロス等約1時間17分含む ※歩行タイムは6時間45分)
コース 朝明渓谷駐車場(6:28)〜旧千草街道登山口(6:48)〜根の平峠(7:42-7:47 休憩5分)〜タケ谷分岐(7:58-8:13 ワカン装着15分)〜上水晶谷出合(8:38)〜コクイ谷出合(9:10-9:17 休憩7分)〜上水晶谷出合(9:48)〜タケ谷分岐(10:18)〜根の平峠(10:30-10:42 休憩12分) 〜水晶岳(11:21-11:26 休憩5分)〜中峠(11:49)〜[途中休憩 5分]〜金山(12:26)〜羽鳥峰(13:01-13:19 昼食休憩18分)〜猫谷林道分岐(13:23)〜[カメラ捜索ロス 10分]〜猫谷合流(14:05)〜朝明渓谷駐車場(14:30)
天候 晴れ
駐車場 ★朝明渓谷有料駐車場(広い駐車場 500円) , トイレ有り
立ち寄り湯 アクアイグニス片岡温泉
備考 ★朝明渓谷駐車場は釈迦ヶ岳・水晶岳・国見岳など色々なルートが選択できる拠点です。
★トイレは朝明渓谷駐車場にあります。
★登山ポストは朝明渓谷駐車場(庵座・中尾根の入口)にあります。
◆積雪期は雪の状況によりコースタイムは大きく変わります。
※今回は深雪の為、コクイ谷出合で雨乞岳を断念して別ルートの周回にしました。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

雨乞岳リベンジ!! 第何弾?という事で、雨乞岳を目指すべく雪の降り積もる朝明駐車場へやってきた。数年来、深雪の雨乞岳に挑戦 するたびに体力及び気力不足で敗退を繰り返しているのである。今度こそはと意気込み、まずは何の興味もわかない根の平峠までの 登山道を進んで行く。ここまでは何の問題も無いが、根の平峠を越えコクイ谷出合へと一歩足を踏み出した瞬間に悪夢が始まる のであった… 雪が深い… ただひたすら深雪を平行移動しながらラッセルで進んで行くのは坂道をラッセルするよりはるかに 重労働で、コクイ谷までの平坦な道程でいつも心が折れてしまうのである。そして今回も過去の例にならうかのようにコクイ谷出合まで 来たところで心が折れてしまった… この先の雨乞岳を往復する時間は十分にあるが、その後にこの場所から根の平峠に戻る地獄の道程が とてつもなく嫌なのである。そして今回も例外なく早々にコクイ谷出合から根の平峠へと戻る決断をしてしまう。情けないが毎回の恒例行事のように 敗退を決め(毎回、スノーシュー以外のトレースが無い時間帯に行くのでラッセルで心が折れるのであろうか)根の平峠まで戻ると気分が楽になり、せっかく なので水晶岳でも登り周回して朝明に戻ろうと進路を変更し登って行く。水晶岳を越えるとまたしてもトレースは皆無となり新雪を 踏みしめラッセル行軍を再開する。青空の下、疲れれば朝明への逃げ道が要所要所にある縦走路は気分が楽で、アップダウンの続く 道程の足取りも軽く進んで行ける。なんて現金な体なのであろうか。金山山頂まではトレースは皆無であったが、山頂からは羽鳥峰峠 から往復する人がいるようでトレースが付いており、トレースに従って羽鳥峰へと進んで行く。羽鳥峰で昼食を食べた後は猫谷林道 から朝明駐車場へと戻り2日間の鈴鹿探索を終了した。しかしながら深雪の雨乞岳に辿り着ける日はくるのであろうか?と悩んでしまう。

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【朝明渓谷駐車場(写真は下山時)】
駐車場は雪で覆われていた

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【まずは1q程道路を歩く】
凍結箇所が多く滑りやすい;;

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【羽鳥峰方面との分岐】
左に入り橋を渡ると旧千草街道登山口



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【根の平峠までの道程はトレース有り】
人気ルートなので人が多い

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【ブナ清水分岐】
この分岐までくれば根の平峠は近い

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【根の平峠に到着】
雨乞岳方面はトレース無し



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【雪原とイブネ・クラシ】
雪原にはトレース無し・・・

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【イブネとイブネ北端】
冬のイブネにも登ってみたい

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【タケ谷分岐で単独登山者に抜かれる】
スノーシューでスイスイ進んでいった



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【筆者達もワカンを装着】
これで少しは快適に進めるはずだが・・・

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【トラバースゾーン】
滑落しないよう慎重に前進

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【上水晶谷出合】
上水晶谷を横断する



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【上水晶谷出合左岸分岐を通過】
コクイ谷出合までの平坦道が筆者的に苦行

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【相方はワカン装着で快適そう】
体重のせいか筆者はワカンで踏み抜き多数

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【既に心が折れそうな筆者】
足取りは鉛のように重い



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【コクイ谷出合で心が折れ撤退決定】
雨乞岳往復後にこの道を戻るのは無理だ

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【コクイ谷出合に別れを告げ引返す】
失意の中、根の平峠へと戻って行く

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【根の平峠まで戻って来た】
苦手な区間が終わると気が楽になった



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【予定を変更して水晶岳を目指す】
筆者的に深雪時は急坂の方が登りやすい

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【展望地から釈迦ヶ岳が見える】
今日は申し分ないお天気

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【釈迦ヶ岳】
冬の釈迦ヶ岳は筆者のお気に入り



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【水晶岳はこの分岐から5分程西にある】
水晶岳まではトレースが付いている

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【水晶岳】
背後に見える山は国見岳と御在所岳

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【分岐まで戻り次は中峠を目指す】
ここからはノートレース



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【所々に目印は有るが道は分かりずらい】
一部、道を外した所もあった;;

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【釈迦ヶ岳を見ながら中峠へ下って行く】
傾斜の道は気分爽快!

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【中峠まで下りてきた】
ここから羽鳥峰方面へと歩を進める



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【次は金山を目指す】
雪が緩み更に沈み安くなってきた・・・

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【振返り見る水晶岳(左上)】
見晴らしの良い稜線は気分が良い♪

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【町の向こうに海が見える気がする】
今日は空気が澄んで視界良好



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【浮力が無くなったワカンを外しズボ足】
ワカンで沈むと足の引き抜きが大変なのだ

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【延々と進まない深雪ラッセル】
今年の鈴鹿は雪が多くて楽しめる

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【風雪紋美しい県境稜線】
相方も写真撮影が忙しそう



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【自然の造形美 『 風雪紋 』】

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【金山まで後少し】

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【発達中の雪庇】



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【この看板から1分ほど奥が金山山頂】
よく見ると看板に書いてある

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【金山に到着!】
眺望が良いが風が吹き抜け寒い

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【金山からの釈迦ヶ岳】
釈迦ヶ岳へと至る道が県境稜線



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【左から御池岳・藤原岳・竜ヶ岳】
鈴鹿北部の山は更に雪が多そうだ

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【金山から鞍部まで下って行く】
金山からはトレース有り

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【小ピークに登り返すと羽鳥峰が登場】
あの頂に登ればアップダウンも終了だ



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【こじんまりと小さな頂の「羽鳥峰」】

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【羽鳥峰峠まで快調に下って行く】

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【峠からほんの少し登れば羽鳥峰】



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【羽鳥峰から羽鳥峰峠方面を眺める】
石を並べて作られたアンパンマンがいる

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【猫谷林道の分岐】
下山は林道コースを選択

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【急坂を下れば林道に出合う】
林道コースもトレース有り



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【猫谷林道も雪で埋もれていた】
林道で相方がカメラを落とし捜索ロス

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【アンモナイトみたいな雪の塊】
すぐ先でこの塊の正体が分かった

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【斜面から滑り落ちて出来る雪塊】
綺麗に転がると大きくなるようだ



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【猫谷と合流】

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【中峠分岐を横目に通過】

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【後は道路を歩いて無事終了〜】




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