【稲村ヶ岳】 母公堂から狼尾ルートのピストン

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【稲村ヶ岳】 いなむらがたけ 1726.1m   

登山日 2018年1月13日(土)
山域 大峰山脈
コースタイム 7時間21分 (休憩等59分含む ※歩行タイムは6時間22分)
コース 母公堂(7:36)〜法力峠(8:36-8:46 休憩10分)〜尾根道分岐(8:53)〜白倉山(9:27)〜稲村小屋(10:31-10:46 装備変更15分)〜稲村ヶ岳(11:39-11:44 休憩5分)〜稲村小屋(12:20)〜[途中休憩 20分]〜白倉山(13:34)〜法力峠(14:04-14:13 休憩9分)〜母公堂(14:57)
天候 曇り一時雪(気温が低く稜線は強風)
駐車場 ★母公堂駐車場(有料 500円 5台程) トイレ有り
※駐車台数が少ないため早めの到着の方がいいと思います。
※洞川温泉センターから母公堂までの道にも雪がありました。
立ち寄り湯 洞川温泉 洞川温泉センター , 黒滝・森物語村 黒滝の湯
備考 ★母公堂のトイレは以前来た時より新しくなり使用可能でした。(2014年に来た時は冬期閉鎖だった)
※稲村ヶ岳公衆トイレは水道施設凍結防止のため冬季は使用禁止です。
※未確認ですが稲村小屋の裏のトイレが使用可能との情報があります。
★登山ポストは母公堂前に設置されています。
★今回は危険な夏道のトラバース道では無く冬道の尾根ルートを歩きました。
★積雪期の大日山のトラバース箇所は要注意です。(今回はトレースがあり難なく通過)
★冬季はピッケルと12本歯のアイゼンが必要かと思います。
◆積雪期は雪の状況によりコースタイムは大きく変わります。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

週末は大峰遠征と称し1泊2日の八経ヶ岳ツアーを慣行しようとしたが、相方の要望(日帰り2回にしろと強要…)もあり、稲村ヶ岳へ日帰り で登り麓でテント泊、翌日日帰りで山に登り帰還するという形に計画変更して3人で天川村を目指し出発した。前日に降り積もった雪で 途中の道路は真っ白に変貌を遂げ、挙句の果てに天川村に入ると道路の温度計は-11℃と表示している。ここは本当に奈良県か?と思い ながらも登山口となる母公堂前駐車場に無事到着し、雪の稲村ヶ岳へと4年ぶりに足を踏み入れる。まずは法力峠までダラダラと進んで 行くのであるが、この道程が意外と長く時間がかかる。法力峠を過ぎるといよいよトラバースの連続になるはずであったが、ここで夏道 ではなく尾根上にトレースが付いているのを発見する。4年前の2月はトラバース道を緊張しながら登って行ったが、尾根ルートがある情報 を見たことがあり、地形図を確認しながら尾根上を忠実に歩いてみることとする。尾根道は歩きやすく夏道 のような緊張感もない… せっかく遠征してきたのでトラバース道の方が良かったような気もする が、新しい道を進むのも悪くは無いと考え標高を稼いでいく。稜線まで上がると風が強く低温のため寒さが厳しく身に染みて堪えてくる。 稲村小屋に到着し休憩を考えが、小屋前は風が吹き抜けとても休んでいられる寒さでは無いので、早々に装備変更だけ済ませ山頂を目指す。山頂までは核心部となる大日山 のトラバースがあるが、トレースばっちりで普通に歩け拍子抜けした感じでなんなく山頂へと到達した。山頂からの展望は生憎の天気で望めず記念写真 を撮影して退散、稲村小屋へと戻るがもちろんこの寒さの中で昼食を取るきにはならず、風が避けれる場所まで進み昼食休憩を取る。 下山は往路を忠実に戻りあっという間に法力峠へと戻ると、後は再びダラダラと登山口目指して下っていく。結果的に恐怖と緊張感を 味わうことも無く、普通に歩く雪山登山といった感じで終了となったが、これはこれで良かったのであろうと考える。下山後は久しぶりに 洞川温泉に入ると露天風呂が出来ており進化したなと感じながら帰路へとついた。本当は下山後に麓でテント泊の予定であったが、気が変わり 一旦帰宅し自宅で鍋宴会を行った後、再び明日は違う山を目指そうという事になったのであった。

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【母公堂駐車場】
すぐに満車になるので早めがお勧め

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【母公堂のトイレと登山ポスト】
トイレは使用出来ました

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【母公堂】
役行者の母が住んでいた庵



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【母公堂登山口からスタート】
五代松鍾乳洞方面との分岐まで一登り

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【五代松鍾乳洞方面との分岐】
標識によると稲村ヶ岳まで5.7q

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【登山道には鉄橋が点在する】
道は明瞭で分りやすい



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【山腹道を進んで行く】

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【あれは白倉山だろうか】

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【法力峠でアイゼンを装着】



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【法力峠の少し先から尾根道に入る】
稲村ヶ岳に何度も来ているが狼尾は初見参

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【なかなかパンチの効いた急斜面】
法力峠から白倉山までは標高差250m程

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【白倉山まで登って来た】
この辺りから綺麗な樹氷がお出迎え



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【一面の樹氷に癒される】
白倉山から一旦鞍部まで下る

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【鞍部からP1630のピークの登へ】
自然林が美しい狼尾を満喫

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【ブッシュ気味で歩きづらい箇所あり】
迂回するような所もあった



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【育ち中の樹氷達】

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【多くはないが目印もある】

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【二つあるP1630ピークを通過中】



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【P1630から山上辻方面へ下る】
クモクビ塚方面に行かないよう注意

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【山上辻まで後少し】
この辺り樹氷はとても綺麗

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【樹氷を纏った美しい森】
生憎の曇り空だがこれはこれで美しい



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【樹氷の撮影をしながら歩を進める】
それにしても今日は気温が低い・・・

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【山上辻に到着!】
稲村ヶ岳公衆トイレは使用不可

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【稲村小屋前でアイゼンを装着】
小屋前は風が吹き抜け寒すぎる;;



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【ピッケルに持ち替え稲村ヶ岳を目指す】
風が強い所は先行者のトレースが消えてる

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【雪も深くなって来た】
今回の大日山トラバースは如何なものか

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【前方にぼんやり大日山が見える】



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【いよいよ大日山のトラバースに突入】

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【トレースばっちりで難なく歩ける】

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【気を抜かず慎重に通過中】



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【無事に大日山のトラバースを通過】
状況によりここの難易度は大きく変わる

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【大日のキレット】
積雪期の大日山は登った事が無い

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【一面のモコモコの樹氷達】
中々見応えあり♪



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【海老の尻尾では無くエビフライ】

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【稲村ヶ岳まであとひと踏ん張り】
踏み抜きが少ないのでズボ足で問題無し

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【ガスで展望が見えない稲村ヶ岳に到着】
ピストンなので往路をボチボチ戻り終了




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