【旭山・ヒキノ・銚子岳・静ヶ岳】 焼野からの周回

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【旭山】 あさひやま 755.8m 【ヒキノ】 ひきの 843.8m
【銚子岳】 ちょうしだけ 1019m 【静ヶ岳】 しずがたけ 1088m

登山日 2020年4月4日(土)
山域 鈴鹿山脈
コースタイム 7時間58分 (休憩、約59分含む ※歩行タイムは6時59分)
コース 茨川林道[焼野]の駐車地(6:11)〜折戸トンネル(6:15)〜山の神峠との分岐(6:50)〜旭山(7:10)〜[途中 休憩4分]〜ヒキノ(8:05)〜L190鉄塔(8:41-8:47 休憩6分)〜P762(9:05-9:13 休憩8分)〜ノタノ坂(9:20)〜茶屋川渡渉(9:51-9:55 休憩4分)〜[途中 休憩9分] 〜銚子岳(11:04-11:13 休憩9分)〜セキオノコバ(11:47)〜静ヶ岳(12:00)〜P1047(12:18-12:31 休憩13分)〜P826(12:50)〜[途中 休憩6分]〜静ヶ岳西尾根登山口(13:26)〜茨川林道[焼野]の駐車地(14:09)
天候 曇り時々晴れ
駐車場 ★茨川林道[焼野]の駐車地 ,トイレ無し
※折戸トンネルより少し南にあります。
※茨川林道は未舗装が多いダート道です。(林道に石が落ちている箇所はパンクに注意)
立ち寄り湯 永源寺温泉 八風の湯 , 阿下喜温泉 あじさいの里 ,アクアイグニス片岡温泉
備考 ★折戸トンネル〜山の神峠との分岐はヤセ尾根は有りますが目印もあり迷わず進めました。
★山の神峠との分岐〜ノタノ坂間は尾根が入り組んで迷いやすい箇所があります。
※鉄塔が6箇所程あり良い目印となります。
★ノタノ坂〜茶屋川渡渉地点は道幅が狭いトラバース道と茶屋川の渡渉に要注意です。
★銚子岳北尾根〜銚子岳は取付きが不明瞭ですが尾根に乗ると断続的に急坂が続く明瞭な尾根歩きです。
※北尾根の取付きが分らず適当に取付きましたが尾根に乗るまでの道が核心部でした。
※もう少し治田峠よりから取付きを探せば歩きやすいルートがあるのかもしれません。
★銚子岳〜静ヶ岳は鞍部に下るザレ場が滑りやすい急坂なので要注意です。
★静ヶ岳〜静ヶ岳西尾根入口は目印が付いていて断続的に急坂があります。
★バリエーションルートを含みますので地形図は必須、GPSも有った方が良いです。
※目印に頼りすぎるとルートを外す危険がありますので要注意です。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

鈴鹿の山をガッツリと歩いて見ようと思い立ち、山蛭が出る前に滋賀県側のロングコースを選択し出かける事としてみる。コースは未踏の ルートをなるべく多く塗りつぶそうと考え、茶屋川沿いにある折戸トンネル付近をベースに旭山・ヒキノ・銚子岳・静ヶ岳を 周回する形として起点となる駐車地を目指し車を走らせる。太尾登山口付近の駐車地まではなかなかの悪路で、時速10km程度 でゆっくりと走り時間をかけてなんとか到着した。駐車地から数百mほど歩いた折戸トンネルが取付きとなり、トンネルの右側 から回り込むように登り尾根上まで乗り上げると左右どちらにも目印のテープが付いてあった。右側にも行けるのかなと思い ながら目的の稜線である左手にルートを取り急坂を登って行く。序盤はバリエーションらしくなかなかの急登が出迎えてくれるが、 急斜面を抜け傾斜が落ち着いてくると一般登山道のような感じとなり稜線までは歩きやすい。稜線に合流し一般道となったところで 右手にルートをとり一つ目の山となる旭山を目指す。まだ肌寒い季節のため問題は無く快適な登山道であるが、以前、夏に 歩いた際には恐怖と戦慄の道と化していた事が印象に残っている・・・恐怖の蛭地獄。蛭など退治しながら歩けばよいとタカを くくり武器(濃い塩水)を片手に意気揚々と出かけたが、あまりの数の多さに敗北感に打ちのめされ逃げるように下山したので ある…人生最大の蛭被害にあった屈辱の1日であった。蛭の心配の無い平和な登山道を進み旭山を突破すると、ここから先は未知の 領域となり、実線でありながらポッカリと開いていた未踏ルートを進む形となる。『山と高原地図』でいう実線一般ルートのため 何の問題も無いはずであるが、意外と迷いやすい箇所があり地形図を見ながらでないと迷子になりそうな感じである。 ヒキノを越えノタノ坂より茨川へと一旦下るといよいよ今日のメインと いってもよい銚子岳北尾根の登りとなるが、その前にプチ難関となる茨川の廃村集落手前より茶屋川の渡渉が待っている。当初は 靴を脱いでの渡渉なのかなと思っていたが、渡渉箇所には丸太が置かれており、その丸太の上を歩いて渡るのが地味に緊張する。 なんとか突破し北尾根へと取り付く形になるが、尾根の取付きが分らず適当なところを無理矢理登り、何とか尾根まで乗り上げる事が出来た。 ここからは忠実に尾根芯を登って行く形になるが、標高差450m程の急斜面を一気に山頂まで 登り詰める形となり、ここまで歩いて来た疲労から足が上がりにくくなっている … 途中何でもない所でコケて強打した膝も痛く 情けない。疲労感満載の中、銚子岳までなんとか辿り着いたところで本日のヤマは越えたかと一息つき休憩を取る。気が抜けた 状態で後は縦走路を静ヶ岳まで行き下山するだけと思っていたが、静ヶ岳まではまだ200mの登り返しがあり、もはや惰性だけでダラダラ と進んで行く。なんとか静ヶ岳まで到着した所でようやく下山していく形になり、南西尾根ルートをP1047まで進んで行く。 ここから左方向へ行く南西尾根とは別れ右前方の西尾根へと進んで行く。西尾根は入口から真新しいピンクのテープが続いており バリエーションルートという趣きが無くなっているような感じであった。 西尾根を林道まで下ると後は茶屋川を眺めながら林道を3kmほど歩き駐車地に戻ったが、久しぶりに疲労感満載のガッツリとした 鈴鹿探索を堪能する事ができた。

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【茨木林道沿いの駐車地】
太尾(焼野)登山口のすぐ近く

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【300m程進むと折戸トンネル】
今からトンネルの上の尾根を歩く

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【トンネルの手前右側から尾根に取付く】
取付いてすぐ目印があった



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【尾根に乗り上げるまでの急坂箇所】

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【尾根に乗り、今から歩くヤセ尾根】

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【P599までは断続的に急坂が続く】



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【P599からは傾斜が緩む】
少しの間平坦地でその後は普通の登り

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【山の神峠との分岐を目指し登って行く】
思っていたより目印が多い

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【目印が多く付けられた箇所】
地図を確認すると山の神峠の分岐はまだ先



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【山の神峠との分岐】
先程の所から3分程

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【山の神峠方面の道】
後方の山は水木野と不老堂

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【水木野(左)と不老堂(右)】



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【静ヶ岳(左)と竜ヶ岳(右)】

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【山の神峠との分岐からは一般ルート】

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【東山と旭山の分岐】



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【分岐から5分程で旭山に到着】
以前7月に来た時は山蛭の猛襲にあった

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【ヒキノ目指して縦走開始】
この先は小さなアップダウンが多い

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【地形図で進む方向を常に確認】
地形が入り組んで迷いやすい箇所あり



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【L187鉄塔】

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【目指す銚子岳と静ヶ岳は遥か彼方】

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【釈迦ヶ岳方面】



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【開けて気持ち良いのでこの先で休憩】

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【休憩地からヒキノはもう少し】

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【苔の絨毯】



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【馬酔木も沢山咲いて来た】

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【L187鉄塔に来るとヒキノはもう目前】

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【ヒキノは初登頂】



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【ヒキノの山頂標識と三角点】

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【気合を入れ直しノタノ坂へと縦走開始】

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【たぶんここがP787だと思われる】



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【ヒキノ〜ノタノ坂もアップダウン多し】

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【L190鉄塔】

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【ヒキノ(中央奥)とP787(右)】



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【L191鉄塔】

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【ヌタ場、それとも水溜り?】

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【アップダウン縦走路に疲れて来た;;】



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【P762(R190鉄塔)】

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【ノタノ坂方面】

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【今から歩く銚子岳北尾根を眺める】



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【静ヶ岳まで行き西尾根から下山予定】

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【ノタノ坂まで後少し】

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【ノタノ坂から茨川方面へ進む】



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【道幅が狭いトラバース道は要注意】

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【横断する沢が下に見える】

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【カタバミかな?】



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【沢まで下りて来た】

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【沢を横断、少し先でもう一度横断】

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【廃村の茨川集落】



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【茶屋川から見たノタノ坂方面の入口】
出発して3時間40分で茶屋川に着いた

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【ここは茨木林道の終点でもある】
増水で渡渉不可時は林道歩きで回避可

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【銚子岳北尾根に行くので茶屋川を渡渉】
丸太が架けてあったので渡るが怖い



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【丸太は数ヵ所架けてあった】
銚子岳北尾根は対岸まで行くと行き過ぎ

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【銚子岳北尾根の取付きが良く分らず】
あの上に見える尾根に乗りたいけど・・・

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【登れそうな箇所から取付いて見る】
何処か正規の取付きがあるのかもしれない



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【尾根に無事乗った】
少しの間ヤセ尾根を進む

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【ヤセ尾根から少し降りる箇所は注意】
ここを下りた所の東側にピンクテープ発見

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【林業用テープかもしれないが道っぽい】
ここから登って来るのが正規だったのかも



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【急坂になり一気に息が上がる】

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【その後も林業用か悩むような目印有り】

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【更に登って行くと登山道の目印を発見】



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【天狗岩と藤原岳】

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【銚子岳がようやく近づいて来た】

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【バイケイソウ】



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【最後の登りも急坂で足取りが重い】

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【銚子岳で補給休憩】

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【ショウジョウバカマ】



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【銚子岳入口(分岐)から竜ヶ岳方面へ】

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【今から正面に聳える静ヶ岳に登らねば】

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【鞍部まで下りは滑りやすい急坂】



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【鞍部まで下って来た】

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【静ヶ岳目指し登って行く】

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【セキオノコバ付近の池】



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【セキオノコバ(分岐)から静ヶ岳へ】

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【静ヶ岳への登り】

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【静ヶ岳に到着!】



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【静ヶ岳からP1047方面へと進む】

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【竜ヶ岳】

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【振返り見る静ヶ岳】



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【小ピークを2つ程越えていく】

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【風格のある古木】

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【P1047からの静ヶ岳方面】



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【釈迦ヶ岳〜雨乞岳方面】

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【御在所岳】

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【雨乞岳】



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【さようなら静ヶ岳(左奥)】
樹林帯の下りに入る前に眺望を楽しむ

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【P1047から西尾根へ】
P1047は西尾根と南西尾根の分岐点

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【藪道にもしっかり目印がある】
西尾根には目立つ目印が多く付いていた



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【この辺りがP826だと思われる】

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【もうイワウチワが咲いていた】

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【ロープが張られた箇所もある】



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【最後の急坂を下山中の相方】
西尾根は断続的に急坂があった

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【静ヶ岳西尾根入口】
茨川林道まで下りて来た

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【後は茨川林道を3km程歩くだけ】
駐車地まで戻り無事終了




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