冬の釈迦ヶ岳  庵座谷から猫谷の周回

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【釈迦ヶ岳】 しゃかがたけ 1091.9m 【猫岳】 ねこだけ 1058m 

登山日 2020年12月19日(土)
山域 鈴鹿山脈 【鈴鹿セブンマウンテン - 釈迦ヶ岳】
コースタイム 6時間5分 (休憩約41分含む ※歩行タイムは5時間24分)
コース 朝明渓谷駐車場(6:59)〜庵座滝展望地(7:51-8:01 休憩10分)〜三段の滝(8:34)〜中尾根との分岐(8:48)〜[途中 休憩5分]〜釈迦ヶ岳(最高点)(9:44)〜釈迦ヶ岳(三角点)(9:57)〜猫岳(10:42-10:46 休憩4分)〜白滝谷との分岐(11:46)〜羽鳥峰(11:53)〜[途中 休憩22分]〜中峠との分岐(12:48)〜朝明渓谷駐車場(13:04)
天候 小雪
駐車場 ★朝明渓谷有料駐車場(広い駐車場 500円) , トイレ有り
※冬季の朝明渓谷までの道は凍結・積雪の場合があります。
立ち寄り湯 片岡温泉 アクアイグニス
備考 ★朝明渓谷駐車場は釈迦ヶ岳・水晶岳・国見岳など色々なルートが選択できる拠点です。
★トイレは朝明渓谷駐車場にあります。
★登山ポストは朝明渓谷駐車場(庵座・中尾根の入口)にあります。
★積雪期の釈迦ヶ岳は迷いやすい箇所もあるので注意してください。
★庵座谷・猫谷は沢を渡る箇所があります。増水時は注意です。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

北日本に大雪をもたらした低気圧は、鈴鹿山脈にも多くの積雪をもたらしたようである。この機を逃す手は 無いと早速週末に出かける事とするが、せっかく行くのならトレースがあまりなく人が少なそうな所ということで定番の 釈迦ヶ岳に決定、筆者にとっては定番だが何故か人気が無い気がする。。。朝明駐車場に6時半すぎに到着すると駐車場には 車は3台のみ、人が少ないのは目論見通りなので早速準備をして小雪の舞う中を出発する。駐車場付近から 積雪があり、今シーズン初の雪山としての滑り出しは順調といったところである。庵座谷コースを順調に登って行くとともに積雪は 増してきたので庵座の滝展望地でアイゼンを装着(こんなに早い段階でフルアイゼンを装着したのは過去初めて) 三段の滝を突破し標高を順調に稼いでいくが、ここまでは前日までのトレースがあるため苦も無く突破していける。本当は全て新雪 を踏んで登りたいところではあるが、今シーズン初の雪山と考えれば雪と戯れられるだけで十分であろう。積雪は更に増していき 膝上付近まで積もっている箇所も出始めるが、そんなに苦にするほどの積雪でもない。トレースを辿りながら 最高点へと向け最後の急登を登り始めるとここで突然トレースが消えてなくなった。トレースが消えた付近より上部は 急激に雪が深くなり太腿辺りのラッセルとなったため、このトレースを着けた方はどうやらここで撤退した模様である。筆者的にはこのくらいの積雪であれば 逆にトレースが無い方が嬉しかったりもするので張り切ってラッセルを開始する。 それほど距離的にも長くは無いのであっさりと突破し最高点へ到達する。今回の降雪後に最高点はまだ踏まれた後は無さそうな感じ である。ここから釈迦ヶ岳の三角点まではもちろんトレースは無く新雪を踏みながら突破し、久しぶりに雪の釈迦ヶ岳を満喫することが出来た。 本番はここからとなるが、釈迦ヶ岳の山頂付近にトレースが無いという事はもちろん羽鳥峰への稜線にトレースが あるはずも無く、真っ新な新雪を踏みしめながら羽鳥峰へと向かって突き進んで行く。深い吹き溜まりでは太腿付近まで 埋まりながらも、鈴鹿ではワカンは装着しないというポリシーからづぼ足でトレースを刻んで行き猫岳を突破、久しぶりの 雪山ながらそんなにしんどくもなく順調に進んで行くことが出来た。白滝谷分岐付近まできたところで本日のものと思われる トレースが突然現れるが、そこで途切れているため、どうやら新雪をここまで進んだところで撤退していった模様 である。羽鳥峰まで到達すると後は朝明に向って下るだけであるが、下りの猫谷もトレースは無かった。猫谷を下る 途中の風があたらない場所で昼食のカップラーメンを食べて駐車場に戻り無事終了。なかなか雪を堪能し楽しめた1日となった。

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【朝明渓谷駐車場】
駐車場を7時頃に出発

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【庵座谷・中尾根の登山口】
既に雪があり積雪が期待出来そう

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【庵座谷と中尾根の分岐】
本日は庵座谷から登る



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【最初の渡渉地点】

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【小雪が舞う中を登っていく】

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【展望地からの庵座の滝】



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【展望地からすぐのトラバースは要注意】

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【ここを渡渉すれば三段の滝は近い】

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【庵座谷】



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【三段の滝まで来た】

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【登山道(左)と三段の滝(右)】

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【三段の滝の横の道は急坂】



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【中尾根方面との分岐】

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【大陰(おおかげ)を通過】

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【草付きの箇所は風が強く寒い】



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【トレースが無くなりラッセル開始】

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【太腿まで埋まりスピードダウン】

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【釈迦ヶ岳最高点まであと少し】



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【踏み後が全くない釈迦ヶ岳最高点】

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【まっさらな道を三角点目指し進む】

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【樹氷達も育っている】



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【登山道脇の雪庇】

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【最高点〜三角点は景色が美しい】

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【釈迦ヶ岳三角点も踏み後無し】



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【少し戻り羽鳥峰まで縦走開始】

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【この区間もトレースは無く新雪を進む】

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【雪庇沿いを進み中】



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【中々の雪深さ】

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【鞍部まで下り猫岳へと登る】

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【新雪が重く時間がかかる】



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【猫岳も踏み後無し】

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【積雪期のこの縦走は道が分かりづらい】

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【雪原を通過中】



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【雪だまりは雪が深い;;】
小雪も一向に止む気配がない

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【まだ足跡の無いまっさらな道を進み中】
そろそろ樹氷ともお別れだ

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【遂に羽鳥峰からのトレースが出現】
どうやらここで引き返したようだ



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【白滝谷道分岐】

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【羽鳥峰】

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【羽鳥峰から羽鳥峰峠まで下る】



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【羽鳥峰峠から猫谷(谷コース)を下る】

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【猫谷もトレースが無い】

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【猫谷第一堰堤のロープ場】



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【猫谷第一堰堤】

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【猫谷を下り中】

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【猫谷第二堰堤のロープ場】



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【猫谷第二堰堤】

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【林道と猫谷の分岐】

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【後は林道を歩いて駐車場に戻り終了】




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