【入道ヶ岳】 松ノ木谷(沢登り)〜二本松尾根・滝ヶ谷(一般道)の周回

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【入道ヶ岳】 にゅうどうがたけ 905.6m   

登山日 2021年6月12日(土)
山域 鈴鹿山脈 【鈴鹿セブンマウンテン − 入道ヶ岳】
コースタイム 6時間5分 (休憩・装備替え等、約1時間9分含む ※歩行タイムは4時間56分)
コース 小岐須渓谷駐車場(6:00)〜大石橋(6:24-6:32 沢装備装着8分)〜作業道終点(6:44)〜紺屋谷出合(7:25)〜松ノ木谷出合(7:34)〜堰堤(7:41-7:52 休憩11分)〜[途中休憩 11分]〜大きな岩の滝(9:08)〜[装備替え 23分]〜イワクラ尾根上(10:19)〜椿大社奥宮(10:28)〜入道ヶ岳(10:36-10:52 休憩16分)〜滝ヶ谷と二本松尾根の分岐(11:19)〜小岐須渓谷駐車場(12:05)
天候 曇り
駐車場 ★小岐須渓谷山の家横の駐車場 , トイレ有り
★大石橋から少し先に駐車スペースが有り ,トイレ無し
備考 ★今回は松ノ木谷を遡行しましたが、登山道が平行しているのか数か所、目印を見かけました
★松ノ木谷は大きな滝はありませんが、直登できそうな小滝が多くあり楽しめました。
※水量が落ち着いていたのでほぼ滝を直登しました。
★松ノ木谷の上部は支流分岐が数か所有り分かり難いです。
★イワクラ尾根に乗る少し手前は道がわかりずらく適当に登りイワクラ尾根に乗りました。
★滝ヶ谷下山時に山蛭に取付かれました。(要蛭対策)
◆松ノ木谷の遡行には沢登り装備で入山しています。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

沢登り第3弾は、会のMさんと3人で入道ヶ岳の松ノ木谷へ出かける。松ノ木谷は大岩谷より分岐する谷であるため、下部は先週遡行 した大岩谷と同じであることから、初めにバタバタする事は無いであろうとの選定である。3週連続の小岐須渓谷駐車場 に集合し、3週連続となる大石橋を目指して道路を歩いていくが、1週間雨が降っていないせいもあり、小岐須渓谷は先週とは様相を変え 穏やかな渓谷の感じとなっている。前回、バタバタしてしまった入渓地点への道のりも作業道を最後まで詰めることでスムーズに入渓をはたす ことができた。前回同様に最終堰堤を左岸から巻き本格的に遡行を開始するが、谷の状況は水量も安定し穏やかな渓相となっている。 初めの2m滝の淵をいきなり泳いで突破してみるが、初めて泳ぐ沢はやはり水流に押し戻されなかなか辿り着く事が出来ず、これは 泳ぎメインの沢に行くのは大変だなと痛感する・・・後続の2人は左岸よりへつりで突破。滝の上部はナメが広がりしばし癒しの 空間となり軽快に小滝を越えて進んで行く。先週水量が多くて登れなかった苔滝も流芯を突破する事ができ、沢登りはいかに水量に 比例して難易度が変わるのかと実感することができる。紺屋谷出合の先にある5mの滝では、Mさんも意を決して釜を泳いで滝に取付いて突破し 沢を満喫している模様である。松ノ木谷出合まで到着すると大岩谷とは別れ、ここからが未知の谷となる松ノ木谷方面へと進んで行くが、 ここまで先週とは比較にならないほどスムーズに遡行する事ができた。松ノ木谷は大滝こそ無いものの遊べる小滝が連続して現れ、 我々には登れない大滝を高巻きするよりも登れる小滝を直登していく方が楽しく我々初級者向きの谷と言える。4mほどの適度な 難易度の滝も数カ所あり、お助け紐を出しながら基本直登して登って行く。滝を登り時にはへつり、時には泳ぎ、時にはシャワーを 浴びるといった色々なアクティビティをクリアしながら進んで行く沢登りは、まさに大人のアスレチックといった感じで テーマパークにも負けない わくわく感を与えてくれる・・・その分、しっかりと装備・技術・知識を有しないと危険も伴うのではあるが。4m程度の滝を次々と越えていくと大きな岩に挟まれた滝が 現れるが、この滝が今回の中では最も登りにくく苦戦した滝となった。左右の岩に足を突っ張りながら体を持ち上げてクリアする 感じであったが、後続の2人にはお助け紐を出して確保しながら登ってもらうも足が外れ一度フォールしていた。倒木が目立ってくる と水量も少なくなり、水が無くなった所で沢装備を外して稜線へと詰め、松ノ木谷の遡行は終了した。後は先週同様に入道ヶ岳山頂へと 進むが、遡行終了点が入道ヶ岳に比較的近いため、今回はあっさりと山頂へと到着することができた。山頂で昼食休憩を取り、今回は二本松 尾根より滝ヶ谷道を経由して駐車場へと戻った。こちらの方が池ヶ谷より歩き易かったため、今後はこちらを使用しようと考えて いる。

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【小岐須渓谷山の家横の駐車場】
ここから大石橋まで林道を歩く

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【大石橋】
ここで沢装備を装着

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【カワラコバ・ヤケギ谷登山口】
登山口横の作業道へ入る



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【今回は作業道の終点まで歩く】

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【振り返り見る作業道の終点】

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【あの堰堤は左岸を巻く】



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【堰堤を越えたらいよいよ入渓】

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【最初の2m滝の釜は意外と深い】

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【後続の二人はへつりで突破】



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【振り返り見る2m程の滝】

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【2mの滝上部のナメは滑らず快適】

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【先週よりは水量が落ち着いた大岩谷】



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【サブサブ進んで行く】

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【ここはちょっと深くなっている】

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【2m程の斜滝】



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【同滝を登るMさん】

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【今日のコケ滝は登れそうだ】

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【先週のコケ滝は水量が多くて巻いた】



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【筆者はコケ滝をフリーで登る】

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【後続の二人にはロープを出す】

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【今日くらいの水量だと問題なく登れた】



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【紺屋谷出合を過ぎると黒い岩5mの滝】

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【黒い岩5mの滝の釜を泳ぐMさん】

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【同滝を登る相方】



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【松ノ木谷出合の二股は右の松ノ木谷へ】

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【大岩がゴロゴロした箇所を進む】

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【前に見える堰堤は右岸(左)から巻いた】



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【1m(手前)+2m(奥)の連爆】

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【奥の2mの滝を登る筆者】
ここは難なく直登出来る

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【同滝を登るMさん】



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【1m+4mの連爆の4mの方の滝】
先ほどの滝よりは少し登りにくい

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【安全をみて後続にはロープを出す】

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【4mの滝に奮闘中のMさん】



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【次の4m滝はなかなか美しい】

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【この滝の右脇を登ってみる】

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【後続二人にはお助け紐を出した】



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【すぐ上の1mの滝】

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【この滝の釜をへつろうとするMさん】

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【この小さな滝の釜が結構深い】
へつりを断念して泳ぐMさん



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【樋状のナメ滝】

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【樋状のナメ滝を遡行中の相方】

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【5m程の斜滝はもちろん直登】



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【先程の5m程の斜滝を登った辺り】

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【この二股は右へ】
この先、数か所支流分岐が有る

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【ここが1m+1mの連爆の所だろうか】



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【小さな滝が続く松ノ木谷】

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【くの字のような流れの3m程の滝】
さて何処から取りつこう・・・

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【流芯をそのまま直登】



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【Mさん滝に打たれながら格闘中】

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【難関の滝を超えて癒しの沢】

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【この4m程の斜滝は全員フリーで通過】



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【この3m程の斜滝も全員フリーで通過】

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【同滝を登る相方】

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【この4m程の滝、後続二人は巻いた】



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【標高600m程の所まで遡行してきた】

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【まだ小さな滝は続く】

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【今回一番苦戦した大きな岩の滝】



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【大きな岩に足を突っ張り登る】

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【後続二人にはお助け紐を出した】
足の置き場が分からず苦戦する相方

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【倒木が多く歩きづらい場所もあった】



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【二股に来るたび進む方向を確認】
地形図とGPSをフル活用

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【筆者達が進んだ沢でたぶん最後の滝】

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【最後の滝も後続にお助け紐を出す】



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【何処に進むか迷う場所に出た】
筆者達は水が流れている沢の方向を選択

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【目印が沢山付いている場所】
松ノ木谷遡行中にも何度か目印を見た

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【もう沢の水は細く今にも無くなりそう】



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【枯れ沢になったのでここで装備変更】

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【この沢にも目印が付いていた】

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【少し登りここから尾根に乗る事に】



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【急坂を詰めていく】

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【イワクラ尾根に無事乗った】

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【イワクラ尾根を10分程進むと奥宮】



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【入道ヶ岳】
ここでのんびりとお食事タイム

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【二本松尾根から下山開始】
一般道登山道をサクっと下る

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【滝ヶ谷分岐から滝ヶ谷コースへ進む】
山蛭に取りつかれるも被害無く終了




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