登山日 |
2021年7月10日(土) |
山域 |
高見山地 【三百名山 − 三峰山】
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コースタイム |
4時間16分 (休憩・装備替え等、約34分含む ※歩行タイムは3時間42分)
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コース |
駐車地(6:36)〜月出登山口(6:43-6:48 沢装備装着5分)〜堰堤(6:58)〜標高約790mの二俣(7:18)〜8m程の滝(7:47)〜[途中休憩 8分]〜標高約1010mの二俣(8:36)〜標高約1150m付近(9:09-9:22 装備替え13分)〜八丁平(9:34-9:42 休憩8分)〜三峰山(9:47)〜三畝峠(9:54)〜新道峠(10:17)〜月出登山口(10:48)〜駐車地(10:52)
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天候 |
曇り時々晴れ |
駐車場 |
★月出登山口駐車場 , トイレ無し
※今回は月出登山口より少し下の駐車地に止めました。
※林道飯高北奥線起点(終点)には獣害除けゲートがありますが、開閉して通行できます。
※月出登山口までの林道飯高北奥線は一部狭い所もありますが舗装路です。
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備考 |
★ワサビ谷は直登出来る滝が沢山ありました。
※8mの滝は左右どちらからも巻けるようですが、筆者達は右岸から巻きました。
★ワサビ谷は支流分岐が数か所有るので地形図・GPSを駆使して進みました。
◆ワサビ谷の遡行には沢登り装備で入山しています。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)
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【 行程イメージ図 】
【 断面イメージ図 】
当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。
先週末は悪天候により山行計画を中止にした所、予想に反して曇り空ぐらいで悔しい思いをしたため、
今週末は曇り時々雨ぐらいであれば出かけるつもりでいた。金曜日の時点で土曜日の予報は午後より雨だが午前中は持ちそうであることから、少し
でも沢に入っておこうと考え、登れる小滝が多くコンパクトな沢で午前中で下山できそうな三峰山のワサビ谷へ出かけてみる。
出発地点となる月出登山口に6時半過ぎに到着し沢装備に着替えて登り始めるがどうやら本来の登山口よりも一段下に駐車
してしまったらしく、標高差50m程の遊歩道を歩いて登ると本来の月出登山口駐車地へと到着した…次回からはこちらに
停めることとしよう。登山口すぐ横に橋があり、この橋の左側より谷に降りるとすぐに入渓完了、本来の駐車地なら歩く必要
も無く沢に入渓できてしまう楽さである。沢は最近の雨で予想通り増水していたが思ったほどではなく、遡行するには問題は
無さそうなので遡行を開始する。すると直ぐに堰堤が現れ左岸から巻いた所から本格的な遡行開始となるが、最初の小滝で
いきなりの試練が待ち受けていた。さっくりと小滝を登っていくのがコンセプトであったが、1つ目の小滝でいきなり水圧に
負けて登ることが出来ず巻いてしまった…。しょっぱなからコンプリート失敗となり何か敗北感満載の出だしである。
その後は、快適に登れる小滝が連続して現れ楽しく登っていけるが、少々倒木が多いのが残念ではある。水量が少なければ小滝の突破も
簡単で大きめの滝も1つしか無いことから本格的に沢登りをやっている方には物足りないかもしれないが、沢初級者の我々の実力
としては水量も多く充分楽しめる沢である。標高790mの二俣を右に進むと3段の滝が現れ1段目に取付いてみるものの、ここも
水圧に負けて撤退、1・2段目をまとめて左岸から巻いて3段目の滝下に降りてみる。3段目の滝は何とか登ることが出来たが、相方
は滝下に降りてくることも無くさっさとまとめて巻きあがっていた。まだまだ登れる小滝は連続して現れ、当初予想していた
よりも十分に楽しめる沢に満足しながら進むと綺麗な斜滝が現れる。流芯脇を直登して登ったが相方はここも断念して右岸側より
巻いてくる。苔が綺麗なゴーロ帯を抜けるとこの谷最大の8m滝が現れる。ここでトップロープを張り滝登りの練習をしよう
と考えていたが、水量が多く登れる気がしないので断念して右岸から巻きあがりそのまま通過していく。その後も登れる小滝が
続き、標高900mを越えるとミニゴルジュが現れる。ここにも少々楽しめる滝があり気持ちよく登っていける。標高1010m
の二俣を左にとると水量はだいぶ減ってくるが、まだまだ小滝は続いている…いったいいくつの小滝があったのだろう。小滝を
登りまくって平流になると、ようやく小滝ゾーンも終了となる。入渓して既に2時間強が経過していた…。標高1150m付近で沢装備を解除し
ゆるやかに平流を詰め水が無くなるとすぐに八丁平へと飛び出した。沢登りで詰めの急登が無いのはこんなにも快適なのかと
思いながら八丁平で休憩を取る。同じ会のメンバーがこの2時間ほど後にここにきていたと聞いて久しぶりにお会いしたかった。
一応、三峰山の山頂を踏み新道峠経由で下山したが、下山路も整備された登山道のため歩きやすかった。距離が短くとても良い沢だったので、
今後行く場所が無い時や午前中にさっと行く沢として通うことになりそうな感じである。
【月出登山口より下の駐車地】 今回はここに止めさせて頂きました
【月出登山口への徒歩道入口】 車道だと1.4qで徒歩道だと270mの距離
【徒歩道を登っていく】
【月出登山口駐車場】 広いのでこっちに止めれば良かった
【橋からワサビ谷を覗いて見る】 増水を懸念していたが遡行は出来そう
【橋の袂からワサビ谷へ降りる】 1分程で谷に降りて入渓
【入渓地点から振り返り見る橋】 予報より天気の回復が早そう!
【遡行開始】
【やはり昨日の雨により水量多し】
【遡行開始してすぐ堰堤に出た】 この堰堤は左岸から簡単に巻ける
【堰堤を越えて最初の小滝で撃沈】 水圧で登れずスゴスゴと巻いた・・・
【小滝が沢山ある区間】
【出来るだけ小滝の流芯を登りたい】
【水流に足を取られないよう気を付ける】
【水量が多いと小滝が登り難い】
【相方も水量が多い小滝に苦戦】
【どんどん直登】
【思っていたより美しいワサビ谷】
【標高約790mの二俣】 この二俣は右へ
【二俣を右に進んですぐにある小滝】 奥に見えているのが3段の滝
【美しい3段の滝】
【1段目に取付くも水圧が凄くて撤退】 1段と2段目の滝は左岸から巻いた
【3段目の滝の下に降りてみた】 この滝なら何とか登れそう
【3段目の滝に取付く】 相方はもちろん3段目も巻いた
【3段目の滝を無事に登りきれた】
【3段目の滝の落ち口】
【そしてそのすぐ上も小滝が連続】
【小滝の連続ゾーンは楽しい】
【同箇所を登る相方】
【この滝は流芯の脇を登った】
【斜滝は快適に登れる】
【相方も脇にそれず奮闘中】
【美しい斜滝】
【この斜滝は流芯脇を直登】
【相方は流芯脇も登れず巻いていた】
【まだまだ続く小滝ゾーン】
【苔が美しいゴーロ帯】 奥に見えているのが8mの滝
【8mの滝は殆どの人が巻くらしい】
【8m滝の左右どちらからでも巻ける】
【筆者達は右岸から8m滝を巻いた】
【8m滝の落ち口】
【綺麗な沢についつい撮影枚数が増える】
【この滝は何とか流芯を登れた】
【同滝を登る相方】
【これくらいの滝は登りやすく楽しい】
【倒木が無ければ中々綺麗な斜滝】
【標高約910m地点を遡行中】
【ミニゴルジュは直登した】
【ミニゴルジュにある滝】
【ミニゴルジュで奮闘中の相方】
【この滝は流芯を直登】
【段々になっているので難しくない】
【同滝を登る相方】
【苔と小滝の競演が美しい】 紅葉の季節にも訪れてみたい
【この滝も直登した】
【標高約970mでもまだ小滝が続く】
【これだけ小滝が多いと充分楽しめる】
【標高約1005mの二俣は右へ】 このすぐ先にも二俣がある
【標高約1010mの二俣は左へ】 右の谷へ入り込まないよう注意
【二俣から左へ入ってすぐの滝】
【この滝は流芯脇を登った】
【標高約1060mの支流との分岐点】 沢が分かれる度に地形図とGPSで方向確認
【標高が上がり水量が落ち着いてきた】
【とは言えまだ小滝は続く】
【最後の小滝ゾーンを遡行中】
【相方も最後の小滝ゾーンを満喫中】
【登って】
【登って】
【どんどん登る】
【この滝はちょっと登り難かった】
【ここが本当に最後の小滝ゾーン】
【遂に平流になった!】
【緩斜面をのんびり進んで行く】 入渓してからここまで既に2時20分経過
【標高1150m付近で沢装備を解除】
【後は平流を詰めるだけ】 ワサビ谷はとても良い沢だった
【ここで水は終了のようだ】
【八丁平の端っこに出た】
【振り返り見る歩いてきた谷】
【八丁平で補給休憩】 人が少なく筆者達以外で登山者は1人だけ
【三峰山】 山頂から新道峠へと歩を進める
【三畝峠】
【三峰山と新道峠の中間点】 道標によると三峰山〜新道峠間は2q
【新道峠】 ここから月出登山口方面へ下る
【後は月出ルートを下山するだけ】 無事駐車地まで戻り終了
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