【入道ヶ岳】 池ヶ谷(沢登り)〜二本松尾根・滝ヶ谷(登山道)の周回

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【入道ヶ岳】 にゅうどうがたけ 905.6m   

登山日 2021年9月25日(土)
山域 鈴鹿山脈 【鈴鹿セブンマウンテン − 入道ヶ岳】
コースタイム 4時間59分 (休憩・装備替え等、約35分含む ※歩行タイムは4時間24分)
コース 小岐須渓谷山の家駐車場(7:15)〜池ヶ谷入渓地点(7:39-7:48 沢装備装着9分)〜12m滝落ち口(8:40-8:44 休憩4分)〜CSの大岩(9:05)〜連瀑帯最後の小滝付近(10:01-10:14 休憩13分)〜通報ポイント池ヶ谷9(10:44)〜入道ヶ岳(10:53-11:02 休憩9分)〜滝ヶ谷分岐(11:27)〜小岐須渓谷山の家駐車場(12:14)
天候 曇り
駐車場 ★小岐須渓谷山の家横の駐車場 , トイレ有り
備考 ★池ヶ谷は直登出来る小滝が多くあり楽しめました。
※ゴルジュ最奥の12mの滝は高巻しましたがそれ以外はほぼ直登しました。
※筆者は全てフリーで登りましたが相方に6mと8mの滝でロープを出しました。
★池ヶ谷と滝ヶ谷共に山蛭対策が必要です。(下山時に山蛭に取りつかれました)
◆池ヶ谷の遡行には沢登り装備で入山しています。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

先週に引き続き水量が多そうな感じなので、水量が少なそうな沢を選定し入道の池ヶ谷へとやって来た。池ヶ谷は登山道を 歩いていた際に暗い谷のイメージがあり、なんだかあまり近寄りたくはない感じの谷だったので避けていたが、鈴鹿の沢もだいぶ通った事で 初級沢の選択肢が少なくなってきており、重い腰を上げて出かけて見る事としたのである。今期の沢では4度目となる小岐須渓谷駐車場に車を停め 入渓口となる池ヶ谷登山口まで道路を歩いていく。登山口付近で沢装備を整え池ヶ谷へと入渓してすぐに2つの堰堤を左岸-右岸と巻き 登ると本格的な入渓となる。すぐに挨拶代わりの6m滝が現れ滝の左側を簡単に巻くことが出来るが、せっかくなので流れの左側の岩を 直登してみる。足場がつながっているので難しくは無いが朝1発目の岩登りはやはり緊張感が違う。上部の出っ張った岩を抱え込む ようにして突破してほっと一息つくも少々リーチが無いと厳しい感じがするので相方はロープで確保し登ってもらう。6m滝を越えると簡単に 登って行ける小滝が続き足慣らしがてら快適に進んで行くと筆者の中で池ヶ谷が陰気な谷と決めつけていた代名詞ともいえる薄暗いゴルジュ 帯が現れる。ゴルジュ帯の中の小滝をいくつか直登し突破していくと幅がどんどんと狭くなりどんつきにこの谷最大の12m滝が現れる。 この滝は手も足も出ないのでひとしきり写真撮影を実施した後は少し戻り右岸側の斜面より高巻き落ち口へと戻る。落ち口横には滝を覗き込む にはちょうど良い岩が出っ張っており地獄覗きとも言われるらしく薄暗い眺めを堪能してみる。登山道がすぐ上に通っているが、ここに滝が ある事はほとんどの登山者が知らないのではないかと思える・・・音で近くに滝がある事は気づくだろうが。メインイベントともいえる ゴルジュを突破すると再び登れる小滝が続き楽しみながら直登して行くと大岩が乗ったトンネルが現れる。大岩をくぐってすぐにある 小滝を越えると登山道の渡渉地点と合流、このすぐ先に8m滝が現れる。8m滝もフリーで登るが出だしが少々いやらしい感じであったため 相方にはここでもロープを出して登ってもらう。直ぐ上にある滝を直登すると避難小屋横へと出て、ここから先は全て登れて楽しい小滝パラダイス へと突入していく。次から次へと現れる小滝を楽しく越えて行きながら遡行すると徐々に水流が細くなっていき、最後は平行する登山道で 登り入道ヶ岳の鞍部の草原へと飛び出し楽に山頂を踏むことが出来た・・・詰めで藪やゴーロが無い沢登りは最高である。山頂で昼食を取り 下山は二本松尾根から滝ヶ谷コースで小岐須駐車場へと戻り無事終了、終わって見れば池ヶ谷はなかなか登りやすく楽しい谷で次回は山岳会の メンバーと来ても良い感じで来る前とは印象が全く異なる沢となった。

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【駐車場から池ヶ谷まで林道を歩く】
林道歩きは1.4q程

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【池ヶ谷コース登山口】
登山口を横目に少しだけ林道を進む

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【池ヶ谷入渓地点】
手前の堰堤は左岸から巻いた



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【奥の堰堤は右岸から巻く】
堰堤の上に出ると本格的に入渓となる

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【堰堤の上に出るとすぐに現れる6m滝】
流れの左側に取付いてみる
思ったより足場があり登って行ける

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【上の方は少し登りづらい】



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【少し出っ張った岩を抱えて登り突破】

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【相方には念のためロープを出した】
筆者が登ったルート通りに登ってきた

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【次の小滝は流芯を簡単に登れる】



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【しばらく小滝が混じるゴーロを進む】

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【この辺りは傾斜があるので標高を稼ぐ】

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【二条の滝も直登】



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【軽快に登れる斜瀑】
この辺りから滝が次々と現れる
噂通り岩が黒く谷も暗い感じだ

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【斜瀑を登る相方】

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【二段の滝も直登】



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【二段の滝を登る相方】

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【二段の滝を越えるとゴルジュ帯へ】

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【この二条の滝も難なく登れる】



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【この小滝はシャワーを浴びながら直登】

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【同滝で相方にお助け紐を出した】

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【ゴルジュはどんどん狭くなる】



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【ゴルジュ最奥滝の1つ手前の滝】

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【最奥の滝を撮影しようと四苦八苦】

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【手前の滝を途中まで登り撮影を試みる】



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【最奥の12m程の滝は筆者には登れない】

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【少し戻り右岸から高巻する】

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【この高巻は急勾配なので要注意】



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【高巻中に見る12m程の滝】
上から見ると谷幅の狭さがよくわかる
落ち口に降り立つと左岸の少し上に登山道の「池ヶ谷通報ポイント3」が見えた

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【12m程の滝の落ち口から覗いてみる】

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【落ち口からの眺めはこんな感じ】



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【少し進むと登山道の渡渉地点】
高巻後は谷は開けて少し明るくなった

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【2段4m程の滝】

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【この滝は流れの間を直登した】
足場がしっかりあるので問題なく登れる



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【その後もナメ滝など】

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【小滝が次々と現れる】

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【どれも水流の中を直登出来て楽しい】



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【そしてまた谷幅が狭くなって来た】
再び暗い雰囲気の渓相になる

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【この滝を越えると】

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【CSの大岩トンネル】



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【大岩をくぐって直ぐの所にある滝】

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【振り返り見るCSの大岩】

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【登山道渡渉地点】
このすぐ先に8m程の滝がある



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【8m程の滝】
流れの右側から取付き途中で流芯へ

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【中段以降は難しくない】
取付いた辺りがちょっと緊張した

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【相方には念のためロープを出す】
やはり出だしの足場が核心のようだ



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【8m程滝のすぐ上の現れる滝】

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【直ぐ横に避難小屋が見える】

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【近づいても全く動かないカエル】



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【避難小屋を過ぎると連瀑帯へ】

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【連瀑帯の小滝は全て直登可能】

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【以降、小滝パラダイスが結構続く】



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【果敢に小滝を直登していく】

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【この滝は上部が登りづらい】

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【同滝で相方がお助け紐を要求】
この先は難しく無いのでどんどん登る
かなりの小滝を撮影したけど適当に抜粋



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【連瀑帯はこのナメでほぼ終了】
ナメ滝の上で小滝を二つ越えて連瀑帯終了
想像以上に小滝が多く十分楽しめた



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【連瀑帯が終わると穏やかな渓相に】

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【トリカブト】

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【平行する登山道の方が楽だが沢を進む】



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【どんどん沢を詰めて行く】

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【ヘビ】

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【水量がかなり少なくなってきた】



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【登山道「通報ポイント池ヶ谷9」】
この付近で水も枯れたので登山道へ

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【登山道「通報ポイント池ヶ谷10」】
一登りすると入道ヶ岳の鞍部に出る

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【入道ヶ岳】



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【下山は二本松尾根コース】
登山道でサクっと下山

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【滝ヶ谷分岐】
この分岐は滝ヶ谷コース方面へ

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【滝ヶ谷コース登山口】
駐車場に戻り無事終了




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