【御在所岳】 東多古知谷(沢登り)〜表道(登山道)の周回

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【御在所岳】 ございしょだけ 1212m   

登山日 2021年10月30日(土)
山域 鈴鹿山脈 【鈴鹿セブンマウンテン − 御在所岳】 ・三滝川水系 三滝川
コースタイム 4時間1分 (休憩・撮影・装備替え等、約34分含む ※歩行タイムは3時間27分)
コース 表道駐車場(7:41)〜堰堤上(7:45)〜百闡(8:08-8:12 撮影4分)〜百闡黷フ落ち口(8:23-8:27 休憩4分)〜10m滝(8:50)〜10m滝の落ち口(9:15)〜標高約980mの二俣(9:36)〜[途中休憩 7分]〜表道渡渉地点(10:10)〜表道の下山口(10:18-10:27 装備変更9分)〜御在所岳(三角点)(10:37)〜かもしか広場(10:49-10:59 休憩10分)〜表道の下山口(11:00)〜百闡黷フ見晴台(11:31)〜表道駐車場(11:42)
天候 晴れ
駐車場 ★表道駐車場 , トイレ無し
備考 ◆東多古知谷の遡行には沢登り装備で入山しています。
※東多古知谷は短いですが登れる小滝も多く十分楽しめました。
※百闡黷フ巻き道は目印通りに進むと特に危険もなく高巻出来ました。
※10m程と8m程の滝でロープを使用しました。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

過去に何度も表道登山道から眺めて気になっていた百闡黷間近で見てみたいと思い、東多古知谷を遡行する事にした。朝7時に前に表道駐車場に到着 すると裏道や中道駐車場はすでに満車で車が溢れていたのにも関わらずまだガラガラ状態、表道の人気の無さがうかがえる。季節はもう10月末、朝はまだ寒いので車の中で少し休憩 していると3人組の沢屋さんが先行して出発していった・・・だいぶ間隔をあけて後から出発したが一度も姿を見なかった。 表道に入ってすぐに登山道から外れ堰堤方面へと進み堰堤を左から越えた所から入渓するとすぐに最初の滝が現れる。最初の滝の直登は無理 そうなので右岸の岩棚から越え次に現れるCS滝は右側を直登する。岩間滝も直登するが相方は苦戦しお助け紐で引き上げ突破すると百闡 手前の20m斜瀑が現れる。ここはロープがいるかなと思っていたが、見た感じ普通に登れそうだったので左のバンドをフリーでそのまま直登 して越えて行く。相方もここは無事にフリーで登って来た。この斜滝を越えると遂に百闡黷フお目見えとなり、水量は少ないものの 落差70mの堂々としたたたずまいは壮観な感じである。クライマーはここを登るらしいが、筆者達はとても挑戦できるようなレベルでは無いため、しばらく 見入り撮影タイムを取った後に左岸より高巻きへと入る。目印の付いた大高巻きは迷う事も無く百闡黷フ落ち口へと到着した。落ち口からは正面に 鎌ヶ岳が眺められ中々の眺望で、しばらくぼーっとくつろいでしまう。落ち口上部はナメとなり軽快に進んで行くとゴーロ帯に変わりボルダー ちっくな岩の直登にチャレンジして苦戦しながらもなんとか突破、相方にはお助け紐を出すも登れず断念していた。紅葉 を見ながら進んで行くと、今回で最大の難関となる10m滝が現れる。右のルンゼより登る人が多いようだが、せっかくなのでロープを出して流れの 左から取付いて見る事にする。一段上がった所より離陸するがこの離陸が核心で手こずるも無事に突破、途中カムで支点を取りながら登って行くと 落ち口にはペツルのボルトが2本打ってあったため、これで終了点を構築する。相方もセカンドで上がってくるがカムの回収にかなり手間取りながら なんとか突破してきた。その上から簡単な小滝をクリアしていくと8m滝が現れ、どう攻略するか考えるも水線を直登、相方は念のためロープで確保し登って もらったが水線通しに登るのはかなり手が冷たい。その後も立て続けに現れる小滝を軽快に登って行くと登山道と交差するロープが現れ、ここで遡行 終了となる。後は表道を遊歩道まで登り詰めた所で沢装備を解除し、山頂を踏んだ後に表道を下山して終了となった。行程が短いのでちょっと沢に 行きたくなった際に重宝する感じの谷で来年も機会があればまた訪れようと考えている。

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【表道駐車場は7時前でもまだガラガラ】
中道・裏道の駐車場は既に路上駐車状態

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【ゆっくりと準備してから表道登山道へ】
少し進みすぐに登山道を外れて堰堤上へ

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【堰堤の上に来た】
ここから東多古知谷に入渓する



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【堰堤からすぐの最初の滝】

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【最初の滝は右岸の岩棚から登る】

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【右岸の岩棚を登る相方】
初めての東多古知谷なので十分にリサーチして来たものの緊張しながらのスタート



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【このCS滝は直登】

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【上部もすんなり登れて安堵する】

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【相方もCS滝を自力で登って来た】
相方が自力で登れるか懸念していた箇所



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【ゴルジュを進んで行く】

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【岩間の滝を直登】

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【相方も軽快に登るかと思いきや】



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【岩間滝でお助け紐を要求してきた】

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【釜をへつり百闡齊闡Oの20m斜瀑へ】

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【10月末なので絶対濡れたくない相方】



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【20m斜瀑を登る】

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【振り返り見る東多古知谷】

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【足場の良い所からの20m斜瀑】
ここでロープを出すかしばし思案する



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【思案の結果フリーで左のバンドを直登】

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【相方も怖がらずフリーで登った】

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【20m斜瀑の落ち口付近から下を覗く】



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【20m斜瀑の落ち口付近】
斜瀑を登り切ると今まで表道の木々の隙間から覗くだけだった百闡黷ェ現れる

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【ずっと近くで見たかった百闡70m】

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【これを登る人がいるらしい】



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【しばし百闡黷フ撮影タイム】

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【百闡黷ニ少し色づいた木々達】

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【名残惜しいが百闡黷フ高巻に進もう】



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【百闡黷ヘ左岸から大きく高巻く】
まずは目印通りトラバース気味に進む

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【小さな尾根を登り】

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【またトラバース気味に沢方面へ進む】



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【迷うことなく百闡黷フ落ち口に来た】
落ち口付近は開けていて眺望が良い

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【落ち口付近の平たい岩の上で休憩】
鎌ヶ岳を見ながらまったり中

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【百闡黷フ上部のナメ】



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【少し色づいた東多古知谷】

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【軽快に歩けるナメ】

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【ゴーロ帯を進む】



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【この岩の登りは厳しかった】

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【相方はお助け紐でもギブアップ】

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【奥の方に大きめの滝が見える】
あれが10m滝だろうか



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【この辺りは赤く染まり始めてる!】
滝と紅葉の写真が撮れれば良いのだか

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【10m滝手前の斜滝を登る】
この斜滝は滑らず登りやすい

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【10m二俣の滝】
右支流のルンゼを登る人が多いようだ



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【流れの左側から登り始める】

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【カムで中間支点を取ることが出来た】

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【一段上がったここの離陸が難しい】



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【離陸で苦戦するも登ってくる相方】

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【この岩を乗り越えれば落ち口】
この岩の乗り越えがちょっと怖かった
相方がこの岩下にセットしたカムが外れず回収にかなり苦しんでいた・・・

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【10m滝の落ち口】
落ち口にペツルボルトが2つ打ってある
終了(ビレイ)点として使わせて頂いた



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【小滝を一登りすると】

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【8m滝が現れる】
青空と紅葉と滝のコラボが良い感じ

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【滝下で何処から登るか思案中】



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【流れの右から直登】
一段上がった所からは右よりに登った

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【8m滝を登る相方】
相方には念のためロープ出した

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【8m滝上の小滝を登って行く】
10月末だが水線通しに登る



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【8m滝上の小滝を登る相方】

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【ゴーロ帯になった】

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【標高約980mの二俣は左へ】



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【二俣を左へ進んだ所】

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【小滝が連続している】

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【振り返り見る標高約980mの二俣】



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【この小滝の直登は無理(左岸巻き)】

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【岩間の滝を登ったり】

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【苔で滑りやすい小滝を登ったり】



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【次々と現れる小滝を登って】

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【登って】

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【登って行くと】



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【表道の渡渉地点に無事合流】

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【山頂を踏むべく表道を登って行き】

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【表道の下山口に着いた】



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【紅葉を見ながら遊歩道を歩く】
紅葉時期なので沢山の人がいた

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【御在所岳三角点に到着】
人が多いので即退散

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【少し紅葉している国見岳】
カモシカ広場で休憩後、表道から下り終了




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