【イブネ】  南東尾根(一部ショートカット)のピストン

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【伊船】 イブネ 1160m   

登山日 2022年1月8日(土)
山域 鈴鹿山脈 
コースタイム 9時間31分 (休憩・チェーンスパイク着脱等、約56分含む ※歩行タイムは8時間35分)
コース 朝明渓谷駐車場(6:28)〜千草街道分岐(6:42)〜根の平峠(7:43)〜タケ谷分岐(7:56)〜上水晶谷出合左岸分岐(8:41)〜上水晶谷出合[愛知川渡渉地点](9:01-9:10 チェーンスパイク装着9分)〜イブネ南東尾支尾根取付き(9:22)〜[途中 休憩8分]〜イブネ南東尾根合流地点(10:50-10:57 休憩7分)〜イブネ北端(12:40)〜イブネ(12:51-13:08 休憩17分)〜イブネ北端(13:19)〜イブネ南東尾根合流地点(13:52-13:57 休憩5分)〜上水晶谷出合[愛知川渡渉地点](14:14)〜千草街道の上水晶谷出合(14:37-14:43 チェーンスパイク収納6分)〜根の平峠(15:14-15:18 休憩4分)〜千草街道分岐(15:49)〜朝明渓谷駐車場(15:59)
天候 晴れ
駐車場 ★朝明渓谷有料駐車場 , トイレ有り
※冬季の朝明渓谷までの道は凍結・積雪の場合があります。
立ち寄り湯 片岡温泉 アクアイグニス
備考 ★朝明渓谷駐車場は釈迦ヶ岳・水晶岳・国見岳など色々なルートが選択できる拠点です。
★トイレは朝明渓谷駐車場にあります。
★登山ポストは朝明渓谷駐車場(庵座・中尾根の入口)にあります。
★深雪時にイブネに入る人は少ないと思われます。
◆積雪期は雪の状況によりコースタイムは大きく変わります。
※今回は雪が多く根の平峠からはトレースが無い状況だったのでかなり時間が掛かっています。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

昨シーズン、ノートレースの雪の雨乞岳にツボ足で初めて到達できたため今年はイブネにチャレンジする事に。 登山口となる朝明駐車場はすっかり雪化粧しており、今シーズンの積雪量の多さがうかがわれ正直イブネまでたどり着けるかは不安な 感じもある。駐車場を出発して根の平峠までは予想通りトレースがあり問題なく進んでいけたが、根の平峠を越えるとトレースは無くなり ラッセルタイムの開始となる・・・。コクイ谷方向へと続くトレースがあるとありがたかったがそう都合良くはいかないのである。 イブネへの取付きとなる愛知川渡渉地点までは比較的雪も締まっており大きく踏み抜くことは少ないが踏み抜くと太腿まではまって しまう感じで脱出に体力が消耗する。愛知川を渡渉し本来なら谷を小峠まで登ってからイブネ南西尾根へ取付くのだが、小峠までの谷沿いの登りが岩も多く踏み抜きも増えて 半端なく脱出に苦労するため谷沿いを避け右側の支尾根を南西尾根目指して直登する事にする。南西尾根へ向けての登りは深雪の 急登で猛烈なラッセルを強いられる形となり、支尾根取付から南東尾根合流点まで標高差180m程、距離400m弱を登るのに1時間22分(休憩8分含む)も要してしまった。南東尾根に合流 しても深雪ラッセルとの戦いは続き、木の枝をかわしながら進むのにも消耗し時間がどんどんと経過していく。撤退時間を13時と決め 行ける所まで行ってみる事とし進んでいくと、なんとかタイムリミット直前となる12時51分にイブネへと到着する事ができた。 苦労して登ったイブネ台地は素晴らしく、この広い台地に足跡は皆無という贅沢な時間をゆったりと過ごしたいところだが、時間的に下山しないと いけないため、昼食休憩を取りすぐに往路を引き返していく。愛知川渡渉地点より 3時間41分かけて登った支尾根経由の南西尾根も下りは滑りながら 一気に下り1時間6分で愛知川渡渉地点に到着、根の平峠を経由し朝明駐車場に16時着と明るいうちに帰還することができた。国見尾根, 三ッ口谷,イブネと年明け3連続のノートレースラッセル登山となったが段々としんどさが増している感じとなっているためそろそろ のんびりとした雪山ハイクを楽しみたいと考えている。

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【雪が積もった朝明渓谷駐車場】
6時28分、イブネに向けて出発

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【道路を800m程歩く】
除雪されていない道路はこんな感じ

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【千草街道分岐】
ここから橋を渡り千草街道へ



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【旧千草街道登山口】

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【根の平峠まではトレースバッチリ】

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【空が明るくなってきた】



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【伊勢谷】

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【伊勢谷沿いを進む】

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【根の平峠はもう目前】



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【根の平峠から愛知川方面へ進む】
7時43分着、駐車場から1時間15分

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【根の平峠からはトレース無し】
これは想定内

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【今から目指すイブネ】
果たしてあの頂きに辿り着けるだろうか



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【早朝は雪が締まっていて歩きやすい】

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【タケ谷分岐から上水晶谷・杉峠方面へ】

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【目印の大杉を通過】



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【トラバース箇所】

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【千草街道の上水晶谷出合】

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【上水晶谷を渡渉する】



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【上水晶谷左岸分岐から神崎川方面へ】

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【雪面が固いうちに出来るだけ進みたい】

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【踏みぬくと太腿まで埋まる;;】



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【神崎川登山道の上水晶谷出合】
9時1分着、根の平峠から1時間18分

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【愛知川を渡渉中】
渡渉しやすい所を探して右往左往

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【この谷を詰めれば小峠だが・・・】
時間短縮の為ここから右の支尾根に取付く



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【イブネ南東尾根の支尾根から登る】

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【雪が重くて思うように進まない】

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【南東尾根のこの支尾根は広く不明瞭】



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【急勾配で雪が深くペースダウン】
今日は天気が良いため雪が緩み始めると一向に前に進めなくなり時間が過ぎていく

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【ほふく前進状態の相方】
体力温存の為、短いスパンで先頭を交代しラッセルしていくが、なかなか南東尾根の合流地点まで辿り着けない・・・

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【ようやくイブネ南東尾根に合流】
10時50分着、支尾根取付から標高差180m程、距離400m弱を登るのに1時間22分(休憩8分含む)もかかってしまった



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【休憩後、イブネ南東尾根を登り始める】

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【南東尾根には目印が付いている】
南東尾根に乗ると少しは歩きやすくなると思ったが、雪に埋まるのは変わらないうえ木の枝にひっかかり思うように進めない

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【引き返し時刻を13時と定め登る】



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【標高が高くなると雪が締まり歩ける!】

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【シャクナゲの木】

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【油断すると踏みぬき太腿まで埋まる】



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【青空と繊細な樹氷】
突然樹氷の景色になり癒される

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【目指すイブネがだいぶ近づいて来た】
現在12時31分、タイムリミットは後29分

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【なんとも美しい景色】
足跡を付ける前に撮影タイムにする



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【イブネ台地はもう目前】

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【真っ新な雪面と樹氷達】

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【今日の好天で樹氷は溶け落ちそう】



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【後はイブネ山頂まで平坦地だ】

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【なんとかイブネ南東尾根を登りきれた】

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【イブネ北端付近】



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【広大なイブネ台地】

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【銚子・銚子ヶ口方面】

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【国見岳・御在所岳・鎌ヶ岳】



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【風が吹き抜ける箇所は雪が浅い】

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【本日は風が弱く気持ちよく歩ける】

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【自然の造形美シュカブラ(雪風紋)】



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【イブネの山頂に12時51分に着いた!】
南東尾根合流点から1時間54分・・・

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【山頂付近で昼食休憩にする】
山頂標識を探すも見つけられず

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【モコモコの樹氷】



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【快晴のイブネ台地】

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【東雨乞岳(左)と雨乞岳(右)】

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【山頂付近からのイブネ北端方面】



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【国見岳・御在所岳】

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【鎌ヶ岳】

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【イブネ台地】



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【霊仙山・竜ヶ岳方面】

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【海老の尻尾】

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【イブネ北端付近に戻って来た】



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【本格的に往路を下山していく】
最高の景色ともいよいよお別れ

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【トレースを滑るように下る】
苦労した登りだが下りは楽で早い早い

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【南東尾根合流地点まで下りて来た】
13時52分着、イブネ山頂から44分!



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【南東尾根の小峠方面への道】
正規ルートはこっちだが往路の支尾根へ

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【支尾根の下りも早い早い】
急坂ほどフカフカ雪の下りは早い

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【神崎川登山道の上水晶谷出合】
14時14分着、南東尾根合流地点から17分



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【根の平峠へと戻って行く】
この区間で初めて人に出会った

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【根の平峠に戻って来た】
15時14分着、愛知川渡渉地点より1時間

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【千草街道分岐の橋まで戻って来た】
15時59分に駐車場に戻り無事終了




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