【木梶山・赤ゾレ山】  木梶山北側の谷〜赤ゾレ山山登山口の周回

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【木梶山】 きかじやま 1230.4m 【赤ゾレ山】 あかぞれやま 1300m

登山日 2022年2月5日(土)
山域 台高山系
コースタイム 7時間3分 (休憩・撮影・アイゼン着脱・見学等、約1時間5分含む ※歩行タイムは5時間58分)
コース 木梶不動尊(7:28)〜林道分岐(7:49)〜木梶山北側の谷出合(7:53)〜斜滝(8:30)〜7m滝(9:01-9:08 撮影7分)〜[途中休憩・アイゼン装着19分]〜木梶山(10:30-10:51 休憩・アイゼン収納21分)〜木梶辻(11:21)〜馬駆ヶ辻(12:09)〜赤ゾレ山(12:30)〜P1176(12:50)〜[途中休憩7分]〜赤ゾレ山登山口(13:22)〜[途中氷瀑見学11分]〜ハッピノタワ登山口(13:55)〜林道分岐(14:14)〜木梶不動尊(14:31)
天候 曇り時々小雪
駐車場 ★木梶不動尊前の駐車場( 6台程・トイレ無し )
※駐車場までの道は細く未舗装の箇所もあります。
備考 ★木梶山の北側の谷はバリエーションルートです。
※支沢の迷込みに注意が必要です。
★木梶山〜赤ゾレ山登山口は目印があります。
◆積雪期は雪の状況によりコースタイムは大きく変わります。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

2月になり鈴鹿の雪山から少し離れ、谷の氷瀑を求めて出かけてみようと趣向を変えてみる。(先週の風折れ滝見物で 味をしめた感じかな)氷瀑を求めて出かけるには何処が良いかと考えた際に、まずは一度は訪れた事のある谷が良いのでは ないかと考え夏に遡行した木梶谷北側の谷へと出かける事にした。この谷最大の滝となる7m滝が氷瀑してるの ではないかと期待を込めて早朝に家を出る。寒気の影響でR166は雪化粧をしており、期待を込めて木梶林道駐車地に到着する も目の前にある木梶不動滝は凍結していない・・・予想では結構凍っているのではないかと思っていただけに、いきなり 暗雲がただよう。準備をしてまずは取付きまで林道を歩いていくが、途中にある雲ヶ瀬本滝も同様に凍結不足、木梶川まで 下り北側の谷を見ると普通に水が流れておりどうやら期待薄の感じである。ただ出合より積雪はあるため、雪の 谷歩きを楽しもうと遡行を開始する。遡行といってもこの季節濡れる事は出来ないので巻き巻きで登っていく形になる のであるが、沢歩きなら簡単に流れの中を越えていけた小滝も全て巻き上がる必要があるため意外と苦労する。多分、 冬にこの谷を登る登山者はほとんどいないと思われるため、確実に誰もいない貸し切りの谷を我々だけで雪や氷を楽しみながら 登るというのは新鮮で、これは違う楽しみを見つけた感じもする。遡行時に綺麗だった斜滝などは雪に埋まり様相も一変、 全く違った様子で元々のイメージが全く浮かんでこないような感じに見える。標高を上げるにつれ谷は凍結してくるが 氷は薄く踏むとすぐ踏み抜いてしまう感じで何度か靴を濡らしそうになってしまう。(外側は濡れたが内部はなんとか 耐えた感じ)お目当ての7m滝まで到着すると撮影するには綺麗な感じで氷が付いているが、氷瀑というほどの事は無く 持ってきたアイスアックスで遊べそうな感じではなかった。撮影後、右岸より高巻き沢を詰めていくもこれ以上の 滝は無いためとりあえずダブルアックスで刺せそうな氷を探しては遊びながら登っていく。水流が無くなると夏は尾根に 逃げたが今回は谷筋を忠実に登っていき(かなりの急登)木梶山の山頂にそのまま登頂、山頂に出ると暴風が吹き荒れ 一気に体感温度が低下する。ここからアカゾレ山へと縦走していく形になるが、稜線上は風が強くとにかく寒い。寒さに 耐えながら進んでいくと馬駆ヶ辻付近より樹氷も育ち始め出迎えてくれた。終始青空は拝めずモノクロの世界であるが、 樹氷があっただけ良かった事にしておこう。アカゾレ山手前にあるアカゾレ池は凍った上に雪が積って埋没しておりただの 雪原となっていたが、きっちりと凍っており上を歩いても問題は無かった。アカゾレ山に登頂すると後は一気に木梶川まで下り 川を渡渉すると登山道は終了となる。ここから4qほど林道を歩けば駐車地へと到着するが、途中で良い感じの氷瀑を 発見ししばし見学する。本日は時間も遅いので明日出直しアイス練習を行う事とし帰路へと付いた。

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【国道166号線の高見トンネル少し手前】
道路には薄っすら雪が積もっていた

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【木梶不動尊前の駐車場】
7時過ぎの時点では筆者達のみだった

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【木梶不動尊と木梶不動滝】
残念ながら滝は凍結していなかった



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【本日撮影の木梶不動滝】

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【翌日の木梶不動滝は見事に凍結!】

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【ゲートから木梶林道を歩いていく】
7時28分出発時には青空が見えていた
出発前にチェーンスパイクを装着



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【本日撮影の雲ヶ瀬本滝】

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【翌日の雲ヶ瀬本滝も見事に凍結!】

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【林道分岐】
ここで木梶林道と別れ木梶川へ下る



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【木梶川に下りて来た】
この橋の袂から右に下りると北側の谷出合

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【一部凍結している木梶川】

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【出合からの木梶山北側の谷】
7時53分、北側の谷の遡行開始



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【谷の写真を撮りながら登って行く】

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【この先何度も沢を渡る事になる】

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【唯一目にした目印のテープ】



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【昨夏に沢登りとして遡行した北側の谷】

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【所々に見事な氷柱が出来ている】

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【見事な氷柱】



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【沢沿いの岩をよじ登ったり】

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【ゴーロ中を進んだりする】

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【表面が一面凍ってる所もあった】



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【氷が薄そうで氷上を歩くのは無理】

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【ナメゾーンはほぼ凍結している】

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【コツコツと谷を詰めて行く】



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【振り返り見る凍結したナメ】
夏遡行した時はとても美しいナメだった

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【前方に斜滝が見えてきた】
夏遡行時に直登したが上部で苦戦した斜滝

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【残念ながら斜滝は氷瀑になっていない】



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【斜滝の直登は諦めて脇から登る】

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【斜滝の上から登って来た谷を眺める】

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【登るにつれ凍結箇所も増えていく】



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【沢筋にこだわって歩くと時間がかかる】

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【ザックが重く足取りが重い相方】

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【標高約910mの二俣】
この先二俣が幾つもあるので注意が必要



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【チェックポイントの7m滝はもう目前】

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【7m程の滝も思いのほか凍結してない】
氷瀑がしっかりしていたら滝を登ろうかとクライミング装備を持ってきたが無駄に

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【撮影対象としては良い感じの7m滝】



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【7m滝横の高さ2〜3m程の氷瀑】

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【7m滝は右岸から巻く事に】
このまま尾根を登れば楽そうだなと少し気持ちが揺らぐが谷歩き続行を選択する

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【谷へと復帰する】
7m滝を越えるともう見所が無かった様な



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【せっかくなので支沢の氷で遊んで見る】
アイゼン・アックスに装備変更した

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【支沢の小さな氷を登る相方】
高さが無いので全然練習にならない

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【ルートに戻り振り返り見る北側の谷】
北側の谷遡行開始から既に1時間40分経過



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【練習になりそうな所を探して登る】

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【冬の谷はしんどいが新鮮で楽しい】

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【後は二俣に注意しながら谷を詰める】
今日は木梶山頂上に着くルートを選択



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【徐々に急勾配になって行く】

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【木梶山頂上直下の急坂はハード】

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【頂上直下を登る相方】



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【出発して3時間で木梶山頂上に到着】
ここでアイゼンを外して収納した

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【次は木梶山南峰へと向かう】
木梶山からはトレースが付いている

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【南峰からの国見山方面】
残念ながらどんよりとした空に・・・



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【小雪が舞い強風が吹く中を進んで行く】

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【舞い上がる雪煙・・・とにかく寒い】

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【薄っすらと樹氷がチラホラ出てきた】



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【分岐点となる木梶辻】

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【木梶辻から馬駆ヶ辻方面へ進む】

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【写真を撮りながら馬駆ヶ辻へと進む】



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【進むにつれ樹氷が良い感に】

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【雪庇】

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【馬駆ヶ辻の1つ手前の小ピーク】



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【小ピークからの雪庇】

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【シュカブラ(風雪紋)】

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【馬駆ヶ辻まであと少し】



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【モノクロの風景】

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【馬駆ヶ辻】

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【馬駆ヶ辻からの国見山方面】



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【樹氷をまとった国見山】
青空の下で撮影したかった

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【馬駆ヶ辻から赤ゾレ山へと向かう】
この区間で初めて人と出会った

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【赤ゾレ山と赤ゾレ池】
赤ゾレ池は雪に埋まり雪原となっている



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【赤ゾレ池は凍結していて池上を歩ける】

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【凍結中の赤ゾレ池】

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【赤ゾレ山の登り】



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【頂上は目前だが風が吹き抜け寒い】

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【赤ゾレ山の山頂に到着】

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【振り返るとガスに包まれ何も見えない】



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【辛うじて伊勢辻山が見えた】

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【赤ゾレ山登山口へと下って行く】

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【この区間はトレースが無い】



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【本日歩いた方面(左奥はP1316)】

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【登山道には多くの目印が付いている】

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【ここを渡渉すれば登山口】



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【渡渉中の相方】

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【赤ゾレ山登山口】
後は林道を4q弱程歩いて戻るだけ

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【木梶林道沿いで遊べそうな氷瀑発見】
明日ここに遊びに来ることにした




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