【三峰山】 ワサビ谷〜月出ルートの周回

トップページに戻る 登山紀行に戻る 2022年山登りに戻る



【三峰山】 みうねやま 1235.2m   

登山日 2022年2月12日(土)
山域 高見山地 【三百名山 − 三峰山】
コースタイム 3時間57分 (休憩・撮影等、約25分含む ※歩行タイムは3時間32分)
コース 月出登山口(7:15)〜堰堤(7:25)〜標高約790mの二俣(7:41)〜8m程の滝(8:10-8:14 撮影4分)〜[途中休憩 10分]〜標高約1010mの二俣(9:09)〜八丁平(9:59-10:10 休憩11分)〜三峰山(10:15)〜三畝峠(10:22)〜新道峠(10:44)〜月出登山口(11:12)
天候 晴れ
駐車場 ★月出登山口駐車場 , トイレ無し
※林道飯高北奥線起点(終点)には獣害除けゲートがありますが、開閉して通行できます。
※月出登山口までの林道飯高北奥線は一部狭い所もありますが舗装路です。
備考 ◆ワサビ谷はバリエーションルートです。
※滝の高巻きなどの危険箇所もあるので遡行には十分注意が必要です。
※念のためロープ・ハーネス・アイスアックス等を持参しましたが使用しませんでした。
※8mの滝は左右どちらからも巻けるようですが、筆者達は右岸から巻きました。
※ワサビ谷は二俣や支流分岐が幾つか有るので地形図・GPSはあった方が良いです。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

昨日の迷岳の疲れが残っているのでハードなところは無理だが、せっかくなので少しは歩いておこうとお手軽な三峰山へと出かける。 ただ普通に登っても面白くは無いため、沢の凍結具合の確認がてら夏に遡行したワサビ谷を登って見ようと月出 登山口駐車場へとやってきた。準備をして駐車場すぐ横にある橋より谷に降り立ち濡れないように谷を遡っていく。沢登りでは快適 に遡行できる易しい谷であるが、靴を濡らすことができない冬は基本的に滝は全て高巻く必要があり、沢登りよりも難易度と面倒さはUP している状況となる。すぐに現れる堰堤を左岸より高巻くと本格的な遡行の始まりとなり、標高790m付近の二俣を右に取ると三段 の滝が現れる。夏なら水の中に入って取付けるが、今はもちろんそんな事が出来るはずもなく左岸より大きく高巻くが、なかなか微妙な 斜面で緊張を強いられる巻きとなる。高巻きを終え谷に戻ると徐々に谷も氷が張り始め積雪も増えてきたため、チェーンスパイクを 装着して登って行く。本当はフルアイゼンを装着して氷で遊びながら登りたいところだが残念ながらそこまで凍ってはいない。 今回期待していた8m滝まで到着するとパッと見は良い感じに凍っており撮影には良い感じであるが、アイスで遊べるほど氷瀑化は していなかった。8m滝は右岸より巻き上がり、その後も登れそうな滝は水流の横を登ったりしながら進んでいくと高巻きが しにくい地形の斜滝が現れる。沢登りで流心を突破するのであれば何の問題もない斜度の斜滝であるが、濡れてはいけないという条件でどう 攻略しようかと考え流れの左側の岩を登ってみるが、この登りが少々シビアで苦戦を強いられながらなんとか無事突破する。相方に ロープを出そうかと問うとなんと流れの右側に残置ロープが設置してあり、そちらからは特に難しくも無く登れてしまう感じとなっていた。 その後は難なく登って行き、最後の連瀑帯に差し掛かると中々良い感じに氷結している感じとなっている。直近の暖かさで 氷が薄くなっている感じではあるが、寒気が入り氷瀑が成長すればアイスで遊べそうな感じで寒気が入ればまた訪れようかなと思った。 連瀑帯を突破すると谷は平流となり、後は緩斜面を詰めれば八丁平へと飛び出し谷の遡行は完了となる。八丁平は今までの 無人の谷とは異なり大勢の登山客でにぎわっており人気の山というのが伺える。ここで前日登った迷岳方面を眺めながら 昼食休憩を取り、後は山頂に立ち寄り新道峠経由で月出登山口へ下山し終了となった。冬の谷歩きもなかなか面白くだんだんと マイブームになってきている感じがする。

写真をクリックで拡大します

【月出登山口駐車場】
準備をして7時15分に出発

写真をクリックで拡大します

【橋の袂からワサビ谷へ降りる】
駐車場からすぐの橋

写真をクリックで拡大します

【ワサビ谷の遡行開始】
昨年夏に沢登りで遡行したが今日は沢歩き



写真をクリックで拡大します

【すぐに堰堤が出てくるが左岸から巻く】

写真をクリックで拡大します

【靴を濡らさないように沢を登って行く】

写真をクリックで拡大します

【3シーズンの靴なので登りにくい】



写真をクリックで拡大します

【標高約790mの二俣は右へ】
この先も二俣や支沢分岐が多くあるので、進む方向には注意が必要となる

写真をクリックで拡大します

【3段の滝】

写真をクリックで拡大します

【3段の滝は左岸から巻いていく】
沢登りの時は1段目と2段目は水量が多く直登出来きなかったが3段目は直登した



写真をクリックで拡大します

【3段目の滝の落ち口】
上から見るとそこそこ高度感がある

写真をクリックで拡大します

【昨年夏に3段目を直登した時の写真】

写真をクリックで拡大します

【3段の滝から上は連瀑帯となっている】



写真をクリックで拡大します

【昨年夏は連瀑帯を直登したが】

写真をクリックで拡大します

【今日は連瀑帯を左岸から大きく高巻き】
足場が悪くて小さく巻く事が出来なかった

写真をクリックで拡大します

【高巻きからワサビ谷に戻って来た】



写真をクリックで拡大します

【登るにつれ凍結箇所が増えてくる】

写真をクリックで拡大します

【振り返り見るワサビ谷】

写真をクリックで拡大します

【チェーンスパイクを装着して遡行再開】



写真をクリックで拡大します

【お目当ての8m滝に到着】
今日は8m滝の氷瀑の写真を撮りに来た

写真をクリックで拡大します

【夏の8m滝付近は苔がとても美しい】
ワサビ谷は夏も冬もいい所のようだ

写真をクリックで拡大します

【少し氷瀑になっている8m滝】
倒木が邪魔で撮影しにくい



写真をクリックで拡大します

【お目当ての8m滝は中々良い感じ】

写真をクリックで拡大します

【左側からの8m滝】

写真をクリックで拡大します

【8m滝の氷瀑】



写真をクリックで拡大します

【8m滝を右岸から高巻きして沢に復帰】

写真をクリックで拡大します

【登れそうな所は滝の脇を登って行く】

写真をクリックで拡大します

【氷で遊べそうな所を物色中】



写真をクリックで拡大します

【油断すると氷を踏みぬきドボンする】

写真をクリックで拡大します

【ミニゴルジュの滝は右岸から巻く】

写真をクリックで拡大します

【昨年夏はミニゴルジュの滝を直登した】



写真をクリックで拡大します

【筆者は斜滝の左脇を登ったが】

写真をクリックで拡大します

【相方は安全な方の斜滝の右脇を登った】

写真をクリックで拡大します

【斜滝の右脇にはロープが設置されてる】



写真をクリックで拡大します

【標高約950mの二俣を過ぎた辺り】

写真をクリックで拡大します

【良い感じの氷瀑だが溶けかけスカスカ】

写真をクリックで拡大します

【Wアックスの出番は無さそう・・・】



写真をクリックで拡大します

【振り返り見る美しいワサビ谷】

写真をクリックで拡大します

【前方の標高約1010mの二俣は左へ】
一度歩いているので二俣で迷わず進めた

写真をクリックで拡大します

【標高約1010mの二俣を過ぎた辺り】



写真をクリックで拡大します

【ちょっと厳しい登りは慎重に進む】

写真をクリックで拡大します

【氷がキラキラして綺麗】

写真をクリックで拡大します

【ワサビ谷はこんな感じの滝が多くある】



写真をクリックで拡大します

【標高約1060mの二俣を過ぎた連瀑帯】

写真をクリックで拡大します

【夏はこんな感じの楽しめる連瀑帯】

写真をクリックで拡大します

【なかなか良い感じ連瀑帯の氷瀑】



写真をクリックで拡大します

【ここから見ると氷瀑が波みたい】
Wアックスを持ってきてるので遊べないかと思ったが氷が脆くて断念、脇を登った

写真をクリックで拡大します

【連瀑帯を登って行く】

写真をクリックで拡大します

【もうすぐ連瀑帯も終了だ】



写真をクリックで拡大します

【標高1130m辺りで平流になる】

写真をクリックで拡大します

【後は緩斜面の谷を詰めるだけだ】

写真をクリックで拡大します

【標高約1150m付近のワサビ谷】



写真をクリックで拡大します

【一か所雪庇が出来ていた】

写真をクリックで拡大します

【ここでワサビ谷の遡行も終了だ】

写真をクリックで拡大します

【ワサビ谷を詰めると八丁平に飛び出す】



写真をクリックで拡大します

【広くて眺望が良い『八丁平』で休憩】

写真をクリックで拡大します

【昨日登った迷岳方面】

写真をクリックで拡大します

【三峰山山頂は大賑わいなので即退散】



写真をクリックで拡大します

【木曽御嶽山ビューポイントからの眺望】

写真をクリックで拡大します

【三畝峠の分岐点は新道峠方面へ進む】

写真をクリックで拡大します

【P1156は三峰山と新道峠の中間点】



写真をクリックで拡大します

【綺麗に整地された雪道は歩きやすい】

写真をクリックで拡大します

【新道峠から月出登山口方面に下る】

写真をクリックで拡大します

【植林帯の月出ルートを下って行く】



写真をクリックで拡大します

【一部足場の悪い所もある】

写真をクリックで拡大します

【道標や目印もしっかりある】

写真をクリックで拡大します

【後は月出登山口まで下り終了】




トップに戻る  トップページに戻る