【茶野・鈴ヶ岳・鈴北岳】大君ヶ畑からの周回

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【茶野】 ちゃの 938m 【鈴ヶ岳】 すずがたけ 1130m
【鈴北岳】 すずきただけ 1182m   

登山日 2022年2月20日(日)
山域 鈴鹿山脈
コースタイム 7時間16分 (休憩約21分含む ※ロス時間を含む歩行タイムは6時間55分)
コース 茶野登山口(7:05)〜P729(8:23)〜茶野(9:10)〜[途中 休憩6分]〜甲六鉄塔(9:39)〜鈴ヶ岳(10:49)〜ヒルコバ(11:04-11:15 休憩11分)〜鈴北岳(12:09)〜P1056(12:32)〜巡視路分岐(12:43)〜[途中 休憩4分]〜橋御池谷と関電鉄塔巡視路の分岐(13:28)〜鞍掛橋(13:34)〜茶野登山口(14:21)
天候 曇り後雪
駐車場 ★茶野登山口付近の道路脇スペース
※今回は道路脇のスペースに止めさせて頂きました。
備考 ★今回のコースはマイナールートになります。
※迷いやすいので、地形図・GPSを携帯して入山しています。
★茶野は天気が良ければ広くて眺望が良いので休憩にお勧めです。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

最近は谷の氷瀑見物がお気に入りとなっていたが、寒気による積雪量の増加が期待されるこの週末はガッツリ雪山登山を体験しようと 雪の多そうな鈴鹿の北部を選択し、かつ滋賀県側より登ってみる事としてターゲットに茶野・鈴ヶ岳・鈴北岳を選択する。登山口と なる大君ヶ畑の国道306号線の除雪最終地点付近(茶野登山口付近)に駐車して出発準備をするが、同じ鈴鹿山脈でも三重県側と滋賀県側では景色 が一変し滋賀県に来ると圧倒的に積雪量が多く山麓でも雪国の様相に変化するので不思議だ。まずは茶野に向けて出発するが道路脇 の登山口より一歩踏み出すだけでいきなりの雪壁が立ちはだかりなかなかの積雪であることが確認できる。すぐに雪原となり先日以前 と思われるトレースをたどって進んでいくが標高を稼ぐにつれトレースは消えていった。昨晩から降っている雪のために消えて しまっているようだ。茶野に向けた急登はかなりの積雪量で踏み抜きまくりのうえ雪が重たく思うように進まず、相方と交代しながらラッセル をしていく。ワカンを装着すればここまで踏み抜くことは無いだろうが鈴鹿の山でワカンやスノーシューに頼るときは体力的に衰えたという 自覚を持った時と自分の中で変なルールを定めてしまっているため、まだもう少しの間はツボ足で頑張り続けたいと思っている。 気合のツボ足ラッセルで喘ぎながら登り、なんとか稜線付近までやって来ると稜線上はガスに覆われ景色は無し・・・これは予想済。 小雪が舞い風も強いが誰もいない真っ新な茶野山頂へと到着した。ここからが本日のメインイベントとなる茶野〜鈴北岳を結ぶ稜線 歩きとなるが、結果としては風が強くガスで景色は無し、ただただ黙々と進んでいったというだけの話である。茶野からいったん桜峠 に下りそこから鈴ヶ岳へと登り返す形となるが、桜峠では標識が雪で埋没しているくらいの積雪量であった。完全にモノクロの世界 ではあるが、周囲の樹氷は美しくしんどいながらも癒しのアクセントとなる。鈴ヶ岳山頂も標識等は見当たらずどこかに埋まっている のかと思いながら突破してヒルコバに向かい下っていくが、この広尾根がわかりにくくGPSか地形図とコンパスが無ければ完全に迷子になってしまう感じ であった。ヒルコバからは最後の登り返しとなる本丸鈴北岳への登りとなり気力を振り絞って進んで行き、なんとか鈴北岳に到着した。 これだけ苦労して登ってきた山頂ではあるが暴風で寒くとても休憩できるような状況では無いため、すぐに下山に取り掛かり鞍掛峠 方面へと下っていく。もちろん下りもトレースは無く樹氷の撮影をしながら下っていき、途中から鉄塔巡視路に逸れR306に向けて 下っていく。最後は林道に降り立ち無事終了と言いたいところであるが、ここから真の難関となる過酷な国道歩きが待っていた。 雪が積もった長い国道歩きが精神的にも堪え疲労が蓄積したところでようやく駐車地へとたどり着いたが、なんだか本日の山行イメージの半分 は道路歩きがしんどかったという印象となってしまったような感じがある。

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【茶野登山口】
この時点で積雪量の多さが伺える

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【登山口から少し進むと雪原】
前日以前のトレースが残っている

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【樹林帯に入り登って行く】
明け方までの雨で雪が湿っている



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【明瞭な尾根に乗りしばらく進む】
風が強い所は雪が積もっていない

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【夏道はこの先をトラバース】
トラバースせずにここから適当に直上する

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【雪面の急坂を登って行く】
雪が重たくて踏み抜きもあり中々進まない



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【相方と交代しながらラッセル】

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【急坂を登り傾斜がゆるい尾根に着いた】
途中でトレースが消えて無くなった

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【もう少しで目印が隠れそうな積雪量】
今シーズンの雪山は鈴鹿で十分楽しめた



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【1つ目の鉄塔までもう少し】

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【P729辺りで樹氷がお目見え】

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【まだまだ繊細な薄っすらとした樹氷達】



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【進むにつれ樹氷も成長して行く】

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【今日もモノクロの世界】

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【標高810m付近まで来た】



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【雪が固くてスイスイ進める所もあれば】

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【吹き溜まりでズボズボハマる所もある】

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【茶野の登りでラッセル中】



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【小雪が降り風が吹き抜け寒い】

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【あの上が茶野の頂上だ】

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【視界が悪い中、茶野に登る相方】



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【茶野頂上はここだと思われるが・・・】

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【山頂標識らしきものを掘り出してみた】

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【少し戻り鈴ヶ岳方面へ進む】



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【P938】

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【P938から鞍部まで少し下り休憩】

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【撮影をしながら桜峠を目指す】



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【鉄塔がある桜峠に到着】

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【桜峠にある標識も掘り出してみた】

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【少し進むとまた鉄塔がある】



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【モノクロの美しい景色】

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【重たい雪を踏みしめ一歩一歩進む】

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【今から進む真っ新な道】



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【少し開けた小さな雪原】

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【樹氷のトンネル】

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【雪が深くて中々前に進まない】



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【積雪量が多いため木の枝に引っかかる】

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【鈴ヶ岳の山頂にやっと到着】

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【山頂標識を探すも見つけられず残念】



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【ヒルコバに向けて下るが広尾根で迷う】

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【ヒルコバに下りて来た】

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【次は鈴北岳目指し登って行く】



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【寒々とした景色】

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【樹氷のトンネルを進む】

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【ついつい写真を撮りすぎてしまう】



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【時刻は12時、鈴北岳はもう目前のはず】

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【海老のしっぽ】

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【視界が悪くホワイトアウト状態】



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【岩氷かと思いきや】

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【低木がモコモコになっていた】

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【鈴北岳山頂は暴風に近い強風・・・】



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【鈴北岳の山頂標識】

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【この天候では到底、御池岳は無理】

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【下山開始直後、太腿まで踏む抜く;;】



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【鞍掛峠方面へ慎重に下って行く】

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【モコモコの樹氷で重たそうな木】

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【海老のしっぽ】



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【視界不良の雪庇ゾーンは要注意】

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【植生保護のロープが少し見えている所】

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【お天気は悪いが樹氷は十分楽しめた】



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【P1056の良い感じの樹氷】

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【この辺りが巡視路と鞍掛峠方面の分岐】

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【関西電力の鉄塔巡視路を下りていく】



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【巡視路には目印が多く付いていた】

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【植林帯の急坂】

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【本日、4つ目の鉄塔】



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【更に急坂で高度を下げて行き】

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【本日最後の5つ目の鉄塔に到着】

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【踏み抜いて足が抜けず苦しむ相方】



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【巡視路の取付きに下りて来た】
最後はシリセードで

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【少し進むと御池谷コースとの分岐】
右折して林道を歩き国道306号線へ向かう

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【林道御池谷線の入口】
ここで国道306に合流する



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【国道306号線の鞍掛橋】
後は国道を歩いて駐車地に戻るだけだ

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【2.7km程の国道歩きが地味にしんどい】
スノーシューのトレースを使わせて頂く

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【通行止めゲート付近まで戻って来た】
雪がひどくなって来た所で何とか終了




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