【入道ヶ岳】 池ヶ谷(沢歩き)〜二本松尾根・滝ヶ谷(登山道)の周回

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【入道ヶ岳】 にゅうどうがたけ 905.6m   

登山日 2022年2月23日(水 ※祝日)
山域 鈴鹿山脈 【鈴鹿セブンマウンテン − 入道ヶ岳】
コースタイム 6時間9分 (休憩・装備替え等、約45分含む ※歩行タイムは5時間24分)
コース 小岐須渓谷山の家駐車場(6:28)〜池ヶ谷入口(7:52)〜6m滝(6:56-7:14 装備変更18分)〜通報ポイント池ヶ谷3(8:00)〜通報ポイント池ヶ谷4(8:35)〜通報ポイント池ヶ谷7(10:01-10:23 装備変更・休憩22分)〜通報ポイント池ヶ谷9(11:02-11:07 休憩5分)〜入道ヶ岳(11:25)〜滝ヶ谷分岐(11:43)〜小岐須渓谷山の家駐車場(12:37)
天候 晴れのち曇り
駐車場 ★小岐須渓谷山の家横の駐車場 , トイレ有り
備考 ◆池ヶ谷は基本登山道では無く沢沿いを歩いています。
※池ヶ谷の沢歩きは高巻きもあり危険箇所があります。(気軽に入山するルートではありません)
※ヘルメット・ハーネス・アイゼン・スリング・ロープ等を持って入山しています。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

最近お気に入りの冬季沢歩き、もちろん沢に入る事などできないので谷沿いを歩くといった感じであるが、谷沿いを忠実に歩くのは なかなか面白くこれからの冬の定番になりそうな感じである。今回の谷歩きのターゲットは入道ヶ岳の池ヶ谷、沢登りで遡行した際 には直登できる小滝が多くあり楽しめた谷である。早朝、小岐須渓谷駐車場に到着すると他に車は無く道路は新雪が積もっている。 準備をして新雪を踏みながら池ヶ谷出合まで道路を歩いていき、登山口を少し過ぎたあたりより谷に入る。すぐに出てくる堰堤を 左からやり過ごすと入渓地点には6m程の滝が現れる。沢登りの時は直登したこの滝も今は濡れる事が出来ないので滝の左側を 登って越えていく。しばらくはゴーロ帯となるが濡れないよう渡渉を繰り返しながら進んで行き、時には登れそうな斜滝の流心横を 登ったりして楽しんでいると目の前にゴルジュが現れる。ゴルジュは沢登りの時は最奥に滝がかかる滝の少し手前より右岸側に高巻いて 突破したが、濡れずには突入する事は出来ないので大人しくゴルジュ入口辺りの左岸より高巻いていく。いったん登山道まで大きく登り返して そのまま登山道をゴルジュ上部の渡渉地点まで進んでいくが、一般登山道でありながらなかなかシビアなトラバースの登山道である ため、人気の入道ヶ岳でありながら人が入っている気配がなくノートレースであった。渡渉地点より谷に戻り遡行して行くが、やはり 谷はかなり時間を要する形となる。CSの大岩トンネルまで辿り着くとこの先も濡れずに突破は無理なため、右岸より高巻きその上部 にある8m滝も登山道より高巻いていく。8m滝すぐ上の滝は流れの左側を登ることができたが、アイゼン練習にはもってこいの 良い練習場である。ここから上部はお楽しみの連瀑帯の始まりとなり、沢登りなら全て直登できる小滝が続いていく。極力滝の横を忠実に 登りながら進んでいく形を取るが、大人気の御在所本谷を難しくしたような感じの谷で毎年冬になれば通いたくなってくるような 良い感じのルートである。連瀑帯も終了すると後は登山道を登るだけと余裕ぶっていると、ここから先が雪が深く予想以上にしんどい 詰めとなってしまった。谷歩きで疲れた体を鞭打ちながら気力でラッセルを続けようやく頂上手前の鞍部までたどり着くと後は 頂上へとすぐに到着した。山頂にくると一気に登山者が増えこれまで誰一人会う事の無かった谷歩きからあまりの落差に面食らって しまう・・・大袈裟だが。山頂はすぐに突破し下山は二本松尾根を一気に下り分岐から滝ヶ谷道へ入ると再び静かな山旅が返ってきた。 こちらはやはり人気が無いらしくノートレースの滝ヶ谷道を下って駐車場へと無事帰還、冬のお気に入りのルートとなった。

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【小岐須渓谷山の家横の駐車場】
駐車場にも雪が積もっていた

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【林道を池ヶ谷まで1.4km程歩く】
先行者は何かの動物さん

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【モルゲンロートみたいな感じ】
薄っすら小さく月が見えてるのも良い感じ



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【鈴鹿山麓の湧水】
この湧水は凍結する事はないのだろうか

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【池ヶ谷コース登山口】
登山道に入らず林道を少し先へと進む

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【今日はここから池ヶ谷に入り沢歩き】
堰堤は右岸から巻いていく



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【堰堤を越えると6m滝】
滝の前でヘルメットやアイゼン等を装着
池ヶ谷は昨年秋に沢登りとして遡行した

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【装備を整え6m滝の横を登って行く】

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【この先、沢を何度も渡渉する事になる】
歩きやすそうな所を探しながら進んで行く



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【しばらく小滝が混じるゴーロを進む】

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【小滝を見ながら沢沿いを進む】

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【沢登りの時は軽快に登れた斜滝】



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【斜滝は水に濡れず登れた】

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【へっぴり腰で渡渉する相方】

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【ゴルジュの入口】



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【ゴルジュは無理なので左岸から高巻き】

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【高巻き箇所から見るゴルジュ帯】
沢登りでは最奥滝(12m)手前までは行けた

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【昨秋、ゴルジュ突破時はこんな感じ】



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【左岸の斜面を登ると登山道に出た】

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【渡渉地点まで登山道を歩く】

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【通報ポイント3のすぐ先が渡渉地点】



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【ゴルジュ最奥滝の落ち口に寄り道】
上から見るゴルジュはなかなか壮観

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【登山道の渡渉地点から沢歩きに復帰】
引き続き靴を濡らさないよう沢沿いを進む

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【岩の隙間の登りに苦戦する相方】



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【2段4m程の滝は雪化粧で良い雰囲気】

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【ナメ滝】

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【やはり谷は時間がかかる】



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【ここは左岸から小さく巻けた】

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【CSの大岩トンネル】
水が有るので今日はトンネルを進めない

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【CS大岩トンネルの先には滝がある】
沢登りの時は快適に直登出来た小滝



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【逆側からみるCSの大岩トンネル】

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【通報ポイント4で登山道に合流】
ここからすぐの8m程の滝を見に行く

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【昨秋直登した8m滝も今日は見るだけ】



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【8m程の滝は登山道で巻く】

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【登山道から8m滝の落ち口に来た】
登山道の鎖は一部雪で埋まっていた

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【8m滝のすぐ上の滝は登る事が出来た】



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【相方は同滝でお助け紐要求し突破】

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【真横に避難小屋が見えている】

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【積雪期の池ヶ谷もいい感じだ】
避難小屋付近を過ぎると連瀑帯になる



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【連瀑帯の始まり】

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【滝は様子を見ながら小さく巻いていく】

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【慎重に連瀑帯通過して行く】



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【標高600m付近まで来た】

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【この滝は左岸から巻いた】

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【同滝の沢登の時はこんな感じ】



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【高巻は慎重にルートを見極め進む】

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【ちょっと氷瀑した小滝を登って行く】

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【相方曰く靴は濡れてないらしい】



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【連瀑帯はまだ続く】
この連爆帯は沢登りなら全て直登出来て、とても楽しめるお勧めゾーン

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【斜滝の横を登る】

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【同箇所を登る相方】



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【その後も連爆帯を登って】

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【登って〜】

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【登って行く】



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【氷瀑になった小滝】

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【氷は脆くすぐ崩れるので登りにくい】

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【連爆帯もそろそろ終了だ】



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【冬の池ヶ谷もなかなか楽しめた】
良いアイゼン歩行練習になった

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【このナメ滝で連爆帯はほぼ終了】

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【ナメ滝の横に取付く相方】



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【この小滝を越えれば平流になる】

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【ここで標高約680m辺り】

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【平流になった池ヶ谷】



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【通報ポイント7で装備を変更】

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【雪庇】

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【雪庇の下に氷柱が出来ていた】



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【通報ポイント7からは登山道を歩く】

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【通報ポイント8】

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【思っていたよりも雪が深い】



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【ここに来てラッセルは堪える;;】

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【ようやく通報ポイント9に来た】

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【頂上まであとひと踏ん張り】



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【鞍部にある通報ポイント10はもう目前】

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【通報ポイント10から頂上はすぐ近く】

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【入道ヶ岳】



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【下山は二本松尾根コースから】

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【馬酔木のトンネル】

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【急坂を一気に下りる】



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【踏み固められたトレースは歩きやすい】

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【避難小屋】

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【滝ヶ谷分岐から滝ヶ谷コースへ】



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【滝ヶ谷コースにトレースは無い】

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【この斜面の鎖は雪でほぼ埋まっていた】

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【沢を横断すると通報ポイント7】
さぁどんどん下って行こう



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【トラバース道のロープも一部埋没】

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【池ヶ谷コース方面の分岐】

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【堰堤を越える所】



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【何度か渡渉する所があった】

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【あとはダラダラ道】

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【滝ヶ谷コース登山口に下りてきて終了】




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