【池木屋山】いけごややま 1395.9m |
【霧降山】きりふりやま 1360m |
登山日 |
2022年3月27日(日) |
山域 |
台高山脈
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コースタイム |
6時間01分 (休憩・撮影、約41分含む ※歩行タイムは5時間20分)
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コース |
宮ノ谷登山口(7:00)〜蛇滝(7:25)〜風折谷出合(7:47)〜高滝手前の渡渉地点(8:01-8:10 撮影・休憩9分)〜猫滝(8:31)〜[途中休憩 6分]〜ドッサリ滝(9:06-9:11 撮影5分)〜奥ノ出合(9:25)〜池木屋山(10:32-10:37 休憩5分)〜霧降山(11:02)〜〜[途中休憩 16分]〜コブシ平(12:06)〜P866(12:22)〜宮ノ谷登山口(13:01)
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天候 |
曇り後晴れ |
駐車場 |
★宮ノ谷登山口駐車場 数台程度
★宮ノ谷登山口より800m程手前の駐車場 20台程
※宮ノ谷登山口駐車場までの道路は落石に注意です。 |
備考 |
◆谷コースは上級者向きです。
★宮ノ谷登山口〜高滝手前の渡渉地点までは橋・階段・浅橋が整備されています。
※2ヶ所ほど迂回路で沢に下りる所があります。
★高滝の高巻きは滑落注意です。
※高巻きには急斜面やトラバースがありロープが設置された所もありますが慎重を要します。
★谷コースは何度か渡渉する箇所があります。(増水時は注意が必要です)
★尾根コースは目印も多く特に危険箇所は無いと思います。
※を下りに使うときはモノレール沿いの扉を直進せず右折が正解です。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)
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【 行程イメージ図 】

【 断面イメージ図 】
当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。
前日のまとまった雨で迫力を増したであろう宮ノ谷にかかる3本の滝見物がてら池木屋山に登ってみる事とし、宮ノ谷
登山口駐車場へとやってきた。もともとは台高バリエーション探索を予定していたが、雨でズルズルになった道のバリエーションは危険
と判断して一般登山道へ予定変更となった形である。駐車場を後に渓谷探勝路を風折谷出合まで進んで行くが、予想通り水量は多めであり、
今年の1月末に風折れ滝見物に来た際よりかなり水量が多い感じである。風折谷出合よりひと登りすると眼前に迫力ある直瀑の高滝が
見えてくる。初めの計画通り迫力のある滝見物となったが、ここで別の難関が現れる・・・そう増水した沢の渡渉をしなければ対岸に
渡れないのである。本来の渡渉地点は靴を脱がないと渡る事が出来ないため少し上部に登り岩を伝って
なんとか濡れずに突破する事が出来たが、沢靴さえ履いていれば何の問題もない渡渉も登山靴だといちいち大変である。迫力の
高滝を満喫しここからが難関となる高巻きであるが、難関とはいえ一般登山道に対しての難関という事で沢登りで大滝の高巻きを繰り
返している普段の山行と比べれば快適なロープが張ってある道であり問題なく突破していく。最近はろくな場所を歩いていない
ため、感覚がマヒしてきている感じもあり気を引き締めなければならないと感じている。高滝の高巻きを終えると現れるのが猫滝
となるが、こちらは大きな滝ではないがV字状の落ち口が印象的な優美な直瀑で丸い釜も綺麗で神秘的である。昔に訪れた際には
登山道より見下ろしただけであったが、今回は滝の写真を撮るため滝壺付近まで下り景観を堪能した。滝の姿に満足して次へと
進んでいったのだが、どうやらこの滝は裏から見れる裏見の滝でもあったという事を帰宅後に調べて発見し、いつかまた再訪しなければ
ならない理由が出来てしまった。何度か渡渉を繰り返しながら宮ノ谷を進んでいくと、滝3部作のラストとなるドッサリ滝が現れる。
今日の水量からすればまさにドッサリと落ちているような幅広の滝でしぶきが凄く迫力が増している。ドッサリ滝を高巻き奥の出合
まで進むと、この先で谷から離れ斜面を登り尾根へと詰めあがる。後は池木屋山目指して一気に登って行く形となるが、これまでで体力を
使っており凄くしんどい登りとなる。疲労困憊になりながら何とか池木屋山山頂へとたどり着いたが、今日は体力の無さに情けなくなって
しまった。山頂から霧降山まではなだらかな稜線を進むだけであるため気持ちも持ち直し快適に進んで行く事が出来たが、霧降山
からの下りは足の疲労が隠せず早く下山が終了しないかなという事ばかりを考えながらの歩行となってしまった。宮ノ谷渓谷から
池木屋山への登りは難所と言われるだけあり、一般道としては厳しい感じの登山道なのでやはり入山には気持ちを引き締めて行動する
必要があるなと感じた山行であった。

【宮ノ谷登山口前の駐車場】

【宮ノ谷登山口】

【宮ノ谷渓谷登山道案内図】

【宮ノ谷沿いの整備された道を進む】 高滝までは鉄橋・階段等が整備されている 橋の落下等により2ヶ所迂回路がある

【支流の滝 その1】

【昨日の雨のせいで水量が多い】

【1つ目の迂回路で沢に下りる】

【増水しているがここは問題なく通過】

【支流の滝 その2】

【谷コースは落石注意】

【迂回路以外で沢に下りる箇所】

【支流の滝 その3】

【蛇滝まで来た】 今年の1月30日の時よりかなり水量が多い

【増水で蛇っぽく無い『蛇滝』】

【今年の1月30日の『蛇滝』は蛇っぽい】

【二つ目の迂回路】

【ここは増水の影響ありで渡渉状態】

【靴を濡らさず進むのに苦戦する相方】

【23号橋で撮影中の筆者】

【六曲屏風岩の標識】

【六曲屏風岩はこれだろうか?】

【切石河原】

【7号階段はちょっと長い】

【宮ノ谷渓谷を眺めながら浅橋を進む】

【浅橋からの宮ノ谷渓谷】

【32号橋を渡れば風折谷出合だ】

【風折谷(水越谷)出合、風折滝との分岐】

【出合から高滝方面へ進むのは8年ぶり】

【高滝までは整備された道】

【高滝(一番奥)が見えてきた】

【とりあえず高滝目指し進んで行く】

【この階段を登れば高滝手前の渡渉地点】

【増水により渡渉で行き詰まる相方】

【渡渉地点で高滝の撮影を開始】

【見事な直瀑の高滝】

【落差は60m程あるようだ】

【本来の渡渉地点はここ】 ここは靴を脱がないと無理だったので少し上で苦労しながらも無事に渡渉できた

【ここから高滝の高巻きが始まる】

【少し登った所からの高滝】

【高滝の上部】

【高滝の滝壺がちょっと見えた】

【気を引き締めて急斜面を登って行く】

【高巻き道にはロープが設置されている】

【高滝を背後に登る斜面を相方】

【トラバースは一歩一歩慎重に】

【ここはしっかりロープを持って下りた】 ロープが何重にも付けられている

【核心部のトラバースが続く】 高滝の高巻きで滑落事故も起こっている

【もう少しで高滝の高巻きが終了】

【登山道からの猫滝】

【朽ちてほぼ読めない猫滝の標識】 ここから滝壺に下りれるので撮影に行く

【猫滝の滝壺まで下りて来た】

【猫滝】

【猫滝】

【猫滝の滝壺】

【V字状の猫滝の落ち口が印象的】

【高滝の落ち口(左)と一段下の小滝(右)】

【登山道に戻り先へと進む】

【渡渉して】

【宮ノ谷沿いをしばし進み】

【もう一度渡渉すると】 相方はここの渡渉でドボンしてた・・・

【ドッサリ滝が前方に見えてくる】 登山道はここから上に上がるが滝に寄り道

【滝の撮影のために対岸に渡る】 ドッサリ滝はどっさりすぎる滝に変貌

【ドッサリ滝】

【ドッサリ滝】

【ドッサリ滝】

【滝から少し戻り登山道に復帰】 谷コースに目印は付いているが道迷い注意

【ドッサリ滝を高巻きする】

【ドッサリ滝を高巻きの急斜面】

【高巻を終えると奥ノ出合は近い】

【奥ノ出合の渡渉地点】

【奥ノ出合(標識は朽ちて読めない)】

【奥ノ出合からしばらく進み】

【沢を横断して】

【斜面を登って行くと尾根に乗る】

【尾根に乗ってからは急坂が続く】

【バテた・・・】

【立派な木が点在する尾根】

【この尾根は花の季節に来ると楽しめる】 シャクナゲ・アケボノツツジは見応え有り

【特殊な形に育った杉の木?】 どう育ったらこうなるんだろう

【緩斜面になると一息付ける】 雪が少し残っていた

【やっと池木屋山に到着】 8年前は迷ったが今回は迷わず頂上に来た

【霧降山方面に少し進むと小屋池がある】 ガスが濃くなり視界が悪い

【霧降山までは小さなアップダウンの道】

【霧降山に到着】 風が吹き抜け寒い・・・

【今から下る尾根コースが一瞬見えた】 山頂は眺望が良いがガスで景色が望めず

【尾根コースから下山開始】 霧降山で昼食と思っていたが寒さで断念

【昼食場所を探しながら下山して行く】

【明瞭な尾根道】

【首長竜みたいなブナの一部が枯れてる】

【8年前の首長竜みないなブナの木】

【8年前と比べると左側が枯れている】

【ようやく風裏を見つけ昼食タイム】 今日は筆者の手作り弁当

【青空平まで下りて来た】 頂上の寒さが嘘のようなポカポカ陽気に

【滝見尾根・野江股ノ頭方面】 滝見尾根は既に踏破済み

【ヒメシャラが多い尾根】

【先週登ったシャッポ山】

【P981のコブシ平】

【小さなアップダウンがある尾根】

【P866付近を通過中】

【獣害対策ネットをくぐる所に来た】

【モノレール沿いの急坂を下って行く】

【この扉の手前で右折する】

【後は迷う所もなく下って行ける】

【もう一度獣害対策ネットをくぐる】

【植林帯を九十九折に下る】

【作業小屋っぽい小屋の中を通る】

【登山口に下りてきて無事終了】
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