【臼杵ヶ岳】うすきねがたけ 697m |
【臼杵山】うすきねやま 630m |
登山日 |
2022年4月3日(日) |
山域 |
鈴鹿山脈 安楽川 花ノ木谷
|
コースタイム |
4時間6分 (休憩6分含む ※歩行タイムは4時間)
|
コース |
臼杵山登山口(7:27)〜花ノ木谷出合(7:34)〜15m滝(8:33)〜スラブ滝7m(8:53)〜大岩くぐり(9:50)〜標高約550mの二俣(10:09)〜臼杵ヶ岳(10:31-10:37 休憩6分)〜臼杵山(10:56)〜臼杵山登山口(11:33)
|
天候 |
曇り時々雨 |
駐車場 |
★臼杵山登山口駐車場 数台程度 ,トイレ無し
★臼杵山登山口付近に数台程駐車できる広場がありました。
|
備考 |
◆花ノ木谷は沢登り装備で遡行しています。
★10m滝+5m滝の高巻きのルートファインディングが核心だったように思います。
※他にも幾つか滝を巻きました。
★小滝が次々に現れるので退屈する暇もなく楽しく遡行できる谷でした。
★1ヶ所、深い釜のヘツリが緊張しました。
※暖かい季節ならドボンもありですがドボンを避けたい季節は必死のへつりとなります。
◆記載した内容は登山(遡行)日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)
|

【 行程イメージ図 】

【 断面イメージ図 】
当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。
【今シーズン沢登り 1回目】
山岳会の山行計画を立てたものの週末は雨予報、参加メンバーは沢好きなMさん1人という訳で、どうせ濡れるならまだ少し早いが
沢初めでも良いのではないかという結論にたどりつき、お手軽な感じの花ノ木谷に出かけることする。臼杵ヶ岳登山口
駐車場で沢の準備をして合羽を着こんでいざ出陣。まずは道路を少し歩いて花ノ木谷出合まで進み、橋の横から沢に下りて
入渓となる。水量は少なく次々と現れる小滝をこなしながら進んでいくが、水は冷たく浸かれる状態ではないため基本的には
どうしてもへつりや巻き重視となっていく。快調に進んでいくと眼前に10m滝が現れるが、これは直登が出来ないので左岸より高巻く
形となる。ただ、この巻きが思いのほかシビアで大変であった。高巻きを終え谷に戻ると正面に15m滝が現れるが、こちらも手も足も
出ないため、今度は右岸より高巻き落ち口へと降り立つ。狭い廊下を進んでいくと今回の遡行で最も懸念していた
難関のへつりが満を持して現れる。このへつりに失敗すると胸までの深さがある釜に落ちてしまうので、この時期どうしても
落ちるわけにはいかず緊張のへつり大会となる。まず筆者が苦戦しながら突破するとMさんも思い切りよく突破、最後に残った
相方はどうしても落ちたくないのか悪戦苦闘しながらかなりの時間をかけ通過してきた・・・落ちないかなと思っていただけに
残念。。。この後出てくる7mスラブ滝は右側に倒れている倒木を梯子代わりに登り通過、後は基本直登できる小滝を楽しく
こなしながら(時にはお助け紐の登場もあり)進み、水が枯れてくると適当に上り詰め、臼杵ヶ岳山頂へと飛び出す。小雨模様の
ため、長居はせずそのまま登山道を下山して駐車場へとたどり着く頃には雨も強くなってきたためそのまま解散となったが、思わぬ
展開で沢初めが完了した形となった。

【臼杵山登山口】 登山口に数台程度駐車可

【花ノ木谷出合まで林道を歩く】 出発時は霧雨が降っていた

【登山口から少し先にある駐車地】 こんな駐車地があったとは知らなかった

【花ノ木谷出合からの花ノ木谷】

【花ノ木谷出合からすぐ沢に下りる】

【今シーズン沢初めの遡行開始】

【すぐにナメ斜瀑がお目見え】

【小滝が良い感じに次々と出てくる】

【今日はまだ寒いのでヘツリで進む】

【久しぶりの沢登りなので慎重に登る】

【水量が少ない所は水線通しに登る】

【霧雨も止み軽快に進む】

【登れる小滝が多く楽しい】

【3m程の小滝は直登出来ず脇から巻く】

【岩間の滝で奮闘中のMさん】

【岩間の滝を登る相方】

【4m程の斜瀑は水流脇から直登】

【水の冷たさにも慣れてきた】

【その後も退屈する事なく小滝が現れる】

【前方に10m滝が見えた】

【ここを登ったものの下る羽目になる】

【10m滝は手も足も出ない】

【少し戻り10m滝を左岸から高巻く】

【この高巻きが思いのほか大変】

【高巻きを終えると15m滝に出た】 この滝が花ノ木谷で一番大きな滝らしい

【15m滝から下を覗く】 この下に5m滝があるらしい

【15m滝は右岸から巻く】 15m滝も手も足出ない滝だった

【巻き終えると15m滝の落ち口に出た】 10m滝の高巻きよりは楽に巻けた

【そして狭い廊下へと進んで行く】 麓の最高気温が12度なのに膝まで浸かる

【一番懸念していた深い釜のヘツリ】

【Mさん思い切りよくヘツリを突破】

【ドボンしたくない相方はかなり苦戦】

【振り返る見るヘツリをした深い釜】

【廊下の突き当りを筆者は直登】

【Mさんは右岸の壁に取り付き】

【渾身のへつりで突破】

【7m程のスラブ滝】 この滝は左岸側にある倒木使って登った

【その後も廊下を進んだり】

【小滝を直登したりと楽しい遡行が続く】

【この滝は右岸から巻いた】

【まだまだ連瀑帯は続く】

【登って】

【登って】

【どんどん登って】

【時にはツルツルスラブに苦戦したり】

【突っ張って登ったり】

【お助け紐を出動したりしながら遡行】

【この10m滝は左岸から巻いた】

【倒木を梯子代わりに登った箇所】

【樋状は水線通しに進み】

【その先の斜滝は緊張しながら直登】

【その後も大きな岩を乗り越えたり】

【お助け紐の出番も結構あったりした】

【この大岩はくぐって先へ進める】

【くぐった先で苦戦したMさん】 這い上がれずお助け紐出動

【大岩くぐりのすぐ上の斜滝】

【その後もまだ小滝は現れる】

【標識約550mの二俣は左へ】 臼杵ヶ岳まで後、標高150m程登らねば

【まだ谷を詰めて行く】

【もう水が無くなりそう】

【標識約610mの二俣は左へ】

【落葉が堆積した谷を詰めて行く】

【最後は適当に登って行くと】

【臼杵ヶ岳の頂上に着いた】 頂上に出ると風が強く寒い;;

【臼杵ヶ岳からの仙ヶ岳方面】 登山道で下山開始

【少し下ると仙ヶ岳と臼杵山の分岐】 臼杵山方面へ下る

【登山道を下りていく】

【臼杵山】

【うす岩ときね岩】

【うす岩ときね岩に標識が付いていた】

【見所終了なのでサクっと下山しよう】

【あれはタムシバかコブシどっちだろう】

【眼下に高速道路が見える】

【もう少しの所で雨が降り出した】

【臼杵山登山口まで下りてきて無事終了】
トップに戻る トップページに戻る
|