鈴鹿 矢原川 本谷(左俣)遡行

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登山日 2022年5月28日(土)
山域 鈴鹿山脈 (鈴鹿川水系 矢原川 本谷[左俣])
コースタイム 6時間45分 (休憩・装備替え等、約58分含む ※歩行タイムは5時間47分)
コース 坂本棚田駐車場(6:50)〜矢原川下降地点(7:23)〜入渓地点(7:26-7:42 入渓準備16分)〜20m滝[滝下](8:33)〜不動滝下滝[滝下](9:09-9:15 撮影6分)〜不動滝下滝[滝上](9:42)〜不動滝上滝[滝下](10:23-10:28 撮影5分)〜[途中休憩 16分]〜標高約670mの二俣(11:16)〜標高約720mの二俣(11:27-11:31 休憩4分)〜タカノス尾根分岐(11:53-12:04 休憩・装備変更11分)〜仙鶏乗越(12:12)〜P778(12:29) 〜造林小屋(12:58)〜坂本棚田駐車場(13:35)
天候 晴れ
駐車場 ★坂本棚田駐車場 , トイレ有り
備考 ◆矢原川本谷(左俣)の遡行には沢登り装備で入山しています。
★倒木が多く歩きずらい所がありました。
★登れる小滝が多くあり楽しめました。
★下不動滝の高巻きですが大きく巻きすぎてしまいました。
※滝からかなり離れてしまいましたが踏み後を辿ると落ち口に戻れました。
★今回、滝の巻き道で蛭に取りつかれました。(要蛭対策)
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行(遡行)の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

【今シーズン沢登り 8回目】
2日前にまとまった降水量の雨が降ったので増水して迫力の増した鈴鹿最大の滝である不動滝を見に行こうと矢原川本谷(左俣) を遡行する事にした。坂本棚田駐車場に車を停めて矢原川遡行開始地点まで林道を歩いていくが、この林道は蛭の巣窟という 情報もあり足元が気が気でない・・・幸い今回は蛭の気配は無く無事に到着することができた。林道から矢原川へ下降した ところで沢装備を整え遡行を開始するが、しばらくはゴーロ帯を進んでいく形となる。中俣との二俣を越えた辺りより小滝が 現れ始めるが、倒木により谷は荒れ気味で少々歩きにくい。渓相が良くなってくると直登できる小滝が増えはじめ楽しく登って 行く事ができる。連瀑帯に突入して初めの5m斜滝は軽快に越えていけるが、すぐ上の6m滝は厳しく右岸より小さく巻く。 6m滝上部には不動滝の前衛滝といわれる20m滝が現れるが、右岸側に数本のロープがかけられていた。20m滝を眺めながら 取付けそうな気がしたのでロープを出して直登を試みるも中段まで上がったところで上部は厳しく左に逸れロープに逃げて しまった・・・まだまだ実力不足で修業が足らない模様である。20m滝の落ち口に復帰するとお目当ての下不動滝は目の前 で予想以上の大きさに圧倒される・・・正直、鈴鹿最大とはいえ大したことは無いんじゃないかと思い込んでいた。水量は 予想していたほど多くは無く、それほど増水はしなかった模様だが、下から眺めても大きすぎて全貌がよく判らない感じで 見に来る価値はある滝だなと実感した。下不動滝の高巻きは左岸の尾根から高巻く形を取るが、どうやら大きく巻きすぎて しまったようでどんどんと滝から離れて行ってしまう。これでよかったのかなと考えながらも踏み跡をたどり尾根を越えて 下降するとドンピシャで落ち口へと到着、大巻きしすぎたようだが無事に沢に復帰することができた。落ち口上部は再び 直登できる小滝が続いていく感じとなり、滝登りを楽しみながら進んでいくと上不動滝 20mが現れる。鈴鹿最大の滝、 不動滝はこの上不動滝20mと下不動滝80mを合わせて100mの長瀑という事になっているが、間にいくつも小滝を挟み 距離も離れているため、一緒の滝として認知するのは無理があるのでは無いかと思ってしまう。上不動滝は右岸より巻き上り、 その後もいくつかの小滝を登ったりしながら遡行を続けると標高800m付近で水も涸れ、後は仙鶏尾根を目指して詰めあがる。 仙鶏尾根のタカノス分岐に合流すると野登山方面へと進み、P778から南の尾根に入り登山道で下り終了となったが、滝見物としては良い感じの谷であった。

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【坂本棚田駐車場】
6時50分出発、まずは道路を歩く

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【坂本棚田は日本の棚田百選】
美しい田園風景

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【害獣対策ゲート】
ここを過ぎた辺りから林道へ



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【蛭に怯えながら林道を進む】
この林道にも蛭がいるらしい

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【矢原川下降地点】
ここから矢原川へ下りる

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【3分程で矢原川に下りて来た】
ここで沢装備を整えてから入渓



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【入渓後しばらくゴーロが続く】

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【右俣出合付近】

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【中俣出合を通過中(右が中俣)】



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【小滝が出てきた】

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【倒木が多く荒れた渓相】
水線通しに進むが倒木が邪魔で歩きづらい

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【良い感じの渓相になった】
奥に見えるのが最初の5m滝



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【最初に出てくる5m滝を直登】

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【5m滝は相方でもすんなり登れた】

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【2m程のCS滝】
ゴーロを挟み小滝が続く



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【登れる小滝は楽しい】

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【軽快に小滝を登って行く】

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【こじんまりとしたナメ】



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【連瀑帯の5m程の斜滝】

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【次の6m程の滝は筆者には無理そう】

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【5m程の斜滝を登る相方】



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【6m程の滝と20m滝】
6m程の滝は右岸から小さく巻いた

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【20m滝】
右岸にロープが付いた巻き道がある

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【20m滝を少し登って見る事に】
ヌメっていてかなり滑る;;



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【上部で右岸のロープに逃げてしまった】

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【シャワーを浴び苦戦しながら登る相方】

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【20m滝の落ち口】
右岸のロープの所に蛭がいた・・・



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【20m滝の落ち口から下不動滝は直ぐ】

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【下不動滝 80m】

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【下不動滝、でかい・・・】



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【下不動滝の落ち口がかろうじて見える】

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【一段戻りこの目印から左岸に高巻きへ】

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【間違えて尾根を登ってしまった】



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【木々の隙間から下不動滝が見えた】

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【下不動滝があんなに遠くに・・・】

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【果たして落ち口に行けるのだろうか】



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【高巻き中に出合った蛇】

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【踏み後を辿ってトラバース道を歩き】

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【小尾根を下ると】



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【無事に下不動滝の落ち口に着いた】
本来はもう少しコンパクトに巻けるはず

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【相も変わらず小滝登りに勤しむ】
これが筆者的には楽しい

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【今日は相方も小滝登りに励んでいる】



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【ここの釜は太腿くらいの深さだった】

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【巨岩が張り出した箇所】

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【再び連瀑帯へ】



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【6m程の斜滝も楽しく登れた】

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【6m程の斜滝を登る相方】

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【ここは右端から登った】



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【シャワー浴びながら直登】
相方はそそくさと右岸から巻いていた

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【連瀑帯の奥に上不動滝が見えた】

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【ここはヌメっていて登りづらい】



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【同箇所で相方にはロープを出した】

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【上不動滝20mに到着】

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【上不動滝の滝壺】
そこそこ深そうな感じだ



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【上不動滝】

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【上不動滝】

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【上不動滝は右岸から巻く】



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【上不動滝の落ち口付近】
ここで一旦、連瀑帯は終了

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【ゴーロを抜けるとまた小滝が出てくる】

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【小さな廊下をへつって進む】



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【小さな廊下奥の6m滝は右岸で巻いた】

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【この滝の下部は流れの横を登り】

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【上部は流芯を突破した】



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【その後もへつったり】

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【小滝を登ったり】

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【楽しい遡行が続く】



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【標高約670mの二俣は右へ】

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【まだ小滝が出てくる】

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【倒木が増え荒れた渓相に・・・】



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【標高約720mの二俣は右へ進んだ】

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【荒れていて歩きずらい】

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【ここが最後の小滝だった気がする】



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【標高800m程の所まで登って来た】
まだ足元には水が少し流れている

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【源頭部】
源頭部を見届けたので尾根に上がる

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【仙鶏尾根のタカノス尾根分岐】
ここで沢装備を解き休憩する



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【仙鶏尾根を野登山方面へ進む】

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【仙鶏乗越】

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【P778から南の尾根に下る】



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【急坂の尾根を下って行く】

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【ミツマタの森まで下りて来た】
花の季節は多くの人で賑わうようだ

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【立ち入り禁止の造林小屋】
後はダラダラと歩いて駐車場に戻り終了




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