【竜ヶ岳】又川谷・大井谷(沢登り)〜太尾の周回

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【竜ヶ岳】 りゅうがたけ 1099.3m   

登山日 2022年5月29日(日)
山域 鈴鹿山脈
コースタイム 6時間52分 (休憩・装備替え等、約58分含む ※歩行タイムは5時間54分)
コース 太尾登山口(6:30)〜又川谷入川口(7:03-7:14 入渓準備11分)〜白谷出合(7:50)〜[途中休憩 9分]〜標高約680mの二俣(9:15)〜標高約780mの二俣(9:51)〜標高約880mの二俣(10:24)〜[途中装備変更・休憩 12分] 〜竜ヶ岳(11:03)〜太尾分岐(11:13-11:30 休憩17分)〜P962(11:42)〜白谷越(12:09)〜P770(12:22)〜[途中休憩 9分]〜P730(12:45)〜太尾登山口(13:22)
天候 晴れ
駐車場 ★焼野(太尾)登山口駐車場(広い駐車場) , トイレ無し
※茨川林道(ほぼ未舗装でデコボコ道の悪路)を2.5km程進んだ所にあります。
備考 ◆又川谷・大井谷の遡行には沢登り装備で入山しています。
※ロープは使用しませんでしたが小滝でお助け紐は使用しました。
★又川谷・大井谷は今は荒れていますが昔は美しい谷だったそうです。
※土砂で谷が埋まった所や倒木で歩きにくい所などがあります。
★二俣や支沢があるので進む方向には注意が必要です。
★下山には太尾を使用しましたが一部不明瞭な所があり道間違い注意です。
※2016年に歩いた時よりは標識も増え白砂のザレ場も整備され少し歩きやすくなっていました。
★今回ヒルを見かけませんでしたが出没地帯なので対策は必要だと思います。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行(遡行)の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

【今シーズン沢登り 9回目】
2日連続の沢登り山行は何処に行こうか悩んだが、竜ヶ岳に直登できる大井谷を3人で遡行する事にした。大井谷は 昔は綺麗な渓相の谷だったとなっているが 2011年の大雨によって大規模な山抜けが発生して谷が埋まり、無残な状態になって いるという情報をよく見かけるが、一度は自分の目で確かめてみようと思ったのである。太尾登山口駐車場に車を 停め、まずは又川谷出合まで林道を歩いて行き又川谷入川口より茶屋川に降りる。茶屋川を渡渉すると又川谷は目の前で そのまま遡行開始となるが、何の変哲もない河原歩きがしばらく続いていく。白谷出合を過ぎ大井谷に入っても初めは倒木や 土砂が堆積により谷は埋まり荒れた感じであるが、縞々模様の岩が目に付くようになってくると渓相が良くなってくる。 大井谷自身に大きな滝は無いため、小滝を楽しく直登しながら遡行して行く。釜の深い箇所ではへつりを交えながら進み、 良い感じになって来た所でお楽しみタイムは終了、大規模な崩落地が眼前に現れる。大量の土砂に覆いつくされた谷は 情報通り無残な感じとなってしまっており、改めて自然の驚異を思い知らされる感じである。大崩落地を抜けると再び 小滝ゾーンとなり楽しみながら登って行き、水流も細くなってくると標高880mの二俣に到着、右に進路を取ると谷は終了となり 草原へと飛び出す・・・笹原は鹿の楽園となっており多数の鹿が目の前を横断していった。後は笹原の急登を登り詰めて 行くと大勢の登山者で賑わう竜ヶ岳の山頂へと飛び出した。それまで1人も出会わなかったのが嘘のような大混雑ぶりに 驚いたが、大勢の登山者にとっても何処から出てきたんだという感じで驚いたことであろうと思われる。人の多い山頂は早々に 退散し下山路となる太尾分岐まで移動してここで昼食休憩を取る。竜ヶ岳山頂と同じような景色でのどかな草原であるこの場所には誰も人は おらずのんびりできて良かった。 休憩後は太尾経由で駐車場に戻り無事終了となったが、大井谷に関しては遊べる小滝も あるが全体的に荒れすぎた渓相の谷という印象であったので一度遡行すればもうよいかなといった感じであった。

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【焼野(太尾)登山口駐車場】

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【又川谷の入川口まで林道を歩く】

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【少し進むと折戸トンネル】



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【茨川林道は水溜りができるデコボコ道】
太尾駐車場までの道で車は泥んこになった

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【又川谷の入川口で沢装備を整える】
入川口から斜面を降りて茶屋川を渡渉

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【茶屋川を渡渉すると直ぐ又川谷出合】
7時16分、遡行開始



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【朝日に照らされ清々しい中を遡行】

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【穏やかな流れが続く】

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【枯れ木が立つ広い河原】



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【白谷出合を過ぎて大井谷へ入る】
土砂や岩などで一部谷が埋まり荒れた渓相

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【この辺りから良い渓相になった】
縞々模様の岩が目につくようになる

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【縞々模様の岩】
自然のアートは美しい



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【切株の年輪みたいに見える岩】

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【出来るだけ水線通しに進む】

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【小滝を楽しく越えていく】



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【ここは左の岩をへつって滝身へ】

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【同滝の釜は太腿くらいの深さ】

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【水面に反射した光が輝き美しい】



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【4m程の滝は滝身の右側を登った】
太腿まで浸かりながら左岸側から取付いた

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【ショウちゃん苦戦中】
この後、安全の為お助け紐を出した

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【相方は無事にクリア】



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【ここはシャワーを浴びながら登る】

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【同箇所、水圧に耐え登ろうとする相方】

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【ここは少し登り難かった】



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【ここは深いので右側をへつる】

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【ショウちゃん渾身のへつり】

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【へつった後は滝身を登り突破】



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【この区間は登れる小滝が多く楽しい】

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【ここは左をへつり滝に取りつく】

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【滝身を突破(後続二人は巻いてきた)】



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【そしてこの小滝を越えると】

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【また荒れた渓相になった】
昔は美しい渓相だったそうな

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【標高約680mの二俣付近】
大量の土砂に埋め尽くされた大井谷



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【左岸支谷の大崩壊箇所】
これ以上崩壊しないことを切に願う

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【大崩壊地を抜けると再び小滝が現れた】

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【この小滝は直登】



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【後続二人にはお助け紐を出動】

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【V字状の谷】

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【またすぐ荒れた渓相に・・・】



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【標高約780mの二俣】
二俣を右に進むと小滝が連続する

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【小滝を楽しく越えていく】

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【谷幅が狭くなってきた】



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【シャワーを浴びながら登る】

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【楽しい小滝群】

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【ここは後続二人にお助け紐を出した】



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【小滝ゾーンはまだ続く】

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【そろそろ小滝も終了だ】

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【標高約880mの二俣】
稜線が見えている右へと進む事にする



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【稜線目指し詰め上がって行く】

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【ここが源頭部だと思われる】
標高960m辺りまで水があるなんで驚き

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【登って来た谷】
見えている山は静ヶ岳



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【沢装備を解き休憩後に笹原を登る】

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【笹原の急坂がしんどいしんどい】

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【傾斜が緩むと竜ヶ岳山頂は目前】



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【大賑わいの竜ヶ岳山頂に到着】

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【人が多いので太尾分岐まで移動】

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【太尾分岐でまったりと昼食休憩】



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【太尾・焼野方面へ下山開始】

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【満開の山ツツジ】

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【馬酔木の間を歩くが迷路のように複雑】



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【P962付近にある道標】

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【P962からの下りはかなりの急坂】

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【白砂のザレ場】



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【P770(太尾最高点)】

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【長池】

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【以前より標識が増えた気がする】



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【右側に作業道が平行している】

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【登山道と作業道の分岐】

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【登山道には行かず作業道を下り終了】




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