登山日 |
2022年6月5日(日) |
山域 |
比良山地 安曇川水系 白滝谷
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コースタイム |
8時間26分 (休憩・装備替え等、約1時間19分含む ※歩行タイムは7時間7分)
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コース |
葛川市民センター駐車場(7:21)〜伊藤新道出合(8:02)〜牛コバ(8:15-8:30 入渓準備15分)〜白滝谷入渓地点(8:34)〜[途中休憩 12分]〜2段の滝(9:51)〜標高約625mの支谷分岐(10:41)〜スベリ石の上のナメ(10:58-11:15 休憩17分)〜白滝[滝下](11:44-11:48 撮影4分)〜2段2条18m[滝下](12:38-12:54 休憩16分)
〜夫婦滝[滝下](12:59-13:03 撮影4分)〜夫婦滝口(13:12)〜オトワ池(13:32)〜白滝山(13:42-13:53 休憩・沢装備解除11分)〜わさび天井滝(14:30)〜わさび大滝(14:38)〜伊藤新道出合(15:02)〜葛川市民センター駐車場(15:47)
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天候 |
曇り一時晴れ |
駐車場 |
★葛川市民センター駐車場(50台程・無料) , トイレは曙橋を渡ってすぐの所にあり
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備考 |
◆白滝谷の遡行には沢登り装備で入山しています。
★白滝谷は登れる小滝が多く楽しめましたが筆者の力量では登れず巻いた滝も多くありました。
※今回ロープは使用しませんでしたがお助け紐は何度か出番ありでした。
※まだ肌寒く水温も低いので淵や釜はほぼへつりで突破しました。
★布ヶ滝がかかる支谷は山と高原地図ではクルシ谷、遡行図では白石谷となっています。
※ネットで調べてみてもクルシ谷と表記されたり白石谷と表記されたりと統一されていませんでした。
★下山で使用した伊藤新道は一部道が悪くスリップ注意箇所があります。
※目印は多く虎ロープが設置されていたりして整備はされていました。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行(遡行)の記録です)
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【 行程イメージ図 】
【 断面イメージ図 】
当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。
【今シーズン沢登り 11回目】
沢登り遠征2日目、朝起きてみると気持ちの良い晴れ間が広がっており絶好の沢日和といった感じである。2日目行けるか少々
不安であったが、メンバー全員大丈夫のようなので朝食後撤収し本日目的の白滝谷起点となる坊村駐車場へと移動する。
駐車場に到着すると武奈ヶ岳に登るのであろう登山者達が次々と出発して行く姿を見送りながら沢の準備をする。隣に
駐車していた3人組も沢登りらしく後で行き先を聞いてみると口ノ深谷を遡行するという事であったので、我々よりはるかに
レベルは高そうな感じである。素人のような我々と比べるのは比べる事すら失礼というものだが。まずは牛コバまで林道を
3qほど歩き入渓地点に到着、ここで沢装備を整え遡行を開始する。白滝谷は比良入門コースと言われているため、
癒しの沢登りを期待し穏やかな渓相の谷を進んで行く。ただ昨日のヘク谷同様、かなり滑りやすい。次々に現れる小滝を
登って行くが意外に登れない小滝も多く巻きの回数も増えていく・・・。入門用癒し谷の予定であったのになんだか敗北感が増幅
していく感じがするが、実力が無いので仕方がない。夏ならウォータースライダーで遊べそうなすべり石の滝も本当に滑って
落ちるようにしか見えず右岸より巻き上がり、上部のナメ床部分で休憩を取る。綺麗な渓相に癒されながら進み白滝へと
到着、左の岩壁より直登できるらしいがパッと見た感じ筆者に登れるようには見えず即断念、最近滑って小さく落下するという事が数度あり
幸い怪我は無いが恐怖心が増してきているような感じがする。その後はナメや斜滝を直登しながら登って
行くと2段2条18m 滝が現れ、この滝前でコーヒー休憩を取る。この滝は左の流れの右側の岩をフリーで直登、後続の3人は
左岸側より巻き上がってきた。18m滝を突破すると白滝谷のハイライトとなる夫婦滝まではすぐとなるが、夫婦滝手前は
相変わらず滑りやすく緊張しながら進み夫婦滝と御対面となる。2条に寄り添うように流れ落ちる夫婦滝は周囲の新緑と同化し
独特の景観を作り上げている。ここで遡行も終了となり滝見台より登山道に上がり白滝山経由で下山することとする。
白滝山まで登り後は伊藤新道を下る形となるが下山途中にあるワサビ天井滝・ワサビ大滝もそこそこ見応えがあり、登山道の
ただの下山にアクセントが加わり良い感じで下山することができた。後は林道を駐車場まで戻り無事2日間の沢登り遠征を
終了する事が出来た。
【キャンプ場で豪華な朝ごはんを頂く】 キャンプ場から坊村町に移動
【駐車場から数分の所にある公衆トイレ】 駐車場を7時21分に出発した
【明王谷林道に入り牛コバを目指す】 ここから3q程林道を歩かねば
【明王谷林道をダラダラと進み中】 口ノ深谷に行くPTが抜いて行った
【明王谷にかかる三ノ滝の下山口】 見てみたいが今回はパスする事に
【参瀧源水処『覺照水』】 美味しいのかな?
【伊藤新道出合を横目に通過】 伊藤新道か白滝谷コースで下山する
【口ノ深谷出合を横目に通過】 口ノ深谷もいつの日か遡行してみたい
【そしてようやく牛コバに到着】 このすぐ先で遡行準備をした
【牛コバから少し進んだ所から入渓】
【大きな岩がゴロゴロ】
【穏やかな渓相の中を進んで行く】
【出来るだけ水線通しに進み】
【本日も小滝登りに勤しむ】
【小滝に果敢に挑むG君】
【岩間の小滝に取付く筆者】 こんな感じの小滝は筆者の好物
【G君苦戦しながらも登り切った】
【ここは水圧に耐えながら登る】
【Mさん同箇所で水圧に耐え奮闘中】 ここは後続にお助け紐を出した
【ロープが有るので登山道渡渉箇所かな】
【この滝は登れず巻いた】
【ここは見た目より登り難かった】
【Mさんまたしても水圧と格闘中】
【苔と緑の木々が美しい】 この景色を眺めながら休憩にした
【カワゲラの一種かな?】
【細い流れの中を遡行】
【上流から見るとこんな感じ】
【2段の滝】
【2段の滝の釜が思ったより深く断念】
【ここも登山道渡渉箇所っぽい】
【その後も小滝を登って】
【登って〜】
【小滝登りで時間を消費して行く】
【ナメ滝は快適に登れる】 釜が意外と深かったのでへつった
【美しい2条の滝】 この滝は速攻諦め左岸を巻いた
【岩間滝の左に取付登ったが厳しかった】 後続はそそくさと右端の流れを登って来た
【良い雰囲気の斜滝】 ここも釜が深そうなので巻いてしまった
【標高約625mの支谷分岐にある3m滝】 布ヶ滝が見えないかと少し支谷に入る
【支谷にかかる布ヶ滝が奥に見える】 この支谷の名前が統一されていないようだ
【布ヶ滝までの道が厳しそうなので断念】
【2条5mの滝】 本流に戻り3m滝を巻くと2条5mが現れる
【2条5mの滝は落ち口が厳しく逃げた】
【後続3人は2条5mを右岸巻き】
【2条5mのすぐ上にあるナメ滝】 更にすぐ上にスベリ石の滝が見えている
【スベリ石と呼ばれる所の滝】
【まだドボンしたくないので巻く事に】 夏ならウォータースライダーで遊べそうだ
【スベリ石の上のナメで休憩にした】
【2段4m滝も右岸側で巻いてしまった】
【こじんまりとした綺麗なナメ】
【標高約690m支谷分岐付近】
【CSのトンネル潜る】
【美しい淵と白滝(奥)】 美しい渓相にしばし撮影タイム
【白滝】 流れの左側から登れるそうだ
【筆者には厳しそうなので白滝を高巻き】 左岸から巻いて落ち口の上に降りた
【白滝の落ち口】
【ナメ滝3段12m】 ここは流芯を登った
【下段の方は快適に登れる】
【上部の方は滑りやすく登り難い】
【前方に斜滝15mが見える】
【斜滝15mは滝身を直登】
【慎重に上まで登り切った】
【斜滝15mを登るG君と相方】
【その後もへつって登り】
【へつって登りを繰り返し進む】
【やはり登れる小滝が多いと楽しい】
【噂通りの良い渓相が続く】
【狭い廊下状になった】
【廊下状にあるこの滝は登れず巻いて】
【斜滝は流れの中を登って行く】
【この滝の奥に2段2条18mが見える】
【2段2条18m滝の前でコーヒータイム】 ここで白滝谷で初めて他のPTに出合った
【2段2条18mは筆者のみが登った】
【後続3人は左岸側から巻いて来た】
【2段2条18mの落ち口】 ここから夫婦滝はすぐ近くだ
【夫婦滝】
【夫婦滝】
【夫婦滝手前の左岸を一登りすると】
【滝見台に着く】
【滝見台からの夫婦滝】
【夫婦滝口(分岐点)】 悩んだ末、白滝山経由で下山する事にした
【白滝山目指して登って行く】 オトワ池までの道は一部荒れていた
【オトワ池(分岐点)】 逆方向の長池が気になるが時間切れ
【音羽(オトワ)池】 池のほとりの木の葉に、モリアオガエルのクリーム色の泡状の卵があった
【モリアオガエルの卵】
【池から一登りすると白滝山に着いた】 ここで沢装備を解き補給休憩にする
【後は伊藤新道を下って行くだけだ】
【わさび天井滝】
【段瀑のわさび天井滝】
【ワサビ谷へと下る急坂が落ち葉で滑る】
【レスキューポイント伊藤新道1】
【わさび大滝】
【わさび大滝】
【わさび大滝】
【見所も終わり伊藤新道を下って行く】 伊藤新道出合から明王谷林道を戻り終了
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