【御所平・弁慶】惣王神社〜割谷〜弁慶

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【御所平】 ごしょだいら 850m 【弁慶】 べんけい 761.2m

登山日 2022年6月5日(日)
山域 鈴鹿山脈
コースタイム 5時間22分 (休憩・装備替え・右往左往等、約1時間2分含む ※歩行タイムは4時間20分)
コース 惣王神社(6:53)〜[途中靴履き替え 6分]〜一本杉(7:34)〜タラの滝(7:53)〜割谷入口(8:21-8:35 入渓準備15分)〜標高約580mの二俣(8:57-9:12 右往左往15分) 〜御所峠(9:48)〜ヨコネ(9:57-10:11 休憩14分)〜[途中休憩 12分]〜御所平(10:44)〜家老平(11:02)〜大岩(11:12)〜舟石(11:18)〜ベンケイ(11:31)〜P637(11:49)〜惣王神社(12:15)
天候 曇り一時晴れ
駐車場 惣王神社横の駐車地(5台程)
備考 ★惣王神社〜割谷入口は道路・林道・作業車道を5.7km程歩いています。
◆当初は割谷を遡行目的として入山しましたが序盤で沢歩きに変更になりました。
※二俣の左俣に入ってすぐの廊下状にかかる滝の岩が脆すぎて登れず引き返しました。
※巻き道を探して右往左往しましたがリサーチ不足なので無理をせず右俣へ進み沢歩きとしました。
★御所峠〜惣王神社は一般登山道を歩いています。
※登山道には目印・標識が整備されています。
※ヨコネから御所平は見晴らしの良い稜線歩きで筆者のお気に入りの道です。
※ベンケイから惣王神社への下りでヤセ尾根や急坂箇所がありました。
★割谷で蛭が靴に付きました。二人で10匹くらい・・・蛭対策は必要です。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行(遡行)の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

鈴鹿のお手軽沢、短いが滝が詰まって面白いとの情報を見て田村川割谷を遡行する事にした。登山口 となる惣王神社横の駐車地に車を停め、まずは割谷出合を目指して林道を長く歩くので 普通の靴で歩いていたが、何やらいきなり鬱蒼として如何にも蛭がウヨウヨとしていそうな暗い林道へと突入したので、 これはまずいと思い早々に蛭が入り込みにくい沢靴へとチェンジする形となった。こんなことなら初めから沢靴で歩いておけばよかった と思いながら少し進むと一転して普通の砂利の林道へと出てしまった・・・どうやら横にも道があったようで普通に 整備された林道を歩くことができたようであった。紆余曲折あったが長い林道を6q近く進み、ようやく割谷出合へと 到着した。ここで準備を整え入渓となるが、さっそく蛭がまとわりついてくる。割谷出合は凄く蛭が多いとの情報を見たが正に その通りで入渓までの数歩で数匹の蛭が足に取付いてきた。塩水で撃退し遡行開始となるが、蛭除けのため極力水の中を 進んで行くと堰堤に出た。簡単に巻き上がれるが巻くと案の定やつらが取付いてくるので気持ちのよい ものではない。堰堤を越え少し進むと標高580m付近の二俣が現れ、左に進路を取ると廊下状の中に4mほどの滝が現れる。 割谷がどんな谷かそれほど下調べをしていたわけではなく、簡単に登れるだろうとここまでは高をくくっていた。しかしながら 少々厳しそうな感じの滝に取付いてみると手も足も岩がボロボロと崩れ落ちてくる・・・これは直登する滝なのか?と 思いながら少し登ろうとしてみるが岩がもろすぎて上部まで行って剥がれると危険とビビッてしまい直登は諦めることに する。諦めたが良いが問題はこの滝の巻きだが右岸左岸ともにかなり厳しそうでどうやって巻き上がるのか正解が判らず 右往左往しながらいったん右岸側より登ってみるが、どこまで登ったらのっ越せるのかわからず谷に戻れないような感じも して結局諦め元の二俣へと戻ることになってしまった。下調べを怠ったことを後悔するも後の祭りであるため割谷の遡行は諦め 二俣を右俣方面へと進んでいく。右俣は沢登りではなく沢歩きという感じでたまに現れる小滝でも登って楽しみを見つけながら 進んでいくと、すぐに水も涸れてしまい登り詰めると御所峠へと到着した。結果的にバイパスしたような感じになったため、当初予定 していた仙ヶ岳も立ち寄ることなく御所平方面への散策という形となり稜線を進んでいく。船石まで稜線を縦走して 弁慶経由で下山したが、初めの割谷敗北でテンションは下がり後は消化試合のような山行となってしまったので、次はリベンジをと 思いたいところではあるが長い林道歩きを経てまで再び割谷を目指すことは無いような気がしている。

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【惣王(そうおう)神社】
出発前に参拝させて頂いた

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【弁慶・御所平・船石登山口】
神社の所が登山口になっている

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【惣王神社横の駐車地から出発】
まずは道路・林道を歩いて割谷を目指す



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【能登ヶ峰登山口を横目に通過】
そのまま道路を進んで行く

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【ここが林道の入口かな】
薄暗く蛭が出そうなので沢靴に履き替える

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【少し進むと未舗装の砂利道になった】
ここまで我慢すれば沢靴が温存出来たのに



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【林道沿いにある『一本杉』】

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【不動滝の入口を横目に通過】
不動滝は少し登らねば見えないらしい
その後も田村川沿いの林道を進んで行く

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【タラの滝】
こじんまりとした滝だった



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【沢靴なので沈下橋手前で対岸に渡った】

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【沈下橋】

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【沈下橋を渡った先は作業車道の入口】



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【作業車道にとぐろを巻いたマムシが】

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【惣王神社から1時間半程で割谷に到着】

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【入渓準備後に割谷に入る数歩で蛭が】



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【割谷の遡行開始】
蛭から逃れるために水線通しに進む

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【堰堤を2つ巻いて行く】
堰堤の巻き道にも蛭がわんさか

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【ゴーロを進む】



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【小さな滝を越えたりして進むと】

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【標高約580mの二俣に来た】
二俣の左俣を遡行予定だったのだがこの後リサーチ不足がたたり断念する事になる

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【左俣に入ると廊下状となり滝がかかる】



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【この滝の岩がボロボロ崩れ断念】

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【一旦二俣に戻り巻き道探して右往左往】
いつもは念入りに情報収集して遡行するのに今回に限ってリサーチ不足・・・

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【早々に諦めプランBの右俣へ進む】



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【右俣の谷】

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【せっかくの沢装備なので小滝を登る】
消化不良感は否めないが自業自得・・・
ロープやギア等がただの重しと化した

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【その後も小滝を登って】



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【登って〜】

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【楽しみを見つけながら谷を詰めて行く】

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【標高約640mの二俣は右へ】



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【もう水量が少なくなってしまった】

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【細い流れの斜滝は直登した】

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【水も涸れ後は御所峠へと谷を詰める】



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【御所峠】
御所峠からヨコネ方面へと進む

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【御所峠から10分程でヨコネに到着】
ここで着替え済ませて休憩を取る

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【ヨコネから見る仙ヶ岳】
本来ならあの頂きにいたはずだった



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【ヨコネから御所平へと向かう】
眺望がよい稜線歩きとなるが今日は強風

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【バイケイソウの群生】
御所平最高地点手前の小ピークで補給休憩

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【御所平最高地点はもう目前】
時々雲が晴れ青空が覗く



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【御所平最高地点】

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【P832からの南西端方面】

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【振り返り見る歩いて来た道】



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【南西端で直角に曲がり下る】

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【この区間は以前より目印が増えた印象】

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【家老平付近でまた直角に曲がる】



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【家老平】

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【次は大岩を目指す】

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【この分岐から大岩は近い】



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【大岩】

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【更に少し進むと船石】

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【この角度からみると船っぽい船石】



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【船石からすぐの分岐でベンケイ方面へ】

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【少し下った後ベンケイに登り返す】

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【樹林に囲まれ眺望が無いベンケイ】



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【山頂標識が沢山あった】

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【ベンケイから下りヤセ尾根を進む】

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【ひときわ目を引く立派な大木】



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【また少し登り返すとP637】
後は登り返しも無く下るだけだ

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【ネット沿いの狭い道を歩いたりもする】
目印は多いが道は一部不明瞭な所もある

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【惣王神社横の駐車地が見えた】
最後は急坂を下って終了となった




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