【鈴鹿】 松山谷(遡行)〜水量谷・野洲川本流(下降)

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登山日 2022年7月17日(日)
山域 鈴鹿山脈 野洲川水系 松山谷・水量谷
コースタイム 5時間8分 (休憩、約26分含む ※歩行タイムは4時間42分)
コース 稲ヶ谷登山口(7:05)〜松山谷出合(7:35)〜1つ目の10m滝〜[滝下](8:05)〜標高約820m地点(8:58)〜松山尾根合流地点(9:43-9:57 休憩14分)〜水量谷合流地点(10:14-10:26 休憩12分)〜水量谷出合(11:00)〜神渓橋(11:49)〜稲ヶ谷登山口(12:13)
天候 曇り後晴れ
駐車場 稲ヶ谷登山口駐車場 4台程
備考 ◆松山谷の遡行・水量谷・野洲川(やすがわ)本流の下降は沢登り装備で歩いています。
★松山谷で相方にお助け紐とロープを出しました。
★松山谷から松尾尾根に詰めあがるルート取りをミスしてザレ場の急坂に入りかなり大変でした。
★松尾尾根から水量谷の下降はロープを使用する事も無く思ったより楽に歩けました。
★水量谷は特に難しくも無く滝や小滝を下りて行けました。
★野洲川本流の下降も斜滝などがあり思ったより楽しめました。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行(遡行・下降)の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

【今シーズン沢登り 16回目】
3連休は遠征に行こうと考えていたがコロナ第7波の到来による感染拡大で遠征は取りやめ、近くの沢で遊ぼうと鎌ヶ岳に ある松山谷を遡行する事にした。稲ヶ谷登山口に車を止め200mほど道路を下った所から川に降りて入渓する。堰堤を2つ 越えニゴリ谷を少し進んだ所から左に分岐し松山谷へと入っていく。松山谷は短い谷でそれほど見所がある感じではなさそう なため、何か行き場所に悩んだ際にサッと訪れようとしていた谷であるため、それほど期待はせずに進んでいく。少し進むと 3段25m滝が現れるが水量が多めなので良い感じに見える。下段は簡単でフリーで滝心を簡単に登れるが中段は水線突破が 難しそうな感じだったため滝の左側の岩壁を慎重に登る。上段は突っ張りながら登って行くが、登りすぎると上部で行き詰まるため 途中から左寄りに突破、相方は上段部でお助け紐を要求し確保して登ってきた。3段まとめるとかなりの高度感があるが、3つに 分散して別れているため直登を楽しむにはちょうど良い感じの滝となっていた。滝上は倒木でやや荒れ気味の渓相となっており やや残念な感じであるが、現れる小滝をクリアしながら進んでいくと10m滝が現れる。傾斜気味の10m滝は滝の右側を直登し相方は ロープで確保し登ってもらう。上部は岩が脆く抜ける箇所もありやや緊張した。すぐ上にある10m斜滝を突破すると松山谷の 見所は終了し、あとは細くなる水線とともに荒れたガレ場の登りとなっていく。途中で分岐する谷のガレ場を登れば良かったが、 そのまま直登してしまったため、斜度が凄まじく増したガレの斜面で大苦戦することとなってしまった。足元はズルズルでグリップ が効かずゴルジュハンマーを刺しながら無理矢理登ろうとするも滑ってなかなか登れず泥だらけになりながらなんとか尾根へと 乗り上げ大後悔してしまった。そこから尾根を無理矢理詰め上げなんとか松山尾根登山道まで登ることができて一安心、ここからは 少し登山道を登り、適当なところから水量谷目指して下って行くと無事水量谷へとたどり着くことができた。後は水量谷を下っていくが時折 現れる滝もクライムダウンでなんなく下る事が出来、ロープを使わずに野洲川出合まで下ることができた。ここからはせっかく なので野洲川を下っていき神渓橋付近で脱渓し鈴鹿スカイラインを歩いて駐車地に戻った。

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【稲ヶ谷登山口駐車場】
ここで沢装備を整え出発

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【駐車場から200mほど下った所の入口】
ガードレールを跨いで降りる

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【入口からすぐ沢に降り立つ】
稲ヶ谷(左の沢)を見送り右の沢へ進む



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【最近雨が多かったので水量が多い】

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【1つ目の堰堤を右岸から巻く】

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【堰堤を巻いたら早速、山蛭のお出まし】



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【野洲川との二俣は右のニゴリ谷へ】

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【前方に見える堰堤は右岸から巻く】

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【松山谷出合(二俣)は左の松山谷へ】



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【少し進むと廊下状になる】

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【3段25m滝(左)と支谷の滝】

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【下段は難しくはない】



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【下段は滝身を登れた】

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【シャワーを浴びながら下段を登る相方】

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【中段は流芯突破が厳しそう】



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【中段は滝身の左側を慎重に登った】

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【中段上から振り返るとこんな感じ】

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【上段は突っ張りながら登った】



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【相方は上段でお助け紐を要求】
突っ張ったまま登り過ぎると厳しくなる

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【3段25m滝のすぐ上にある小滝】
倒木・流木で荒れた感じになっていて残念

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【小滝を登る相方】
背後に見えているのは3段25m滝の落ち口



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【良い感じのナメが現れた】

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【楽しく登れるナメ滝】

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【振り返り見るナメ滝】



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【幾つか小滝を越えて行く】

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【ゴーロを歩く所もある】

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【倒木が本当に残念・・・】



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【美しいナメ床を進む】

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【10m滝にやって来た】

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【10m滝は滝身の右側を登った】



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【10m滝で相方にはロープを出した】
上部で岩が脆い所があり慎重に登った
筆者にはそれほど難しくは無かったが相方は「こわ〜」と言いながら登って来た

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【すぐ上にある10m斜滝も直登】
そのままロープを引いて登った

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【10m斜滝を登る相方】
下の10m滝より上の斜滝の方が登りやすい



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【10m滝を過ぎると見所も終了】

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【大きく崩れて谷が埋まってる所もある】

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【荒れた谷を詰めて行く】



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【標高約820m辺りのこの谷か】

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【すぐ隣のこの谷を登れば良かった】

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【直進してしまいガレに入ってしまった】
この後斜度が増したガレで大苦戦する



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【ルートミスのガレ場】
ガレ場の突き当りが足場が崩れやすく苦戦

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【谷を詰めるはずが尾根を詰める事に】
予定していたルートからそれてしまった

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【適当に登ると登山道の支尾根に出た】
登って来た尾根は不明瞭で藪も有り



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【支尾根を1分程歩くと松山尾根に合流】
予定では松山尾根に直接出るはずだった

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【登山道から外れ水量谷へと下降開始】
適当に下降しやすい所を選んで歩く

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【尾根を少し下りその後谷を少し下りた】
思っていたよりは難なく下降出来る



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【トラバースで横移動をして】

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【谷を下って行くと】

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【無事に水量谷に降り立った】



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【水量谷合流地点のすぐ上流にある滝】

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【休憩後、水量谷を下降して行く】
水量谷を歩くのは初めて

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【3m程の小滝を下る相方】



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【3m程の小滝の釜がそこそこ深い】

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【標高約810mの支谷分岐】
左右に支谷があり三俣のような感じ

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【6m程の滝】
流れの左側から倒木を跨いで降りた



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【6m程の滝を下りる筆者】

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【少し進むと2段の滝】
上段は左岸から小さく巻き下段の上に立つ

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【下段はクライムダウンした】



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【2段の滝】

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【最後は連続する小さなナメと釜】

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【振り返るとこんな感じ(奥は2段の滝)】



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【小さなナメと釜が終わると】

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【野州川に合流(水量谷出合)】
水量谷の中間部から下降して来たが小滝やちょっとした滝もあり楽しめた

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【水量谷出合からは野州川を下降する】
暑いので神渓橋まで川下りを選択



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【ミヤマカワトンボ】
沢で良く見かける綺麗なトンボ
退屈なゴーロ歩きもトンボで癒される

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【石が挟まった斜滝】

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【挟まった石を乗り越えて斜滝を下りる】



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【良い感じのナメが出て来た】
ここは楽しく水線通しに歩く

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【ナメの先にある3段の斜滝】
この斜滝は流れの中を下りていける

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【3段の斜滝を下る相方】



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【3段の滝の直ぐ下にある小滝】

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【釜が深いかと思いきや腰くらいだった】

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【小滝が続き楽しい川下り】



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【こんな感じの所を下りて来た】

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【神渓橋の下で川下りも終了】

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【右岸から登ってスカイラインに出た】
後はテクテクと1.7kmほどスカイライン歩いて駐車場まで戻り終了となった




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