【入道ヶ岳】 松ノ木谷(沢登り)〜二本松尾根・滝ヶ谷登山道の周回

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【入道ヶ岳】 にゅうどうがたけ 905.6m   

登山日 2022年7月31日(日)
山域 鈴鹿山脈 【鈴鹿セブンマウンテン − 入道ヶ岳】
コースタイム 7時間6分 (休憩・装備替え等、約1時間含む ※歩行タイムは6時間6分)
コース 小岐須渓谷駐車場(6:15)〜大石橋(6:39-6:50 沢装備装着11分)〜作業道終点(7:11)〜紺屋谷出合(8:08)〜松ノ木谷出合(8:22)〜標高約550mの二俣(9:14-9:29 休憩15分)〜標高約640mの支流分岐(10:20)〜[途中休憩 13分]〜イワクラ尾根上(11:14)〜椿大社奥宮(11:24)〜入道ヶ岳(11:33-11:54 休憩21分)〜滝ヶ谷分岐(12:20)〜小岐須渓谷駐車場(13:21)
天候 曇り
駐車場 ★小岐須渓谷山の家横の駐車場 , トイレ有り
備考 ★今回は松ノ木谷を遡行しましたが、登山道が平行しているのか数か所、目印を見かけました
★松ノ木谷は大きな滝はありませんが、直登できそうな小滝が多くあり楽しめました。
※水量が落ち着いていたのでほぼ滝を直登しました。
★松ノ木谷の上部は支流分岐が数か所有り分かり難いです。
※標高約720m地点で谷から尾根に乗りイワクラ尾根まで登りました。
★今回は至る所で山蛭に取付かれました。(要蛭対策)
◆松ノ木谷の遡行には沢登り装備で入山しています。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

【今シーズン沢登り 19回目】
山岳会の企画として松ノ木谷遡行を計画した所、なんと今回の参加メンバーは過去最大の6人という大所帯となった。沢登りを始めた当初は こんなに沢登りをするメンバーが増えるとは思ってもみなかった。小岐須渓谷駐車場を出発して林道を大石橋まで歩き沢装備 を装着してから作業道を終点まで歩いていくが、この作業道がとんでもなく蛭の巣窟となっており次々にまとわりついてくる。襲ってくる 蛭の撃退に嫌気が指して作業道終点のすぐ手前でたまらず沢に逃げ込み入渓となった・・・恐るべき真夏の入道ヶ岳といった ところか。すぐに出てくる堰堤を左岸より巻き遡行開始となるが、少しの巻きでもお約束のようにやつらは取付いてくる。6人も いるので必ず誰かは取付かれているという状況であった。最初に現れる2m程の小滝は釜が深い為いきなり泳いで突破、夏の 遡行は濡れる事を気にせず中央突破できるので楽である。この季節は積極的に水に浸かれるためメンバー全員各々のスタイルで 浸かったり巻いたりしながら遡行していく。コケ滝に到着するととりあえずフリーで登り後続は念のためロープで確保し順番に タイブロックで登ってもらう。その後も小滝を登りながら進み、松ノ木谷分岐で大岩谷から離れ松ノ木谷へと進んでいくが、基本 登れる滝ばかりなので初めて沢登りを体験するにはもってこいの谷ではないかと思う。意外と登りにくい小滝もあるが・・・ 手強い小滝はお助け紐を駆使しながら進んで標高を稼いでいき650mの二俣をすぎると水流も細り終了となっていく。 水も無くなったところで遡行終了となりガレた谷から適当なところで尾根に逃げ詰めあがるとイワクラ尾根へと合流、後は蛭に 悩まされながらイワクラ尾根を進み入道ヶ岳山頂へと到着して昼食休憩を取った。下山は二本松尾根から滝ヶ谷道で下っていくが、 予想通り蛭蛭ゾーンで進んでは取付かれ沢に逃げ込み撃退を繰り返しながら(沢の中でしか落ち着いて止まる事もできない) 登山口まで帰還し終了となったが、鈴鹿の山も年々蛭が増殖しているように思えて仕方がない。これまで真夏に登る機会も無かった ため、気づいていなかっただけかも知れないが。

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【小岐須渓谷山の家横の駐車場から出発】
まずは大石橋まで林道を歩く

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【大石橋】
ここで沢装備を装着

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【ヤケギ谷登山口横の作業道へ入る】
この作業道が途轍もなく蛭地獄だった



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【作業道終点手前で大岩谷へ入る】
襲って来る蛭に耐えかねてしまった

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【振り返り見る作業道の終点】
本当はここまで作業道を歩く予定だった

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【あの堰堤は左岸を巻く】
駆け足で巻いても蛭が靴に付いてくる



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【堰堤を越えたらいよいよ本格的に入渓】

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【最初の2m滝の釜は意外と深い】

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【ここは全員楽しく泳いで突破】



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【振り返り見る2m程の滝】
滝上のナメで滑って遊んでみたりした

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【2mの滝上部のナメは滑らず快適】

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【その後も積極的に水に浸かる】
この時期は水に浸かっても寒く無く楽しい



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【マムシ】
今年すでに何回見たことやら・・・

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【コケ滝】
ここでロープを出す事にした

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【ロープを引いてコケ滝を登る筆者】



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【中間はアッセンダーで登った】

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【ラストはUさん】
丁度良い水量で皆滝登りを楽しんだようだ

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【紺屋谷出合の二股(左が紺屋谷)】
この二俣は右の大岩谷へ



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【紺屋谷出合を過ぎると黒い岩の滝5m】
ここも釜を泳いで滝に取りついた

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【釜を泳ぐ相方】

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【黒い岩の滝の左を登るYさん】
Yさんは今日が初沢デビュー



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【松ノ木谷出合の二股は右の松ノ木谷へ】
左の谷は大岩谷

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【大岩がゴロゴロした箇所を進む】

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【この堰堤は右岸(左)から巻いた】
そして水から出ると奴ら(蛭)に襲われる



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【堰堤を巻く1分ほどでこの有り様】
この時期の鈴鹿は恐ろしい・・・

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【やはり水線通しが安全地帯だ】

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【筆者はこの4m滝はフリーで登った】
難しくは無いが後続にはロープを出した



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【皆、順調にクリアして行く】

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【次の4m滝は上部がちょっと手強い】

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【上部で悪戦苦闘するG君】



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【皆苦戦するのでお助け紐を追加で出動】

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【上から見るとこんな感じ】

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【すぐ上の1m滝】



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【1m滝の釜は意外と深い】

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【1m滝の直ぐ上は樋状のナメ】

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【樋状のナメは快適に歩ける】



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【この斜滝も滑らず軽快に登れる】

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【松ノ木谷は登れる滝が多いので楽しい】

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【標高約550mの二股は右へ進んだ】
この先いくつか支流分岐が有るので注意



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【次々と現れる小滝をこなして行く】

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【腰くらいの深さの所がまだ出てくる】

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【くの字のような流れの3m程の滝】



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【くの字滝で滝行状態で登るG君】

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【人数が多いのでまったりと順番待ち】

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【Mさん滝に打たれながら格闘中】



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【癒しの渓相】

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【この4m程の斜滝は比較的簡単だった】

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【斜滝は全員フリーで登った】



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【この3m程の斜滝も問題なく直登】

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【この滝は筆者のみ滝横を登った】

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【その後も水線通しに登って行く】



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【今回一番手強い岩間滝】

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【岩間滝の右の岩がツルツルで登り難い】

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【標高約650mの二股は右に進んだ】
地形図とGPSを確認しながら進んで行く



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【ここが最後の滝っぽかった】

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【上部は分かれ道が多く分かりずらい】
水もほぼ無くなり後は詰めあがるだけ

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【水が完全に無くなった所で休憩】
沢装備を収納してから詰め再開



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【適当な所で谷から尾根に逃げた】

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【イワクラ尾根に無事合流】
休憩後からここまでの区間の蛭も酷かった

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【どら焼きみたいなキノコ】
大きさもどら焼きサイズだった



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【イワクラ尾根を10分程進むと奥宮】

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【入道ヶ岳山頂でご飯休憩】

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【下山は二本松尾根と滝ヶ谷コースで】



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【二本松尾根をガンガン下りて行く】

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【滝ヶ谷分岐から滝ヶ谷コースへ進む】

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【滝ヶ谷コースでも蛭に襲われ続ける】



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【またマムシに遭遇】

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【巨大ミミズを丸飲み中のヒバカリ】

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【丸飲みされたミミズの形が・・・】



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【定期的に沢に逃げ込み蛭を撃退】

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【池ヶ谷コース方面との分岐】

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【滝ヶ谷コース登山口に下りて来た】
ヘビや蛭と沢山遭遇した山行となった




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