鈴鹿 三滝川水系 東多古知谷遡行

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登山日 2022年9月17日(土)
山域 鈴鹿山脈 三滝川水系 東多古知谷
天候 晴れ
備考 ◆東多古知谷の遡行には沢登り装備で入山しています。
※東多古知谷は短いですが登れる小滝も多く十分楽しめました。
※百闡黷フ巻き道は目印通りに進むと特に危険もなく高巻出来ました。
※10m程と8m程の滝でロープを使用しました。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




山行のつぶやき

【今シーズン沢登り 22回目】
いまいち行く沢も思いつかず遠くに出かけるのも億劫であったため、近場で簡単に済ませようと東多古地谷を遡行する事に して表道登山口駐車場へとやってきた。相変わらず大盛況の中道駐車場とは異なり表道駐車場には1台の車も無く 人気が無い駐車場である。沢準備を整え表道登山道横の堰堤上部より入渓し遡行を開始、まず初めに現れる滝は右岸の 岩棚より越えていく。続くCS滝を右側から直登、その後も大岩を乗り越えながら進んで行くとすぐに20m前衛滝が 現れる。この前衛斜滝は流れの左端から直登していき落ち口へと乗り上げると目の前にどーんと百闡黷ェ現れる。落差 60mの百闡黷ヘ見応えはあるが、水量が少ないため迫力にはかける。沢屋たちはこの滝を直登するらしいが筆者には とてもじゃないが登ってみようという気すら起こらない。せっかくなので1段上の取付き部まで回り込んで行ってみると ハーケンが打ってあり支点が構築できるようになってはいたが、足元はとんでもなくツルツルで恐ろしくてただ立っている 事すらままならず早々に撤退した・・・あんなにヌメっている岩を登って行くのかと考えると気が狂っているようにしか 感じられなかった。百闡黷左岸より高巻き落ち口で沢に戻ると鎌ヶ岳を眺めながら一息休憩を入れ遡行を再開する。 軽快に歩けるナメや大岩を乗り越しながら進んでいくと核心となる10m滝が現れる。ここは流れの左側の岩壁から登る 形を取るが、去年はどう登ったんだと感じるほど登りにくい。色々と試すが岩も脆く剥がれたりしてなかなか離陸できずに 悩むこと数分、なんとかカムを決めながら無理矢理登る事は出来たが登攀能力が無さすぎるなと思い知らされてしまう。 苦戦しながら10m滝をクリアすると次に8m滝が現れる。ここは流れの中を右上気味に登って行き突破、ここから先も 急峻な谷に登れる小滝が連続してかかっており、それらを直登しながら遡行していくと最後は表道の渡渉地点と合流し ここで遡行は終了となった。東多古地谷は距離は短いが登れる滝が多く詰まっている谷でお手軽な滝登り練習には丁度 良い感じの谷で重宝している。

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【この堰堤の上から入渓】
東多古知谷は昨年10月以来2回目

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【最初の滝は右岸の岩棚から登る】

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【このCS滝は直登】



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【大岩を乗り越え進んで行く】

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【ゴルジュを進む相方】

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【百闡齊闡Oの20m斜瀑】



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【20m斜瀑を登る】

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【振り返り見る東多古知谷】

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【今回は流れの左端を登った】
昨年はもう少し左のバンドを登った



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【相方もフリーで同ルートを登って来た】

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【20m斜瀑の落ち口付近】

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【そのすぐ先に百闡黷ェ現れる】



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【横から回り込んで1段上がってみた】

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【こんな所を登る人がいるなんで・・・】

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【百闡黷ヘ左岸から大きく高巻く】
まずはトラバース気味にしばし進む



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【小さな尾根を登り】

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【沢方面にトラバース気味に進めば】

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【百闡黷フ落ち口に出る】



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【百闡黷フ落ち口付近でまったり休憩】
正面に鎌ヶ岳が見えている

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【軽快に歩けるナメ】

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【水線通しに登って行く】



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【大岩を乗り越えたり】

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【水量が少ない斜滝を登ったりすると】

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【二俣の10m滝に着いた】



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【流れの左側に取付くが昨年より大苦戦】
ヌメッて滑りやすくしばし右往左往

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【カムで支点をとりながら何とか登れた】
ここは右支流のルンゼを登る方が易しい

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【10m滝を登る相方】
カムの回収に悪戦苦闘していた



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【10m滝の落ち口】
落ち口にペツルボルトが2つ打ってある
終了(ビレイ)点として使わせて頂いた

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【小滝を一登りすると】

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【8m滝が現れる】



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【8m滝も練習の為ロープを引いて登る】
 

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【上部の直登は厳しいので右側に逃げた】
 

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【8m滝を登る相方】
難しく無い所でカムのセットや回収を練習



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【8m滝上の小滝】

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【その後、ゴーロ帯になる】

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【標高約980mの二俣】
この二俣は左へと進む



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【二俣を左へ進んだ所】

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【この滝は登れず左岸の岩棚から巻く】

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【振り返り見る標高約980mの二俣】



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【次々と出てくる小滝を直登する】

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【苔で滑りやすい小滝】

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【相方も無難に登っている】



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【短い区間だが小滝が断続的に連続】

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【登れる小滝が多いと楽しい】

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【登山道の渡渉地点に来ると遡行終了】
東多古知谷は短い谷ながら楽しめるので、また訪れようと思いながら終了となった




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