【右谷山】寂地峡 智元谷(沢登り)〜寂地峡コース(登山道)

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【右谷山】 みぎたにさん 1234m  

登山日 2022年9月22日(木)
山域 冠山山地
コースタイム 6時間32分 (休憩、約32分含む ※歩行タイムは6時間)
コース 寂地峡案内所(7:04)〜寂地峡遊歩道入口(7:08)〜木馬トンネル(7:25)〜寂地峡入渓地点(7:30)〜2段12m滝(8:23)〜智元谷出合(9:34-9:38 休憩4分)〜[途中休憩 12分]〜標高約870mの二俣(10:10)〜稜線上の登山道合流地点(11:24) 〜右谷山(11:26-11:42 休憩16分)〜錦岳(11:49)〜ミノコシ峠(12:01)〜タイコ谷出合(12:25)〜木馬トンネル(13:15)〜寂地峡案内所(13:36)
天候 曇りのち晴れ
駐車場 ★寂地峡案内所の駐車場 , トイレ有り
備考 ◆寂地峡・智元谷の遡行には沢登り装備で入山しています。
※ロープを持参しましたが滝を巻いてしまったので使用しませんでした。
※登れる小滝が多く十分に楽しめました。
★寂地峡は犬戻峡と寂地峡(竜ヶ岳峡)の総称だそうです。
★「竜尾の滝」「登竜の滝」「白竜の滝」「竜門の滝」「竜頭の滝」の総称が「寂地峡五竜の滝」です。
※日本の滝百選に選ばれているだけあって見応えがありました。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行(遡行)の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

【今シーズン沢登り 23回目】
帰省先の実家から自宅へ帰還途中、山口県の寂地峡へ沢登りに立ち寄る事にした。日本百名瀑 『 五竜の滝 』で有名な谷で初級沢登りとして遡行しやすい感じであったのが理由である。寂地峡案内所駐車場 を出発し、まずは五竜の滝見物に出かける。五竜の滝は『竜尾の滝』・『登竜の滝』・『白竜の滝』・『竜門の滝』・『竜頭の滝』の5つの滝 から構成されており、5つの滝が断続的に落ちる様はなかなか迫力があり見応えがある。この五竜の滝の急峻な遊歩道を 登った上にある暗い木馬トンネルを抜けた場所から入渓し遡行開始となる。寂地峡は初級で癒しの谷だが、本日は台風後の増水で 小滝登りでもなかなか楽しめそうである。登れそうな小滝は基本水線突破で進み深い淵は泳いで突破したいところでは あるが、水が冷たいのでへつりで腰まで浸かり越えていく。(腰までならなんとか大丈夫)基本的には難しいところも無く 楽しく遡行していくと2段12mの滝が現れる。右岸の岩棚から直登できるようだがなんとなくロープを濡らしたくなかった ので左岸より巻き上がった。その後に現れる15m滝も筆者では直登不可のため大きく右岸より高巻き落ち口へと無事帰還、 ここから登れる小滝が多く現れる連瀑帯へと突入し楽しい区間の始まりとなる。途中、ミニゴルジュ内の深い淵を へつりで突破したが、ここを高巻いた相方はへつり以上に苦戦している模様でへつっておけば良かったと後悔していた。 その後も楽しく登って行き標高1200m 近くで水が涸れると尾根に逃げ稜線を目指すが、これがかなりの藪漕ぎを強いられる事になった。詰め イコールしんどいイメージではあるが、背丈ほどの藪に遮られると心のダメージはやはり大きい。藪をもがきながら抜け登山道に 飛び出すと開放されあとは歩きやすい登山道を左に進むとすぐに右谷山頂に到着、ここで休憩しあとはミノコシ峠経由で 登山道を寂地峡コースで下山し終了となった。たまには違う山域の沢に行くのも良い感じで、ちょこちょこと違うエリアへ 足を伸ばしてみたいと思う。

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【寂地峡案内所から出発】
ここから少し道路を歩く

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【峡谷遊歩道の入口】
後ろに『竜尾の滝』が見えている

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【名水『延齢の水』】
飲むと命が延びるとの言伝えがあるそうな



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【五竜の滝の1つ目、『竜尾の滝』】
落差が上段15m、下段5mの段瀑
『五竜の滝』は5つの滝の総称

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【『竜尾の滝』】

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【『竜尾の滝』(この写真は下山時)】



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【次の滝を目指し遊歩道を登って行く】
遡行の前にまずは五竜の滝の見物
遊歩道は階段や橋があり整備されている

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【五竜の滝の2つ目、『登竜の滝』】

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【『登竜の滝』落差8m】



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【『登竜の滝』】

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【上『白竜の滝』、下『登竜の滝』】

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【五竜の滝の3つ目、『白竜の滝』】



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【『白竜の滝』落差10mの滝壺 】

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【中々の渓谷美】

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【五竜の滝の4つ目、『竜門の滝』】



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【『竜門の滝』落差18m】

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【美しい渓谷を見ながら更に登って行く】

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【五竜の滝の5つ目、『竜頭の滝』】



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【『竜頭の滝』落差14mの滝壺】

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【『竜頭の滝』で五竜の滝の見物は終了】

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【寂地峡遡行のため更に登って行く】



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【木馬トンネルを進むが真っ暗で怖い】
最低高が1.6mなのでかがんで進んだ

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【木馬トンネルを出た辺りで入渓】
台風の数日後なので水量が多い

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【なかなか良い雰囲気の渓相】



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【龍生橋の下を通る】
渓谷沿いの登山道が寂地峡コース

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【暫くはゴーロ帯を進む】
小滝を登りながら楽しく遡行

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【水量が多いと小滝登りも体力を使う】



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【ミニゴルジュの淵をヘツリ気味に進む】

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【思ったより深く腰まで浸かった;;】

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【その後も登れそうな小滝を越えて行く】



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【日本名水百選の沢なので水が綺麗】

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【このゴルジュは楽々】

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【標高600m付近の右岸支谷の滝】



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【出来るだけ水線通しに進んで行く】
まだ前半なのに体力を消耗中・・・

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【標高640m付近の支沢分岐】
左が本流で2段12mの滝が見えている

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【2段12mの滝】
右岸壁が登れるみたいだが左岸から巻いた



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【2段12m滝上の細い流れ】

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【美しいナメ滝】
これも登れず左岸から小さく巻いた

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【ナメ滝の落ち口】



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【水量が多く迫力がある15m滝】

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【15m滝の直登も筆者には無理・・・】
右岸の草付きから巻く方が多いみたいだが更に大きく右岸から巻く事にした

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【15m滝の落ち口】
高巻していい感じに落ち口に下りて来た



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【小滝が次々と現れ直登して行く】

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【登れる小滝が多いと楽しい】

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【連瀑帯へ】



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【ゴルジュの淵をヘツリで進み中】

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【淵を無事に突破!】

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【ゴルジュに掛かる滝の左岸側を登った】



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【振り返り見るゴルジュ】

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【ちょっと登り難い岩間滝】

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【相方は同岩間滝でお助け紐を要求】



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【標高700m付近に掛かる鉄橋】

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【標高720m付近、右岸枝谷に掛かる滝】

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【どんどん進まねば・・・】



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【この辺りも良い雰囲気の渓相】

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【登山道を真横に見ながら進む】

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【相方も頑張って水線通しに遡行中】



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【智元谷出合(標高約790mの二俣)】
ここは左の智元谷へ進む

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【智元滝】

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【智元滝を左岸から高巻き】
この高巻きは一部、藪が酷かった;;



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【智元滝の落ち口付近】
この上はナメとなっている

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【美しいナメ】

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【しばし断続的にナメが続く】



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【軽快にナメを登って行く】

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【標高850m辺り、右岸支沢のナメ滝】

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【癒しのナメを】

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【楽しく遡行中】



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【標高約870mの二俣は左へ】

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【少し進むと小滝が次々と現れる】

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【小滝を楽しく直登】



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【小滝を登って】

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【登って〜】

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【どんどん登る】



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【樋状の連瀑帯】

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【樋状の連瀑帯は楽しい】

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【相方も楽しそう】



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【この小滝は少し登りにくかった】

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【ナメ滝を直登中】

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【ナメ滝の上部はそこそこの傾斜】

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【恐る恐るナメ滝を登る相方】



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【標高約1000mの支谷分岐】
ここは右の智元谷本流へ進む

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【谷巾も峡くなり源頭近しと思いきや】

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【まだ滝が出てくる】



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【ここは見た目より登り難い】

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【標高1070m付近を遡行中】

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【ここは二俣かと思い右に進んだ】
インゼルだったようで左ルートの方が一般的に遡行されているような気がした



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【右ルートを遡行中】

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【4分程進むと左ルートと合流した】
下調べで懸念していた登り難い樋状の滝を見なかったので左ルートにあったのかな

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【標高1130m辺りでもこんな感じ】



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【水がかなり細くなって来た】

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【源頭辺りまで詰め上がると藪に】
歩きやすい所を探して谷から尾根に逃げたが尾根も酷い藪だった・・・

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【稜線まであと少し】
藪をかき分けるが思うようには進めない



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【ようやく稜線上の登山道に合流】
後は登山道なので歩きやすいはず

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【右谷山へ寄り道しに行く】
下山道とは逆方向だが近いので寄り道

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【右谷山山頂で休憩】
休憩後、登山道でミノコシ峠を目指す



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【錦岳】

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【ミノコシ峠】

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【ミノコシ峠から寂地峡コースで下山】



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【タイコ谷出合】

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【タイコ谷のナメ滝で少し遊んでみた】

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【標識が整備された登山道を下りて終了】




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