【七曜岳】 しちようだけ 1584m |
【国見岳】 くにみだけ 1655m |
【弥勒岳】 みろくだけ 1687m |
【大普賢岳】 だいふげんだけ 1780.1m |
登山日 |
2022年11月27日(日) |
山域 |
大峰山脈
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コースタイム |
7時間15分 (休憩、約53分含む ※歩行タイムは6時間22分)
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コース |
駐車場(7:12)〜登山ポスト(7:20)〜和佐又のコル(7:36)〜岩本新道分岐[下](7:58)〜底無井戸(8:16)〜水簾の滝(8:51)〜無双洞(8:58)〜[途中休憩 6分]〜七曜岳から東に延びる尾根に乗る地点(9:40)〜[途中休憩 9分]〜無双洞方面の分岐(10:25)〜七曜岳(10:29)〜[途中休憩 9分]
〜国見岳(11:19)〜弥勒岳(11:43-11:50 休憩7分)〜大普賢岳(12:12-12:24 休憩12分)〜小普賢岳の肩(12:56)〜石ノ鼻(13:05-13:11 休憩6分)〜日本岳のコル(13:18)
〜指弾ノ窟(13:38)〜和佐又のコル(14:03-14:07 休憩4分)〜駐車場(14:27)
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天候 |
曇りのち晴れ |
駐車場 |
★ヒュッテ跡地から500m程手前の臨時駐車場(十数台程度) ・ トイレ無し
※朝7時頃でほぼ満車でした。週末は早めの到着をお勧めします。
※ヒュッテ跡地付近に公衆トイレあり(シャッターを開けて使用後閉めれば使用可)
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備考 |
◆和佐又からの周回コースは目印もあり標識も整備されています。
※一般的には反時計回りで歩く方が多いですが今回は時計回りで周回しました。
※底無井戸〜水太谷は鎖場やロープ箇所などもあり要注意です。
※七曜日岳〜大普賢岳はアップダウンが多くトラバースや鎖場など注意箇所があります。
※大普賢岳〜鷹ノ窟は階段・梯子などが多くありこの区間も注意が必要です。
◆記載した内容は山行日によるものです。(※あくまでも個人山行日の記録です)
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【 行程イメージ図 】

【 断面イメージ図 】
当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。
早朝にテントを撤収してキャンプ場を出発、大普賢岳の登山口となる和佐又林道駐車場へと向かう。毎度の事ながら
オートキャンプ場に泊りながら山に登るため慌ただしい出発である・・・もっとのんびりしてキャンプ場も満喫
したいのだが。大普賢岳は厳つい風貌が特徴的で大峰の中でも好きな山であり見所も多いので久しぶりに周回して
みたかった場所なのだが、以前登った際の印象として無双洞からの登り返しがやたらとしんどかった記憶がある。
一般的には大普賢岳から無双洞周りで周回する形となるが(水太谷から和佐又への危険な鎖場を登りにするため)
あえて逆回りで周回する形として和佐又のコルから無双洞へ向けて下っていく。初めは歩きやすいトラバース道
を進んでいき鎖場注意の看板が現れるとここから谷底まで急降下が始まる。鎖が無ければ怖い急斜面だが鎖や鉄
梯子が打ち付けられているため慎重に下れば問題は無く水太谷まで降り立つ。最近は沢登りの高巻きで危険
なトラバースや登下降を繰り返しているので感覚は麻痺してしまっている可能性が有るのだが・・・。無双洞は自然洞となって
おり流れ出る湧水は名水とのことで撮影をしていると後方の様子が騒がしい・・・どうやら7さんが渡渉時に
こけて尻もちを付き濡れてしまったらしい。寒くはなく大丈夫とのことであったが真冬でなくて本当に良かった。
無双洞からようやく本格的な登りとなり七曜岳を目指して登って行く形となるが、結構急斜面で前日の疲れが
残っているためかなりしんどい。尾根に乗り上げると大普賢岳方面の展望が開けガスが徐々に抜けてくるのが
わかり稜線に行く頃には良い感じになるのではと期待しながら標高を稼いでいく。大峰奥駆道に合流し一登り
すると初めのピーク七曜岳に到着する。このあたりから逆回りの登山者に出合初めるが、やはり車の台数から見ても
同じ方向に回っている登山者は少なそうに見える。梯子や鎖場のアップダウンを越えていき登山道から少し
外れた国見岳に立ち寄るころには山頂にかかるガスも抜けやはり逆回りにして正解だったと心の中でガッツポーズ
をとる・・・逆回りで周回してきた登山者たちは大普賢岳の山頂ではガスに包まれていたことだろう。弥勒岳山頂で休憩し
コーヒータイム、英気を養ったところで最後のボスキャラとなる大普賢岳に向け出発する。山頂手前にある
水太覗きからは絶壁の先に大展望が広がり思わず景色に見入ってしまう。
展望を楽しんだ後はあと一息で大普賢岳に到着、山頂は快晴で大峰の山々を見渡しながら
昼食休憩をとる。後は下りだけであるが相変わらず梯子や階段を繰り返し下っていく登山道なのにアスレチック感覚で
楽しめまた再び冬に訪れたいと思う。いくつもある窟を見ながら進んでいき和佐又のコルから駐車場に戻り無事に
周回完了、沢登りばかりやってがっつりと2日連続で歩く機会は少なかったためかなり披露したが充実した山行
となった。

【臨時駐車場から出発】 ヒュッテ跡地まで林道和佐又線を歩く

【和佐又ヒュッテ跡地】 跡地は管理・宿泊施設の新築工事中だった

【跡地付近に登山ポストがある】 和佐又山パスして山腹道の方へ進んだ

【公衆トイレは使用可のようだった】

【和佐又山を見ながら舗装路を歩く】

【日蔵上人歌碑】

【ここからも和佐又山山頂へ行ける】

【大普賢岳方面へ進み一登りすると】

【和佐又のコル(分岐点)に到着】

【和佐又のコルから無双洞方面へ進んだ】 反時計回りが多いが今回は時計回りで周回

【しばらくはトラバース道が続く】 落ち葉を踏みしめながらのんびり歩く

【左から小普賢岳・日本岳・曾孫普賢岳】 まだ大普賢岳辺りはガスがかかっている

【岩本新道分岐(下)】 標識によると七曜岳まで3時間・・・

【トラバース道はまだ続く】 滑落注意の看板があった

【鎖場注意の看板】 ここから谷まで急勾配の下りとなる

【底無井戸】

【底無井戸を覗き込んでみる】 暗くて何も見えないがかなり深そうな感じ

【鎖場の激下り】

【下りて来た鎖場】

【その後も慎重に難所を通過して行く】

【滑落注意のトラバース道を通過中】 この少し先に鎖場注意の看板があり鎖場は一旦終了(ロープが張られた所はまだある)

【更にもうひと下りすると】

【ようやく水太谷に下りて来た】 反時計回りだと最後にここを登り返す事になる(1999年に登り返しが辛い記憶あり)

【水太谷をほんの少し下り右岸へ渡る】 伏流なのか水太谷に水は流れていない

【水簾の滝と無双洞方面の分岐】 もちろん水簾の滝を見に行く

【滝下から見る『水簾の滝』】

【斜め横から見る『水簾の滝』】 横から見ると印象が変わる。紅葉の時期や新緑の時期なら良い写真が撮れそう

【水簾の滝の落ち口へと登って行く】

【無双洞(中央上)と水簾の滝上部】

【自然洞である無双洞】

【無双洞から流れ出る湧水】 冷たくて美味しかった

【無双洞から一登りすると尾根に乗る】

【大普賢岳にまだガスがかかっている】 尾根に乗った所で景色を見ながら休憩

【七曜岳目指し尾根を登って行く】

【七曜岳まで後1時間か・・・】

【急勾配なのでしんどいしんどい】

【七曜岳から東に延びる尾根に乗った】 ここで一旦傾斜が緩む

【大普賢岳の全容がもう少しで見えそう】 登るにつれ雲が晴れ良い天気に!

【七曜岳まで後600mの標識】 この辺りから急勾配になって行く

【苔むした趣がある景色の中を登る】 この先、梯子や急坂で高度を上げて行く

【大岩を巻くための長い梯子】

【木の根が張り出した急坂】

【ようやく大峰奥駆道に合流した】

【バリゴヤノの頭と稲村ヶ岳】 バリゴヤノの頭はまだ登った事が無い

【この鎖場を登ると七曜岳の山頂】

【駐車地から3時間17分で七曜岳山頂】 山頂は狭いし風が強いので即通過

【七曜岳山頂から直ぐの所の浅橋】 七曜岳〜大普賢はアップダウンが多い

【鎖場を下ったり】

【梯子を下りたり】

【登ったりすると】

【七つ池(鬼ノ釜)に着いた】 池(釜)と言っても水は無い感じだった

【紅葉の時期だと美しそうな林】

【大普賢岳・小普賢岳・日本岳】 ちょうど良い感じに大普賢岳の雲が晴れた

【稚児泊(ちごどまり)】

【岩壁のトラバース道は滑落注意】

【国見岳の山腹道から頂上を踏みに行く】 山腹道をそのまま進めば頂上は巻ける

【国見岳の山頂は狭く眺望無し】 山腹道の分岐箇所まで戻る

【次は弥勒岳を目指して進んで行く】

【国見岳(左)と弥山(奥に見える山)】

【弥勒岳でご褒美のコーヒータイム】

【残すところは大ボスの大普賢岳のみ】

【大展望の縦走路】 景色見とれて滑落しないよう注意

【水太覗(みずぶとのぞき)】 水太覗から水太谷が望める

【水太覗からの眺望】

【大普賢岳への登り】

【快晴の空に飛ぶ飛行機】

【本日最後の山、大普賢岳に到着】

【稲村ヶ岳〜山上ヶ岳方面】

【稲村ヶ岳と大日山】

【山上ヶ岳(左)と竜ヶ岳(右)】

【少し下ると山上ヶ岳方面との分岐】

【この先、階段・梯子などが多くある】

【小普賢岳を見ながら下る】

【この長い階段下れば小普賢岳の鞍部】

【鞍部から小普賢岳の肩まで登り返す】

【小普賢岳の肩】 ここから小普賢岳山頂に行けるが2016年に登ったので今回はパスする事に

【その後も梯子を下りたり】

【浅橋を歩いたりする】 整備をされている方には感謝しかない

【石ノ鼻の展望所へ】

【石ノ鼻からの眺望】

【更に階段や梯子を下って行く】

【日本岳のコルまで下りて来た】

【もう少しで鎖場・梯子・階段も終了】

【岩本新道分岐(上)を右に見て通過】

【鷲ノ窟(わしのいわや)】

【笙ノ窟(しょうのいわや)】 行場の中で一番大きな窟

【朝日ノ窟(あさひのいわや)】 オーバーハングの窟は自然に出来たとの事

【指弾ノ窟(したんのいわや)】 ここで岩窟群一帯も終了となる

【歩きやすい尾根道になった】

【和佐又のコルに戻って来た】 昨日に白髭山を登った事もあり足の疲労が酷く和佐又山はパスして往路を戻り終了
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