【伊勢辻山】 いせつじやま 1290m |
【赤ゾレ山】 あかぞれやま 1300m |
【国見山】 くにみやま 1418.9m |
【水無山】 みずなしやま 1414m |
登山日 |
2022年12月25日(日) |
山域 |
台高山系
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コースタイム |
6時間10分 (休憩、約28分含む ※歩行タイムは5時間42分)
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コース |
大又林道駐車場(7:46)〜[途中休憩5分]〜稜線出合(9:41)〜伊勢辻山(9:50-9:55 休憩5分)〜赤ゾレ山(10:26)〜馬駈ヶ辻(10:54)〜馬駈ヶ場の標識(11:20)〜国見山(11:42)〜[途中休憩4分]〜ウシロー(11:55)〜水無山(12:23)〜あしび山荘前(12:38-12:43 休憩5分)〜明神滝(13:08)〜[途中休憩9分]〜林道終点(13:37)〜大又林道駐車場(13:56)
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天候 |
曇り
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駐車場 |
★大又林道駐車場 トイレ無し
※冬期や紅葉時期などは人気の為、早めに行かないと満車になります。
※冬季はスタットレスタイヤにタイヤチェーンの携行が必須です。
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日帰り温泉 |
やはた温泉
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備考 |
★スズメバチの巣があり2022年9月以降、何人も刺されていますとの注意書きがありました。
★伊勢辻山の直登ルートは急坂で一部不明瞭な所もありで歩きずらい箇所があります。
※アイゼンは携行していますが良い感じに雪が積もっていたので未装着で歩き通せました。
※目印通りに進むと伊勢辻山とアカゾレ山の鞍部に出ますが、途中で道をそれ伊勢辻山に登っています。
★伊勢辻山〜明神平は筆者がお気に入りの登山道です。
※人も少なく美しい林が続き晴れていれば眺望がよい箇所も所々にあります。
★明神平にある天理大山小屋とあしび山荘は基本的に一般の方の使用はできません。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)
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【行程イメージ図】

【断面イメージ図】
当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。
筆者の勝手な思い込みとして先に鈴鹿(1月ピーク)に雪が降り、その後台高方面(2月ピーク)の積雪が増えるイメージを
持っていたが、今年の冬は鈴鹿にはなかなか雪が降らず南の方が早く積もっている印象がある。そうなると雪を求めて南へ下る
しかないと考え、樹氷見物がてら台高方面へと出かけることとしてみる。台高の樹氷 = 定番は明神平付近というのがすぐに思い
付くが筆者の中での定番はやはり伊勢辻〜国見山への稜線となり大又を起点に周回する計画で今回も入山してみる。登山口へは
高見トンネルを越えていく形となるがトンネル手前より積雪があり、大又林道も白く雪化粧している状態で期待が出来そうな
感じである。大又駐車場まで無事到着し(スタッドレスタイヤを今年買い替えたばかりのためかなんなく登れた)準備を行い
出発すると伊勢辻山への取付きとなる橋にトレースが付いている。今日はラッセル無しで行けるのかと思い橋を渡るとすぐに
トレースは無くなり淡い期待は20mほどで幻へと変わって行った。。。ここからは気持ちを切り替えてラッセルを楽しみながら
登る形となり植林の中の急登を進んで行く。植林から自然林へと変化する辺りから積雪は増え綺麗な樹氷が出迎えてくれる。
予想以上にモンスター化しつつある樹氷を堪能しながら伊勢辻山へ登るが、予定通りトレースは一切なく綺麗な雪面に自分が
思い思いにトレースを付けていけるのは贅沢な瞬間である。アカゾレ山を越えアカゾレ池の凍結状態をみようと下るが、凍結と
いうよりも完全に雪原と化しておりどこに池があったのかもわからない状態となっている。アカゾレ山・馬駆ヶ場を越えても
トレースは皆無で、膝くらいの積雪量の中を1人で黙々とトレースを刻みながら進んで行き、国見山に到着しても反対からの
トレースは現れなかった。結果的にスタートから明神平までの間は一切の踏み跡が無く真っ新な新雪に1人で全てトレースを
付ける形となったが、その景観が明神平に到着すると一変し大勢の登山者で賑わっていた。豪華な樹氷を占有して満喫することが
できて満足いく山行であったが、なぜ明神平から水無山方面へは登山者の入山が少ないのだろうと不思議に思ってしまう。
綺麗な樹氷が満喫できる素晴らしいルートだとおもうのだが。雪質も良かったためツボ足で全てトレースを刻み
下山したが結果的に今回もアイゼンを使う事が無かったのでそろそろアイゼンが必要な山行に出かけようと感じている。

【高見峠付近では雪が降っていた】 路面に雪があるのでノロノロと車で走行

【やはた温泉付近】 この付近にも路面に雪があった

【懸念していた大又林道】 スタットレスタイヤで問題なく走行出来た

【大又林道駐車場】 思っていたより車が多く駐まっている

【準備をしていざ出発】 スズメバチの注意書きがあった

【林道を進んですぐ左の橋を渡る】 おー、なんと先行者の足跡がある!

【直ぐ撤退したようでトレース無しに】

【こつこつと足跡を付けて行く】 明神谷のコースは人が多いが伊勢辻山直登コースは人が少ないので覚悟はしていた

【伊勢辻山直登コースは急坂がある】 良い感じの積雪なので筆者達的にはアイゼン無しでも問題なく急坂を登って行ける ※雪に不慣れな場合はアイゼンは必要

【急坂を登り切ると一旦傾斜が落ち着く】

【標高940m辺りから霧氷がお目見え】 生憎のお天気で霧氷が映えない

【トラバース気味に斜上して行く】

【伊勢辻山に登るため途中で道を外れる】

【モンスター化しつつある樹氷】

【すっかり樹氷三昧の世界に】

【風が無い所で一息着く】

【モノクロの世界でも美しい樹氷達】

【伊勢辻山鞍部付近の雪原】

【登山道に合流すると可愛い先行者が】

【伊勢辻山の登りで雪まみれになった】

【伊勢辻山山頂に到着したが全く視界無し

【誰の足跡も無い真っ新な伊勢辻山山頂】

【赤ゾレ山に向かって縦走して行く】

【赤ゾレ山の登り】

【樹氷が重く地面についている枝も有る】

【美しい樹氷の中を歩く相方】

【赤ゾレ山の山頂】

【山頂の木はまるでモップみたい】 この木も筆者お気に入りの撮影対象

【モコモコ過ぎて重そうだ】 青空のもとで撮影出来ず残念

【次は赤ゾレ池へと下って行く】

【ガスに包まれた赤ゾレ池】 ほぼ雪原のようになっていた

【赤ゾレ池と薄っすらみえる赤ゾレ山】 かすかに見えるトレースは筆者達の足跡

【一人でひたすらトレースを付けて行く】

【馬駈ヶ辻(木梶山との分岐)】

【馬駈ヶ辻の樹氷】

【馬駈ヶ辻の樹氷】

【樹氷のトンネルを通り先へと進む】

【美しい林が続く縦走路】 未だにトレースは全く無し

【馬駈ヶ場と呼ばれる辺りの雪原】

【馬駈ヶ場をコツコツと進む筆者】

【筆者の後を歩く相方】 筆者が絶好調なので相方の出番は無さそう

【馬駈ヶ場の標識】

【次は国見山を目指して進んで行く】

【国見山まで後少し】

【国見山の山頂に到着】 山頂標識がほぼ雪に埋まっている

【国見山に来てもトレースは無し】

【国見山の樹氷】

【次は水無山を目指して進む】

【吹き溜まりにハマり四苦八苦】

【ガスでウシローからも何も見えない】

【貸し切りの登山道を満喫中】

【海老の尻尾】

【雪庇の横を歩く】

【生憎の天気でも癒しの樹氷トンネル】

【今にも崩れそうな雪庇】

【水無山までもうひと踏ん張り】

【水無山の山頂もトレース無し】

【明神平へと急坂を下って行く】

【結局、明神平までノートレースだった】 視界が悪く明神平が全く見えない

【急斜面を下る相方】 この急斜面は一気に駆け下りた

【明神平の樹氷】

【明神平の樹氷】

【明神平の樹氷】

【あしび山荘】 それにしてもガスが濃く風もあり寒い

【明神平にある東屋】 休憩しようと思ったが寒いので断念

【明神平から大又林道に向け下山開始】 明神谷コースはトレースバッチリで楽々

【登山道沿いにある水場】 水量は細いが水は流れていた

【快適な登山道をどんどん下りて行く】 結局アイゼンを使うことなく歩きとおした

【明神滝に寄り道】

【3ヶ所ある渡渉地点を難なくこなす】

【この橋まで下りて来ると登山道は終了】

【後は林道を歩いて駐車場に戻り終了】
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