【 小秀山 】 二ノ谷ルート〜三ノ谷ルートの周回

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【小秀山】 こひでやま 1981.9m  

登山日 2023年3月12(日)
山域 阿寺山地
コースタイム 7時間35分 (休憩約55分含む ※歩行タイムは6時間40分)
コース 乙女渓谷キャンプ場(5:49)〜和合の滝(6:18)〜避難小屋(6:40-6:48 休憩8分)〜夫婦滝[男滝](7:10-7:23 休憩・撮影13分)〜孫滝(7:46)〜鎧岩(7:59)〜鎧岩(8:25)〜二ノ谷と三ノ谷の分岐(8:51-8:58 休憩7分)〜兜岩(9:20)〜第二高原(9:36)〜小秀山(10:11-10:21 休憩・撮影10分)〜第二高原(10:52)〜兜岩(11:10-11:21 休憩11分)〜二ノ谷と三ノ谷の分岐(11:32)〜鶏岩眺望(11:41)〜休憩適地@(12:12-12:18 休憩6分)〜三ノ谷登山口(12:46)〜通行止めゲート(13:12)〜乙女渓谷キャンプ場(13:24)
天候 晴れのち曇り
駐車場 ★乙女渓谷キャンプ場(有料 500円)
※管理人が不在でしたので備え付けの封筒に駐車料金を入れて料金箱に投函しました。
備考 ★乙女渓谷キャンプ場の管理棟に登山ポストと料金箱があります。
※キャンプ場にある公衆トイレは冬期(11月下旬〜4月上旬)は閉鎖中でした。
★二ノ谷ルートは急坂や足場の悪い箇所、またカモシカ渡りの岩場など注意すべき所があります。
★積雪期は雪の状況によりコースタイムは大きく変わります。
※今回はトレースがあり多少踏み抜きましたがツボ足で歩き通しました。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

将棋頭山の次の日は小秀山を目指す事にして乙女渓谷キャンプ場へとやってきた。前日の靴擦れのダメージも残るが踵に何重にも テーピングで覆って保護し再度『リベレライトHD』の試履き第二段を試みる・・・もう少し考えた方が良いのではと思うが気合で なんとかしようと懲りずに挑戦である。管理棟前に置いてある封筒に駐車料金を入れて投函し管理棟のすぐ横から二ノ谷ルートへと入って いく。序盤は乙女渓谷の遊歩道となっており綺麗に整備された快適な歩道を歩きながら渓谷見物となるが、所々ツルツルに凍っており 最新の注意が必要となる。滝見物をしながら遊歩道を進んでいくと乙女渓谷最大落差80mの夫婦滝(男滝)が現れ予想以上の 大きさに思わず見入ってしまう。夫婦滝というからにはもう1本あるはずと思っていたが、現地ではよく判らず通り過ぎてしまったが 女滝も男滝の右側の方にあった模様。夫婦滝を過ぎると急斜面の登りとなって行き、ここから一気に標高を稼いでいく形となる。 カモシカ渡りは急というか上部はちょっとした岩登りのような感じとなり、下調べした際にみんな同じ周りの周回をしていたのは このせいかと納得してしまった・・・確かにこのルートを下るのは厳しいものがある。三ノ谷登山道との合流地点まできたところで 小休憩を取り兜岩目指して最後の急斜面を登り兜岩へと到着した。これで登りはほぼ終了となるが今回の本当の核心はこれからで 小秀山山頂まで片道約2qの横歩きが待っているのである。無雪期なら散歩感覚で歩けるが積雪期だとそうはいかず雪が緩むと ただの踏み抜き地獄と化す雪面を進んでいく形となる。まだ雪が締まっているうちに急いで山頂へと目指し進んでいくと所々踏み 抜くものの予想よりましな感じで進んでいくことができ無事に小秀山山頂へと到着した。山頂からは御嶽山が一望する事が出来て、これを 楽しみに登ってきたのだが、残念ながら御嶽山頂付近は雲がかぶっており待っていてもどいてくれる気配が無い。少し待ってみた ものの雪が緩むと帰路が大変になるので諦め兜岩まで戻り昼食休憩を取る。昼食後は三ノ谷登山道を下って行くが、 二ノ谷ルートと比べて見所も無いため一気に下り林道へと到達、後は林道を歩いてキャンプ場へと戻り終了となったが、懸念していた 右足の靴擦れはガチガチのテーピングのおかげで今日は大丈夫であった。下山後、キャンプ場から車で下って行くと一際大きな 木が見えたので立ち寄ってみると『 加子母の大杉 』という圧倒的な存在感を放つ大樹でこれまで見た木々の中で1,2 を争う立派 さであった。

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【乙女渓谷キャンプ場から出発】
前方に見える管理棟の右側が二ノ谷登山口

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【登りは二ノ谷ルート】
階段や浅道が整備された遊歩道が続く

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【乙女渕】
まだ薄暗いので渕の美しさが伝わらない



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【どれが屏風岩なんだろうと適当に撮影】

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【帰宅後調べたらこれが屏風岩のようだ】

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【その後も快適な遊歩道を進んで行く】



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【ねじれ滝】

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【シャクナゲ群生地】
例年5月中旬が見頃だそうだ

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【和合の滝】
小ぶりながら雰囲気のよい滝



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【和合の滝】

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【声の泉】

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【この小さなせせらぎが声の泉のようだ】



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【天狗岩は撮影出来てなかった】
全く見当違いの岩を撮影していた・・・

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【避難小屋】
避難小屋前で一息つく

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【避難小屋にある注意書き】
この先は厳しい道になるようだ



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【早速、足場の悪い急坂が現れる】
落石に注意しながら登って行く

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【烏帽子岩も見当違いの岩を撮影・・・】
下調べしてこなかった事が悔やまれる

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【旧夫婦滝展望台の標識をを通過】
この展望台は道を逸れて岩場を登るようだ



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【まだ断続的に階段や浅道が現れる】
これだけの区間の整備は本当に頭が下がる

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【見事に小滝が氷瀑化している】

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【小滝の奥に夫婦滝の男滝が見えた】



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【夫婦滝(男滝)に着いた】
ここから小秀山山頂までまだ4qもある

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【夫婦滝(男滝)落差80m】

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【そしてまた足元の悪い急坂になった】



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【男滝を高巻きするように登って行く】

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【丸太橋を慎重に渡る相方】

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【男滝を右に見ながらトラバース】



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【夫婦滝(男滝)の落ち口】
見所が多く思ったより時間が過ぎていく

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【子滝】

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【孫滝】



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【なかなか手強い急坂を登って行く】

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【鎧岩を回り込むように進む】

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【そしてまたパンチの効いた急坂】



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【第一展望台】

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【第一展望台からの眺望】

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【第二展望台はあまり景色は見えない】



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【カモシカ渡り】
二ノ谷ルートの核心部

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【下段は木や木の根を掴みながら登る】

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【上段はちょっとした岩登り】



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【カモシカ渡りの上段を登る相方】
たしかにこのルートを下るのは厳しそう

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【兜岩眺望】

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【国有林境】
小秀山まであと2.53km



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【傾斜が緩んだ所で距離を稼ぐ】

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【二ノ谷と三ノ谷の登山道分岐で休憩】

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【分岐からすぐ先に休憩適地があった】



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【慎重を要するロープ場】

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【最近霰が降ったのだろうか?】
足元に小さな氷の粒が一面にあった

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【これが兜岩かな】
岩を回り込んで登る



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【やっと兜岩に着いた】
小秀山まであと1.99km

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【兜岩】
兜岩は眺望が良い

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【兜岩からの御嶽山と小秀山(右端)】
御嶽山が綺麗に見えてテンションUP



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【兜岩から5分程で第一高原に着いた】

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【第一高原からの前山・唐塩山方面】

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【小秀山まで小さなアップダウンが続く】



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【第二高原に来ると小秀山まで1.32km】

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【御嶽山と小秀山】
御嶽山が見えるうちに小秀山に着きたい

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【時々雪を踏み抜きながら進んで行く】



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【第三高原付近に来るとガスが・・・】
もう少しで頂上なのに

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【小秀山の最後の登り】

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【山頂に立つ秀峰舎(避難小屋)】



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【大展望の小秀山の山頂】

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【残念ながら御嶽山に雲がかかっている】

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【中央アルプス方面】



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【登山道分岐まで往路を戻る】
踏み抜き地獄になる前に戻らねば

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【往路より雪を踏み抜きながら戻る】

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【登山道分岐から三ノ谷ルートで下山】



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【市有林境のすぐ下は急坂】

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【鶏岩(にわとりいわ)眺望】

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【これが鶏岩だろうか】



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【休憩適地A】

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【明瞭な登山道をどんどん下りて行く】

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【休憩適地Bで休憩】



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【九十九折の登山道】

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【山の神】

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【三ノ谷登山口に下りて来た】



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【後は林道を2.09km歩くだけ】

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【林道の途中にある通行止めゲート】

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【キャンプ場に戻り無事終了】



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【下山後に『加子母の大杉』を見物】
加子母(かしも)の大杉は天然記念物

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【思ったより立派な加子母の大杉】
樹齢は千数百年だそうな

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【幹周りが13mもある加子母の大杉】




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