【燕岳】 つばくろだけ 2763m 【大天井岳】 おてんしょだけ 2922m

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登山日 2010年7月23日
山域 常念山脈(北アルプス) 【日本二百名山−燕岳,大天井岳】
コースタイム 【1日目】 10時間27分 , 【2日目】 3時間12分 (休憩含む テント設営と撤収時間は省く)
コース 【1日目】 駐車場(4:13)〜中房温泉登山口(4:23)〜第一ベンチ(5:18)〜第二ベンチ(5:53)〜第三ベンチ(6:29)〜富士見ベンチ(7:07)〜合戦小屋(7:42) 〜燕山荘(8:58)〜テント設営後出発(9:28)〜蛙石(9:59)〜大下りの頭(10:13)〜大天荘(12:02)〜大天井岳(12:12)〜大下りの頭(14:10)〜燕山荘(15:10)
【2日目】 燕山荘(4:51)〜燕岳(5:15)〜燕山荘(5:49)〜テント撤収後出発(6:42)〜合戦小屋(7:17)〜富士見ベンチ(7:42)〜第三ベンチ(8:02)〜 第二ベンチ(8:23)〜第一ベンチ(8:39)〜中房温泉登山口(9:03)〜駐車場(9:14)
天候 【1日目】 晴れ , 【2日目】 晴れ
駐車場 中房温泉登山者用無料駐車場(中坊温泉登山口の500Mほど手前) 3か所で約120台
※夏シーズン週末は満車になるので夜中には着いておいた方がいいです。早朝だと既に厳しいかも・・・
第一駐車場に簡易トイレ有り、登山口にトイレ有り
日帰り温泉 中房温泉 湯原の湯 , 安曇野蝶ヶ岳温泉 ほりでーゆー四季の郷
備考 ◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 ピストンコースです】


断片図

【断面イメージ図 実際の距離は標識によると27キロ弱程もある!】




【承認番号 平22業使 第8号】
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の了承を得て同院発行の 数値地図25,000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。」
承認を得て作成した地図画像などを複製及び使用するには国土地理院長の承認を得なければなりません。



山行のつぶやき

梅雨明け10日といわれる夏山シーズン絶好期を堪能しようと2周連続遠征登山に出かける事とし久しぶりのキャンプ泊山行計画 を立てた。久しぶりの重いテント泊荷物を担ぐのにハードなコースは不安であったため、北アルプス入門的コースである燕岳を選択する。昔1度登った事 のある山であるがその際は燕岳往復(本当は大天井岳まで往復する予定であった)のみで終了し敗北感が残っていた山行であったため今回は リベンジを込めて大天井岳まで目指して見ようと心に決めいざ出発となった。中房温泉駐車場に車を止め合戦尾根の急登をひたすら登っていく。 合戦尾根は北アルプス3大急登といわれているが第1,2,3,富士見ベンチと適当な間隔でベンチが備え付けられており登山道も比較的歩きやすいため、 意外とスムーズに合戦小屋を越え燕山荘まで到着する。燕山荘で手続きを済ませテント場にテントを設営するが朝の9時という事もあり1番乗りであった。 (普通考えれば早すぎるのだが・・・)テントを設営し空身の状態で大天井岳を目指し出発するのだが筆者としては本日あまり調子が良くなく正直 体力が残っていなかったため燕岳周辺を散策し明朝から大天井岳へ行こうと考えていたが相方が無理矢理今日強行すると言い張り仕方無し に出かけたのであった。。。大下りを下り大天井への登り返しが始まる当たりから急激に足が止まり動けなくなってきた。大天井までの往復 時間を考えると引き返そうかとも考えるが戻って明日また来るかと考えるとそれもまた無理な気がしてくる。重い足取りの中、最後の登りの 分岐地点まで到着し昼食のおにぎりを食べる事にする。気合いを入れなおし頂上へ向け出発すると何故か意外とスムーズに歩け大天井頂上へと 到着した。どうやら出かける時にウィダーインゼリーを飲んだだけであったため、ガス欠を起していた模様である・・・。頂上で槍ケ岳の眺望を堪能し 一気にテント場目指して引き返すのだが復路は相方が完全にへばっていた模様である。(無理矢理強行突破しようと出発したため自業自得である) 燕山荘に戻ると疲れた体に御褒美をと都合のいいように考え生ビールで乾杯する事に!山でのビールは最高である。つまみの枝豆も最高であった。 しかしながら今日はよく歩き疲れ過ぎていたため19時前には就寝。翌朝夜明けと共に燕岳山頂へと向かうが明方は雲が低く雲海となっており 山の上の景色は快晴でまさに絶景といった最高の眺望であった。山頂から戻りテントを撤収し下山の途につくが途中合戦小屋で名物のスイカを 頂く(めっちゃ甘くておいしかった)事にする。合戦小屋からは一気に中房温泉を目指し下り降りるのだが本日は土曜日で登ってくる団体 登山者がとてつもなく多くなかなか進めない状態である。この人数登ると山小屋もすし詰め状態であろうと考えながら温泉まで到着した。 疲れた体を癒すため蝶ヶ岳温泉『ほりでーゆー四季の郷』でさっぱりとし信州そばを頂き帰路へと着いた。(信州サーモンの刺身もうまかった)

夏季週末はすぐに満車となる!

【中房温泉登山者用無料駐車場】

ベンチで休憩!

【第一ベンチでくつろぐ!】

急だが比較的登り易い

【急な階段を登る!】



ここでトイレ休憩

【合戦小屋に到着】

合戦尾根はアルプス三大急登

【ひたすら急登を登る!】

テント装備のザックが肩に食い込む・・・

【燕山荘が見えてきた!】



朝9時30分にテントを張る

【一番乗りでテントを張る!】

地獄の大天井岳ピストンの旅へ・・・

【さて大天井岳へ空身で出発!】

どこまで下るんだ・・・

【大下りの頭から凄く下る・・・】



ピストン出来るか不安に思いながら進む・・・

【目指す大天井岳はまだまだ遠い】

なんと燕山荘から約6.8kmもあった

【やっともうすぐ大天井岳だ】

疲れ果てながらも展望を楽しむ

【大天井岳頂上で展望を楽しむ!】



アップダウンの稜線を再び

【さて燕山荘へ戻るぞ!】

坂道で座り込む・・・

【大下りの頭の登り返しはキツイ!】

あの稜線を歩いてきた

【振り返ると大天井岳がもう小さく】



1日目で19km歩いて疲れ果てた・・・

【燕山荘が見えてきた!】

おにぎり・マーボ春雨・アスパラ・ハムステーキ・沢庵

【本日の晩御飯♪】

本日も快晴!

【朝日に照らされる槍ヶ岳】



雲海の向こうから朝日が登る

【燕岳への途中で朝日が登る】

歩きやすい登山道

【花崗岩の美しい登山道を行く】

お気に入りの花崗岩と写る。筆者は小さくて見えないけど

【8年前にお気に入りだった花崗岩】



快晴の景色をしばし堪能

【燕岳頂上へ到達!】

自然にできた花崗岩のイルカ岩

【イルカ岩は本当にイルカみたい】

凄い数のコマクサ

【コマクサが一面に咲き乱れてた】



これ以上ない景色を堪能出来た!

【今日は穂高も綺麗に見えた!】

テントを撤収して下山へ

【さてさて下山だ!】

甘くて凄くうまかった!

【合戦小屋でスイカにかぶりつく】




展望図

【カシバード作成図  大天井岳から見た360度展望図】




今回の花たち!

普段花に無頓着な筆者だが沢山の高山植物が咲き乱れていたので目に着いたものだけ写真を撮ってみました!
このほかにもまだまだ咲いていました。花の名前は調べたモノなので間違ってましたら連絡頂けると助かります。

第一ベンチ〜第二ベンチの間

【ハナチダケサシ】

合戦小屋〜燕山荘

【ナナカマド】

合戦小屋〜燕山荘

【シナノキンバイ】



燕山荘付近

【コマクサ】

燕山荘〜大天井岳の間

【イワツメクサ】

燕山荘〜大天井岳の間

【チシマギキョウ】



燕山荘〜大天井岳の間

【エゾシオガマ】

燕山荘〜大天井岳の間

【ハクサンフウロ】

燕山荘〜大天井岳の間

【アオノツガザクラ】



燕山荘〜燕岳の間

【ハクサンシャクナゲ】

燕山荘〜燕岳の間

【コケモモ】

燕山荘〜燕岳の間

【ゴゼンタチバナ】





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