【三伏山】 さんぷくやま 2615m |
【本谷山】 ほんたにやま 2657.9m |
【塩見岳(西峰)】 しおみだけ 3046.9m |
【塩見岳(東峰)】 しおみだけ 3052m |
登山日 |
2013年7月13日(土) |
山域 |
南アルプス 【 − 塩見岳 】 |
コースタイム |
13時間38分 (休憩約55分含む ※歩行タイムは12時間43分) ※縦走予定だったので10s超えの荷物を担いでいます。
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コース |
駐車スペース(2:27)〜鳥倉林道ゲート(2:44)〜鳥倉林道登山口(3:23)〜水場(4:46)〜塩川ルート分岐(5:10)〜三伏峠(5:33-5:37 休憩4分)〜三伏山(5:50)〜本谷山(6:36-6:43 休憩7分)〜塩見新道分岐(7:49)〜塩見小屋(8:04-8:16 休憩12分)〜塩見岳西峰(9:24)〜塩見岳東峰(9:30)〜塩見小屋(10:30)〜本谷山(11:55-12:05 休憩10分)〜三伏山(12:53-13:04 休憩11分)〜三伏垰(13:15)〜塩川ルート分岐(13:33)〜水場(13:51)〜鳥倉登山口(15:00-15:11 休憩11分)〜鳥倉林道ゲート(15:54)〜駐車スペース(16:05)
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天候 |
曇り後、時々雨(昼前あたりから雨に当たり出した・・・) |
駐車場 |
★鳥倉林道ゲート前駐車場(無料 20〜30台程) トイレ有り
※7月3連休の初日の深夜1時半にも関わらず既に満車でした。
※ゲートより1km超手前の広場に止めました。(10台程駐車可能です)
※下山してきたらゲート前にはかなり無理やり止めている車が見受けられました。
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日帰り温泉 |
信州まつかわ温泉 清流苑 |
備考 |
★トイレは鳥倉林道ゲートと鳥倉登山口にあります。また各山小屋に有料トイレがあります。
※登山口は簡易トイレです。有料トイレは必ず料金を払いましょう〜
★登山ポストはゲート前にと登山口に設置されています。
★全体的に歩きやすいですが、塩見岳直下のガレ場だけは要注意です。
※落石を落とさないよう、かなり慎重に進むべきだと感じました。
★塩川ルートは2013年7月現在は道路崩壊の為、全面通行禁止です。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)
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【行程イメージ図 鳥倉林道からのピストンコース】

【断面イメージ図 長丁場のハード日帰りコース】
【承認番号 平24情使 第800号】
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の了承を得て同院発行の
数値地図25,000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。」
承認を得て作成した地図画像などを複製及び使用するには国土地理院長の承認を得なければなりません。
《落ー!!》…《ガラガラガラ》…《当たったー!!》…突然真後ろから叫び声が聞こえ振り返るとうずくまる相方の姿が…。
7月海の日を絡めた3連休、恒例の精神修行登山の季節到来である。毎年、この3連休に最もハードな山行を計画し、その後しりつぼみとなって
行くのが恒例となっている。ここで精神的に疲れ果てその後の夏山登山はあまり無理をしなくなるという軟弱な筆者らの年に1度の大冒険の
始まりなのである。今年の目標はズバリ『仙塩尾根 + 北岳・間ノ岳寄り道 2泊3日の旅』という無茶な計画を立てテント装備を準備しパッキングを
済ませ、後は出発のみという段階で横槍が入った。相方が出発前日に突如『仙塩尾根』だけにして、しかも小屋泊で行こうと言い出したのである。
小屋代は相方が出すので大丈夫と言い、そそくさとテント装備を小屋泊装備に変更していっているが、もはやこうなればどうしようも無い。長丁場に不安
を感じ比較的楽に行こうと考えたのであろうが1度折れた心はもはや戻らないであろうと諦め、当初の予定を変更し入山する事とした。後で
考えればここからが既にケチの付き始めだったのであろうと思われる。深夜1時半に登山口となる鳥倉林道終点駐車場にやってくると、なんと既に満車で
全く停めるところがないのである。仕方なく林道を引き返し 1km 強手前の広場に駐車してヘッドランプの明かりを頼りに早速歩きはじめたが、しかし
ながら塩見岳とはこんなにも人気の山であっただろうか、この時間で車が停めれないのならもはや無理では無いかなと考えながら進んで行く。三伏峠
までは足元が見えなくとも歩きやすい登山道で順調に登って来たが、初日の目的地は『熊野平小屋』と長丁場なのでゆっくりも出来ず先を急ぎ
進んで行く。三伏山・本谷山と順調に越えて行き塩見小屋までくると、ガスに覆われていた塩見山頂が少し姿を現してくれた。小屋から山頂直下
にかけては高山植物が多く群生しており写真を撮りながら上がって行くと、頂上直下のガレ場で冒頭の叫び声がしたのである。先行のパーティーが
落石を落としそれが相方の腰当りに直撃してしまった模様である。一瞬何が起こったのかは解らなかったが、うずくまる姿を見て落石に当った
事は理解できた。幸い腰ベルトがクッションとなり比較的軽症で打撲程度の様子であったので少し安堵し、無理をせずここで縦走は中止とし塩見岳ピストン
で引き返す事とした。山頂にだけ立ち寄り下山の途に付いたが腰が痛むようで慎重にゆっくりと下って行くと、ここで驚きの出会いが会った。
塩見岳の稜線で同じ山岳会のメンバーと偶然バッタリと出会ったのである。山で知り合いと出会う事など経験がなく、しかもこんな南アルプスの中で偶然
出会うとは目を疑ってしまった。挨拶をかわし別れた後、往路を引き返して行くが縦走予定で入山した十数`の荷物で塩見岳日帰りは中々ハード
であり、負傷した相方の荷物も大分移されかなりバテ気味で林道出合まで戻ってきた。精神修行と位置づけた筆者にとってのハード山行が日帰り登山
に変わってしまい散々な結果に終わってしまったが、全ては出発前に急遽予定を変更した所からケチが付いたのではないかなと思われた山行であった。
『仙塩尾根』は筆者にとって何度も計画を立てては行けなくなり、中々縁遠い稜線となっているが次回こそは踏破したいと誓っているのである。

【ゲートより1km強手前の広場】 10台以上は駐車可能だと思います ゲート前駐車場は深夜1時半で満車

【深夜でゲート前駐車場はこの有様】 既に無理やり駐車している車がある この幅でバスが通れるのだろうか・・・

【鳥倉林道登山口】 ゲートから40分ほど歩き着いた いよいよここから登山開始だ!

【三伏小屋まである目安の標識】 標識を辿りながら登って行く

【登山道は歩きやすく分りやすい】 暗闇のヘッテンでも問題なし

【豊口山分岐】 豊口山方向に赤テープがありました

【6/10と7/10の間の水場】 水量は少ないが冷たくて美味い!

【木の梯子がちょこちょこある】 ここは7/10辺りの場所

【塩川ルートとの分岐】 塩川方面は道路崩壊の為通行禁止

【三伏垰まで登って来た〜】 ゲートから標高1000m弱登って来た

【三伏峠小屋】 中々立派な山小屋です

【三伏峠小屋のテント場】 まだテントは数張り程しかない

【烏帽子岳方面との分岐】 烏帽子方面のお花畑が気になるなぁ

【シナノキンバイ】 本日も花を探しながら歩こう

【烏帽子岳】 烏帽子から見る塩見岳が良いらしい

【三伏山の頂上】 後方に目指す塩見岳が見えている

【今から上る本谷山】 鞍部まで下り登り返す

【ゴゼンタチバナ】 筆者にとっては馴染みの花♪

【ツマトリソウ】 サクラソウ科の多年草

【ミヤマキンポウゲ】 キンポウゲ科の多年草

【カラマツソウ】 キンポウゲ科の多年草

【本谷山の登り】 登山道は相変わらず歩きやすい

【本谷山の頂上】 ここでエネルギーチャージ♪

【しばらく樹林帯をほぼ横歩き】 この辺りは倒木が多い

【いよいよ塩見岳の登りかな】 撮影スポットが無い箇所は黙々と登る

【塩見新道分岐】 未踏の塩見新道も気になるなぁ

【目指す仙塩尾根が見えた〜】 う〜む、距離が長そうだなぁ・・・

【塩見小屋】 ここでバッチを購入♪

【振り返り見る本谷山】 今、歩いてきた道が見渡せる

【天狗岩(右)と塩見岳(左)】 本日は生憎のお天気だ

【ハクサンシャクナゲ】 中々綺麗に咲いている

【まずは天狗岩へと登らねば】 なんか花がいっぱい咲いてる♪

【ミヤマキンバイ】 ワサワサ咲いてるな〜

【イワツメクサ】 白く小さな花が可愛い

【岩陵の登りを慎重に登って行く】 三点支持で登れば問題なし

【おっ 岩肌にいっぱい咲いてる♪】 岩稜帯でたくましく咲く花達

【白色はハクサンイチゲのようだ】 稜線付近にもたくさん咲いていた

【ミヤマオダマキを撮影後事件発生】 相方が先行者による落石に当たった 歩けるとの事なので頂上まで行く事に

【おっ 雷鳥発見!】 猛スピードで歩いて行く;; なんとか後ろ姿をGET!

【塩見岳西峰】 相方はここでお留守番

【塩見岳東峰】 今回は縦走は断念し下山しよう

【相方のペースでゆっくり下山】 筆者は撮影しながら付いていく

【イワカガミ】 筆者には出会う機会が多い花

【頂上付近のお花畑】 ハクサンイチゲの群生が見事だ

【イワベンケイ】 風の強い岩礫・砂礫地に生育する花

【イワオウギ】 マメ科の多年草

【落石させないよう慎重に下る】 たぶんここから落石したのだろう

【コケモモ】 ツツジ科の常緑小低木

【ウラジロナナカマド】 近くで見ると中々美しい花♪

【山岳会のメンバーと偶然の出会い】 O君、いってらっしゃい!

【倒木の登山道を戻って行く】 今の相方には厳しい箇所のようだ

【本谷山まで戻って来た〜】 塩見小屋から凄く長く感じた;;

【キバナノコマノツメ】 ワサワサ咲いているなぁ

【また三伏山に登らなねば・・・】 本谷山を下りまた登り返すのだ;;

【展望箇所で思いを馳せる】 またリベンジに来るぞ〜

【三伏峠小屋テント場は大混雑】 すでにすし詰め状態だ・・・

【後もう一息頑張ろう】 荷物が重くさすがにバテテきた

【マルバダケブキの葉なのかな?】 びっしりと凄い群生だなぁ 行は真っ暗だったので気付かなかった

【鳥倉登山口まで下りて来た】 今から登る人もいるんだなぁ テント場に張り場所あるのかな?

【ゲート前駐車場まで戻ってきた】 ここから更に1km強歩かねば・・・ 本日は何とか無事に山行終了
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