冬季の阿蘇五岳(烏帽子岳・杵島岳) 草千里ヶ浜から周回と一部ピストンコース

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【烏帽子岳】 えぼしだけ 1337.2m 【杵島岳】 きしまだけ 1326m

登山日 2014年1月1日(水)
山域 阿蘇山
※カルデラ内部の阿蘇五岳と外輪山を含めた総称。最高峰は「高岳」
コースタイム 3時間17分 (休憩約25分含む ※歩行タイムは2時間52分)
コース 草千里ヶ浜駐車場(9:26)〜垂玉温泉分岐(9:43)〜烏帽子岳(10:19)〜古坊中分岐(10:39)〜草千里ヶ浜駐車場(11:08-11:17 休憩9分)〜杵島岳分岐(11:43)〜杵島岳(12:06-12:22 休憩16分)〜杵島岳分岐(12:31)〜草千里ヶ浜駐車場(12:43)
天候 曇り時々晴れ(ガスが立ち込める中、時々青空が覗いた)
駐車場 ★草千里有料駐車場(広い駐車場 2014年現在は普通車410円) トイレ有り
日帰り温泉 阿蘇坊中温泉「夢の湯」 , 付近に他多数立寄り湯有り
備考 ★杵島岳の標高はウィキペディアは1270m、標識は1321m、国土地理院の地図は1326mとなっています。
※当サイトでは国土地理院の標高1326mとしています。
★今回のコースは無雪期であれば観光の方でも歩ける散策コースです。
※積雪季は凍結箇所など滑る箇所もあり注意が必要です。
★草千里有料駐車場には火山博物館やレストラン、お土産屋さんトイレなどがあります。
★カルデラ内部にある中央火口丘群を阿蘇五岳(あそごがく)と呼ぶ。
※阿蘇五岳は「高岳」「中岳」「根子岳」「烏帽子岳」「杵島岳」
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 草千里ヶ浜からの周回と一部ピストン日帰りコース】


断片図

【断面イメージ図 標高差の少ない散策コース】




【承認番号 平24情使 第800号】
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の了承を得て同院発行の 数値地図25,000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。」
承認を得て作成した地図画像などを複製及び使用するには国土地理院長の承認を得なければなりません。



山行のつぶやき

『モウモウと上がる中岳火口白煙を眺めながら杵島岳山頂に佇む』本来であればあの場所を歩いていたはずであった。 過去に行った百名山の写真を撮りなおそうと始めた回想百名山(勘違いしてはならないのは決して百名山を完歩した訳では無いと言う事なのだが) として2014年元旦登山を予定し、前日に筆者には珍しく宿まで予約し気合満点であった。しかしながらその期待はあっさりと脆くも崩れ去ったので ある。年末に中岳火口の噴火レベルが上がり登山規制がかかり登れなくなってしまったのである。本来の筆者であれば予定を変更し違う山を目指す 所であるが、今回に限り麓に宿を予約しているといういつもでは考えられない準備の良さが仇となってしまった形である。せっかく阿蘇まで行くの だからとりあえずどこかへは登ろうと阿蘇五岳の一角を占める『烏帽子岳・杵島岳』を草千里より登り噴火口を眺め写真に納めようと目的を変更する。 元日の朝、宿でおせち料理のような朝食を頂き草千里観光駐車場へと移動する。寒い…肌を刺すような寒さである。。。ここは本当に九州だろうかと 思える程の冷え込み具合に驚きながら準備をし、ガスで景観の望めない烏帽子岳を目指して登って行く。なんとか山頂で高岳方面の展望を見たいと 祈りながら登って行くが、残念ながら山頂に到着しても展望は無い結果となる。山頂を後に草千里へと下って行く途中でガスが徐々に抜け始め正面に 杵島岳が見えてくる。これはいけるかもと期待し駐車場まで戻ると望みをかけ次は杵島岳へ向け登って行く。登るにつれ中岳方面の景色を見え始め もっと見えろと祈りながら登っていると遂に山頂付近で待望の青空が広がって来た。山頂から眺める中岳火口は噴煙立ち込めあれは登るのは厳しい なと納得ししばらく景観を楽しむ事とするが、眺めているうちに今回は逆に高岳・中岳に登れず烏帽子岳・杵島岳に登って良かったんじゃないかなと 思えてきた。イレギュラーの出来事が重なったからこそ登る事が出来たが、本来ならばこの山だけを目指して登りに来ることはないであろうと思われる からである。自分の気持ちを納得させ2014年初登山を満足し下山の途についた。目標・課題は多く1歩1歩前進する年としていきたい1年がスタートした。

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【草千里有料駐車場】
観光バスも止まる大きい駐車場

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【まずは草千里ヶ浜を散策】
阿蘇で代表的な観光地

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【池は完全に凍っていた】
とても浅いので乗っても大丈夫らしい



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【ここから烏帽子岳の散策路】
道は整備されていて歩き易い

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【手動の開閉ゲートは数ヵ所有り】
動物進入防止の為かな

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【垂玉温泉分岐】
道標も多く分り易い



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【ここから悪路足下注意とある】
観光の方は歩きにくいかも

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【中岳方面の眺望の看板】
ガスで全く眺望がなく残念・・・

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【烏帽子岳の頂上に到着】
何も見えないので看板まで引き返す



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【次は杵島岳を目指そう】
一度下り登り返さねば

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【おっ 草千里ヶ浜が見渡せる】
ガスが少しぬけてきた〜

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【杵島岳も見え始めた!】
いよいよ撮影タイム突入かな



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【古坊中分岐で地図を確認】
草千里に戻って杵島岳へ向かう事に

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【草千里ヶ浜にある駒立山】
今年は馬年なので登るべきか・・・

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【振返ると烏帽子岳も見えていた】
あの頂きから下ってきた所だ



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【遂に中岳火口も見え始めた!】
もっとスッキリ晴れないかな〜

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【駐車場に戻り次は杵島岳へ】
さすが熊本 くまモン目白押し

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【目指す杵島岳】
阿蘇五岳の中で一番若い山だそうだ



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【中岳火口との分岐】
中岳火口は噴火の為、現在立入禁止

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【杵島岳分岐】
舗装された道路に雪が積っている

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【手前が杵島岳の頂上】
奥の方が高くみえるのが不思議だ



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【頂上まであと少し】
それにしても凄い風;;

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【杵島岳の頂上に到着】
おー 中岳火口からモクモク煙が!

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【烏帽子岳と草千里ヶ浜】
草千里ヶ浜は元火口だそうだ



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【阿蘇山 中岳火口@】

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【阿蘇山 中岳火口A】

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【阿蘇山 中岳火口B】



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【左奥の山が住生岳だろうか】
さて 来た道を下山しよう

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【駐車場まで戻って来た】
本年最初の山行も無事終了〜

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【おまけ 道路からの杵島岳方面】
一面の壮大な草原が美しい




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