【三ッ頭】 みつがしら 2580m |
【権現岳】 ごんげんだけ 2715m |
登山日 |
2014年3月23日(日) |
山域 |
八ヶ岳連峰
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コースタイム |
7時間49分 (休憩約47分含む ※歩行タイムは7時間2分)
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コース |
天女山入口(4:15)〜天女山(4:43)〜天ノ河原(5:00)〜標高2000mの看板(6:11)〜前三ッ頭(7:16-7:25 休憩9分)〜三ッ頭(8:06)〜権現岳(9:02-9:16 休憩14分)〜三ッ頭(9:54-10:11 休憩17分)〜前三ッ頭(10:27)〜[途中昼食休憩7分]〜天ノ河原(11:38)〜天女山(11:51)〜天女山入口(12:04)
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天候 |
快晴(稜線上も風は弱く過ごしやすい天候だった) |
駐車場 |
★天女山入口ゲート前のスペース(6台程) トイレなし
※天女山公園線(県道620号線)は冬季は通行止めで閉鎖される為、天女山駐車場へは行けません。
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日帰り温泉 |
甲斐大泉温泉 パノラマの湯 |
備考 |
★トイレは天女山にありますが冬季に使用できるのかは確認していません。
★登山届は天女山駐車場から天ノ河原方面へ数分登った所に設置されています。
★権現小屋は冬季は営業していません。
★権現岳は双耳峰で一般的に頂上は東峰となります。西峰はギボシと呼ばれています。
★権現岳直下のトラバース箇所はかなり慎重に通過しました。
★冬は天候・雪質によりコースタイムが大きく変わるので注意です。
★装備は防寒具・フルアイゼン・ピッケル等の冬装備で入山しています。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)
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![行程地図](140323yama/140323tizu1.jpg)
【行程イメージ図 天女山入口からのピストンコース】
![断片図](140323yama/140323tizu2.jpg)
【断面イメージ図 標高差は1350m弱の日帰りコース】
当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。
積雪期の『権現岳』は筆者らの今の体力では少々難しいかなと思っており今回の山行予定には入っていなかった。
だが、昨日北八ヶ岳から見た南八ヶ岳の景色に魅了されどうしても行って見たくなり(無雪期に見た三ッ頭から権現岳の景色が筆者に
とっては大のお気に入りなのである)積雪期の権現岳にどうしても登って見たくなったのである。気持ち的には行ける所まで行って
無理なら三ッ頭で引き返そうと決め、暗闇の早朝4時過ぎに登山開始とする。冬季は天女山駐車場が使用出来ないため、ゲート前のスペースに
車を停め登って行き、天の河原を過ぎた当りから夜が白み始め目指す山々が視認できる。まだまだ遠い上に権現岳だけ妙に真っ白で大丈夫
かなと考えつつ進んで行く。登山道は始めなだらかであるが前三ッ頭への本格的な登りとなる1800m付近より急登の連続となる。この
急登が最大の難関でありここを我慢しながら前三ッ頭まで登ると一気に視界が開け、富士山や南アルプスの山々が見渡せる御褒美が待っている。
ここからは途中樹林帯にも入るが稜線歩きとなり、展望を楽しみながら歩けるため気分は楽になる。三ッ頭まで登って来ると目の前に、
権現岳が威圧的に聳え立ちこの景色を見るためにここまで来たんだなと思いうれしくなってくるが、ここから見る頂上直下のトラバースはかなり
怖そうである。三ッ頭到着がまだ8時過ぎで思ったより早く到着出来、体力的にも十分に権現岳往復は可能であるなと判断し先へ進む事と
する。権現岳へは一旦鞍部まで下り林を抜けたあと一気に登りつめる形となるが、いざ取付いて見ると先程まで眺めて少々ビビリ気味だった
感じとは違い比較的歩き易くトラバースも問題なく通過出来た。山頂は貸切状態で阿弥陀岳,赤岳など南八ヶ岳主稜の大パノラマが出迎えてくれ、
しばし自分だけの時間に浸ってしまう。頂上少し先の分岐まで行き写真撮影をしたあと往路を引き返すが、次の機会には『ギボシ』に行きたいなと
考えている。権現岳からは三ッ頭付近で眺望を楽しむ登山者が見えていたが、ほとんどの方が三ッ頭までで権現岳まで来る人は
多くはいないような感じである。三ッ頭も登山対象としては人気の山なんだなと感じながら三ッ頭まで戻ると、後は危険個所も無いので
達成感で満たされながら休憩を取る。ここで他の登山者の方と情報交換をしたのち、ゆっくりと下山していく。下山途中、名残惜しく何度も
振返って写真を撮りながら進んで行き、予定より筆者等としては出来過ぎの昼には駐車場へとたどり着く事が出来た。充実した3日間の八ヶ岳
山行を無事終了し温泉で疲れを癒したあとは明日からの仕事に備え帰路についた。
![写真をクリックで拡大します](140323yama/140323-1.jpg)
【天女山入口の交差点】 ゲート前に数台駐車可能 写真は下山時に撮影した物
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【天女山登山道入口】 ゲート奥へと進むとすぐ左手にある そのまま県道を進んでも問題無し(遠回り)
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【天女山にまず到着】 冬季以外はこの近くに迄、車で来れる 天ノ河原方面に進むと駐車場に着く
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【駐車場奥から登山道へと入る】 昨年夏に歩いたので道は憶えている
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【天ノ河原】 まだ夜が明けていないので展望は無い
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【東の空が白々としてきた】 今日もいいお天気そうだ♪
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【目指す山々が正面に見えてきた】 左から前三ッ頭・三ッ頭・権現岳
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【お〜 朝日が昇った!】 残念ながら樹林帯を歩き中
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【朝日に照らされ黄金に染まる木々】
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【2000mの道標地点】 スタートから標高600m強ほど登ってきた
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【くぅ〜 急坂が堪える・・・】
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【前三ッ頭が近づいて来た】 夏、この場所でオオビランジが咲いていた
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【澄んだ空と南アルプスの遠景】 稜線からの景色が楽しみだ♪
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【前三ッ頭まで後一踏ん張り】 前三ッ頭の直下も中々の急坂
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【前三ッ頭まで登って来た〜】 展望が良いのでしばし撮影タイム
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【まるで墨絵のような富士山】
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【中央アルプスの遠景】
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【南アルプス(北岳〜仙丈ヶ岳)】
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【北岳】
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【ミヨシノ頭・アサヨ峰・栗沢山】
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【甲斐駒ヶ岳】
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【次は三ッ頭を目指そう】 ここからは稜線歩きとなる
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【稜線上の針葉樹林達】 枝にある無数の氷柱がとてもいい感じ
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【海老の尻尾】 お天気なので溶け始めていた
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【三ッ頭への登り】
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【急坂を登って来る相方】 後方に見えているのは前三ッ頭
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【編笠山(左)と西岳(中央奥)】 快晴で展望がよく度々足が止まる
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【三ッ頭までやってきた】 ここからの権現岳は筆者のお気に入り
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【ギボシ(左奥)と権現岳(中央)】 この角度の権現岳はカッコイイ!
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【絶景のパノラマを見ながら歩く】 風も弱くこれ以上ない登山日和♪
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【右側(東方面)は雪庇に注意】
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【ちょっと成長している海老の尻尾】
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【小さな赤い鳥居の小ピークを通過】
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【振返り見る歩いて来た稜線】 富士山が小さく見えている
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【権現岳が近づいて来た】 ここから見るとトラバースゾーン怖そう
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【噂のトラバースゾーンのアップ】
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【権現岳直下の登り】
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【トラバースゾーンは慎重に歩く】
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【最後はほんの少し直登する】
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【頂上まであと少し!】 ここまで無事に来れて本当に良かった
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【権現岳(東峰)頂上付近の岩塊】 ビッシリと海老の尻尾が付いている
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【権現岳(西峰)のギボシ】 あのトラバース箇所は更に怖そうだ・・・
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【権現岳(東峰)に到着〜】
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【頂上で景色を満喫する筆者】 しかも頂上は貸切!
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【阿弥陀岳(左)から赤岳(右)】 手前のピークは旭岳
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【左から大同心・小同心・赤岳】 今日は赤岳山頂も賑わっていそうだ
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【硫黄岳(奥)と中岳(手前)】 来年は厳冬期の硫黄岳に行きたいなぁ
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【半分雪に埋まっている権現小屋】 冬季は休業中です
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【北方面から見た権現岳(東峰)】 南側とはまた風貌が異なる
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【権現小屋とギボシ】 今年は無雪期にギボシに登ろう
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【景色を満喫したので下山開始】 南アルプスを見ながら下って行く
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【無事に登れて満足な相方】 トラバースを下り切りホッとしたようだ
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【東方面に張り出した雪庇】 視界不良時は気を付けねば
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【三ッ頭まで戻って来た】 しばし登山者の方々と歓談する
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【ギボシ(左)〜赤岳(右)】
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【阿弥陀岳】
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【赤岳】
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【前三ッ頭まで下りてきた】 後は登って来た樹林帯を下るだけ
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【前三ッ頭〜権現岳】 振返り最後の展望を楽しむ♪
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【権現岳(左)のアップ】
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【天ノ河原】 眺望良でベンチもあり休憩に最適
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【天女山駐車場は雪に覆われている】
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【ゲートまで戻って来た】 本日の山行も無事終了〜
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