冬の国見岳  国見尾根から裏道の周回日帰りコース

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【国見岳】 くにみだけ 1170m   

登山日 2015年1月10日(土)
山域 鈴鹿山脈
コースタイム 7時間47分 (休憩・練習・撮影等、約1時間12分含む ※歩行タイムは6時間35分)
※積雪期は雪の深さや状態・トレースの有無などでコースタイムは大きく変わります。
※今回は藤内小屋から国見峠まではトレースが無くズボ足ラッセルなので時間がかかっています。
コース 蒼滝公共駐車場(7:26)〜裏道1合目(7:42)〜藤内小屋(8:34-8:42 休憩8分)〜境石の碑(10:08)〜ゆるぎ岩・天狗岩(10:55-11:07 撮影12分)〜[途中 GPS使用練習25分]〜国見尾根分岐(12:03)〜国見岳(12:09)〜石門(12:14)〜国見峠(12:45-13:02 昼食休憩17分)〜藤内壁出合(13:31)〜藤内小屋(14:08)〜蒼滝(14:39-14:49 撮影10分)〜裏道1合目(15:01)〜蒼滝公共駐車場(15:13)
天候 雪又は曇りのち晴れ (上の方は風が強く寒かった)
駐車場 ★蒼滝公共駐車場(無料 70台 ※数段に分かれている) トイレあり 
※冬季は駐車場に積雪がある場合があります。(今回はありました)
★ロープウェイ有料駐車場(料金は 御在所ロープウェイHPへ),トイレ有り
日帰り温泉 湯の山 片岡温泉(日帰り温泉) , 湯の山温泉 ホテルウェルネス鈴鹿路
※湯の山温泉には立ち寄り湯(温泉旅館等)が多くあります。  
備考 ★鈴鹿スカイライン(国道477号線)は12月中旬〜4月上旬頃まで冬季通行止めとなります。
★トイレは蒼滝駐車場・ロープウェイ前にトイレがあります。
※藤内小屋でも有料にてトイレをお借りできます。
★登山ポストは鈴鹿スカイラインより少し上の裏道標識箇所にあります。
★積雪期の国見尾根は初心者の方にはおすすめできません。
※冬季は入山者も少なく、深雪時はラッセルも必要となり時間がかかります。
★藤内小屋から岳不動尊は行けますが、岳不動尊〜国見尾根は通行止めのようです。
★当サイトでは国見岳の標高表記は1170mとしています。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 国見尾根から裏道の周回コース】


断片図

【断面イメージ図 標高差850m程の日帰りコース ※練習区間はコースより余分に歩いています】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

先週行こうとして急遽予定変更した国見尾根へ再チャレンジする事とし再び蒼滝駐車場へとやって来た。 どんよりとした空模様で雪がちらつく中、先週と同じ道を藤内小屋目指して登って行くが、益々積雪量は増えてそうな感じ である。藤内小屋で運命の分かれ道となる橋方面へ目をやると期待通りトレースが付いておらず、迷わず国見尾根へと突入 していく。足首程度だった積雪量も標高を稼ぐにつれ深さを増していき、境石手前では膝上まで達しなかなか手強くなってくる。 境石上部の数メートルは国見尾根一番の急斜面となるため、ここでアイゼンを装着し雪に溺れながら奇岩展望台まで到着するが 残念ながらガスと雪で霞んで撮影が出来ない。撮影は諦め先に進んで行き、国見尾根の定番『ゆるぎ岩』と『天狗岩』で再び撮影 タイムとなるが今一凍てついた感が薄いのが残念であった。ここから上部はますます積雪が増え太腿辺りまでのラッセルとなり、 疲労で時間がどんどんんと経過していく。冬になると毎年のように通っている国見尾根であるが、今年の積雪量はとても手強い。 急斜面のラッセルを終えると国見岳山頂へと目指すだけなのであるが、ここからのなだらかな道程が最大の難関となってくる。 完全に雪に覆われた登山道は目印もほとんど埋まり、積雪の為に木々も低く感じられ行く手を遮って来るのである。ここで保険として購入した GPSを片手に地形と照らし合わせながら、あっちこっちへとうろうろしGPSの使用練習を30分程行い国見岳山頂へと 到着した。山頂から国見峠までもトレースは無く、正直もう勘弁して欲しいと思いながら国見峠まで下ると、今までのしんどさが 嘘のように綺麗にトレースの付いた裏道登山道が現れる。ここまでくればもう大丈夫と安心し峠で昼食を食べ快適な裏道を使用し 下山していく。下山途中に久しぶりに蒼滝に立ち寄り撮影を行ったが、まあ写真の出来栄えはいつも通り今一なのであった。ラッセルで 心底疲れた山行であったが充実感のある1日となった。

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【積雪がある蒼滝公共駐車場】
駐車場奥の近道からロープウェイへ

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【御在所ロープウェイ乗り場】
う〜む 天気が良くないなぁ・・・ 

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【裏道1合目】
まずは先週と同じコースを歩く



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【雪景色の鉄橋を渡る】
北谷沿いを進んで行く

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【雪に覆われた鈴鹿スカイライン】
少し登り引き続き裏道を歩く

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【七の渡し】
少し先には四の渡しもある



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【藤内小屋に到着】
雪はまだ止まないなぁ・・・

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【国見方面への分岐にある橋】
おし! 今日はトレース無しだ

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【国見尾根の取付き】
毎年恒例のズボ足ラッセル地獄へGO!



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【樹林帯の急坂を登って行く】

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【まだ積雪は足首辺り】

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【標高900mでは膝上ラッセル】



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【境石の碑まで登って来た】
昔は標識も立てられていたが今は無い
ここから数メートルは超急坂となる

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【境石の碑からの急坂箇所を登り中】

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【小ピークからの天狗岩方面】
晴れていれば撮影ポイントなのになぁ
少し南斜面をトラバース気味に進む



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【岳不動尊分岐(現在通行止め)付近】
風の強い場所は雪が浅い

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【ついに積雪は太腿の深さに】
ふぅ〜 キツイキツイ

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【すっかり樹氷の景色に様変わり】
目的の奇岩まで後少し!



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【筆者の好きな奇岩達】

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【ゆるぎ岩】

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【天狗岩】



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【樹氷のトンネルを歩いていく】
今日は後続者がくる気配はない

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【凍てつく木々達】
相も変わらずモノクロの世界

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【緩斜面になってもこの深雪】
広尾根で歩き回りGPS使用練習を実施



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【国見尾根分岐】
う〜む ここもトレース無しか・・・

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【国見岳に到着】
一人ラッセルなので時間がかかった

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【頂上のモコモコの樹氷達】
寒いのでそそくさと撤退



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【少し戻り石門で撮影タイム】

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【石門 その1】

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【石門 その2】



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【お気に入りの展望岩も眺望なし】

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【展望岩付近の銀世界 その1】

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【展望岩付近の銀世界 その2】



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【さてと国見峠まで下るとしよう】
ラッセル地獄はまだ続く

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【国見峠までの道】
知ってる道も深雪ではややわかりずらい

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【国見峠まで下りて来た】
ここでようやく昼食タイム



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【筆者の特製弁当】
今日はオムライスの豚肉乗せ♪

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【下山はトレースの付いた裏道へ】
踏み固められた雪道を快適に下る

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【やぐら方面を見上げる】



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【藤内壁出合】
藤内沢組のメンバーはもう終了だろうな

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【おっ 立岩が見えている】
ようやく青空との御対面

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【立岩のアップ】



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【兎の耳付近の鎖場】
右下には北谷が見えている

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【兎の耳】
後は来た道を戻れば終了だ

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【蒼滝への分岐】
久ぶりに蒼滝へ寄り道しよう



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【蒼滝 その1】

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【蒼滝 その2】

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【蒼滝 その3】





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