冬の七人山  朝明渓谷からのピストン日帰りコース

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【七人山】 しちにんやま 1073m   

登山日 2015年1月25日(日)
山域 鈴鹿山脈 
コースタイム 7時間55分 (休憩等、約28分含む ※歩行タイムは7時間27分)
※積雪期は雪の深さや状態・トレースの有無などでコースタイムは大きく変わります。
コース 朝明渓谷駐車場(6:35)〜旧千草街道登山口(6:51)〜ブナ清水分岐(7:46)〜根の平峠(7:51)〜タケ谷分岐(8:00)〜愛知川出合[引返し地点](8:23)〜タケ谷分岐(8:54)〜上水晶谷出合(9:24)〜コクイ谷出合(9:49)〜七人山(11:09-11:30 昼食休憩21分)〜コクイ谷出合(12:10)〜上水晶谷出合(12:40)〜タケ谷分岐(13:17)〜根の平峠(13:27-13:34 休憩7分)〜朝明駐車場(14:30)
天候 晴れ (温かく過ごしやすい日だった)
駐車場 ★朝明渓谷有料駐車場(広い駐車場 500円) , トイレ有り
※冬季の朝明渓谷までの道は凍結・積雪の場合があります。
日帰り温泉 釈迦の隠し湯 三休の湯(営業日に注意)
備考 ★朝明渓谷駐車場は釈迦ヶ岳・水晶岳・国見岳など色々なルートが選択できる拠点です。
★トイレは朝明渓谷駐車場にあります。
★登山ポストは朝明渓谷駐車場(庵座・中尾根の入口)にあります。
★今回のルートには川や小さな沢を渡る箇所が何度かあります。(※増水時は注意)
★コクイ谷出合から七人山の直登ルートはマイナールートです。(テープの目印はあります)
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 朝明渓谷からのピストンコース】


断片図

【断面イメージ図 積雪期ではちょと距離が長め(ロス区間含む)の日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

昨冬、途中敗退した雨乞岳日帰りに再び挑むべく登山口となる朝明渓谷駐車場へと勇み乗り込んできた。今回は、 ワカン持参のため昨年よりは成功確率は上がっているはずである…と思ってはいる。駐車場で準備(ストック,ピッケル,アイゼン,ワカンとむやみに多く持っている…) をすませ、まずは根の平峠へ向け登って行く。峠までの道程は人気の登山道なので先行者のトレースもあり順調に進み到着する。 問題はここから先となるが、本日は先行者のトレースがあるようで楽が出来ると喜び何の疑いも無くトレースをたどり進んで行く。 そして悲劇が訪れるのであった…こんな道だったかなと考えながらも楽が出来る喜びにずんずんと進んで行くと、あろうことか テントが設営してありタケ谷方面から愛知川出合へと到着してしまったのである。どうやら先行者のトレースはここでテント泊を していた登山者のものであった。間違いに気付きこの先のルートから行くか悩んだが安全を見てタケ谷分岐まで戻ったため、ここで1時間弱の時間ロスとなって しまい精神的ダメージを大きく食らってしまった。分岐からはいつものルートをコクイ谷へと進んで行くが、残念ながらトレースが無く やはり自ら切り開いて行くしかないようである。ようやくコクイ谷出合まで到着した際には出発から3時間以上経過しており、 精神的にも体力的にも疲労感があったので雨乞岳は断念し手前の七人山を目的地とする。(雨乞岳は下山も時間がかかるため、山頂 まで行くと日暮れまでに登山口に戻れるか不安であった)コクイ谷出合からは七人山尾根を直登し、七人山の山頂へと一気に登り詰めて 行くが中々の急登である。一直線に尾根を登り林の中の山頂へと到着すると木々の間から正面に雨乞岳が鎮座している姿が現れ、 またこれなかったのかと見下されているような感じである。正直、東雨乞岳まででも行こうかと再び考えたが、冬山で無理は禁物と 自分を納得させ(ただの負け惜しみ…)七人山で昼食休憩を取った後、往路を引き返した。コクイ谷出合から根の平峠までの道程は 帰りの方が時間を要し体力を消耗するため、いかに体力を温存して雨乞岳へと辿り着けるかが日帰り成功の鍵となる…次回こそは リベンジを果たし雨乞岳へと登頂したいと考えている。(トレースがあれば問題は無さそうであるがやはりトレース無しの山頂を 極めたいと考えているのは筆者等の体力では無謀であろうか?) 下山後はお気に入りの日帰り温泉『三休の湯』で疲れ(悔しさ)を癒し 帰路へと着いた。

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【朝明渓谷駐車場(写真は下山時)】
出発時には既に車が7台程あった

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【夜明けのタイミングで出発!】
道路はガチガチに凍結した雪で滑る;;

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【1km弱進み左に折れ橋を渡る】
今日はお天気が良さそうだ♪



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【旧千草街道登山口】
橋を渡ると程なくしてある標識

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【伊勢谷沿いを歩いて行く】
この辺りの雪はだいぶ溶けたようだ

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【今回のコースは沢を何度か渡る】
予想通りトレースがバッチリある



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【伊勢谷の風景】

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【目印の石は半分雪に埋もれている】

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【この少し手前に一部崩壊箇所あり】



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【今の所、雪は締まり歩き易い】
今日は気温上昇予報で融雪が進みそうだ
筆者にとって深雪の融雪が最大の敵

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【ブナ清水分岐】
ここから根の平峠まではあと一登り
ブナ清水方面にもトレースがある

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【根の平峠に到着】
おっ 雨乞方面にトレースがある!
この先のトレースは期待していなかった



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【トレースを辿り雪原を進む】
久しぶりに楽が出来そうだ♪

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【雨乞岳(左奥)とイブネ・クラシ】
この広場は定番の写真スポット

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【目指す雨乞岳はまだまだ遠い】
今日こそはリベンジ出来るだろうか



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【何も考えずトレースを辿り進む】
この安易な考えが後に後悔に変わる・・・
久しぶりのトレースに浮かれ過ぎた;;

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【遠目に標識を確認】
この標識をしっかり確認していれば・・・
愛知川出合で間違いに気付き引き返す

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【タケ谷分岐まで戻って来た】
トレースがずれていたので見逃した;;
確認の甘さを反省しつつルート工作開始



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【ワカン装着でコクイ谷出合を目指す】
コクイ谷出合まではほぼ横歩きとなる

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【今度はバッチリ標識を確認】
おし、間違いない!

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【トラバース気味に進む箇所】
雪が緩んできたのでワカンでも問題無し



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【上水晶谷出合(国見岳の分岐)】
国見峠方面もトレースは無い感じ

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【上水晶谷を横断する】
水量は知れているのでサクっと渡る

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【愛知川方面の分岐もトレース無し】
引返し地点を進むとここに来る事も可



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【上水晶谷から突然足跡出現】
明らかに本日の先行者のようだ
これは国見峠から来たとしか思えないなぁ

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【コクイ谷出合(標識1)に到着】
この標識から愛知川を渡るのが正規ルート
先行者の足跡はコクイ谷へと続いていた

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【愛知川(奥)とコクイ谷(手前)】
撮影ついでにココから七人山へ取付く
通常は愛知川を2回渡った所から取付く



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【さて、七人山を直登しよう!】
もちろんトレースは無い・・・

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【ノロノロと登ってくる相方】
写真では伝わらないが、かなりの急坂

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【ふぅ〜 坂を登りきった】
ここが七人山なのだろうか?



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【もう少し先に進んでみる】
平坦な広尾根を歩く

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【七人山の看板発見!】
思ってたより立派な標識でビックリ

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【山頂付近の風景】
今日は暖かいので樹氷は無い



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【木々の隙間から見える東雨乞岳】
残念だがココまでとし昼食にしよう

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【立派なブナの木】
撮影しながら下山開始

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【尾根にある展望箇所で撮影タイム】
本日は絶好の撮影日和



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【国見岳・御在所岳方面】

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【国見岳】

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【御嶽大権現】



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【釈迦ヶ岳方面の遠景】

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【釈迦ヶ岳】

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【竜ヶ岳方面】



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【コクイ谷出合(標識2)に下りてきた】

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【ここで1度、愛知川を渡り】

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【更にもう一度、愛知川渡る】



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【コクイ谷出合(標識1)に戻ってきた】
後は来た道を戻るだけだ

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【融雪の進んだ横歩きは辛い・・・】
踏み抜き地獄で行きより時間がかかる

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【ストックで深さをイメージしてみる】
今年の鈴鹿は雪が多く手強いが楽しい



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【一際大きな杉の木】
大きな枝が1本折れている

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【伊勢谷からみた崩壊箇所】
元々の登山道は大きく崩れてしまった

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【下山後はお気に入りの温泉で汗を流す】
今回も雨乞岳敗退・・・残念!





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