登山日 |
2015年2月15日(日) |
山域 |
鈴鹿山脈 【日本二百名山 - 御在所岳 ,鈴鹿セブンマウンテン - 御在所岳】
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コースタイム |
4時間46分 (休憩約40分含む ※歩行タイムは4時間6分)
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コース |
満天星前駐車場(6:50)〜御在所山の家(6:55)〜不動滝(7:51)〜コーモリ沢分岐(8:06)〜大黒滝(8:29)〜三角岩(8:44)〜大黒岩(9:08-9:13 撮影5分)〜アゼリア(9:24)〜御在所岳三角点(9:37)〜アゼリア(9:47-10:03 休憩15分)〜朝陽台(10:12-10:32 昼食タイム20分)〜富士見岩(11:34)〜キレット(10:59)〜地蔵岩(11:03)〜おばれ岩(11:13)〜満天星前駐車場(11:36)
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天候 |
雪か曇り (頂上付近は強風が吹き荒れとても寒かった)
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駐車場 |
★登山者用(旧料金所)無料駐車場(無料 54台 ※鈴鹿スカイラインから進入) トイレ無し
★登山者用(旧料金所)無料駐車場(無料 16台 ※湯の山温泉から進入) トイレ無し
※54台と16台の駐車場は行き来出来る時と出来ない時があります。
※冬季は湯の山温泉からしか進入できません。(今回は冬タイヤ必須でした)
※登山者用(旧料金所)無料駐車場は満天星前駐車場とも呼ばれる事もあります。
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日帰り温泉 |
湯の山 片岡温泉(日帰り温泉) , 湯の山温泉 ホテルウェルネス鈴鹿路
※湯の山温泉には立ち寄り湯(温泉旅館等)が多くあります。
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備考 |
★鈴鹿スカイライン(国道477号線)は12月中旬〜4月中旬まで冬季通行止めです。
★トイレはアゼリア前の広場横に公衆トイレがあります。
※登山前に道の駅「菰野ふるさと館」などに立ち寄ることをお勧めします。
★登山ポストは中道登山口にあります。
★本谷は岩場が多いバリエーションルートです。※標識では上級者となっています。
※本谷では大きな事故も起こっています。安易に立ち入るルートではありません。
※冬季に入山する場合は凍結箇所も多くあるため、アイゼンなどの装備が必要です。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)
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【行程イメージ図 本谷から中道の周回コース】

【断面イメージ図 バリエーションルートを含む日帰りコース】
当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。
山岳会の若手メンバー O君と厳冬期で雪が詰まった本谷を登ってみる事となった。冬季では12月,1月には登ったことがあるが、2月は岩に雪が詰まり
過ぎてあまり楽しくないかなと思い今まで登ったことがなかったのである。満天星駐車場に車を停めて御在所山の家横より本谷へと入っていくが、
今回は案内役であるため道を間違う事は出来ない。O君にとって初めての本谷なので、楽しんで貰おうと思い巻き道は使わず基本的に谷筋を登る事とし
進んで行くが、やはり予想通り雪が多く元の岩の状況が判別しにくい。地形を覚えてもらうための案内であるが、これで覚える
事が出来るのだろうかと考えながら沢沿いを忠実に登っていく。岩と岩の間に雪が詰り所々で踏み抜きながらも慎重に進み、定番の写真
スポットである『滑滝』,『不動滝』を越えて行き『大黒滝』まで到着すると滝が完全に凍結しており、なかなか見事な景観が広がっていた。ちょっと得した
気分となり撮影を楽しんだ後、ゴルジュ帯上部の恐怖スポット(薄らと雪が付いている時はこのポイントが最も怖く足が竦むのである)を通過したが、
雪が付きすぎており何の怖さも無く普通に歩ける状態であった。次に現れる三角岩にはいつの間にか長い虎ロープが張られており、ありゃりゃといった
感じであったがロープは使わずに突破する。後は、急登を登るだけであるが、途中にある目印の大岩は完全に雪に埋没し姿もわからないような
状況となっていた。今回の山行で果たして道は覚えられたのであろうか?と不安になりながら本谷を無事突破した。大黒岩に立ち寄った後はとりあえず御在所岳山頂を目指すが、
稜線上は強風が吹き荒れかなりの悪天候を要している。山頂付近では県警の山岳警備隊の方々がおり、話を伺うとどうやら前日から
行方不明の登山者がいて捜索中とのこと…明日は我が身と気持ちを引き締め山頂を往復しアゼリアへと引き返す。少しの休憩をはさみ山岳会の
メンバーが本日藤内沢を登っているはずなので、そろそろいる頃かなと思いながら朝陽台へと立ち寄ると本当に休憩しておりびっくりしたが、天気が悪く閑散と
した朝陽台に会のメンバーが 8人も揃うのは稀な出来事でなんだか嬉しい気持ちになる。ここで昼食休憩を取り裏道を下山する他のメンバーと
別れ中道を下山し終了となった。雪の詰まった本谷、気に入ってくれると良いが今後に期待である。

【登山者用(旧料金所)無料駐車場】 7時前でそこそこ車は止まっている

【御在所山の家横から本谷コースへ】 晴れ予想だったのに雪の中登山開始

【堰堤からこの積雪量】 今年の鈴鹿は雪がとても多い

【巻道を使わず忠実に沢を登る】

【銀世界の一ノ谷本沢】

【連続する滑滝ゾーン その1】

【連続する滑滝ゾーン その2】

【小さな滝横を登る その1】

【小さな滝横を登る その2】

【不動滝へ寄り道しよう】 高巻道を左手にやり過ごし直進する 寄り道後少し戻り不動滝を高巻する

【不動滝 その1】

【不動滝 その2】

【高巻後、少し進むと巨岩が見える】 十五畳岩とも呼ばれる大岩

【右から登るほうが簡単】 しっかりロープも掘り出されていた

【左からはこの時期やや苦戦する】 凍結箇所も有りアイゼンを効かせ登る

【巨岩(十五畳岩)から見る登った道】 後続者が見える。今日は先行者もあり。

【巨岩の上がコーモリ沢分岐】 向かって右の倒木の方へ進む

【この区間も巻道を使わず登る】 ここの足元は滑りやすいので注意

【雪が深くなり登り易くなって来た】 薄氷の方が登り難い

【いつものハーケンの場所】 今日は雪が多いので少し右から直登

【完全に氷付いた大黒滝 その1】 美しい氷瀑にしばし見とれる

【完全に氷付いた大黒滝 その2】

【大黒滝を左(右岸)に高巻中】

【ゴルジュ帯の右側に虎ロープあり】

【目印の三角岩まで登ってきた】 むっ あんな虎ロープあったけ?

【三角岩】 別名ジョーズ岩・潜り岩

【上部は雪が多いため登り易い】 岩が埋まりただの斜面と化している

【定番の大黒岩で撮影タイム】 今日は点検道分岐より先から登った

【富士見岩展望台】 天気が悪いせいか人の姿が無い

【ロープウェイ方面】 おっ 悪天候だけど人が乗ってる

【雪化粧した鷹見岩】

【少し戻り御在所岳を目指そう】

【広場にある人口氷瀑】

【遊歩道を歩き頂上へ】 除雪された道脇の雪が高くなってる!

【スロープと化した階段】 筆者が雪の多さを図る定番の場所

【御在所岳(三角点)】 風も強く寒いので人が少ない

【樹氷は少し付いていた】 次は朝陽台に偵察に行くとしよう

【朝陽台で藤内沢組の山岳会員と遭遇】 歓談後、別れを告げ下山開始

【富士見岩展望台から中道を下る】 展望台は吹雪で全く展望は無い

【雪が多くいつもより下りやすい】 この天気でもまだまだ登ってくる

【キレットを通過中】

【地蔵岩 その1】 この角度が一番いいと思われる

【地蔵岩 その2】

【その後も足早に下る】 雪はまだ止まない・・・

【おばれ岩】

【裏道方面との分岐を通過】 ようやく雪が止んだ!

【ゴールまで後少し!】

【中道登山口まで下りて来た】 本日の山行も無事終了〜
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