福寿草に会いに藤原岳へ  聖宝寺道から木和田尾の周回コース

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【藤原岳】 ふじわらだけ 1140m 【頭陀ヶ平】 ずだがひら 1143m

登山日 2015年3月29日(日)
山域 鈴鹿山脈【日本三百名山 ー 藤原岳 】
コースタイム 6時間53分 (休憩等、約41分含む ※歩行タイムは6時間12分) 
コース 藤原簡易パーキング(5:45)〜聖宝寺道(裏道)登山口(6:09)〜裏道三合目(6:42-6:52 休憩10分)〜裏道七合目(7:28-7:33 休憩5分)〜表道との合流-八合目(7:46)〜藤原岳避難小屋(8:29-8:35 休憩6分)〜藤原岳(8:51)〜藤原岳避難小屋(9:05)〜天狗岩(9:36)〜頭陀ヶ平(10:06-10:26 昼食休憩20分)〜坂本谷分岐(10:52)〜旧道との分岐(11:18)〜白瀬峠登山口(12:20)〜藤原簡易パーキング(12:38)
天候 曇りのち雨(途中からは雨が降ったり止んだり)
駐車場 ★藤原簡易パーキング(無料 広い駐車場) , トイレ有り
日帰り温泉 阿下喜温泉 あじさいの里
備考 ★藤原岳の標高は三角点が無いので1120m〜1144mで表記されます。
※当サイトでは1140mを採用しています。
★登山ポストは聖宝寺道(裏道)登山口と白瀬峠登山口にあります。
★トイレは藤原簡易パーキングと藤原岳避難小屋横にあります。
※藤原岳避難小屋前に新しくトイレが新設されます。(完成のようですが使用はまだ不可)
★聖宝寺道(裏道)は堰堤工事の為通行止めでしたが現在は通行出来ます。
★坂本谷は土石流で危険な為、通行止めとなっています。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 裏道から木和田尾の周回コース】


断片図

【断面イメージ図 少し距離が長めの周回日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

3月も終盤を迎え春らしい陽気になってきた。そろそろ花の季節の到来かと思い、手始めに春を告げる花『福寿草』見学に 藤原岳へと出かける計画を立てる。残念ながら当日の天候は雨予報であり若干悩むものの、今年の筆者は少々の雨に怯むほど軟弱では無い。 という事であっさりと決行を決めルート選択へと移るが、長らく通行止めとなっていた聖宝寺道(裏道)が通れる事を知り、このルートから登り 木和田尾から下山する周回コースで福寿草見学を試みる事とし、登山口となる簡易パーキングへとやってきた。駐車場を後に裏道を登って いくが前回来たのが十数年前になるため、こんな道だったかなと正直全く覚えていない登山道で標高を稼いでいく。残念ながら 8合目となる表道との 合流点までは福寿草の姿は影も形も見られず拍子抜けした感じであったが、合流後には待望の姿を現し始める。蕾が多くまだやはり早いかなと 思っていると日当たりの良い箇所では所々咲き、中には完全に咲き切った個体も見られ満足し撮影タイムとなる。雪解けでぐちゃぐちゃになった 足元に苦戦しながらも次々に現れる福寿草に癒され進んで行く。藤原山荘からあまり興味の無い山頂を取り敢えず往復し天狗岩へと向かうが、 このころから雨が降り出し雨具の上だけを着る事にする。もはや展望も望めないので天狗岩は形式上立ち寄っただけですぐに通過し、頭陀ヶ平 へと進んで行く。この辺りでは雨もほとんど止んできたため、小雨ながらここで昼食タイムとする。ご一緒した方の差し入れチヂミなど豪華な 昼食を小雨の中たくましく頂き、下山は木和田尾を下って行く。途中、坂本谷付近(坂本谷は通行禁止)で再び福寿草見学をする予定にしていたが、雨も降っており無理を する事も無いかなという事でそのまま下山し駐車場へと戻った。天候には恵まれなかったがお目当ての福寿草見学もでき満足した1日となった。

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【藤原簡易パーキング】
今日は雨予想だが意外と空は明るい

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【まずは道路を歩き聖宝寺へ向かう】
正面に天狗岩辺りの稜線が見えている

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【もうすぐ開きそうなミヤマカタバミ】
花を見つけるとテンションが上がる♪



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【聖宝寺道(裏道)登山口】
ここに登山ポストがある

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【標識に導かれ堰堤を越える】
工事が終わり裏道は現在通行出来る

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【堰堤を越え下り丸太橋を渡る】
整備はされたものの崩落注意箇所



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【長命水と呼ばれる小滝】

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【道標も整備され分りやすい】

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【裏道を歩くのは15年ぶり】



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【裏道五合目を通過】
植林帯をジグザグと登る

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【裏道六合目を通過】
ようやく自然林帯となった

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【バイケイソウも芽吹いて来た】
もうすぐだけど新緑が待ち遠しい



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【ガレ場を登る】
道は明瞭で迷う箇所は無い

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【表道と合流する八合目に到着】
さて福寿草を探しながら登るとしよう

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【残雪が溶けて足元はドロドロ;;】
おっ なんとまさかの青空が!



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【福寿草 その1】
まずは蕾達を発見

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【福寿草 その2】
もうすぐ開きそう

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【福寿草 その3】
おっ 咲いて来てた咲いて来た♪



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【福寿草 その4】
福寿草は春を告げる代表的な花

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【福寿草 その5】
完全に咲いている花を発見!

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【福寿草 その6】
美しいが福寿草は毒草との事



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【九合目は日当たりが良さそう】
標識の周りにも福寿草が咲いている

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【藤原山荘(藤原岳避難小屋)】
ここで小休憩を取る

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【新設されたトイレと藤原岳】
おし、藤原岳に行って戻って来よう



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【残雪残る藤原岳への登り】
キャー 遂に雨がポツポツ降ってきた;;

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【藤原岳の頂上に到着】
藤原山荘へと戻り天狗岩を目指そう

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【藤原山荘裏からの藤原岳】
今日は生憎のお天気なので人は少ない



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【石灰岩帯の稜線を歩く】
天狗方面への道は今日は貸切

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【比較的なだからな稜線歩き】
小雨程度だが合羽を装着

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【天狗岩と白瀬峠との分岐】
天狗岩に行ってここに戻って来よう



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【天狗岩からの眺望】
藤原岳(左)と竜ヶ岳(右奥)

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【分岐に戻り頭陀ヶ平を目指す】

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【頭陀ヶ平に到着】
雨が止んだ隙に昼食タイムとしよう



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【豪華なお弁当♪】
キムチチヂミやイサキおにぎりなど

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【頭陀ヶ平から木和田尾へと下る】
山と高原地図では破線のルート

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【急坂を下って行く】
所々に目印は付いている



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【坂本谷分岐で山口バス停方面へ進む】
坂本谷は土石流の為通行禁止

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【撮影対象が無い区間が続く】
この区間で1組の登山者とすれ違う

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【R201鉄塔から木和田尾新道へ】
ここから旧道へ行く道もある



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【これから最盛期を迎える馬酔木】
小さな花が雨露をまとい可愛らしい

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【新道と旧道の分岐】
木で塞がれているので旧道へと下ろう

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【セリバオーレン(芹葉黄蓮)】
花は直径1pほどの小さな花



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【ミスミソウ(三角草)】
むー ピントが合わない・・・

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【この辺りの道は荒れている】

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【谷沿いをトラバース気味に歩く】
滑らないよう注意したい



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【ネコノメソウ(猫の目草)】
猫の目草は日本で14種類程あるそうだ

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【白瀬峠登山口に下りて来た】
後はブラブラ駐車場に戻るだけ

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【ミヤマカタバミ(深山片喰)】
下を向いて咲いているので撮影は苦戦



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【木和田尾(新道)の入口を通過】
本当はここから降りて来る予定だった

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【道路脇にスミレが咲いている】
筆者にはスミレの特定はハードルが高い

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【ヤブツバキ(藪椿)】
小雨でも楽しく歩き無事終了〜





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