【釈迦ヶ岳】 しゃかがたけ 1799.6m |
【大日岳】 だいにちだけ 1568m |
登山日 |
2015年4月18日(土) |
山域 |
大峰山系 【日本二百名山 - 釈迦ヶ岳】
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コースタイム |
6時間54分 (休憩 約57分含む ※歩行タイムは5時間57分)
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コース |
前鬼林道車止めゲート(5:13)〜小仲坊(5:42-5:48 休憩6分)〜二つ岩(6:45)〜太古の辻(7:18-7:23 休憩5分)〜大日岳(7:45)〜深仙小屋(8:05)〜釈迦ヶ岳(8:49-9:02 休憩13分)〜深仙小屋(9:32)〜太古の辻(9:52-10:20 昼食休憩28分)〜二つ岩(10:49)〜小仲坊(10:34-5:39 休憩5分)〜前鬼林道車止めゲート(12:07)
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天候 |
晴れ (ポカポカ陽気で気持ちの良い日だった)
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駐車場 |
★前鬼林道車止めゲートの駐車地(無料 8台ほど) トイレなし
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日帰り温泉 |
下北山温泉 きなりの湯
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備考 |
★登山ポストは前鬼林道通行止めゲートに設置されています。
★小仲坊にチップ制トイレがあります。
★登山道には鎖場や石がゴロゴロした場所など、一部歩きにくい箇所もあります。
★大日岳の直登の岩場道は危険箇所です。安易に立ち入らない方が良いと思います。
※迂回路があります。ただ、迂回路と言えども決して楽な道ではありません。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)
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【行程イメージ図 前鬼林道からのピストンコース】

【断面イメージ図 標高差1200m程の日帰りコース】
当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。
昔から大峰で行きたい山として十数年思い続けたが遠さゆえか足が向かず今まで行けていなかった『釈迦ヶ岳』へと足を運ぶ
機会が遂に訪れた…まあ自分が行こうと思えばいつでも行けたのではあるが。。。ただ、中途半端に遠いことには変わりなく折角いくのなら時間を
有効に使いたいという事で、深夜2時に自宅を出発し登山後、尾鷲に立ち寄りアオリイカ釣りを決行し帰宅するという無謀な計画を立てる。登山口
となる前鬼林道通行止めゲート手前に車を停め、5時過ぎにまずは宿坊である小仲坊へと向け歩きだす。ウォーミングアップ代わりの道路歩きを
終え前鬼山由来の看板まで到着すると、見事に群生したミツマタの花が出迎えてくれる。宿坊脇を通過し綺麗な水を湛える白谷沿いの登山道を登って
いくと、矜羯羅童子と制多迦童子(不動明王の眷属)とされる特徴的な『二つ岩』へと到着する。撮影を試みるが逆光のため、下山時に再チャレンジしようと
先に進み大峰奥駈道合流点となる太古の辻まで登る。ここで小休憩を取り気持ちの良い草原の道を釈迦ヶ岳方面へと進んで行くのだが、まずは手前にある
大日岳へ寄り道である。山頂へは行場となる一本鎖ルートと迂回路があるが、もちろん迷わず一本鎖を選択し岩に取付く。基本的に鎖に頼らず登って行くが
一か所手を掛ける場所が無く鎖に頼らないと行けない場所があった…高度感満載であるため無理は禁物である。山頂からは迂回路を戻り釈迦ヶ岳に向け
進んで行くが、大日岳の岩場はなかなかの迫力で楽しく今度はゆっくりと遊んでみたいなと思える場所で印象に深く残った。避難小屋と灌頂堂の建つ
深仙の宿を通過すると、あとは標高差300m 程を登り釈迦ヶ岳山頂へとたどり着く…思い続けて十数年遂に念願の山頂制覇である。山頂には大きな
釈迦如来像が建てられており登山者/修験者を出迎えてくれる。山頂からは八経ヶ岳へと続く奥駈道が見渡せ、次の機会には避難小屋泊まりで縦走したい
なと思いは膨らむばかりである。山頂で休憩後、太古の辻まで戻り昼食を食べるが本日の昼食はおかずを作りすぎ完全に食べ過ぎ状態である。重いお腹を
持て余しながら下山していき二つ岩で再び撮影タイム…結果的に満足出来る写真は撮れないのではあるが。あとは往路を忠実に駐車場まで戻り念願の
釈迦ヶ岳山行は終了した。帰りにもう一つの目的『不動七重の滝』見物に立ち寄る。大迫力の滝とは噂には聞いていたが、実際に見る滝は遠景ながらも
迫力満点で今までに見た滝の中で No1 の格好良さである。展望台から遠景で見る滝でも凄く迫力があるが、どうやら滝の近くまで遊歩道が伸びている
らしく次回は是非まじかで眺めて見たいと思っている。

【通行止めゲート前の駐車地】 写真は下山時に撮影

【前鬼林道通行止めゲートを出発】 今日の予定も盛りだくさんなので早朝出発

【前鬼山の由緒の立て看板】 小仲坊は1300年余り法灯を護っている

【見事なミツマタ(三椏)の群生】 ここ以外にも林道脇で見かけた

【ミツマタの花】 残念ながら少し見頃は過ぎていた

【小仲坊(おなかぼう)の宿坊】 宿坊横から登山道へと入る

【少し進むと五鬼熊行者坊住居跡がある】 階段を登らず左へ曲る

【曲ってすぐにある五鬼童住居跡】 歴史を感じさせる参拝道

【石畳の古道を登って行く】 この辺りは大きな杉の木が多い

【あまり水量がない白谷を渡る】 少し先で再度、渡る所がある

【澄んでいて美しい白谷の水】

【ミツバツツジ(三葉躑躅)】 花を見かけると嬉しくてテンションUP

【椿も目を楽しませてくれる】 周りの景色を眺めながらのんびり歩く

【一際大きな木を発見】 筆者は木は疎く名前が分からない;;

【人と比べるとこの幹回り】 そういえば有名な栃の木があるそうだ

【苔生した大きな石が多くなった】

【ここより断続的に階段が続く】

【曲りながらも逞しく生きる木達】

【閼伽坂(あかさか)尾根分岐】 次回はこのルートから歩いて見たい その時は裏行場の三重滝も見に行かねば! 分岐付近には二つの大きな岩がある

【倶利伽羅不動岩】

【両童子岩 別名:二つ岩】

【逆光で撮影不可なので先へ進もう】 帰りに再度、岩の撮影にチャレンジだ

【テープや道標に導かれ登って行く】 途中崩れた箇所などもあるので注意

【右方向に大日岳が見えて来た!】

【太古の辻まで後少し】 一面の笹原の中を登って行く

【太古の辻で一息つく】 ここより南方面は南奥駈道となる

【背くらべ石】

【さぁ 大日岳を目指そう】 右上に見えているのが大日岳

【大日岳と釈迦ヶ岳の分岐】 大日岳に登ってここに戻って来る

【振返ると釈迦ヶ岳が見えた!】 左下は深仙の宿の灌頂堂

【登りは岩場の直登ルートへ】

【三点支持で確実の登る相方】 直登ルートは急坂で足係りがない鎖場も あり危険なので、岩場に不慣れや自信の 無い方は無理をせず迂回路がお勧めです

【鎖場を慎重に登り中】

【足掛かりがない鎖場】

【再び振返り釈迦ヶ岳を眺める】 中央辺りに四天石(してんせき)が鎮座

【大日岳の大日如来座像】

【下りは迂回路を歩く】 迂回路と言えども楽な道ではない

【分岐まで戻り次は釈迦ヶ岳を目指す】 笹原の稜線を進んで行く

【鞍部にある深仙の宿】 手前が避難小屋で奥が灌頂堂

【避難小屋の内部】 広くはないが暖を取る場所があった

【灌頂堂(かんじょうどう)】 深仙の宿は神の庭とも呼ばれるそうな

【迫力のある四天石】 岩の隙間からは香精水が出ているらしい

【鞍部から少し登り振返りみる大日岳】

【大峰奥駈道を気持ちよく歩く】

【古田ノ森方面との分岐】 ここから釈迦ヶ岳はもうすぐだ

【脇に少し雪が残っている】 積雪期にも歩いて見たいなぁ

【釈迦ヶ岳に到着!】 雲一つない快晴に立つ釈迦如来像

【しばし山頂からの眺望を楽しもう】 一番奥に八経ヶ岳が見える

【仏生ヶ岳(左)と孔雀岳(右)】 さて太古の辻まで戻り昼食にしよう

【本日の手作り弁当】 おかずが多すぎてお腹がはち切れそう

【二つ岩まで戻り写真タイムにしよう】 登って来た道を下って行く

【二つ岩 その1】

【二つ岩 その2】

【倶利伽羅不動岩】

【新緑が美しい季節になってきた♪】 後は林道を歩けば無事終了〜

【通行止めゲートからの黒谷の吊橋】 あの吊橋も気になる所だ

【不動七重の滝の展望地(車で移動)】 お〜 凄い迫力!!

【不動七重の滝 その1】

【不動七重の滝 その2】

【不動七重の滝 その3】
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