明神岳〜池小屋山 大又林道からのピストン日帰りコース

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【明神岳】 みょうじんだけ 1432m 【笹ヶ峰】 ささがみね 1367m
【千石山】 せんごくやま 1380.3m 【赤ー山】 こくまたやま 1394m
【霧降山】 きりふりやま 標高不明 【池木屋山】 いけごややま 1395.9m

登山日 2015年2月13日(土)
山域 台高山系
コースタイム 10時間7分 (休憩・撮影等約47分含む ※歩行タイムは9時間20分)
コース 大又林道駐車場(5:28)〜林道終点(5:50)〜明神滝(6:15-6:20 撮影5分)〜あしび山荘(6:59)〜明神岳(7:19)〜笹ヶ峰(7:42-7:49 散策7分)〜千石山(8:18)〜赤ー山(赤倉山)(9:18-9:25 休憩7分)〜千里峰(9:42)〜奥ノ平峰(9:58)〜霧降山(10:05)〜池木屋山(10:33-10:41 休憩8分)〜霧降山(11:10)〜奥ノ平峰(11:17)〜千里峰(11:30)〜赤ー山(赤倉山)(11:46-11:51 休憩5分)〜千石山(12:53-13:08 昼食休憩15分)〜笹ヶ峰(13:39)〜明神岳(14:07)〜あしび山荘(14:25)〜林道出合(15:17)〜大又林道駐車場(15:35)
天候 晴れ後曇り (比較的過ごしやすい天気だった)
駐車場 ★大又林道駐車場(無料 30台ほど) トイレ無し
※紅葉時期や積雪期などは早めに到着しないと満車になります。
日帰り温泉 やはた温泉
備考 ★トイレは七滝八壺付近に公衆トイレが有ります。(ルート上には無いと思います)
★登山ポストは駐車場から林道を少し先まで歩いた所にあります。
★大又林道から伊勢辻山への直登ルートには目印はありますが、少し分りずらい箇所もあります。
★林道終点から明神平の間でロープが張られた渡渉箇所は3か所程あります。
※今年の2月まではあった一番上部のロープ場は橋が架けられロープは無くなっていました。
★明神平にある天理大山小屋とあしび山荘は一般の方の使用はできません。
★明神岳〜池小屋山は人が少なく静かな山歩きが楽しめますが道迷いに注意です。
※地形図とコンパスは必ず持参しましょう。
※特に千石山の少し先で尾根が分かれる箇所が要注意です。
★今回のコースは距離が長くアップダウンが非常に多いです。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 大又林道からのピストンコース】


断片図

【断面イメージ図 距離が長くアップダウンも多いハードな日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

今年は毎週山に通い回数はこなしているが、ガッツリと歩く事は少なく楽をしている感じがある。たまにはガッツリと 歩いて見ようと明神平〜池木屋山まで往復して見る事にする。地図で見る限り大又から往復 24q の山道踏破は、最近なまっている我々に とっては中々の距離である。不安感満載の中、早朝5時半に駐車場を出発しまずは歩き慣れた道を明神平を目指して進んで行く。朝早いせいか いつも賑わっている明神平までの道程は一番乗りで誰にも会わず静かな登山道をウォーミングアップがてら登って行く。まだ静かな明神平を 順調に突破し明神岳を通過すると、ここからは未知の稜線への突入である。往路は進めば進むほど同じ道を戻って来なければならないが、途中撤退 だけは避けねばと気合を入れて進む。笹ヶ峰で少し散策して千石山を越えると一度大きく下り赤ー山を登り返す。復路で同じ道を戻ってこなければならない 山行にとって大きなアップダウンは精神的に堪えるため我慢のしどころである。千石山を下った地点にはテントを張るのに丁度いい場所があり そばには沢も流れているため、静かな森の中テント泊でのんびりと過ごすのもいいかなと思える。赤ー山を越えた後も細かいアップダウンを 繰り返しながら進み疲労も溜まって来た所でようやく池木屋山まで到着した。ここまででかなりの疲労感があったがここからは進めば進むほど ゴールが近づいてくるため気合も入る…というか来た道を戻らないと帰れないのである。足取りは段々と重くなって行くが一つ一つ確実に山を 越えていく。千石山まで戻り昼食の弁当を食べ栄養補給をし、もう一頑張りと明神岳へと登り返す。スタートして約 8時間半、ここで初めて 人に出会ったが随分と長い間、静かな山歩きを堪能したなと考えながらも、これでようやく登りから解放されるという気持ちで安堵する。ここからは 急に賑やかになった登山道を下って行き長かった山行も無事終了となった。久しぶりの長時間山行、やはり普段から体を酷使していないとかなりの 強敵であった。下山後は疲れた体を癒すため、やはた温泉に立ち寄り帰路についた。

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【大又林道駐車場】
まずは1q超えの林道歩き

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【林道終点地点】
この先でようやく登山道となる

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【ヒメウツギが見頃♪】
林道脇にも多く咲いていた



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【深緑に覆われた明神谷】
苔が風情を醸し出していて良い感じ

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【ロープの張られた渡渉地点】
ロープ場の渡渉は3ヶ所ほどある

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【明神平までは道は分りやすい】
人気ルートなので道はよく踏まれている



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【明神滝 その1】

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【明神滝 その2】

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【明神滝 その3】



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【上部の渡渉地点に橋が出来てる!】
ロープが外され丸太橋が架けられていた

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【水場で喉を潤そう】
冷たくて美味い!

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【明神平まであと一登り】
今年はバイケイソウも裏年なのかな・・・



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【明神平まで登ってきた!】
あしび山荘と水無山方面

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【貸切の明神平を歩く】
早起きの特権♪

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【振返り見る国見山方面】



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【道標の桧塚奥峰方面へ進む】

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【1つ目のピーク明神岳に到着】

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【頂上付近からの白鬚岳方面】



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【桧塚方面との分岐】
いよいよ池小屋山へと縦走開始!

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【未踏のルートを進んで行く】
多くは無いが目印は付いている

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【自然林の中を歩くのは気分が良い】
心地よい風も吹いて絶好の登山日和



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【P1380と書かれた標識地点】
西の支尾根へ下らないよう注意

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【5分程歩くと笹ヶ峰に着いた】
少し散策してから先へと進もう

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【立派なブナの木達】



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【明瞭な尾根道を進んで行く】

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【なんか視界が開けた】

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【振返り見る歩いて来た稜線】



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【千石山に着いた〜】
展望が無いので先へと進もう

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【少し進むと小さなケルンがある】
ここから南方向に下る(要注意箇所)

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【標高180m程下らねば】
復路の登り返しがキツそうだ;;



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【ほぼ下り切ると下に沢が見えた】
ここがキャンプ適地なんだろうな

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【小さなアップダウンが続く】
中々素直に赤ー山へと登らない道・・・

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【先程までいた千石山(左上)】



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【シャクナゲのトンネル】
花の時期は見応えありそうだなぁ

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【赤ー山(赤倉山)に着いた〜】
まだまだ先は長いなぁ・・・

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【千里峰】
1つ1つピークを踏みしめ進んで行く



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【誰一人会わない静かな山旅】

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【大きなヒメシャラの木もある!】

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【ますます千石山が小さくなった】



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【奥ノ平峰をサクッと通過】

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【開けた場所でジキタリス発見!】

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【ここは腰を据えて撮影タイムとする】



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【ジキタリス その1】

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【ジキタリス その2】

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【ジキタリス その3】



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【ようやく霧降山までやって来た】

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【しばし眺望を楽しもう】

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【桧塚奥峰と桧塚】



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【最後のピーク池小屋山を目指そう】

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【小屋池(湿地)】

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【小屋池の周りにもジキタリス発見】



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【最終目的地の池小屋山に到達!】
ようやく全行程の折り返し地点

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【ちなみに池小屋山は展望は無い】
休憩後、いよいよ地獄の復路がスタート

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【千石山まで戻り中食タイム】
カレーピラフに具を乗せたら濃かった;;



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【ホオノキの花】
千石山の斜面に咲いていた

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【明神岳付近の山ツツジ】
バテバテながらもココまで戻って来た

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【大又林道沿いのコアジサイ】
長丁場に苦しみながらも無事終了〜





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