【戸隠山】 とがくしやま 1904m |
【九頭龍山】 くずりゅうやま 1882.6m |
登山日 |
2015年9月12日(土) |
山域 |
戸隠連峰【日本二百名山 ー 戸隠山 】
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コースタイム |
6時間15分 (休憩 約32分含む ※歩行タイムは5時間43分)
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コース |
登山者専用駐車場(5:16)〜戸隠神社奥社入口(5:40)〜随神門(5:57)〜戸隠神社奥社(6:19-6:26 休憩7分)〜五十間長屋(7:03)〜百間長屋(7:07)〜西窟(7:15)〜蟻の塔渡起点(7:42)〜八方睨(7:58-8:04 休憩6分)〜戸隠山(8:15)〜九頭竜山(8:52-9:02 補給休憩10分)〜一不動避難小屋(9:44-9:53 休憩9分)〜氷清水(10:05)〜牧柵1(10:02)〜ささやきの小径分岐(11:20)〜登山者用駐車場(11:31)
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天候 |
晴れ (風も弱く気持ちの良い秋晴れだった)
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駐車場 |
★高妻山登山者用駐車場(無料) 道路の向いにトイレ有り
※朝5時過ぎで7〜8割り埋まっている状態。下山時は満車になっていた。
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立ち寄り湯 |
戸隠神告げ温泉 湯行館
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備考 |
★戸隠神社奥社と牧場管理事務所横に登山ポストがあります。
★駐車場と奥社の手前と戸隠牧場にトイレがあります。
※携帯トイレを持参すれば一不動避難小屋横にある携帯トイレブースが使用できます。
(携帯トイレは戸隠牧場の回収BOXまで持ち帰らねばなりません)
★一不動避難小屋は緊急避難時のみに宿泊使用可とされています。
★戸隠山は北信五岳の1つです。(北信五岳 = 斑尾山、妙高山、戸隠山、飯縄山、黒姫山)
★戸隠山は鎖場・岩場の危険個所があります。
※特に蟻の塔渡と剣の刃渡はナイフリッジなので要注意です。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)
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【行程イメージ図 戸隠神社〜戸隠キャンプ場への周回コース】

【断面イメージ図 小さなアップダウンがある日帰りコース】
当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。
相方の体調不良により夏山を棒に振り、秋山に照準を合わせ久しぶりの遠征に出かける事となった。ただ、病み上がりでいきなりの
アルプス縦走には一抹の不安があるため、従来の予定は変更し戸隠キャンプ場をベースに周辺の山々(北信五岳)を散策する事とした。
2泊3日でターゲットを @ 黒姫山,A 戸隠山,B 飯縄山とし自宅を出発するが、天気予報を確認したところ初日が最も好天が期待できる
予報となっている。岩場が多い戸隠山はどうしても晴れた日に行きたいので、初日に黒姫山の予定を変更して戸隠山とし、いきなり宿泊地となる
戸隠キャンプ場前登山者用駐車場にピットインした。早朝、清々しく凛と冷えた空気の中、まずは戸隠神社奥社に向かいウォーミングアップの
ウォーキングを楽しみながら(林の中を歩くはずがいきなり間違えて道路歩きになってしまったが…)参道を歩いていくと、隋神門の辺りに
早朝にも関わらず人がたむろっている。何かなと思い近づくと神社の関係者と思われる方々がドローンを飛ばし杉の巨木が立ち並ぶ参道
を撮影している模様であった。確かにここはパワースポットとして有名な場所なので、その PR 画像を撮影しているのであろうかと思われる。
撮影が一段落した所で通行許可がおり参道を進む。そして入口から2km程歩いた所で奥社に辿り着いた。ここで安全登山祈願をした後いよいよ登山開始となる。(前置きが長すぎる?)
初めは普通の登山道を登っていくが、五十軒長屋辺りから鎖場が増え始め岩山であることを認識させられる風貌へと様変わりしていく。
いくつもの鎖場を越えて行き山頂が近づくと、遂に有名な戸隠山クライマックス、『蟻の戸渡り』 が目の前に現れる。先行者が渡っているのを
眺め中々の景観だなと思いながら他人事のようにのんびりと待つが、いざ自分の番になってみると意外と本当に細く両サイドが切れ落ち
ており、確かに落ちればあの世へまっしぐらと緊張感が増し慎重に渡っていく。正直、距離が短いので緊張もあっという間に終了し他の箇所
では緊張するほどの事も無く通過出来て筆者としては面白いコースだと感じた。蟻の塔渡・剣の刃渡を越えるとすぐに展望が広がる八方睨み
へと到着し一息入れる事ができる。厳つい稜線の西岳方面を眺めながら、向こうの稜線を歩きたいなという衝動にかられるも初めての戸隠山
であるため、まずはオーソドックスに一不動経由で周回する事とし戸隠山頂へと向かう。戸隠山の稜線は切り立った岩壁や飯縄山,高妻山
の展望を見ながら歩くことができ、なかなか飽きさせない演出を仕掛けてくる。一不動まで到着すると、ここからは戸隠キャンプ場への下りと
なるが、登山道には水が川のように流れており意外と注意が必要な下降となる。牧場まで降り立つとここからは牛や馬、小動物園などを
見ながら駐車場へと戻り、初日でこの旅最大の目的であった戸隠山登山は完了となった。近所にある戸隠温泉に立ち寄った後はキャンプ場
に入りバーベキューを楽しみ初日が完了となった。(ちなみに今回の旅はテント泊では無く奮発して1泊 9000円のログキャビンを借りている
ため、快適な生活空間が確保されているのである)

【高妻山登山者用駐車場】 夜明けを待ってから出発!

【道路の向いにある立派なトイレ】

【トイレ横から さかさ川歩道へ入る】 ささやきの小径と悩んだがこっちを選択

【森の中の木道を歩いて行く】 少し先の分岐を間違って直進(右折が正解)

【直進したため道路に出てしまった】 道路はさかさ川歩道と平行している

【戸隠神社奥社入り口】 ここから参道歩きとなる

【両側に戸隠山の雪解け水が流れる参道】 凛とした空気に気持ちが引き締まる

【シラヒゲソウ(白髭草)】 せせらぎ沿いに沢山咲いていた

【藁葺き屋根の髄神門】 おや? なんか人が多い

【髄神門前で杉並木の撮影待ち】 広報の方がPR用の撮影をしているようだ

【初めて間近でみるドローン】 思っていたよりも大きかった

【樹齢400年のクマスギ並木】 長野県天然記念物に指定されている

【大女優さんがCM撮影したクマスギ】 サザエさんのオープニングにも登場したらしい

【参道は石畳となり、その後石段へ】 傾斜が徐々に大きくなってきた

【戸隠神社奥社に到着】 戸隠神社奥社入口から約2qの道程

【奥社の下にある登山道入口】 ここで登山届を提出しておく

【戸隠山の核心部の案内図】 しっかりと確認しておこう

【気合を入れ直し登山道を登り始める】 いきなり急勾配で息が上がる

【戸隠山の厳つい岩肌】 地質は凝灰角礫岩で風化や崩壊が激しいらしく手掛かり足掛かりした岩の抜けに注意

【ここが最初の鎖場かな】 岩場・鎖場が大好物のAさん クライミング経験もあるので頼もしい

【ビッシリとキノコに取付かれた木】

【五十間長屋】 この先は行き止まりとなっている

【五十間長屋からの九頭龍山方面】 今からあの稜線を歩く予定

【数分で百間長屋に到着】 オーバーハングの岩壁が迫ってくるようだ

【岩壁の下に石仏が祭られている】

【すこし開きかけのオヤマリンドウ】

【飯縄山方面の遠景】

【振返り見る百間長屋】 右下の窪みが歩いた道

【西窟の10mの鎖を登って見る】 登りは良いが下りが怖い;;

【少し進むと20mの鎖場に差し掛かる】 鎖場上(左側)の天狗の露路は気付かず通過

【トラバースぎみの鎖場を登る】 ここが泥まじり30mの岩場箇所なのだろう

【同箇所を上から見るとこんな感じ】 岩が湿っているので滑りやすい印象

【四方の台地状ピークからの眺め】 眼下に鏡池が見えてきた

【お次は10mの鎖場】

【平坦地を経て見返りの岩を登る】 その後も鎖場を数ヵ所慎重に通過

【胸突き岩の標識発見】 ルート図によると斜度70度の鎖15m、 上部は右へ3mトラバースでぬけるとある

【胸突き岩を登る先行者】 上部で少し苦戦されていました

【同箇所を上から見るとこんな感じ】 Aさんと相方はスルスル登って来る

【飯縄山(左上)と鏡池】 中央やや左にクマスギ並木が見える

【核心部の蟻の塔渡にやってきた】 上部のピークが八方睨

【蟻の塔渡 その1】 幅約50p 20mの難所

【蟻の塔渡 その2】 よく見ると左下に巻道の鎖がある

【蟻の塔渡 その3】 安全をみて両手を付きながら進む

【剣の刃渡 その1】 下り気味の5mの難所を通過中のAさん

【剣の刃渡 その2】 ナイフリッジの難所を無事通過

【後は八方睨まで一登り】

【振返り見る蟻の塔渡と剣の刃渡】

【この岩場を登れば八方睨】

【八方睨に到達!】 展望が良いので撮影タイムとしよう

【西岳】 次回は西岳方面の周回をしたいなぁ

【日本百名山の高妻山】 2回行ったが2回とも天候に恵まれず

【あの特徴的なシルエットは槍だな〜】 小槍もしっかりと主張してる!

【イワイチン(磐茵陳)】 花季が遅い種らしい

【さて、一不動方面へと進むとしよう】

【ウメバチソウ】 まだまだ花達が目を楽しませてくれる

【トガクシコゴメクサかな?】 ミヤマコゴメグサの変種だそうだ

【少し下り登った所で戸隠山到着】 戸隠山は日本二百名山

【ホソバヤマハハコ(細葉山母子)】

【ミヤマママコナ(深山飯子菜)】

【笠雲をかぶる飯縄山】

【東面が切れ落ちてた登山道】 片側は断崖絶壁なのでふらつきに注意

【振返ると蟻の塔渡(左下)が見える】 なかなか印象的な箇所だったなぁ〜

【戸隠山からの下り(ロープ場)】 此の先アップダウンを繰り返す稜線

【カワラナデシコ(河原撫子)】

【厳つい岩肌】

【いつの間にか飯縄山が笠雲を脱いでる】

【それにしても見事な秋空】

【九頭龍山で早すぎる昼食タイム】

【次は一不動避難小屋を目指そう】

【明日行く予定の黒姫山】

【ゴゼンタチバナの実】

【高妻山(左)と五地蔵山(右)】

【一不動避難小屋まで下りて来た】 Aさんに高妻山を勧めるも拒否された!

【大人しく戸隠牧場へと下ろう】 標識によると牧場まで90分

【ニホンザルがお食事中】 食べながらこちらの様子を伺っている

【氷清水】 冷たくて美味い!

【足元に水が流れる登山道】 小さな沢の中を歩いている感じ

【不動滝の横の鎖場】 短いが慎重に通過したい場所

【鎖場横の不動滝の落ち口】

【帯岩をトラバースする】 鎖を持ちながらゆっくりと進んで行く

【不動滝】

【滑滝の20m鎖場を下る】 足元は滑りやすいので注意

【下から見上げるとこんな感じ】 その後も沢を数ヵ所渡りながら下る

【秋を感じさせるキノコ達】 撮ることは有っても採ることは無い

【サラシナショウマと蝶】

【傾斜はなだらかになり右岸へ渡る】

【振返り見る登山道入口】

【ゲンノショウコ(現の証拠)】

【薊と蝶】

【牧柵を通過】

【五地蔵桜】 推定樹齢250年だそうな

【牧場でお食事中のポニー】 牧場をウロウロしながら駐車場へ戻ろう

【振返り見る九頭龍山方面】 さぁ 温泉に入ってキャンプ場で宴会だ〜
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