蝶ヶ岳  三股からのピストンコース

トップページに戻る 登山紀行に戻る 2015年山登りに戻る



【蝶ヶ岳】 ちょうがたけ 2677m    

登山日 2015年11月21日(土)
山域 北アルプス
コースタイム 8時間47分 (休憩 約1時間14分含む ※歩行タイムは7時間33分)
コース 三股駐車場(4:50)〜三股登山口(5:02-5:07 休憩5分)〜力水(5:30)〜ゴジラみたいな木(5:37)〜まめうち平(6:29)〜蝶沢(7:11)〜最終ベンチ(8:10)〜大滝山分岐(8:23)〜蝶ヶ岳(最高点)(8:36-8:44 休憩8分)〜横尾分岐(9:06)〜蝶ヶ岳(三角点)(9:14)〜蝶槍(9:20-9:37 休憩17分)〜蝶ヶ岳ヒュッテ(10:13-10:47 休憩34分)〜最終ベンチ(11:08)〜蝶沢(11:51)〜まめうち平(12:19-12:29 休憩10分)〜力水(13:08)〜三股登山口(13:26)〜三股駐車場(13:37)
天候 晴れ後曇り (昼頃からガスが湧いてしまった)
駐車場 三股駐車場 (無料 70台程) , トイレ有り
※夏〜秋シーズの週末や連休は満車になります。早めの到着をお勧めします。
※今回は雪が無いとはいえ初冬なので満車にはなりませんでしたが車は多めでした。
立ち寄り湯 ★安曇野蝶ヶ岳温泉 ほりでーゆー四季の郷
備考 ★登山届は三股登山口で提出できます。
★トイレは駐車場と三股登山口にあります。
★蝶ヶ岳ヒュッテは冬期休業中です。(今年は11月3日までだったようです。)
※代わりに冬季小屋が使用できるようです。(冬季小屋に入る登山者を見かけました)
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図  三股からのピストンコース】


断片図

【断面イメージ図  標高差約1400m日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

11月の3連休は以前より雪の常念岳へ冬季小屋泊で行こうと計画をしていたが、暖冬の影響か11月後半にしてまさかの雪無という事態に陥ってしまっている。 この状況では登る意味も無く(耐寒トレーニングにもならない)常念岳は 1年後の楽しみに取っておく事とし(12月以降は林道が閉鎖となるので我々にはアプローチが厳しい) 槍・穂高見物に蝶ヶ岳&燕岳へとそれぞれ日帰りで登る事とした。金曜日の夜に自宅を出発し蝶ヶ岳の登山口となる三俣へと移動し数時間の仮眠を取る。この 時点ではまだ常念岳を日帰りで登るか悩んでいたが、下手に登ってしまうと来年来る気が無くなると困るので、やはり蝶ヶ岳を無難に往復することにした。5時前に 駐車場を出発して林道を少し歩くと登山口へ到着する。ここで登山届を提出してから蝶ヶ岳を目指し樹林帯を登るが、11月なのに予想通り冷え込みは少なくすぐに暑く なり汗ばんでくるため、フリースを脱ぎインナー1枚で登っていく。本当にここは11月下旬の北アルプスの山中なのか?と不思議な感覚で普通の秋山散策と変化 無い登山道を進んで行く。まめうち平を通過し本日1番乗りで全く雪の痕跡も無く誰もいない登山道を進んで行き稜線へ飛び出すと、これぞ北アルプスという展望 が眼前へと広がってくる。正面には薄らと雪を纏った『 槍・穂高連峰 』が威風堂々と聳え立ち、右手の縦走路の先には雪の気配がまだまるでない『 常念岳 』が どっしりと鎮座している。山頂でしばらく展望を眺めた後はせっかくなので雷鳥を捜索しに蝶槍まで足を伸ばして見る事とする。展望抜群の稜線を辺りを見回し ながら進んで行き蝶槍まで到着するが、残念ながら雷鳥は現れずここで休憩し早めのランチタイム(まだ朝ですが…)とする。まだ誰にも出会わない稜線を蝶ヶ岳 ヒュッテまで戻っていると、小屋手前で凄い勢いで後ろから歩いてくる男女 2人PT の登山者がやってきた。上高地から登ってきたのかなと思って蝶ヶ岳ヒュッテ前 のベンチでくつろいでいる所に話しかけてみると、なんとこの時間にして常念岳を周回して蝶ヶ岳までやってきたという鉄人であった。出発時間も我々より 1時間 程度早いだけで既にここまで来ているという事はどれだけの体力をしているのかと興味津々に色々と鉄人エピソードを聞かせてもらい有意義な時間を過ごさせて 頂いた。地元安曇野の登山者の方で裏山代わりに常念岳に登っているらしいが、さすがは山岳県長野、北アルプスが裏山とは羨ましい限りである。仮に裏山が 北アルプスであっても同じことが出来るかというと決してそんなことはありえないのであるが・・・我々とは普通列車と新幹線ほどの差があろうかとすら思えてしまう。 結局、稜線上の展望を見ながら2時間程ゆっくりと滞在し、槍・穂高に別れを告げ駐車場へ向かい往路を下山していくとガスが湧き上がってきており、霧の中に 包まれながらの下山となった。3連休初日は大展望を満喫し満足して終了となったが、この時期に雪が無いという影響は大きく駐車場にはかなりの 台数の車が停まっていたのには驚いてしまった。明日は地元の方に伺った話によると昼から荒れ模様の天候になるとの事で早く登って昼までに下山した方が 良いとのアドバイスを受けたため、深夜から登る事とし夕方には道の駅で就寝することとなった。

写真をクリックで拡大します

【三股駐車場(写真は下山時に撮影)】
右の建物がトイレ

写真をクリックで拡大します

【真っ暗闇の中、5時前に出発】
まずは800m程林道歩き

写真をクリックで拡大します

【登山口にある登山相談所】
登山届を提出して登山開始!



写真をクリックで拡大します

【予定を変更し蝶ヶ岳日帰りへ】
本当は雪の常念岳を計画していた

写真をクリックで拡大します

【本沢に架けられた吊橋を渡る】

写真をクリックで拡大します

【力水】
水は充分に出ている



写真をクリックで拡大します

【登山道は階段もあり整備されている】

写真をクリックで拡大します

【ゴジラみたいな木を通過】

写真をクリックで拡大します

【6時前でようやく夜が明けはじめた】



写真をクリックで拡大します

【おっ 常念岳がお出ましだ】

写真をクリックで拡大します

【そして、すっかり夜が明けた】

写真をクリックで拡大します

【休憩に最適なまめうち平】



写真をクリックで拡大します

【2000m地点を通過】

写真をクリックで拡大します

【蝶沢 蝶ヶ岳まで後2.5qらしい】

写真をクリックで拡大します

【落葉には霜が降りている】



写真をクリックで拡大します

【透き通った空と常念岳】
前常念岳が見えるこの角度も良いなぁ

写真をクリックで拡大します

【この辺りから道が悪くなる】
悪路、足元注意の看板がある

写真をクリックで拡大します

【石もゴロゴロして歩きにくい】
傾斜もキツク高度を上げていく



写真をクリックで拡大します

【○○ベンチ】
○○箇所は文字が剥げて読めない

写真をクリックで拡大します

【雪と思われる名残りが残っている】
日陰に少し残っている程度

写真をクリックで拡大します

【落葉樹越しの常念岳】
この構図はどうだろう



写真をクリックで拡大します

【最終ベンチ 標高2500m地点】

写真をクリックで拡大します

【木々達も低木となり視界が開けた】

写真をクリックで拡大します

【大滝山分岐を通過】



写真をクリックで拡大します

【美しいうろこ雲】

写真をクリックで拡大します

【常念岳と大天井方面】

写真をクリックで拡大します

【早出の特権で樹氷に出会えた】



写真をクリックで拡大します

【樹氷越しの常念岳】

写真をクリックで拡大します

【絶好の展望地に建つ蝶ヶ岳ヒュッテ】

写真をクリックで拡大します

【槍ヶ岳と大喰岳】



写真をクリックで拡大します

【蝶ヶ岳(最高点)に到着!】

写真をクリックで拡大します

【穂高連峰〜槍ヶ岳の大展望が貸切】

写真をクリックで拡大します

【奥穂高岳・涸沢岳・北穂高岳】



写真をクリックで拡大します

【奥穂高岳】

写真をクリックで拡大します

【涸沢岳】

写真をクリックで拡大します

【北穂高岳】



写真をクリックで拡大します

【瞑想の丘】
展望指示盤がある

写真をクリックで拡大します

【横尾分岐を通過】
雷鳥に出会えないかと足を伸ばす

写真をクリックで拡大します

【まさかの雪無し稜線歩き】
この時期にしては珍しいのかも



写真をクリックで拡大します

【蝶ヶ岳の三角点】
せっかくなので蝶槍まで行こう

写真をクリックで拡大します

【蝶槍で景色を見ながら補給タイム】
本日はまだ誰とも出会っていない

写真をクリックで拡大します

【東鎌尾根と北鎌尾根】
北鎌をいつか歩いてみたい



写真をクリックで拡大します

【常念岳へと続く稜線】
常念岳経由での下山は相方が拒否

写真をクリックで拡大します

【さぁ引き返すとしよう!】
まずは蝶ヶ岳ヒュッテまで戻ろう

写真をクリックで拡大します

【南岳・中岳・大喰岳・槍ヶ岳】
今年の7月に歩いた稜線



写真をクリックで拡大します

【うろこ雲と雲海】
これぞ山でしか見られない景色♪

写真をクリックで拡大します

【雲海を携える常念岳】
今日はいろんな常念岳が見れて満足

写真をクリックで拡大します

【蝶ヶ岳ヒュッテの冬季小屋】
小屋前で地元登山者とのんびり雑談



写真をクリックで拡大します

【もう一度絶景の眺望を見納めする】
後は来た道を下山するだけだ

写真をクリックで拡大します

【ゴジラみたいな木をもう一度撮影】
石などを組み合わせ良く出来ている

写真をクリックで拡大します

【本沢沿いへと戻り無事終了〜】
温泉で汗を流し燕岳へと移動開始





トップに戻る  トップページに戻る