燕岳  中房温泉からのピストンコース

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【燕岳】 つばくろだけ 2762.9m

登山日 2015年11月22日(日)
山域 北アルプス 【日本二百名山 - 燕岳】
コースタイム 6時間38分 (休憩 約48分含む ※歩行タイムは5時間50分)
コース 第一駐車場(2:38)〜中房温泉登山口(2:46-2:51 休憩5分)〜第一ベンチ(3:19)〜第二ベンチ(3:39)〜第三ベンチ(4:01)〜富士見ベンチ(4:24)〜合戦小屋(4:48)〜合戦沢の頭(5:04-5:12 休憩8分)〜燕山荘(5:45-5:55 休憩10分)〜燕岳(6:21-6:27 休憩6分)〜燕山荘(6:57-7:11 休憩14分)〜合戦沢の頭(7:34)〜合戦小屋(7:45-7:50 休憩5分)〜富士見ベンチ(8:03)〜第三ベンチ(8:17)〜第二ベンチ(8:34)〜第一ベンチ(8:48)〜中房温泉登山口(9:08)〜第一駐車場(9:16)
天候 曇り時々晴れ (この時期にしては暖かい、ただ稜線は風強し)
駐車場 ★中房温泉登山者用無料駐車場(中坊温泉登山口の500Mほど手前) 3ヶ所で約120台との事
※夏秋シーズンはずぐ満車になる大人気の駐車場です。
※今回は雪が無いせいか早朝2半時頃でも空きは数台程度で、下山後は満車になっていました。
※第一駐車場に簡易トイレが有ります。
立ち寄り湯 中房温泉 湯原の湯 , 安曇野蝶ヶ岳温泉 ほりでーゆー四季の郷
備考 ★登山届は中房温泉登山口に設置されています。
★第1駐車場に簡易トイレ、登山口に綺麗なトイレがあります。
※この時期の合戦小屋は冬季休業中です(トイレは使用可)。
※燕山荘でもトイレをお借りできると思います。
★初冬にも関わらず今回は雪が皆無で、多くの登山者で賑わっていました。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図  中房温泉からのピストンコース】


断片図

【断面イメージ図 標高差1370m程日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

翌日の深夜1時過ぎに道の駅で起床し燕岳の登山口となる中房温泉へとやってくると、夏山か?と思わせる程のかなり大量の車が既に駐車している。 第1駐車場の残り少ないスペースに駐車し早速出発準備を整え、午前3時前に暗闇の中を出発する。暗闇出発はいつもの事であるが、せっかくなので今日の目標 は日の出を山頂で眺めようと考えている。漆黒の闇の中、こんな時間に普通人など歩いている訳もない登山道を、第1ベンチ・第2ベンチと順調に通過していき、 まずは合戦小屋まで到着する。もちろん無人で通過するだけであるが、ここまで登ってくる途中にある第3ベンチから富士見ベンチまでの距離が標識上では400mしか無い というのは長さから見てもどうしても信用ならなかった。合戦尾根の頭からは風が抜けるので防寒用にダウンジャケットをはおり燕山荘テント場まで到着すると、多くの テントが張られているのに驚かされる。いつもの年なら雪を整地し冬張りのテントが数張り貼っている程度なのに、テント場は所狭しと張られ満員御礼の様相である。 ここまで3時間程で到着し夜明けまでまだ時間があるので燕山荘で少し休憩させてもらい、6時前に山頂へ向け出発する。稜線上は風があり冷えながらの前進となるが、 途中でお食事中の雷鳥を発見する。これはチャンスと撮影を試みるも少々遠く、しかもハイマツが邪魔をしうまく撮影出来ない。 帰りにもう1度撮影を試みる事とし山頂へと進み夜明けを待つ。夜が白み始め周囲が明るくなってきたものの、残念ながら雲が邪魔をし朝日を見る事は出来なかったが、 天気が崩れていないだけ良かったと思う事にする。ちなみに槍穂高方面はご機嫌斜めの様で雲が被りなかなか姿を現してはくれなかった。夜が明けた所で 燕山荘へと写真を撮りながら戻っていくと、先程いた雷鳥がまだ待っていてくれたのだが、距離が遠く風が強いのでピントを合わせる事が出来ないままハイマツの下へと 姿を消していった。まあ山頂から戻ってくるまで待っていてくれたんだからいいかという事で姿を目に焼き付けその場を後にする。燕山荘へと戻り小屋前のベンチ で朝食を食べ下山となるが、まだ時間は7時過ぎでとても下山する時間とは思えないのである。合戦尾根を下っていくと登りの登山者と多くすれ違っていくが、小屋 泊まりの登山者だと思われ誰も今日日帰りで登っているとは思わないであろう。結局、9時過ぎに登山口に到着し早々と登山終了となったが、2日間共に天候が 崩れなかったのは良かった。帰りに定番の温泉 『ほりでーゆー四季の湯』 に 2日連続で立寄り汗を流したあとは、山賊焼き定食で腹ごしらえし帰路へとついた。 来年こそは雪の常念岳に登りたいと今から考えている。

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【中房温泉第一駐車場】
真っ暗闇の中まずは道路を500m程歩く

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【中房温泉登山口】
綺麗なトイレと登山ポストがある

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【ヘッドランプの灯りで登山開始】
山頂で日の出を拝もうと密かに企み中



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【第一ベンチ 燕山荘まで後4.5q】
水場は登山道から少し下った所にある

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【第二ベンチ 燕山荘まで後3.8q】
標識によると第一ベンチから700m

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【木段もあり登山道は整備されている】
道は特に迷う箇所は無い



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【第三ベンチ 燕山荘まで後2.8q】
第二ベンチから1km表記だが近く感じる

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【窪地のような道もある】
コツコツと標高を稼いでいく

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【富士見ベンチ 燕山荘まで後2.4q】
第三ベンチから400m表記だが遠く感じる



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【合戦小屋まで登って来た】

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【標高的に後400mほど登るだけだ】

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【合戦沢の頭で一息つく】



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【鎖場は慎重に通過する】
燕山荘の灯りが見え始めた

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【燕山荘のテント場はほぼ満員御礼】
積雪のあった一昨年と大違い

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【燕山荘で少し休憩】
日の出時間に合わせて時間調整する



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【山頂で日の出を見るため出発】
6時頃でもまだ真っ暗だ・・・

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【徐々に夜が明け始める】
撮影は帰りにしよう

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【お食事中の雷鳥発見!】
そっと写真を撮らせて頂く



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【花崗岩が多い稜線を進む】
風が強く寒い寒い・・・

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【燕岳に到着〜】
数名の登山者と夜明けを迎える

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【燕岳の山頂標識】
雲が厚く日の出は見れず夜が明けた



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【餓鬼岳へと続く稜線】
餓鬼岳〜燕岳の縦走も実行せねば!

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【写真を撮りながら戻るとしよう】
夜が明けても雲りで展望はイマイチ

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【風化が激しいメガネ岩】
登らないようにとの注意書きあり



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【振返り見る燕岳】

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【大天井岳へと続く稜線】

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【どんよりとした空に隠れる山々】



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【「指さし」みたいな花崗岩】

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【「ロケット」みたいな花崗岩】

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【ど定番の「イルカ岩」】



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【イルカ岩と槍ヶ岳】
ようやく穂先が雲からお目見え

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【燕山荘に戻りのんびり休憩】
補給しながら撮影しよう

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【ゴリラ岩】
燕山荘付近は見所多し!



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【雲海と太陽】
今日も美しい雲海の景色に出会えた

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【振返り見る燕山荘】
時間は早いが来た道を下山していく

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【大天井方面】
見えている稜線は表銀座縦走コース



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【餓鬼岳方面】
今回はあまり良い写真が撮れなかった;;

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【思いのほか天気は回復してきた】
人気の山なのでどんどん人が登ってくる

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【第一ベンチまで下りて来た】
その後順調に下り本日の山行も無事終了





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