御在所岳の前尾根で岩登り練習

トップページに戻る 登山紀行に戻る 2015年山登りに戻る



登山日 2015年11月23日(月 ※祝日)
山域 鈴鹿山脈
コースタイム 5時間15分
コース 蒼滝大橋駐車場(5:29)〜藤内小屋(5:54)〜藤内壁出合(6:10)〜前尾根取付き(6:26)〜裏道合流地点(9:36)〜国見峠(9:42)〜藤内壁出合(10:05)〜藤内小屋(10:21)〜蒼滝大橋駐車場(10:44)
天候 曇り (この季節なので最初は岩が冷たく登りづらい)
駐車場 ★蒼滝大橋駐車場(無料 10台程) トイレ無し
※数十メートル先とトンネルを越えた所にも駐車スペースがありますが週末はすぐ埋まります。
日帰り温泉 湯の山 片岡温泉(日帰り温泉) , 湯の山温泉 ホテルウェルネス鈴鹿路
※湯の山温泉には立ち寄り湯(温泉旅館等)が多くあります。
備考 ★鈴鹿スカイライン(国道477号線)は12月中旬〜4月上旬頃まで冬季通行止めとなります。
★前尾根はクライミングルートです。
※クライミング装備で入山しています。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 前尾根から裏道の周回コース】


断片図

【断面イメージ図 クライミングルートを含む日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

11月も後半になり御在所の岩も冷たくなる季節がやってきた。前尾根ももうそろそろ無理になるだろうと考え、天気は今一ながらも今年最後に登っておきたく 雨が降り出す前に早朝からチャレンジする。例によってヘッドランプを装着し暗闇の裏道を藤内壁出合まで登っていく。テスト岩付近で夜も明けクライミング装備 を装着しP7へと取付く。今回もケンちゃんと2人での岩登りとなりつるべで登っていくが、前回とリード箇所を交代するため、まずP7はビレイし2nd で登り始める。 今回は下手くそながらも前尾根取付きから2時間以内にP2まで到着しようと目標を設定しスタートする。岩場に取付いてみると例年になく暖かいとはいえ、11月 後半早朝という事もあり、岩が冷たく手がかじかんでかなり感覚が掴みにくい。P7を越えP6をリードして登っている最中に太陽が出始め、ようやく手の感覚も戻って きたのか指先が動かしやすくなってきた。曇りのち雨予報だが若干ながらも青空が拝めるのは有難く予想外の事にテンションも上がってくる・・・この天気予報の中 強行してきて良かったと実感する。 P5は岩としては難しくないのでそのまま連なって登りP4へと取付くが、P3にケンちゃんは借りがあるためここは自分がリード する事とし登っていく。いつも途中でピッチを切っていたが最後まで一気に登ると50mロープがほぼ一杯で終了点まで到着したが、カムのセッティングが悪かった のかロープの流れが悪く最後は重くてしょうがない状態となってしまい反省点として残った。P3は2ピッチに分かれているため一気に登る事は出来ないが、最後の クラックの乗り越えは2ndながらもかなり苦戦をしいられながら無理矢理突破。(いつもは左から乗り越えクラックは避けていたが2nd なのでチャレンジしてみた) P2のヤグラ基部まで到着すると取付きからちょうど2時間で登り、なんとか目標を達成する事ができたので、下手くそなりにもロープワークも多少は上達してきた のかなと実感できた。リュックを基部にデポし空身でヤグラへと登り、本日の岩登りも無事雨も降ることなく完了となったが、前回よりもヤグラの登りに対する恐怖感 が薄れており、若干楽に登れたのは収穫であった。ただ相変わらず垂直の懸垂下降は苦手で怖かったのではあるが・・・。ここでクライミング装備は収納し昼食の パンを食べた後はP1を普通に歩いて登り裏道と合流、後は雨が降り出す前に山頂へは寄らず裏道を下山し終了となった。今年から岩登りを始めた初心者と しては、前尾根に3回これただけでも収穫があった年だったかなと思われる。あとは岩の感触を忘れないよう冬の間、標高の低い鬼ヶ牙や南山で練習し、来年にどう 備えるかが課題である。目指せ北アルプス バリエーションルート(岩登り)への道は続く!!

写真をクリックで拡大します

【蒼滝大橋駐車場】
写真は下山時に撮影したもの
今回も暗闇の中裏道を登り取付きまで歩く

写真をクリックで拡大します

【本日のP7リードはケンちゃん】

写真をクリックで拡大します

【P6のリードは筆者がチャレンジ】



写真をクリックで拡大します

【P6の上部からの北沢】
雨が降る前に登ってしまわねば

写真をクリックで拡大します

【P6の上部からの中尾根】
あちらの壁に取付く事はないだろう

写真をクリックで拡大します

【P5の終了点】
前回よりはスムーズに登って行く



写真をクリックで拡大します

【P4のガリーと呼ばれる箇所】

写真をクリックで拡大します

【P4を登るケンちゃん】

写真をクリックで拡大します

【P3は2段に別れている?】
今一この辺はP?か分っていない



写真をクリックで拡大します

【P3 1段目の上部】

写真をクリックで拡大します

【P3スラブ】

写真をクリックで拡大します

【櫓が見えて来た】



写真をクリックで拡大します

【振返り見るP3】

写真をクリックで拡大します

【櫓】

写真をクリックで拡大します

【P1から櫓上部】



写真をクリックで拡大します

【前尾根上部の展望岩】

写真をクリックで拡大します

【御在所山頂を眺める】
本日は立ち寄らず下山

写真をクリックで拡大します

【裏道から藤内壁を望む】
今年3回目の前尾根も無事終了〜





トップに戻る  トップページに戻る